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第1章 瓜二つ
第6話 背中の絶景(H描写あり)
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「あうっ」
柔らかくなった善吉の肉棒が福の割れ目から抜け落ちたのを感じて福があえぎ声をもらす。
「ふーっ」
福が大きく息を吐くと、善吉が放った精液が割れ目からこぼれて善吉の肉棒や太ももを濡らした。
枕元に置かれた盆から何枚かの紙をつかんだ福はゆっくり体を起こす。紙の一枚を股間に挟むと、残りで善吉の肉棒や下半身の粘液を丁寧にふき取っていく。
肉棒に触られた善吉も「ううっ」とあえぎ声をもらした。
「うふふ」
福は善吉の声に微笑みつつ肉棒をきれいにし終えると、股間に挟んだ紙で割れ目を拭う。2つの紙玉を枕元に転がした。
布団を引っ張って善吉と自らにかけつつ横になり、布団の中で善吉を抱きしめた。
「福殿」
善吉は布団の中で福の乳房の谷間に顔をうずめる。
「善吉」
福の言葉に善吉は顔を上げた。
「福、と呼んでください」
「そんな!お殿様の血縁であり乳母である方に恐れ多い」
「なりません!」
福は強めにとがめた。
「いずれ善吉が善久様となられるのでしょう」
「まあ、そうですが…」
「その時に『福殿』なんて呼んだら、周囲の者が不審に思いますよ」
「ですけど…」
それでも渋る善吉に、福が「さあ」と促す。
「…ふ…く」
「もう一度!」
「……福」
呼ばれた福がにんまり笑う。
「善吉」
「…福」
「善吉」
「福」
名前を呼ばれる度に福の体の芯が熱くなっていく。
「まあ、良いでしょう」
福は善吉を抱きしめると、善吉が福の乳首を吸う。
吸われた福は「あうう」と小声であえぐ。
『そう言えば、確か善吉は…』
福は善吉が幼い頃に父親を、数年前に母親を亡くしたことを思い出した。
先年、善久が父親を亡くした際にも、善久の境遇を偲んで共に涙を流したが、まだ善久には母がおり、自分達もいる。しかし善吉には両親も兄弟などもいない。
チュポン、チュパッ、チュルン
吸われる乳首に快感を得ながらも、善吉に愛おしさを感じて優しく頭を撫でた。
『おや?』
それでも善吉の精力は収まりがつかないようで、またも固くなりつつある肉棒が福の太ももに触れた。
福は肉棒に手を伸ばすと、くびれた部分に指をはわせつつ、先を人差し指で刺激した。
「ふぅーっ」
乳首から口を離した善吉は大きく息を吐く。
「善吉、もう一度します?」
善吉は力強くうなずいた。
「なら、今度は善吉が上に…」
福が仰向けになって軽く両足を開く。
善吉は体を起こして、福の足の間に座った。
福は割れ目を広げて善吉を誘う。
「ほら、ここに」
「…はい」
善吉は肉棒を右手で握って福の割れ目に当てる。
そのまま差し込もうとするが、するりと滑って上に反れた。
「あふう」
すべった肉棒が肉芽に触れたことで、福の腰を快感が貫く。
それでも気を取り直した福は善吉の肉棒に手をそえる。そのまま肉棒の先端を割れ目に導いた。
「このまま…」
「はい」
善吉が一気に腰を前に出す。
「あううっ!」
いきなり奥まで突き刺さった肉棒に福は意識が飛びそうになった。
先ほどの交わりでも善吉の肉棒が福の割れ目を貫いたが、あの時は福がゆっくり腰を降ろしたことで、じんわりとした刺激に留まっていた。
しかし今は善吉が勢いのままに腰を突き出したことで、肉棒の先端が割れ目の奥底を強く突いた格好となる。
「ぜ、善吉…」
しかし福は完全に意識を失うには至らなかった。
肉棒への刺激を求めて善吉が腰を引いたことで、肉棒が割れ目から抜けたためだ。
「も、申し訳ありません」
元気な肉棒とは反対に、善吉の首がうなだれる。
「良いのですよ」
再び割れ目に肉棒を導いた福は「ゆっくりと」と言葉でも善吉を導く。
それでも動きにくそうにする善吉を見た福は、善吉の体を抱き寄せた。
「腰だけ、少しずつ動かすように…」
「はい」
上半身が密着したことで大きくは動けないが、割れ目から肉棒が抜ける心配もない。
善吉が腰を前後に小刻みに動かしていくと、肉棒と割れ目に小さく確実な快感が加わった。
「ああ、気持ち良い」
福が声をもらすと、善吉も次第に息を荒くしていく。
感覚をつかんだ善吉は自ら腰を積極的に動かすことで、先ほどよりも快感が大きくなる。
『これが福の“そそ”か』
その一方で福も先ほどとは異なる感覚を味わっていた。
『この手触り…固い』
善吉の肩や背中を撫でる。
長年の農作業に加えて、ここひと月余りの鍛錬により、しっかりとした筋肉で覆われているのが手の平に感じられる。固くたくましい筋肉は、福の手に“男”を感じさせた。
『やっぱり…違うのね』
この“違う”とは、もはや善吉は子供ではないとの意味であり、顔はそっくりでも正体が女である善久とは体が違うとの意味でもある。
『ここも…』
善吉の胸を撫でると、そこにも厚い胸板があった。
「本当に素敵」
そんな愛しい善吉の初めての相手となれたのも、福にはこの上ないよろこびとなった。
善吉が腰を上下にも左右にも動かしたことで、肉芽や割れ目の周囲もこすれて新たな快感につながる。
福は無意識のうちに右足を上げて、善吉の尻を抱えるように絡ませた。
「福…どの」
善吉にそう呼ばれて福が首を振る。
「…ふ…く」
今度は福が「善吉」と呼び返した。
「福」
「善吉」
「福っ!」
「善吉ぃ!」
互いの名前を呼ぶ声が大きくなり、それとともに善吉による腰の振り具合が強くなる。
「い、いくっ!」
善吉が腰を強くこすりつけると、肉棒がひと回りふくらんで中心から精液を放った。
「わらわも!」
福は達すると同時に善吉を強く抱きしめる。割れ目の中でふくらんで震える肉棒を感じつつ、自分でも尻の穴に力を込めて肉棒を締め付けた。
「おおっ、福、すごいぞ」
「ええ、善吉も…すごい…わ」
腰を何度も震わせた善吉は、肉棒から最後の一滴まで絞り出したのを感じて、全身の力が抜ける。
自然と福にのしかかる格好となったが、福は善吉を受け止めたうえで、そっと善吉の背中に手を置いた。
「善吉、もうしばらく、このままで」
「うむ、福、すまんな」
荒い呼吸で腹や胸がこすり合う。それもまた心地よい感覚につながった。
しばらく後、善吉が体を起こすと枕元にあった紙を数枚つかむ。
「あ、それは…」
福も体を起こそうとしたが、「任せろ」と善吉は押しとどめる。
「もう一度、福の“おそそ”をよく見てみたいしな」
「そんな、恥ずかしい」
福は両手で顔を隠したものの、両足は開いたままで善吉のすることに任せた。
「ふむ」
善吉は紙をそっと当ててあふれてくる精液をぬぐう。その後に割れ目を少し開いて中を覗く。
「何とも奇妙な形だが、これはこれで美しいな」
そんな言葉を聞いた福は「もう、ご勘弁を…」と足を閉じようとしたが、善吉は膝をつかんでそうさせない。
むしろ肉芽を摘まんだり、花びらをこすったりと割れ目のあちこちを刺激する。
チュルン
さらに口を近づけて肉芽を軽く吸った。
「あひぃ!」
福の腰が跳ねる。
善吉は驚いて顔を離したが、福の腰が震え続ける。
善吉の肉棒はまたも硬さを取り戻していた。
「福、もう一度良いか?」
福は顔を隠したまま首を振る。
「久しぶりの交合でしたので、もう力が続きません。なにとぞ、なにとぞ明日にでも…」
「…そうか。後ろからもしてみたかったのだが…」
諦めきれない様子の善吉を見た福は何とか体をうつぶせにすると、膝をついて尻を上げた。
「あまり動けませんが、それでもよろしければ」
「うむ!」
善吉はうれしさを隠すことなく、肉棒を福の割れ目に当てる。
「善吉、できれば、その、ゆっくり…と」
「分かった。ゆっくりと、だな」
善吉は肉棒を少しずつ差し込んで行く。
激しい動きには耐えきれないと考えた福は「ゆっくり」と言ったものの、ゆっくりと肉棒を出し入れされるのも、福にとっては新たな快感となった。
「はううっ!」
ゆっくり出し入れされる肉棒の刺激に福はうめき声をあげる。
割れ目の入り口、そして中ほど、さらに奥深く。
善吉は肉棒の出入りを眺めつつ腰をゆっくりと動かしていくため、余裕を持って肉棒を出し入れできた。
時折、肉棒のこする先を右に左に、上に下にと変えていく。
「あぐう、そこっ!」
まんべんなく割れ目の内側をこすられると、福のあえぎ声が一段と大きくなった。
肉棒を見つめていた善吉の視線が少し上にずれる。そこにあるのは福の尻の穴。
「福」
「な、なんでございますか?」
「そなたの尻の穴もなかなか興味深いな」
「あう、そこは…」
福は懸命に手を伸ばして尻穴を隠そうとするが、せいぜい尻たぶをつかむばかりで、穴を隠すまでには至らない。
「善吉、そんな…ところ、見ないで…」
「ははは、菊と言われているが、確かにそう見えなくもないな」
「ああ、悔しい」
福はせめてもの抵抗として尻穴に力を込める。しかし長くは続かない。
そうして尻穴が広がったりすぼまったりするのも、善吉には面白く見えた。
「ふむ」
善吉は右手の人差し指で福の尻穴に触れる。
「ひゃあ!」
予想外の刺激に福は悲鳴を上げる。
「善吉、お止めなさい!」
「うむ?何やら気持ちが良さそうだが?」
「そんなことは…、ああっ、許しませんよ!」
「そうか?ここを触れた時、福の“そそ”が締まったぞ」
「ああ、ひどい」
福は嘆くものの、指先で尻穴をこすられると自然に反応してしまう。
開いた尻穴に善吉は人差し指を入れる。すぼまる尻穴が善吉の指を吸い込んだ。
「ああっ!」
割れ目を貫く肉棒と尻穴を触れる指の刺激に福の割れ目が潮を吹いた。
「おお!これも“そそ”の特技だな」
「もう、もう、ご容赦を…」
善吉は尻穴に指を触れつつ、福に話を振る。
「ところで尻穴で交わることもできると聞くが?」
「あ、あ、あいにく、一度も経験がございませんので」
「ふむ、余が興味あると言ったら?」
「そんな…善吉の竿が汚れてしまいます。どうぞお許しくださいませ」
「汚れる?」
善吉は人差し指の臭いを嗅ぐ。
「ああ、確かに少し臭うな」
「止めて!善吉!」
福は指先を鼻に近づけた善吉を止めようと手を伸ばすが、肉棒に貫かれた格好では到底届かない。
「まあ、多少汚れるくらいなど構わん!どうだ?」
福はしばらく肉棒に揺られながら黙っていたが、ようやく答える。
「今夜はご勘弁くださいまし、いずれ日を改めて必ずお受けいたします」
「うむ、相分かった」
善吉は開閉する菊門の絶景を楽しむ。
「余も他人も含めて尻穴をじっくり見たことはなかったな。福はどうだ?」
「そのようなこと、わらわも一度もございません」
「そうだろうな。すると、福も良く見たことにない尻穴をよーく見ておこう」
「もう、ほんとうにご勘弁くださいまし」
福は何とか頭の方に逃れようとするが、善吉がしっかりと腰をつかんで離さない。
もはや福は腰の快楽にどっぷりと浸るばかりになっている。
「ああ、善吉、もうだめ…」
割れ目の奥底を突かれて意識が飛びそうになる。
しかし戻された肉棒で割れ目の入り口をこすられて意識を取り戻す。
福にはこれが無限に続くような気がした。
「ふーむ」
善吉は福の顔を覗き込む。
快楽にとろけそうな表情をしながら、善吉を恨めしそうに睨む視線もみせた。
「どれ、ここが寂しそうだな」
善吉は覆いかぶさるようにすると、揺れていた福の乳房を両手でつかむ。
「あひい!」
新たに胸から生じた心地よさが、福の体をよじらせる。
しかし善吉は馬でも乗りこなすように福の体を制すると、豊かな乳房を揉んでいく。
指の間に乳首を挟むと、福は大きく首を振る。
いつの間にか、きれいに整えていたはずの丸髷が随分と乱れていた。
善吉が髪に顔を付けると、髪を整えていた油と福の汗の匂いが混じって、さらに肉棒を固くさせた。
「ぜ、善吉、お願いですから、もう、もう耐えられません」
今夜は既に3度も精を放っている善吉には、まだまだ余裕があった。
しかし、あまりにも福の意向をないがしろにする気にもなれない。
「分かった。余もそろそろ行くぞ」
「は、はい、いつ…でも」
福は残った力を腰に入れて、善吉の精を受け止める気構えを整えた。
善吉はゆっくりと出し入れしていた肉棒を、強く、早く動かして行く。
「あぐううう」
布団に顔を押しつけた福があえぎつつ背中を反らす。
そうして割れ目の角度が変わったことで、善吉の肉棒にもちょうど良い刺激となった。
「うーむ」
善吉の玉袋が急激に縮小すると中から精液を放つ。グッとふくらんだ肉棒を通って先端から鉄砲のごとく精液が噴き出した。
「いくぞっ!」
「ぎでえ(来てえ)!」
割れ目の奥で精液を埋め止めた福がうなり声を出す。
できる限り割れ目を締め付けて、善吉の思いと精液を受け止めた。
「むむぅ」
射精した後も、善吉は肉棒をゆっくり出し入れして、肉棒の内に残った精液を絞り出す。
福もそれに応えようとしたものの、腰にも尻にも入れる力が残っていなかった。
「ふう」
善吉が腰を引くと、福の割れ目から肉棒が抜け出る。
一拍間をおいて割れ目から白く泡立った粘液がこぼれてきた。
「おっと」
善吉は紙を手にすると、粘液をすくい取って福の割れ目に当てる。
「ほおう!」
落ち着いたと思ったところに起きた感覚に福があえぐ。
力が抜けて腰が倒れそうになったところを、善吉が支えて布団に寝かせた。
「福、すまんな」
善吉は福の尻肉を広げてあふれ出た粘液を拭き取る。
割れ目をできるだけきれいにした後、自らの肉棒も拭く。
その後に布団をかき上げて福と自分にかけた。
「ありがとうございます」
福が薄目を開けて善吉を見る。
「いや、余こそ極楽であった」
「わらわもでございます」
「明日の夜も極楽に連れて言ってくれるか?」
若い善吉の性欲を改めて知った福だったが、「何とか」と応じて善吉の胸に顔をうずめた。
熱い空気が漂ったまま、2つの寝息が部屋を支配していった。
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次回は久々の日常?話です。
柔らかくなった善吉の肉棒が福の割れ目から抜け落ちたのを感じて福があえぎ声をもらす。
「ふーっ」
福が大きく息を吐くと、善吉が放った精液が割れ目からこぼれて善吉の肉棒や太ももを濡らした。
枕元に置かれた盆から何枚かの紙をつかんだ福はゆっくり体を起こす。紙の一枚を股間に挟むと、残りで善吉の肉棒や下半身の粘液を丁寧にふき取っていく。
肉棒に触られた善吉も「ううっ」とあえぎ声をもらした。
「うふふ」
福は善吉の声に微笑みつつ肉棒をきれいにし終えると、股間に挟んだ紙で割れ目を拭う。2つの紙玉を枕元に転がした。
布団を引っ張って善吉と自らにかけつつ横になり、布団の中で善吉を抱きしめた。
「福殿」
善吉は布団の中で福の乳房の谷間に顔をうずめる。
「善吉」
福の言葉に善吉は顔を上げた。
「福、と呼んでください」
「そんな!お殿様の血縁であり乳母である方に恐れ多い」
「なりません!」
福は強めにとがめた。
「いずれ善吉が善久様となられるのでしょう」
「まあ、そうですが…」
「その時に『福殿』なんて呼んだら、周囲の者が不審に思いますよ」
「ですけど…」
それでも渋る善吉に、福が「さあ」と促す。
「…ふ…く」
「もう一度!」
「……福」
呼ばれた福がにんまり笑う。
「善吉」
「…福」
「善吉」
「福」
名前を呼ばれる度に福の体の芯が熱くなっていく。
「まあ、良いでしょう」
福は善吉を抱きしめると、善吉が福の乳首を吸う。
吸われた福は「あうう」と小声であえぐ。
『そう言えば、確か善吉は…』
福は善吉が幼い頃に父親を、数年前に母親を亡くしたことを思い出した。
先年、善久が父親を亡くした際にも、善久の境遇を偲んで共に涙を流したが、まだ善久には母がおり、自分達もいる。しかし善吉には両親も兄弟などもいない。
チュポン、チュパッ、チュルン
吸われる乳首に快感を得ながらも、善吉に愛おしさを感じて優しく頭を撫でた。
『おや?』
それでも善吉の精力は収まりがつかないようで、またも固くなりつつある肉棒が福の太ももに触れた。
福は肉棒に手を伸ばすと、くびれた部分に指をはわせつつ、先を人差し指で刺激した。
「ふぅーっ」
乳首から口を離した善吉は大きく息を吐く。
「善吉、もう一度します?」
善吉は力強くうなずいた。
「なら、今度は善吉が上に…」
福が仰向けになって軽く両足を開く。
善吉は体を起こして、福の足の間に座った。
福は割れ目を広げて善吉を誘う。
「ほら、ここに」
「…はい」
善吉は肉棒を右手で握って福の割れ目に当てる。
そのまま差し込もうとするが、するりと滑って上に反れた。
「あふう」
すべった肉棒が肉芽に触れたことで、福の腰を快感が貫く。
それでも気を取り直した福は善吉の肉棒に手をそえる。そのまま肉棒の先端を割れ目に導いた。
「このまま…」
「はい」
善吉が一気に腰を前に出す。
「あううっ!」
いきなり奥まで突き刺さった肉棒に福は意識が飛びそうになった。
先ほどの交わりでも善吉の肉棒が福の割れ目を貫いたが、あの時は福がゆっくり腰を降ろしたことで、じんわりとした刺激に留まっていた。
しかし今は善吉が勢いのままに腰を突き出したことで、肉棒の先端が割れ目の奥底を強く突いた格好となる。
「ぜ、善吉…」
しかし福は完全に意識を失うには至らなかった。
肉棒への刺激を求めて善吉が腰を引いたことで、肉棒が割れ目から抜けたためだ。
「も、申し訳ありません」
元気な肉棒とは反対に、善吉の首がうなだれる。
「良いのですよ」
再び割れ目に肉棒を導いた福は「ゆっくりと」と言葉でも善吉を導く。
それでも動きにくそうにする善吉を見た福は、善吉の体を抱き寄せた。
「腰だけ、少しずつ動かすように…」
「はい」
上半身が密着したことで大きくは動けないが、割れ目から肉棒が抜ける心配もない。
善吉が腰を前後に小刻みに動かしていくと、肉棒と割れ目に小さく確実な快感が加わった。
「ああ、気持ち良い」
福が声をもらすと、善吉も次第に息を荒くしていく。
感覚をつかんだ善吉は自ら腰を積極的に動かすことで、先ほどよりも快感が大きくなる。
『これが福の“そそ”か』
その一方で福も先ほどとは異なる感覚を味わっていた。
『この手触り…固い』
善吉の肩や背中を撫でる。
長年の農作業に加えて、ここひと月余りの鍛錬により、しっかりとした筋肉で覆われているのが手の平に感じられる。固くたくましい筋肉は、福の手に“男”を感じさせた。
『やっぱり…違うのね』
この“違う”とは、もはや善吉は子供ではないとの意味であり、顔はそっくりでも正体が女である善久とは体が違うとの意味でもある。
『ここも…』
善吉の胸を撫でると、そこにも厚い胸板があった。
「本当に素敵」
そんな愛しい善吉の初めての相手となれたのも、福にはこの上ないよろこびとなった。
善吉が腰を上下にも左右にも動かしたことで、肉芽や割れ目の周囲もこすれて新たな快感につながる。
福は無意識のうちに右足を上げて、善吉の尻を抱えるように絡ませた。
「福…どの」
善吉にそう呼ばれて福が首を振る。
「…ふ…く」
今度は福が「善吉」と呼び返した。
「福」
「善吉」
「福っ!」
「善吉ぃ!」
互いの名前を呼ぶ声が大きくなり、それとともに善吉による腰の振り具合が強くなる。
「い、いくっ!」
善吉が腰を強くこすりつけると、肉棒がひと回りふくらんで中心から精液を放った。
「わらわも!」
福は達すると同時に善吉を強く抱きしめる。割れ目の中でふくらんで震える肉棒を感じつつ、自分でも尻の穴に力を込めて肉棒を締め付けた。
「おおっ、福、すごいぞ」
「ええ、善吉も…すごい…わ」
腰を何度も震わせた善吉は、肉棒から最後の一滴まで絞り出したのを感じて、全身の力が抜ける。
自然と福にのしかかる格好となったが、福は善吉を受け止めたうえで、そっと善吉の背中に手を置いた。
「善吉、もうしばらく、このままで」
「うむ、福、すまんな」
荒い呼吸で腹や胸がこすり合う。それもまた心地よい感覚につながった。
しばらく後、善吉が体を起こすと枕元にあった紙を数枚つかむ。
「あ、それは…」
福も体を起こそうとしたが、「任せろ」と善吉は押しとどめる。
「もう一度、福の“おそそ”をよく見てみたいしな」
「そんな、恥ずかしい」
福は両手で顔を隠したものの、両足は開いたままで善吉のすることに任せた。
「ふむ」
善吉は紙をそっと当ててあふれてくる精液をぬぐう。その後に割れ目を少し開いて中を覗く。
「何とも奇妙な形だが、これはこれで美しいな」
そんな言葉を聞いた福は「もう、ご勘弁を…」と足を閉じようとしたが、善吉は膝をつかんでそうさせない。
むしろ肉芽を摘まんだり、花びらをこすったりと割れ目のあちこちを刺激する。
チュルン
さらに口を近づけて肉芽を軽く吸った。
「あひぃ!」
福の腰が跳ねる。
善吉は驚いて顔を離したが、福の腰が震え続ける。
善吉の肉棒はまたも硬さを取り戻していた。
「福、もう一度良いか?」
福は顔を隠したまま首を振る。
「久しぶりの交合でしたので、もう力が続きません。なにとぞ、なにとぞ明日にでも…」
「…そうか。後ろからもしてみたかったのだが…」
諦めきれない様子の善吉を見た福は何とか体をうつぶせにすると、膝をついて尻を上げた。
「あまり動けませんが、それでもよろしければ」
「うむ!」
善吉はうれしさを隠すことなく、肉棒を福の割れ目に当てる。
「善吉、できれば、その、ゆっくり…と」
「分かった。ゆっくりと、だな」
善吉は肉棒を少しずつ差し込んで行く。
激しい動きには耐えきれないと考えた福は「ゆっくり」と言ったものの、ゆっくりと肉棒を出し入れされるのも、福にとっては新たな快感となった。
「はううっ!」
ゆっくり出し入れされる肉棒の刺激に福はうめき声をあげる。
割れ目の入り口、そして中ほど、さらに奥深く。
善吉は肉棒の出入りを眺めつつ腰をゆっくりと動かしていくため、余裕を持って肉棒を出し入れできた。
時折、肉棒のこする先を右に左に、上に下にと変えていく。
「あぐう、そこっ!」
まんべんなく割れ目の内側をこすられると、福のあえぎ声が一段と大きくなった。
肉棒を見つめていた善吉の視線が少し上にずれる。そこにあるのは福の尻の穴。
「福」
「な、なんでございますか?」
「そなたの尻の穴もなかなか興味深いな」
「あう、そこは…」
福は懸命に手を伸ばして尻穴を隠そうとするが、せいぜい尻たぶをつかむばかりで、穴を隠すまでには至らない。
「善吉、そんな…ところ、見ないで…」
「ははは、菊と言われているが、確かにそう見えなくもないな」
「ああ、悔しい」
福はせめてもの抵抗として尻穴に力を込める。しかし長くは続かない。
そうして尻穴が広がったりすぼまったりするのも、善吉には面白く見えた。
「ふむ」
善吉は右手の人差し指で福の尻穴に触れる。
「ひゃあ!」
予想外の刺激に福は悲鳴を上げる。
「善吉、お止めなさい!」
「うむ?何やら気持ちが良さそうだが?」
「そんなことは…、ああっ、許しませんよ!」
「そうか?ここを触れた時、福の“そそ”が締まったぞ」
「ああ、ひどい」
福は嘆くものの、指先で尻穴をこすられると自然に反応してしまう。
開いた尻穴に善吉は人差し指を入れる。すぼまる尻穴が善吉の指を吸い込んだ。
「ああっ!」
割れ目を貫く肉棒と尻穴を触れる指の刺激に福の割れ目が潮を吹いた。
「おお!これも“そそ”の特技だな」
「もう、もう、ご容赦を…」
善吉は尻穴に指を触れつつ、福に話を振る。
「ところで尻穴で交わることもできると聞くが?」
「あ、あ、あいにく、一度も経験がございませんので」
「ふむ、余が興味あると言ったら?」
「そんな…善吉の竿が汚れてしまいます。どうぞお許しくださいませ」
「汚れる?」
善吉は人差し指の臭いを嗅ぐ。
「ああ、確かに少し臭うな」
「止めて!善吉!」
福は指先を鼻に近づけた善吉を止めようと手を伸ばすが、肉棒に貫かれた格好では到底届かない。
「まあ、多少汚れるくらいなど構わん!どうだ?」
福はしばらく肉棒に揺られながら黙っていたが、ようやく答える。
「今夜はご勘弁くださいまし、いずれ日を改めて必ずお受けいたします」
「うむ、相分かった」
善吉は開閉する菊門の絶景を楽しむ。
「余も他人も含めて尻穴をじっくり見たことはなかったな。福はどうだ?」
「そのようなこと、わらわも一度もございません」
「そうだろうな。すると、福も良く見たことにない尻穴をよーく見ておこう」
「もう、ほんとうにご勘弁くださいまし」
福は何とか頭の方に逃れようとするが、善吉がしっかりと腰をつかんで離さない。
もはや福は腰の快楽にどっぷりと浸るばかりになっている。
「ああ、善吉、もうだめ…」
割れ目の奥底を突かれて意識が飛びそうになる。
しかし戻された肉棒で割れ目の入り口をこすられて意識を取り戻す。
福にはこれが無限に続くような気がした。
「ふーむ」
善吉は福の顔を覗き込む。
快楽にとろけそうな表情をしながら、善吉を恨めしそうに睨む視線もみせた。
「どれ、ここが寂しそうだな」
善吉は覆いかぶさるようにすると、揺れていた福の乳房を両手でつかむ。
「あひい!」
新たに胸から生じた心地よさが、福の体をよじらせる。
しかし善吉は馬でも乗りこなすように福の体を制すると、豊かな乳房を揉んでいく。
指の間に乳首を挟むと、福は大きく首を振る。
いつの間にか、きれいに整えていたはずの丸髷が随分と乱れていた。
善吉が髪に顔を付けると、髪を整えていた油と福の汗の匂いが混じって、さらに肉棒を固くさせた。
「ぜ、善吉、お願いですから、もう、もう耐えられません」
今夜は既に3度も精を放っている善吉には、まだまだ余裕があった。
しかし、あまりにも福の意向をないがしろにする気にもなれない。
「分かった。余もそろそろ行くぞ」
「は、はい、いつ…でも」
福は残った力を腰に入れて、善吉の精を受け止める気構えを整えた。
善吉はゆっくりと出し入れしていた肉棒を、強く、早く動かして行く。
「あぐううう」
布団に顔を押しつけた福があえぎつつ背中を反らす。
そうして割れ目の角度が変わったことで、善吉の肉棒にもちょうど良い刺激となった。
「うーむ」
善吉の玉袋が急激に縮小すると中から精液を放つ。グッとふくらんだ肉棒を通って先端から鉄砲のごとく精液が噴き出した。
「いくぞっ!」
「ぎでえ(来てえ)!」
割れ目の奥で精液を埋め止めた福がうなり声を出す。
できる限り割れ目を締め付けて、善吉の思いと精液を受け止めた。
「むむぅ」
射精した後も、善吉は肉棒をゆっくり出し入れして、肉棒の内に残った精液を絞り出す。
福もそれに応えようとしたものの、腰にも尻にも入れる力が残っていなかった。
「ふう」
善吉が腰を引くと、福の割れ目から肉棒が抜け出る。
一拍間をおいて割れ目から白く泡立った粘液がこぼれてきた。
「おっと」
善吉は紙を手にすると、粘液をすくい取って福の割れ目に当てる。
「ほおう!」
落ち着いたと思ったところに起きた感覚に福があえぐ。
力が抜けて腰が倒れそうになったところを、善吉が支えて布団に寝かせた。
「福、すまんな」
善吉は福の尻肉を広げてあふれ出た粘液を拭き取る。
割れ目をできるだけきれいにした後、自らの肉棒も拭く。
その後に布団をかき上げて福と自分にかけた。
「ありがとうございます」
福が薄目を開けて善吉を見る。
「いや、余こそ極楽であった」
「わらわもでございます」
「明日の夜も極楽に連れて言ってくれるか?」
若い善吉の性欲を改めて知った福だったが、「何とか」と応じて善吉の胸に顔をうずめた。
熱い空気が漂ったまま、2つの寝息が部屋を支配していった。
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次回は久々の日常?話です。
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