【R18】おのぼりさんが帝都の貴族屋敷で奉公することになりました【完結】

県田 星

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第1章 田舎者(千寿編)

第2話 下着と洋間(少しH描写あり)

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「こうして泡を立てるの。ほら、やってごらん」

幸をまねて、千寿もシャボンを手の内でこねるようにする。
真っ白な泡が両手からこぼれた。

「最初だからね。髪を洗ったげるよ」

幸は千寿の向かい側に、椅子を持っていって座る。
千寿の手から泡を受け取ると、千寿の頭に乗せた。
さらに泡を追加して、千寿の髪の毛を丁寧に指ですいて洗っていく。

「どうだい?気持ち良いだろう」
「…はい」

シャボンを使ったのも、こうして髪を洗われたのも初めて。心底気持ち良かった。
ただし千寿にとって感触以上に気になるものがある。

『すっごいおっぱいだべ』

千寿の視線のほど近いところで揺れている幸の乳房。
2つの大きなかたまりが右に左にと動いていた。
その少し下には股間の毛が茂っており、さらに赤く見え隠れする割れ目もあった。

「さ、流すよ」
「はい」

幸は湯船から桶で湯をくんで、千寿の髪にかけていく。
何度も流している最中も、千寿の目の前で幸の乳房が大きく揺れた。

「よし、体も洗おうね」
「あ、それは…」
「ほらほら、遠慮しないで」

幸は千寿の背後に回って、手ぬぐいにシャボンを付けると、千寿の背を洗い始める。
首筋から肩、背中、腰、そして尻も。

「奥様はきれい好きだからねえ。毎日しっかりきれいにしなくちゃいけないよ」
「はい」

背中を洗い終えると、再び向かい合わせになる。

「うん?」

幸は千寿の乳房に目を留める。
髪を洗っていた時には腕で隠れていて気づかなかったが、子供とは思えない十分なふくらみがある。
まだまだ子供だと思い込んでいた幸はケラケラと笑う。

「細っこいと思ったけど、意外に出るところが出てるんだねえ」

思わず千寿は胸を隠した。

「いくつになったんだっけ?」
「17歳です」
「ふぅん」

幸は千寿に顔を寄せる。
千寿は驚いて顔を引いたが、幸は小声で尋ねる。

「千寿ちゃん、男は知ってるの?」
「男?」

千寿は何のことか分からなかったが、次の言葉ですぐに悟る。

「まらよ。ま・ら」

千寿は思い切り首を振った。

「へえ、そうなの。じゃあ接吻もしたことはないの?」

またも千寿は首を振った。

「そうなんだ。まあ、急ぐものでもないか、そのうち良い人が見つかるさ」

幸は千寿の手を開かせると、泡を含ませた手ぬぐいで優しく撫でていく。
まずは首筋。そして手ぬぐいを介して幸の手が乳房に触れる。
幸ほど豊かではないものの、そのふくらみはしっかりと弾力を感じさせる。

不意に手ぬぐいが乳首に触れると、千寿は体をビクリと震わせる。
そんな反応を見ても幸は「あらあら」と笑った。

千寿の手を取った幸は自分の乳房に乗せる。

「触ってごらんよ」
「…え」

千寿は言われるがままに幸の乳房に触れている手に力を込めた。

「ああ…」

幸が声を上げたのを見て、千寿は手を引っ込めようとしたが、上から重ねられた幸の手が揉むように動く。
自然、千寿の手が幸の乳房を揉んだ。

幸が「いい気持ち」とつぶやいて目を細める。

「ね、こっちも」

幸に促されて、もう一方の乳房も揉んだ。
当り前ながら、右も左も同じ様に柔らかい。

「千寿ちゃんも、そのうちもっと大きくなると思うよ」
「はあ」
「どんな男の人に揉んでもらえるだろうねえ」
「はあ」

幸の手ぬぐいが乳房から腹へ、そして腹の下へと移ると、千寿の手が幸の乳房から離れた。

「おや、こっちは薄目なんだ」

幸が千寿の股間を見てにんまりする。幸と比べれば確かに毛が少なめ。
ただし千寿からすれば、どの程度が濃くて、どのくらいなら薄いのかが分からない。

幸は泡だらけになった手を、千寿の股間にスルッと滑り込ませる。

「えっ!」

千寿が恥ずかしがるのを見て、幸は「大事なところだからね」と言いつつ数回手を前後させた。
陰毛から割れ目へと広がる微妙な感覚に、千寿の腰が意図せず動いた。

「それっ!」

泡だらけになった千寿の体に、幸が何度もお湯をかける。

「さ、きれいになったよ。湯船に入りな」
「はい」

湯に肩まで浸かった千寿は全身があたたまってくるのを感じる。
手早く髪と体を洗った幸も湯船に入ってきた。
並んで湯船に浸かりつつ、他愛のない話をする。

「さすがに貴族様の湯殿は違うんですね」
「うん?ここは使用人の風呂だよ」
「え、じゃあ…」
「旦那様や奥様向けの湯殿や湯船はもっと立派さ」

千寿は「もっと立派な湯殿や湯船」が想像できなかったが、後に掃除をしてそれが分かるようになる。

「お腹が空いてるだろ」
「はい」
「ご飯を用意してあるからね。お腹いっぱい食べな。夜になったら、旦那様や奥様に紹介するから」
「お手伝いは…」
「明日からしっかり働いてもらうけど、今日はゆっくりするんだね」
「はい、ありがとうございます」

その後も湯船に浸かりながら、家のことや仕事のことについて聞かされた。

「さ、そろそろ上がろうか」
「はい」

水滴をぬぐい終えた千寿が湯殿から出ると、自分の着物や腰巻が消えていた。

「あれ?」
「ああ、随分と汚れていたから洗うよ。着るのはこっち」

幸はズロースとシュミーズを千寿に手渡す。

「ほら、こうして…」

幸に言われるがままに千寿はズロースとシュミーズを身に着ける。
シュミーズ越しに2つの乳首が浮かぶ。
恥ずかしそうに身をすくめる千寿。幸が片方の乳房に手を添えた。

「やっぱり乳バンドがあった方が良いねえ」
「ちち・ば・んど?」

幸は「これだよ」と言って、グッと胸をそらす。
幸の大きな2つの乳房は千寿が見たことのない布地で覆われていた。

「その内に用意してあげるから。まあ、待ってなさいな」
「…はい」

その後に着物と帯を渡されて、千寿はホッとした。
しかし…

「洋装もあるからね」

幸にそう言われて「はあ」と千寿は答えた。



「さあ、どうぞ」
「わあ!いただきます!」

炊き立ての温かなご飯と作り立てのお味噌汁。
さらに鶏肉と大根の煮つけ、小アジの南蛮漬け、刻んだ野菜が入った卵焼き、豆腐の甘味噌あんかけ、小松菜のお浸し、カブとキュウリの漬物。

一汁一菜が常だった田舎とは大違い。
いや、田舎では一汁が薄い塩汁、一菜が大根の漬物ばかりだったことを思えば、まさに極楽。

幸に勧められるまま、飯を3杯、味噌汁を2杯もお代わりした。
おいしそうに食べる千寿を、幸はニコニコと眺めている。

「ごちそうさまでした!」
「はい」

片付けようとする幸の手を止めて、千寿が自分で器を洗い場に持って行く。

「これは?」
「ああ、水道を見たのは初めてかい?電気もガスも引いてあるよ。とっても炊事が楽なんだ」
「…はあ」
「まあ、おいおい教えていくから」
「はい!」

その後、千寿にあてがわれた部屋へと連れていかれた。

洋館の2階の端にある扉を開ける。緑のカーペットが敷かれた洋間。
小さめの机に空の本棚とタンス。布団が置かれたベッドもあった。
そしてまぶしい電気の灯も。

「ここが私の部屋…です…か?」
「そう、でも掃除は自分でするんだよ」
「はい!」

その後は幸に言われるがままに、千寿は自分の部屋でゆったり過ごす。

「よっと」

窓を開けて外を見る。
間近に垂水邸の庭、遠目に帝都が見えた。
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