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第2章 藩主の務め
第16話 寝所の願い(H描写あり)
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「これが男女の交わりなのですね」
抱き合った善久と久は見つめ合う。
互いの手が肩に背中に胸に腰にと移る中で、やがて双方の乳首を刺激するところに落ち着いた。
乳首の心地よさを感じつつ善久が久をいたわる。
「まだ痛むであろう」
「はい」
「回数を重ねてなじんでいけば痛みも薄れるだろうし、もっと気持ちよくなるはずだ」
「それを楽しみにしております」
久は善久の乳首を軽くつねる。
善久は「フフッ」と笑った後、真面目な顔になった。
「ひとつ、いえ、ふたつ、改めてお願いがございます」
久は善久の口調が変わったことに気づいたものの、「何でございましょう?」と聞き返した。
「2人でいる時、善吉と呼んでいただけませんか?」
そう言われた久は悲しそうな顔をする。
「入れ替わりが負担におなりでしょうか?」
しかし善久は首を振る。
「いえ、覚悟をしておりましたし、十分に修練も積みましたので負担になってはおりません」
「では?」
善久は久から視線を外して天井を見上げる。
「あの日のことを思い出しました」
「山で会った日、でしょうか?」
「ええ」
散策中に道に迷った黒峰善久は、そこで瓜二つの善吉に出会った。
「善久様になり替わることには異存はございません。しかし、親から貰った善吉の中が消えてしまうのは何となく寂しくて…」
「…さようでございましたか」
久も「善久」の名に思いをはせた。
物心ついてから何度「善久」と呼ばれてきただろうか。
「すると、ふたつ目の願いと言うのは、もしかして…」
善久はうなずく。
「2人の時は善久様と呼ばせていただきたく願います」
久は「フフッ」と微笑んだ。
善久は申し訳なさそうに頭を下げる。
「何を今更と思われるかもしれませんが…」
久は「いいえ」と首を振る。
「名前に愛着があるのは似たようなものです」
「では…」
久はちょっと考えて口を開く。
「2人でいる時では少々危ういかもしれません。ですので、こうして寝所にいる時、ではどうでしょうか?」
善久も少し考えて、顔がほころぶ。
「なるほど、それは、その…、ある意味で面白いかもしれませんね」
考えが一致したところで、久はニヤリと笑う。
「では善吉、もう一度交わろうぞ」
「よ、善久様、お体の痛みは?」
「ふん!このくらい…」
強がった久は善久を仰向けにすると、硬さを取り戻しかけていた肉棒を手でつかむ。
さらに肉棒の先端を口と舌でやさしく刺激した。
「はうっ!」
善久が尻に力を入れると、瞬く間に肉棒が硬くなってくる。
久は肉棒をまんべんなく唾液で滑らかにすると、腰をまたいで肉棒の先を割れ目に当てた。
「ほれ、善吉、覚悟せい!」
「ああっ、善久様っ!」
久が腰を降ろすと善久のそそり立った肉棒が割れ目を貫く。
「あぐっ」
まだまだ割れ目に痛みを感じた久ながら、それを気にすることなく腰を揺らす。
善久はその手を久の太もも添えて腰を動かすのを手助けした。
久は精一杯の強がりを続ける。
「どうだ、善吉、気持ちよいか?」
「ああ、善久様、気持ち…よいで…す」
久は両手で自分の乳房を握る。
これまでにないくらい両方の乳房が張り、乳首が硬く尖っている。
割れ目から生まれる痛みを紛らわせるように、乳房と乳首を強く刺激した。
善久は太ももを支えていた右手をずらして、久の陰毛をかき分ける。
肉芽を探り当てると、そっと親指で撫でた。
「あふっ」
割れ目にやさしい心地よさを感じて久の背中が反る。
思わず後ろに倒れそうになったところで、善久が体を起こして久を抱きかかえた。
「善久様、大丈夫ですか?」
「うむ、大事ない」
そんな言葉の一方、久の足や腰は小刻みに震えている。
「どうやら、もう足腰が効かぬようだ。この先は善吉に任せる」
「ははっ」
「主命ぞ!余を気持ちよくさせてくれ」
「はっ、かしこまりました」
善久は割れ目と肉棒がつながったまま久を横向き寝かせる。
ただしそのまま動くのではなく、久の右足を抱えて腰を前後させた。
左手は久の右足を抱えつつ太ももやふくらはぎを撫でる。空いた左手は久の割れ目を刺激した。
充血した肉芽を揉んだりつまんだりすると…、
「おほっ!」
「あふん!」
「あうっ!」
その度に久があえぎ声をあげた。
「善久様、おきれいなところが全て見えますぞ」
「あう、恥ずかしい」
しかし久はまるで見せつける様に胸を反らした。
硬くなった乳首を善久は人差し指で強めに弾く。
「うふんっ、そこもいいっ!」
ここで善久にいたずら心が起きる。
「善久様、失礼いたします」
「えっ!?」
善久は手を伸ばすと、久の頭から頭巾を取る。
久が手の届かないところに放り投げた。
「ああっ、だめっ」
久はとっさに頭を手で隠そうとするが、善久は両の手首をつかんで月代を隠させない。
「ぜ、善吉、いやっ、見ないでっ」
「善久様、きれいな剃り跡でございますな」
「ああっ、恥ずかしいっ」
善久は容赦なく腰の動きを大きくしていく。
久は痛み以上に心地よさが深く広くなっていた。
「善久様、男でございますか?それとも女子でございますか?」
「それはもちろん、お、女子でございますっ」
「にしては、見事な剃り跡」
「ああっ、そんな、藩主でしたもの、月代は剃らないと…」
善久は久の手を放して、ざらりとした月代を撫でる。
久は善久の手を退けて月代を隠した。
「そんなご立派な藩主様が、こんなに乱れてよいのですか?」
「そ、そんな、あそこか気持ちよいのですもの」
久が恨めしそうに善久を見る。
ただし、その目に力はこもっていない。
「何が気持ちよいのですか?」
「あ、あそこが」
「あそことは?」
善久が腰で円を描くようにすると、久が「おほお!」とあえぐ。
「さ、さねです。さねが気持ちよくって」
それでも善久は追及を止めない。
「どうしてさねが気持ちよいのですか?」
「ああっ、そんなっ」
「では、止めますよ」
善久は腰の動きを止める。
久は力を振り絞って、自ら腰を動かす。
「そんなっ、止めないでっ」
久の懇願を聞いて、また善久が腰を動かしていく。
「善久様、言ってください。何が気持ちよくさせるのですか?」
「そ、そんな…、言えませ…、あふっ」
善久が肉芽を強めにつまんだ。
「ああ、ひどい…」
「さぁ、おっしゃってください」
散々責められた久が観念して告白する。
「まらです!善吉のまらが気持ちいいのです!」
それを聞いた善久が肉棒で割れ目のあちこちをこする。
「おぐうううっ」
腰の深い内側から刺激された久は半ば気を失いそうになる。
「どうですか?もっとまらが欲しいのでは?」
「ほ、欲しいっ!」
久は虚ろな目をしながら善久の肩に手を伸ばす。
「ま、まらをくださいませっ!」
久の右足を放した善久は久の腰を抱えて膝まずくと、背中を浮かせた久の腰を激しく動かす。
「ああっ、まらが、まらがいいっ!」
必死であえぐ久の股間に善久は腰を叩きつける。
「善久様っ、いきますぞっ!」
急激に玉袋が縮むと、善久の肉棒がふくらんで精液が勢いよく飛び出す。
久の割れ目が熱い精液で満たされていった。
「うーんっ」
善久は抱えていた久の腰をゆっくり降ろすと、少しずつ肉棒を抜く。
一度目の射精よりも多そうな精液が割れ目からあふれてきた。
「どれ、善久様、そそが物欲しそうに動いておりまずぞ」
「いやあ、善吉、見ないで…」
閉じかけた足を止めたて大股開きにした善久は、先程と同様に後始末する。
「ああっ」
久の割れ目は痛々しそうに見えた。
善久は掛け布団を引き上げて自分と久にかぶせる。
「善久様、いかがですか?」
声をかけた善久を久が睨む。
「……善吉、ひどいっ!」
そう言って善久の耳をつねった。
「あたっ!」
善久はつねられた耳をかばうものの、今度は反対側の耳がつねられる。
これを3度、4度と繰り返した後、久は最後に鼻をつねった。
「も、申し訳ございません」
鼻をつねられたまま善久は謝る。
「ふんっ!」
久は鼻から指を放す。
善久がホッとひと息ついたところで、久は玉袋を思い切り握った。
「あたたたたっ!」
善久は何とか逃れようとしたが、どこにそんな力が残っていたのか、久の手はそれを許さない。
さらに玉袋をギュギュッと握った久は「フッ」と笑みを浮かべて手を放した。
「本当に申し訳ございませんでした」
善久は布団の上に逃れて土下座する。
「許さぬっ!絶対に許さぬぞ!」
「も、申し…ムグッ」
久は善久の月代をペシペシと叩いた後で顔を持ち上げると強く唇を吸った。
ジュポン、ジュパッ、ジュルン…
何度も唇を吸った後、久は善久の顔を見つめる。
「であるから、余を絶対にもっともっと気持ちよくさせるのだぞ、よいな!」
「…ははっ」
善久は思い切り久を抱きしめる。
「それとな、善吉」
「はっ!?」
久は目を伏せつつ口を開く。
「先ほどのようにみだらなことを口にさせるとは…」
「ははっ、申し訳ございません。今後は二度と…」
「いや、違うのだ」
善久は「はあ?」と問い直す。
「意外に心に響いたのでな。時々、あのように言葉で攻めてくれるとよいかな、と…」
予想外の言葉に善久は思わず吹き出してしまう。
笑っている善久を見た久は困った顔をしていたものの、やがて一緒に笑い出す。
この夜の後、2人きりで寝所にいる時には善久が善吉に戻り、久が善久となる形が続いた。
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次回は善久の藩主話です。
抱き合った善久と久は見つめ合う。
互いの手が肩に背中に胸に腰にと移る中で、やがて双方の乳首を刺激するところに落ち着いた。
乳首の心地よさを感じつつ善久が久をいたわる。
「まだ痛むであろう」
「はい」
「回数を重ねてなじんでいけば痛みも薄れるだろうし、もっと気持ちよくなるはずだ」
「それを楽しみにしております」
久は善久の乳首を軽くつねる。
善久は「フフッ」と笑った後、真面目な顔になった。
「ひとつ、いえ、ふたつ、改めてお願いがございます」
久は善久の口調が変わったことに気づいたものの、「何でございましょう?」と聞き返した。
「2人でいる時、善吉と呼んでいただけませんか?」
そう言われた久は悲しそうな顔をする。
「入れ替わりが負担におなりでしょうか?」
しかし善久は首を振る。
「いえ、覚悟をしておりましたし、十分に修練も積みましたので負担になってはおりません」
「では?」
善久は久から視線を外して天井を見上げる。
「あの日のことを思い出しました」
「山で会った日、でしょうか?」
「ええ」
散策中に道に迷った黒峰善久は、そこで瓜二つの善吉に出会った。
「善久様になり替わることには異存はございません。しかし、親から貰った善吉の中が消えてしまうのは何となく寂しくて…」
「…さようでございましたか」
久も「善久」の名に思いをはせた。
物心ついてから何度「善久」と呼ばれてきただろうか。
「すると、ふたつ目の願いと言うのは、もしかして…」
善久はうなずく。
「2人の時は善久様と呼ばせていただきたく願います」
久は「フフッ」と微笑んだ。
善久は申し訳なさそうに頭を下げる。
「何を今更と思われるかもしれませんが…」
久は「いいえ」と首を振る。
「名前に愛着があるのは似たようなものです」
「では…」
久はちょっと考えて口を開く。
「2人でいる時では少々危ういかもしれません。ですので、こうして寝所にいる時、ではどうでしょうか?」
善久も少し考えて、顔がほころぶ。
「なるほど、それは、その…、ある意味で面白いかもしれませんね」
考えが一致したところで、久はニヤリと笑う。
「では善吉、もう一度交わろうぞ」
「よ、善久様、お体の痛みは?」
「ふん!このくらい…」
強がった久は善久を仰向けにすると、硬さを取り戻しかけていた肉棒を手でつかむ。
さらに肉棒の先端を口と舌でやさしく刺激した。
「はうっ!」
善久が尻に力を入れると、瞬く間に肉棒が硬くなってくる。
久は肉棒をまんべんなく唾液で滑らかにすると、腰をまたいで肉棒の先を割れ目に当てた。
「ほれ、善吉、覚悟せい!」
「ああっ、善久様っ!」
久が腰を降ろすと善久のそそり立った肉棒が割れ目を貫く。
「あぐっ」
まだまだ割れ目に痛みを感じた久ながら、それを気にすることなく腰を揺らす。
善久はその手を久の太もも添えて腰を動かすのを手助けした。
久は精一杯の強がりを続ける。
「どうだ、善吉、気持ちよいか?」
「ああ、善久様、気持ち…よいで…す」
久は両手で自分の乳房を握る。
これまでにないくらい両方の乳房が張り、乳首が硬く尖っている。
割れ目から生まれる痛みを紛らわせるように、乳房と乳首を強く刺激した。
善久は太ももを支えていた右手をずらして、久の陰毛をかき分ける。
肉芽を探り当てると、そっと親指で撫でた。
「あふっ」
割れ目にやさしい心地よさを感じて久の背中が反る。
思わず後ろに倒れそうになったところで、善久が体を起こして久を抱きかかえた。
「善久様、大丈夫ですか?」
「うむ、大事ない」
そんな言葉の一方、久の足や腰は小刻みに震えている。
「どうやら、もう足腰が効かぬようだ。この先は善吉に任せる」
「ははっ」
「主命ぞ!余を気持ちよくさせてくれ」
「はっ、かしこまりました」
善久は割れ目と肉棒がつながったまま久を横向き寝かせる。
ただしそのまま動くのではなく、久の右足を抱えて腰を前後させた。
左手は久の右足を抱えつつ太ももやふくらはぎを撫でる。空いた左手は久の割れ目を刺激した。
充血した肉芽を揉んだりつまんだりすると…、
「おほっ!」
「あふん!」
「あうっ!」
その度に久があえぎ声をあげた。
「善久様、おきれいなところが全て見えますぞ」
「あう、恥ずかしい」
しかし久はまるで見せつける様に胸を反らした。
硬くなった乳首を善久は人差し指で強めに弾く。
「うふんっ、そこもいいっ!」
ここで善久にいたずら心が起きる。
「善久様、失礼いたします」
「えっ!?」
善久は手を伸ばすと、久の頭から頭巾を取る。
久が手の届かないところに放り投げた。
「ああっ、だめっ」
久はとっさに頭を手で隠そうとするが、善久は両の手首をつかんで月代を隠させない。
「ぜ、善吉、いやっ、見ないでっ」
「善久様、きれいな剃り跡でございますな」
「ああっ、恥ずかしいっ」
善久は容赦なく腰の動きを大きくしていく。
久は痛み以上に心地よさが深く広くなっていた。
「善久様、男でございますか?それとも女子でございますか?」
「それはもちろん、お、女子でございますっ」
「にしては、見事な剃り跡」
「ああっ、そんな、藩主でしたもの、月代は剃らないと…」
善久は久の手を放して、ざらりとした月代を撫でる。
久は善久の手を退けて月代を隠した。
「そんなご立派な藩主様が、こんなに乱れてよいのですか?」
「そ、そんな、あそこか気持ちよいのですもの」
久が恨めしそうに善久を見る。
ただし、その目に力はこもっていない。
「何が気持ちよいのですか?」
「あ、あそこが」
「あそことは?」
善久が腰で円を描くようにすると、久が「おほお!」とあえぐ。
「さ、さねです。さねが気持ちよくって」
それでも善久は追及を止めない。
「どうしてさねが気持ちよいのですか?」
「ああっ、そんなっ」
「では、止めますよ」
善久は腰の動きを止める。
久は力を振り絞って、自ら腰を動かす。
「そんなっ、止めないでっ」
久の懇願を聞いて、また善久が腰を動かしていく。
「善久様、言ってください。何が気持ちよくさせるのですか?」
「そ、そんな…、言えませ…、あふっ」
善久が肉芽を強めにつまんだ。
「ああ、ひどい…」
「さぁ、おっしゃってください」
散々責められた久が観念して告白する。
「まらです!善吉のまらが気持ちいいのです!」
それを聞いた善久が肉棒で割れ目のあちこちをこする。
「おぐうううっ」
腰の深い内側から刺激された久は半ば気を失いそうになる。
「どうですか?もっとまらが欲しいのでは?」
「ほ、欲しいっ!」
久は虚ろな目をしながら善久の肩に手を伸ばす。
「ま、まらをくださいませっ!」
久の右足を放した善久は久の腰を抱えて膝まずくと、背中を浮かせた久の腰を激しく動かす。
「ああっ、まらが、まらがいいっ!」
必死であえぐ久の股間に善久は腰を叩きつける。
「善久様っ、いきますぞっ!」
急激に玉袋が縮むと、善久の肉棒がふくらんで精液が勢いよく飛び出す。
久の割れ目が熱い精液で満たされていった。
「うーんっ」
善久は抱えていた久の腰をゆっくり降ろすと、少しずつ肉棒を抜く。
一度目の射精よりも多そうな精液が割れ目からあふれてきた。
「どれ、善久様、そそが物欲しそうに動いておりまずぞ」
「いやあ、善吉、見ないで…」
閉じかけた足を止めたて大股開きにした善久は、先程と同様に後始末する。
「ああっ」
久の割れ目は痛々しそうに見えた。
善久は掛け布団を引き上げて自分と久にかぶせる。
「善久様、いかがですか?」
声をかけた善久を久が睨む。
「……善吉、ひどいっ!」
そう言って善久の耳をつねった。
「あたっ!」
善久はつねられた耳をかばうものの、今度は反対側の耳がつねられる。
これを3度、4度と繰り返した後、久は最後に鼻をつねった。
「も、申し訳ございません」
鼻をつねられたまま善久は謝る。
「ふんっ!」
久は鼻から指を放す。
善久がホッとひと息ついたところで、久は玉袋を思い切り握った。
「あたたたたっ!」
善久は何とか逃れようとしたが、どこにそんな力が残っていたのか、久の手はそれを許さない。
さらに玉袋をギュギュッと握った久は「フッ」と笑みを浮かべて手を放した。
「本当に申し訳ございませんでした」
善久は布団の上に逃れて土下座する。
「許さぬっ!絶対に許さぬぞ!」
「も、申し…ムグッ」
久は善久の月代をペシペシと叩いた後で顔を持ち上げると強く唇を吸った。
ジュポン、ジュパッ、ジュルン…
何度も唇を吸った後、久は善久の顔を見つめる。
「であるから、余を絶対にもっともっと気持ちよくさせるのだぞ、よいな!」
「…ははっ」
善久は思い切り久を抱きしめる。
「それとな、善吉」
「はっ!?」
久は目を伏せつつ口を開く。
「先ほどのようにみだらなことを口にさせるとは…」
「ははっ、申し訳ございません。今後は二度と…」
「いや、違うのだ」
善久は「はあ?」と問い直す。
「意外に心に響いたのでな。時々、あのように言葉で攻めてくれるとよいかな、と…」
予想外の言葉に善久は思わず吹き出してしまう。
笑っている善久を見た久は困った顔をしていたものの、やがて一緒に笑い出す。
この夜の後、2人きりで寝所にいる時には善久が善吉に戻り、久が善久となる形が続いた。
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次回は善久の藩主話です。
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