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第5章 奥様(千寿編)
第14話 箱の中に(H描写あり)
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「これ…」
綾香夫人は着ていたワンピースを脱ぐと千寿に手渡す。
千寿がワンピースをえもんかけに掛けている内に、綾香夫人はシュミーズを腰まで下ろすと、乳バンドを外して再びシュミーズを肩まで上げた。
「それじゃあ、お願いしようかしら」
千寿がベッドに戻ってくると、何気なく胸元を抑えた綾香夫人がベッドに腰かけていた。
『まるで衣通姫みたい』
史実における誰かは諸説あるが、その美しさが着ているものを通して輝くことからついた名だ。
薄絹では隠しきれない綾香夫人の美しさに千寿は感じ入っていた。
「何かお好みはございますか?」
「よく分からないから、千寿に任せるわ」
そう言って綾香夫人はベッドにうつ伏せになる。
千寿もベッドに上がると、綾香夫人の背中に両手を置いた。
「始めます」
「ええ」
千寿の両手が綾香夫人の背中をたどっていく。
「奥様、疲れが溜まっていますね」
「分かる?」
「はい、お任せください」
「ふふっ、頼もしいわ」
うなじから背中、そして腰から尻まで千寿の10本の指が撫でていく。
あちこちを軽く押しつつ、ツボと思われる場所にくると、指先を立てて強からず弱からず刺激する。
うなじから尻まで一連の動作で何度も往復していく。
「…うふん、…ああん」
綾香夫人がところどころでかすかにあえぎ声をもらす。
「いかがですか?」
「そのまま…続けて」
ほんの少しだけ千寿は指先の力を強めてあんまを続けていく。
千寿は綾香夫人の様子が変わってきたことを察した。
『もしかして奥様、感じていらっしゃる?』
いつの間にか綾香夫人は太ももをこすり合わせている。
千寿がよく見ると、シュミーズを透けてズロースの股の部分に染みらしきものがあった。
割れ目からにじみ出てくるものは千寿にも覚えがある。
特に最近では、伸佑の肉棒をこすっている時にそうなっていた。
ただし、その最中には努めて何もないふりをして過ごす。
そして“ご褒美”が終わった後に自分の部屋に戻って、股間の潤いをぬぐい取っていた。
力を強めた千寿の指が綾香夫人の尾てい骨を押した瞬間…
「あふっ!」
綾香夫人はグッと背を反らすと太ももに力を込めて腰を何度も震わせた。
思わず両手を引いた千寿は、どうなったのか分かっていて尋ねる。
「お、奥様、大丈夫ですか?」
「うーん、何でも…無いの。ちょっと力が…入っちゃった…かも…」
綾香夫人は微笑みを浮かべるものの、その瞳は千寿をはっきり捉えていない。
「そう…ですか…」
千寿は綾香夫人の太ももが動き続けているのが分かる。
「じゃあ、今度は前の方をお願いしようかしら」
「分かりました!」
綾香夫人が体を起こして仰向けになる。
「!」
シュミーズの股の辺りには、ズロースを通り越して大きな染みができていた。
「お願いね、千寿」
「…はい」
鎖骨の辺りに指を置こうとして、シュミーズを押し上げている2つの突起に目が行く。
豊かな乳房が大きく張っており乳首も固く尖っている。
こうした変化もまた千寿には覚えがあった。
『どうしようかしら』
これ以上刺激しない方が良さそうな気がする一方、もっと感じた綾香夫人を見てみたい好奇心が千寿の心に湧いてくる。
迷いながらも千寿は綾香夫人に10本の指を走らせて行った。
「…ああん、…いいわ」
乳房や股間の近くはなるべく避けて千寿は指を動かして行くものの、綾香夫人の興奮は止まらない。
2度目の往復が終わったところで、「ああっ!」と声を漏らすと両足を絡ませた。
「お、奥様…」
綾香夫人は無意識のうちに千寿の腕をつかんでいた。
「ち、千寿…」
「はいっ!」
何事かつぶやく綾香夫人に千寿は耳を近づける。
ごくごく小さな声は「箱」と聞こえた。
「箱ですか?」
「…に……が、あるから…」
「はい、はい、分かりました」
千寿は「お待ちください」と言い置いて、綾香夫人の手を外すとタンスの方へと早足で歩く。
一番下の引き出しの奥から両手でつかめるくらいの木箱を取り出した。
「これね」
少し揺らして中に何かが入っているのを確認すると、ベッドまで駆け戻る。
「奥様、お持ちしました」
「…あり…が…と」
千寿は箱を手渡そうとしたが、綾香夫人は首を振る。
「赤い布の…を……使って」
「赤い?」
千寿が箱を開けると布でくるんだ細長い3つの包みがあった。
赤と黒と青の布地から、赤いものを手にする。
「これですか?」
綾香夫人は小さくうなずく。
「千寿に任せるから、お願いね」
それだけ言うと、綾香夫人は顔を両手で覆いつつ足を少し開いた。
千寿は赤い包みを手にすると丁寧に布地を開ける。
「あっ!」
長さは6、7寸(約20センチ)、太さは1寸(3センチ)ほど。
その形は…
『お坊ちゃまの…』
肉棒によく似ていた。
「張形…」
そうした物があると千寿は知っていたが、実物を見るのは初めて。もちろん使ったこともない。
思わず太ももをキュッと締めると、あふれつつある汁が感じられた。
「ねえ、千寿、早く」
「は、はい」
千寿が見ると、いつの間にか綾香夫人はズロースを脱いでいた。
「これを…使う」
使い方など知るわけはない千寿だったが、この場ですればいいことは何となく分かる。
千寿はベッドに上がると、綾香夫人のシュミーズをめくる。
「すごい…こんなに…」
千寿にとって他人の女性の割れ目を見るのは初めてだ。
いや、自分のものでも、ここまでじっくり見たことはない。
それだけでも刺激的ながら、十分に潤った割れ目はいやらしさとともに美しさすら感じさせた。
さらに『私の毛って薄いのね』とも思った。
「ねえ、千寿、あまり…じらさないで」
「はいっ!」
綾香夫人は両手で顔を覆ったまま、甘い声でせがむ。
千寿は張形を持ち直すと、割れ目に添わせるように当てた。
「ああんっ!」
それだけでも十分な刺激になったようで、綾香夫人の腰が大きく跳ねた。
千寿は一旦張形を持った手を引っ込めたものの、すぐに張形を割れ目に当ててゆっくり上下させた。
「あふう、…いいっ」
さらに大きく足を広げた綾香夫人は、何かを乞うように腰を浮かした。
千寿は綾香夫人が何を求めているか分かってはいたが、素直にそうするかを迷った。
『お坊ちゃまなら…』
伸佑の肉棒をこすった時を思い出す。
「もっと早く」
「そこを強めに」
「挟むように」
言われた通りに手を動かすと伸佑はたやすく絶頂を迎える。
しかし、あえてじらした時に伸佑はより感じたことを思い出す。
『でも…』
千寿はとりあえず綾香夫人の言う通りにしてみようと決めた。
左手で豊かな陰毛を避けると、割れ目に張形の先を当てる。
それだけでも綾香夫人の腰が大きく震えた。
『もっと、こう…したら…』
張形の先にある蛇や亀の頭のような部分だけを割れ目に押し込む。
さらに綾香夫人の腰が震えた。
張形が抵抗なく入っていくのを確認して、千寿はさらに深く押し込んでいく。
「うぐっ!」
張形を持つ手が愛液で濡れるまでに押し込まれると、呻き声をあげた綾香夫人は全身の力が抜けたようにベッドに沈み込んだ。
「奥様!」
千寿は張形をそのままに綾香夫人の様子を見ようと、ベッドをずり上がる。
綾香夫人は顔に手を当てたまま息を荒くしていた。
「大丈夫ですか?」
綾香夫人はコクリとうなずく。
両手を開くと、上気した表情で千寿を見つめる。
「久しぶりだったの」
「久しぶり?」
綾香夫人は千寿の手を握る。
「内緒にしてね」
「はいっ!」
「もう3年、いいえ4年かしら、旦那様とあれがなくって」
“あれ”が何かは千寿にも分かる。
「私から旦那様にお願いするなんてできないし…」
「はあ」
「それで、その…自分でしてたの、はしたないわよね」
「いえ、そんなことは、そうするための道具ですし」
「……優しいのね」
綾香夫人は千寿の頭を撫でた。
「ねえ、千寿…」
「はいっ!」
「恥を忍んでお願いするわ。もう一度だけして欲しいの」
「恥なんてそんな…、奥様のお願いでしたら」
「ありがとう」
千寿の顔を引き寄せた綾香夫人は千寿に唇を重ねる。
千寿にとって初めての接吻。
綾香夫人が千寿の唇を吸うと、呼吸を合わせるように千寿も綾香夫人の唇を吸う。
自然に舌を絡めた後、ようやく2人の顔が離れた。
綾香夫人は体を起こすとシュミーズを脱ぐ。
股間に挟まっていた張形を抜くと、千寿に手渡した。
「任せるわ。お願い」
「はいっ!」
仰向けになった綾香夫人は先ほどよりも大きめに足を開く。
今度は顔を隠さずに乳房に手を当ててゆっくり揉み始めた。
千寿は手の内にある張形を見つめる。
先端から手にした部分まで、綾香夫人の愛液ですっかり濡れている。
興味本位で指についたものを舐めてみると、自分のとは微妙に異なったしょっぱい味がした。
「じゃあ…」
滑らないようにシーツで手にする部分のみをぬぐった千寿は綾香夫人の股の間に正座した。
先ほど同様に愛液があふれた割れ目が、何かを誘うようにヒクヒク動いている。
「ねえ、千寿、もっと」
綾香夫人と視線を交わした千寿はうなずいて張形を割れ目に当てた。
ただし、先ほどのように、すんなり押し込むようなことはしない。
『お坊ちゃまにもしたように…』
ちょっとじらしてみようと思った。
そのまま張形を押し込むと思わせて縦に当てた千寿は割れ目にそって張形を上下に動かす。
「ああっ」
縦に大きく広がる快感に綾香夫人は背を浮かす。
時折、張形が肉芽に触れるとその快感は一層大きくなった。
腰の震えが大きくなったところで、あえて張形を止める。
「あふっ、そんな…」
綾香夫人がすがるような声を出して、初めて千寿は張形の先を差し込んだ。
「千寿ったら…」
そう嘆きつつも腰から生まれた快感に綾香夫人は抗うことができない。
張形を受け入れるように腰を押し上げた。
「奥様、とってもおきれいです」
「恥ずかしい」
千寿の視線を全身に浴びて綾香夫人が全身をよじらせる。
それでも乳房を揉む手は止まらず、むしろ爪痕が残るくらいに強く揉んでいく。
それに引き寄せられるように千寿は綾香夫人の乳首を吸った。
「そこっ、だめっ」
その言葉が否定の意味ではないことは、千寿にも分かっている。
さらに強めに乳首を吸うと、手にした張形をさらに深く押し込む。
奥まで届いた張形をこねるように動かして割れ目を刺激する。
「だめっ、だめだったら…」
千寿は乳首に軽く歯を立てつつ、張形を小刻みに動かした。
「あうっ、いくっ!」
綾香夫人は腰をガクガクと震わせると股を大きく開く。
張形が埋まった割れ目の奥からしぶきが飛び散った。
綾香夫人は着ていたワンピースを脱ぐと千寿に手渡す。
千寿がワンピースをえもんかけに掛けている内に、綾香夫人はシュミーズを腰まで下ろすと、乳バンドを外して再びシュミーズを肩まで上げた。
「それじゃあ、お願いしようかしら」
千寿がベッドに戻ってくると、何気なく胸元を抑えた綾香夫人がベッドに腰かけていた。
『まるで衣通姫みたい』
史実における誰かは諸説あるが、その美しさが着ているものを通して輝くことからついた名だ。
薄絹では隠しきれない綾香夫人の美しさに千寿は感じ入っていた。
「何かお好みはございますか?」
「よく分からないから、千寿に任せるわ」
そう言って綾香夫人はベッドにうつ伏せになる。
千寿もベッドに上がると、綾香夫人の背中に両手を置いた。
「始めます」
「ええ」
千寿の両手が綾香夫人の背中をたどっていく。
「奥様、疲れが溜まっていますね」
「分かる?」
「はい、お任せください」
「ふふっ、頼もしいわ」
うなじから背中、そして腰から尻まで千寿の10本の指が撫でていく。
あちこちを軽く押しつつ、ツボと思われる場所にくると、指先を立てて強からず弱からず刺激する。
うなじから尻まで一連の動作で何度も往復していく。
「…うふん、…ああん」
綾香夫人がところどころでかすかにあえぎ声をもらす。
「いかがですか?」
「そのまま…続けて」
ほんの少しだけ千寿は指先の力を強めてあんまを続けていく。
千寿は綾香夫人の様子が変わってきたことを察した。
『もしかして奥様、感じていらっしゃる?』
いつの間にか綾香夫人は太ももをこすり合わせている。
千寿がよく見ると、シュミーズを透けてズロースの股の部分に染みらしきものがあった。
割れ目からにじみ出てくるものは千寿にも覚えがある。
特に最近では、伸佑の肉棒をこすっている時にそうなっていた。
ただし、その最中には努めて何もないふりをして過ごす。
そして“ご褒美”が終わった後に自分の部屋に戻って、股間の潤いをぬぐい取っていた。
力を強めた千寿の指が綾香夫人の尾てい骨を押した瞬間…
「あふっ!」
綾香夫人はグッと背を反らすと太ももに力を込めて腰を何度も震わせた。
思わず両手を引いた千寿は、どうなったのか分かっていて尋ねる。
「お、奥様、大丈夫ですか?」
「うーん、何でも…無いの。ちょっと力が…入っちゃった…かも…」
綾香夫人は微笑みを浮かべるものの、その瞳は千寿をはっきり捉えていない。
「そう…ですか…」
千寿は綾香夫人の太ももが動き続けているのが分かる。
「じゃあ、今度は前の方をお願いしようかしら」
「分かりました!」
綾香夫人が体を起こして仰向けになる。
「!」
シュミーズの股の辺りには、ズロースを通り越して大きな染みができていた。
「お願いね、千寿」
「…はい」
鎖骨の辺りに指を置こうとして、シュミーズを押し上げている2つの突起に目が行く。
豊かな乳房が大きく張っており乳首も固く尖っている。
こうした変化もまた千寿には覚えがあった。
『どうしようかしら』
これ以上刺激しない方が良さそうな気がする一方、もっと感じた綾香夫人を見てみたい好奇心が千寿の心に湧いてくる。
迷いながらも千寿は綾香夫人に10本の指を走らせて行った。
「…ああん、…いいわ」
乳房や股間の近くはなるべく避けて千寿は指を動かして行くものの、綾香夫人の興奮は止まらない。
2度目の往復が終わったところで、「ああっ!」と声を漏らすと両足を絡ませた。
「お、奥様…」
綾香夫人は無意識のうちに千寿の腕をつかんでいた。
「ち、千寿…」
「はいっ!」
何事かつぶやく綾香夫人に千寿は耳を近づける。
ごくごく小さな声は「箱」と聞こえた。
「箱ですか?」
「…に……が、あるから…」
「はい、はい、分かりました」
千寿は「お待ちください」と言い置いて、綾香夫人の手を外すとタンスの方へと早足で歩く。
一番下の引き出しの奥から両手でつかめるくらいの木箱を取り出した。
「これね」
少し揺らして中に何かが入っているのを確認すると、ベッドまで駆け戻る。
「奥様、お持ちしました」
「…あり…が…と」
千寿は箱を手渡そうとしたが、綾香夫人は首を振る。
「赤い布の…を……使って」
「赤い?」
千寿が箱を開けると布でくるんだ細長い3つの包みがあった。
赤と黒と青の布地から、赤いものを手にする。
「これですか?」
綾香夫人は小さくうなずく。
「千寿に任せるから、お願いね」
それだけ言うと、綾香夫人は顔を両手で覆いつつ足を少し開いた。
千寿は赤い包みを手にすると丁寧に布地を開ける。
「あっ!」
長さは6、7寸(約20センチ)、太さは1寸(3センチ)ほど。
その形は…
『お坊ちゃまの…』
肉棒によく似ていた。
「張形…」
そうした物があると千寿は知っていたが、実物を見るのは初めて。もちろん使ったこともない。
思わず太ももをキュッと締めると、あふれつつある汁が感じられた。
「ねえ、千寿、早く」
「は、はい」
千寿が見ると、いつの間にか綾香夫人はズロースを脱いでいた。
「これを…使う」
使い方など知るわけはない千寿だったが、この場ですればいいことは何となく分かる。
千寿はベッドに上がると、綾香夫人のシュミーズをめくる。
「すごい…こんなに…」
千寿にとって他人の女性の割れ目を見るのは初めてだ。
いや、自分のものでも、ここまでじっくり見たことはない。
それだけでも刺激的ながら、十分に潤った割れ目はいやらしさとともに美しさすら感じさせた。
さらに『私の毛って薄いのね』とも思った。
「ねえ、千寿、あまり…じらさないで」
「はいっ!」
綾香夫人は両手で顔を覆ったまま、甘い声でせがむ。
千寿は張形を持ち直すと、割れ目に添わせるように当てた。
「ああんっ!」
それだけでも十分な刺激になったようで、綾香夫人の腰が大きく跳ねた。
千寿は一旦張形を持った手を引っ込めたものの、すぐに張形を割れ目に当ててゆっくり上下させた。
「あふう、…いいっ」
さらに大きく足を広げた綾香夫人は、何かを乞うように腰を浮かした。
千寿は綾香夫人が何を求めているか分かってはいたが、素直にそうするかを迷った。
『お坊ちゃまなら…』
伸佑の肉棒をこすった時を思い出す。
「もっと早く」
「そこを強めに」
「挟むように」
言われた通りに手を動かすと伸佑はたやすく絶頂を迎える。
しかし、あえてじらした時に伸佑はより感じたことを思い出す。
『でも…』
千寿はとりあえず綾香夫人の言う通りにしてみようと決めた。
左手で豊かな陰毛を避けると、割れ目に張形の先を当てる。
それだけでも綾香夫人の腰が大きく震えた。
『もっと、こう…したら…』
張形の先にある蛇や亀の頭のような部分だけを割れ目に押し込む。
さらに綾香夫人の腰が震えた。
張形が抵抗なく入っていくのを確認して、千寿はさらに深く押し込んでいく。
「うぐっ!」
張形を持つ手が愛液で濡れるまでに押し込まれると、呻き声をあげた綾香夫人は全身の力が抜けたようにベッドに沈み込んだ。
「奥様!」
千寿は張形をそのままに綾香夫人の様子を見ようと、ベッドをずり上がる。
綾香夫人は顔に手を当てたまま息を荒くしていた。
「大丈夫ですか?」
綾香夫人はコクリとうなずく。
両手を開くと、上気した表情で千寿を見つめる。
「久しぶりだったの」
「久しぶり?」
綾香夫人は千寿の手を握る。
「内緒にしてね」
「はいっ!」
「もう3年、いいえ4年かしら、旦那様とあれがなくって」
“あれ”が何かは千寿にも分かる。
「私から旦那様にお願いするなんてできないし…」
「はあ」
「それで、その…自分でしてたの、はしたないわよね」
「いえ、そんなことは、そうするための道具ですし」
「……優しいのね」
綾香夫人は千寿の頭を撫でた。
「ねえ、千寿…」
「はいっ!」
「恥を忍んでお願いするわ。もう一度だけして欲しいの」
「恥なんてそんな…、奥様のお願いでしたら」
「ありがとう」
千寿の顔を引き寄せた綾香夫人は千寿に唇を重ねる。
千寿にとって初めての接吻。
綾香夫人が千寿の唇を吸うと、呼吸を合わせるように千寿も綾香夫人の唇を吸う。
自然に舌を絡めた後、ようやく2人の顔が離れた。
綾香夫人は体を起こすとシュミーズを脱ぐ。
股間に挟まっていた張形を抜くと、千寿に手渡した。
「任せるわ。お願い」
「はいっ!」
仰向けになった綾香夫人は先ほどよりも大きめに足を開く。
今度は顔を隠さずに乳房に手を当ててゆっくり揉み始めた。
千寿は手の内にある張形を見つめる。
先端から手にした部分まで、綾香夫人の愛液ですっかり濡れている。
興味本位で指についたものを舐めてみると、自分のとは微妙に異なったしょっぱい味がした。
「じゃあ…」
滑らないようにシーツで手にする部分のみをぬぐった千寿は綾香夫人の股の間に正座した。
先ほど同様に愛液があふれた割れ目が、何かを誘うようにヒクヒク動いている。
「ねえ、千寿、もっと」
綾香夫人と視線を交わした千寿はうなずいて張形を割れ目に当てた。
ただし、先ほどのように、すんなり押し込むようなことはしない。
『お坊ちゃまにもしたように…』
ちょっとじらしてみようと思った。
そのまま張形を押し込むと思わせて縦に当てた千寿は割れ目にそって張形を上下に動かす。
「ああっ」
縦に大きく広がる快感に綾香夫人は背を浮かす。
時折、張形が肉芽に触れるとその快感は一層大きくなった。
腰の震えが大きくなったところで、あえて張形を止める。
「あふっ、そんな…」
綾香夫人がすがるような声を出して、初めて千寿は張形の先を差し込んだ。
「千寿ったら…」
そう嘆きつつも腰から生まれた快感に綾香夫人は抗うことができない。
張形を受け入れるように腰を押し上げた。
「奥様、とってもおきれいです」
「恥ずかしい」
千寿の視線を全身に浴びて綾香夫人が全身をよじらせる。
それでも乳房を揉む手は止まらず、むしろ爪痕が残るくらいに強く揉んでいく。
それに引き寄せられるように千寿は綾香夫人の乳首を吸った。
「そこっ、だめっ」
その言葉が否定の意味ではないことは、千寿にも分かっている。
さらに強めに乳首を吸うと、手にした張形をさらに深く押し込む。
奥まで届いた張形をこねるように動かして割れ目を刺激する。
「だめっ、だめだったら…」
千寿は乳首に軽く歯を立てつつ、張形を小刻みに動かした。
「あうっ、いくっ!」
綾香夫人は腰をガクガクと震わせると股を大きく開く。
張形が埋まった割れ目の奥からしぶきが飛び散った。
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