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第2章 藩主の務め
第17話 治水工事の検分
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「おお!見事なものだな!」
この日、黒峰善久は番竜川の治水工事を検分に来ていた。
言うまでもなくお忍びであり、善久はもちろん、家老の岡岳権兵衛や近習も目立たない格好をしている。
番竜川とは、二筋の川が流れることから付いた名。
大雨が降ると二筋の流れがひとつに合わさって濁流が暴れ狂うことになり、黒峰藩を長年悩ませていた。
「何とかせねば…」
先々代の藩主である黒峰善治の号令の下、治水工事が始まる。
堤防を高くし、川底をさらい、遊水地を広げて洪水対策を重ねてきた。
「この水路ができれば、いざと言うときに、あふれた水を遊水地へ逃がすこともできます」
「うむ、しかし無理はいかんぞ」
「ははっ」
作業をしている領民の中で、ひときわ声の大きな男がいた。
「あれは?」
善久が視線を送る。
「あれは多作と申すもので、川向こうにある大松村の名主の息子です」
「ほう」
名主の息子と聞いて、善久(善吉)は父親を思い出す。
多作の歳は20代半ばに見えた。善吉が幼い頃に亡くなった父の年と近い。
父が生きていれば祖父の跡を継いで名主となったに違いない。
そして善吉も名主の息子となり、おそらくこの場にはいなかっただろう。
「禍福は糾える縄の如し、か」
善久がつぶやく。
「殿、どうかなされましたか?」
「いや、何でもない」
黒峰藩の藩主となれたのは幸運だった。
しかし父親や母親が生きている方が、個人的にはより幸せだったに違いない。
「それでは、殿、そろそろ…」
「うむ」
権兵衛に促されて善久が城へと戻ろうとした時…
ドゴーン!
大きな音がしたかと思うと、「うわーっ」「ぎゃーっ」などの叫び声が届く。
振り返った善久の目に見えたのは、先ほどまで積まれていた土石が崩れた場だった。
「人が埋まったぞ!」
「掘り出せ!」
「こっちに手を貸せ!」
とっさに善久は現場に向かって走り出していた。
「と、殿ー!」
権兵衛や近習もあわてて善久の後を追う。
「殿ー!」
「お待ち下されー!」
権兵衛らの声で振り返るのは領民達。
そんな中を駆け抜けた善久は、大きく土石が崩れた現場につくと人の頭ほどもある石を抱えた。
「何をしておる!急いで掘り出せ!」
いきなり飛び込んできた侍に言われて領民が戸惑う。
「誰だ?」
「殿…と?」
「お殿様?」
「すると、善久様か?」
「分からん」
当然のことながら、藩主の顔を知っている領民はほとんどいない。
多くの領民が呆然と立ちすくむ中、とっさに善久に向かって土下座する者もいた。
「何をしておる!早ようせぬか!」
善久が急かすと、一旦手が止まっていた領民らもあわてて土石を掘り返す。
「殿!」
「権兵衛、皆も手伝え!」
「…ははっ」
皆が力を合わせたことで、崩れ落ちた土石が見る間に取り除かれていく。
「見つかったぞ!」
「こっちもだ!」
埋まった人々が次々に救いだされる。
やがて崩れた土石に埋まっていた領民が全て見つかった。
けがをした領民はいたものの、幸い命を落としたものはいなかった。
「善久様でございますか?」
大汗をかきつつも、ひと息ついていた善久の前に初老の男が土下座した。
近習の1人が「どこの者だ?」と問いかける。
「ああ、これは大松村の庄屋で多吉と申す者です」
作事奉行が代って答えた。
「ほう」
「善久様におきましては、このようなところにお越しいただきまして…」
「番竜側の作事が進んでいると聞いてな。一度見ておこうと思ったのだ」
「ははーっ」
多吉は頭を擦り付ける。
「お越しいただいただけでなく、息子の多作まで助けていただきまして、お礼の申し上げようもございません」
「そうなのか?」
善久が大声を出していた男を思い出す。
「ははっ、多作ら10人ほどが崩れた土石の下敷きとなりましたが、皆、何とか無事で」
「ふむ、それはよかった」
顔だけを上げた多吉が言葉を続ける。
「本日は日も暮れかけております。ぜひ我が家にお泊り頂きたく、なにとぞ、なにとぞ…」
権兵衛が小さくうなずいたのを見て、善久は「分かった」と答えた。
庄屋の家に誘われた善久と権兵衛だったが、ひと息つく間もなく多吉が願い出る。
「お殿様、多作がお礼を申し上げたいとのこと。それでもまだ足腰が立ちませぬので、ぜひご足労いただければ」
「うむ、分かった」
善久が多作が寝ている部屋に入ると、布団に横たわっていた多作が善久に顔を向ける。
布団の側には女がひとり、そして子供が2人頭を下げている。
名主の多吉が「多作の妻の藤、子の松吉と杉作にございます」と紹介した。
「これはお殿様…」
寝床から懸命に起き上がろうとした多作だったが、善久は「そのまま」と制する。
「無理は行かん。まずは養生して体を治せ」
「ははっ、有難きことにございます」
多作は寝ながら何度もうなずいた。
「お殿様!ありがとうございましたっ!」
「あいがとうございあしたっ!」
可愛らしい声がした。
善久が見ると、2人の子供が頭を上げて善久を見ている。
「これっ!」
権兵衛が叱ろうとしたことろで、善久が「まあ、よい」となだめた。
「父上が無事で良かったな」
「はいっ!」
「あいっ!」
2人の子供が元気に返事をする。
「余も父を亡くしておるでな」
これは善吉にとっても、善久にとっても同じこと。
「多作、そなたも危うく父なし子を作るところであったぞ」
「面目ございません」
部屋の雰囲気が重くなりかけたところで、下女が入ってきて多吉に耳打ちする。
「善久様、湯の用意が整いました。まずはお体をきれいになさってください」
「そうだな」
「上がりましたら、お食事の用意をしておきます」
善久は湯殿へと向かった。
名主の家だけあって、湯殿はなかなかのもの。
着物やふんどしを脱いだところで、ひとりの女が入ってくる。
「お体をお流しいたします」
「うむ」
善久は女のするように任せる。
女はほとんど顔を伏せたままながら、善久は着物の色柄から多作の妻と気づく。
「藤か?」
「はい、夫の命を救っていただきありがとうございます」
「いや、余だけではない、皆が力を合わせたからだ」
「それでも、ありがとうございます」
「うむ」
藤は肩、背中、手足。
前に回って胸、腹、そして股間まで丁寧に洗っていく。
人妻ながらも若い女に股間を洗われた善久。
いくらか肉棒が固くなったものの、それ以上の反応は抑えた。
体に湯をかけられると、善久は立ち上がって湯船に入る。
その後も藤はそのままうつむいて立っている。
善久が「もうよいぞ」と告げると、頭を深く下げて湯殿を出て行った。
湯殿を上がったところでも藤は待っていた。
「頼む」
「はい」
立ったままでいる善久の体をすみずみまで拭いた後、真新しいふんどしを締めようとする。
「ははは、それは余がやろう」
「…はい」
それでも襦袢や着物を着せるところまで面倒を見た。
「こちらへどうぞ」
「うむ」
広間では食べ切れないほどの料理が善久を待っていた。
「殿」
権兵衛が耳打ちする。
「食べ切る必要はございませぬが、全ての皿や椀に箸をお付けください」
「うん?」
不思議増な顔をする善久に権兵衛は話しを続ける。
「この辺りの風習でございます。もてなす側は食べ切れないほどの料理を出す」
「ふむ」
「もてなされる側はひと通り口をつける」
「ほぅ、そうか」
善久(善吉)もそうした風習があると耳にしたことがある。
「これは全てでございます。手を付けないのは侮辱となるやも…」
「権兵衛、脅かすな」
「いえ、脅しではございませぬ」
「…分かった」
権兵衛に言われた通り、全ての皿や椀に箸をつける。
どれも口に運んだのは少量だったが、料理の数が多かっただけに、善久の腹は十二分に満たされた。
「そろそろ休むとするか」
「ははっ、こちらに部屋を用意してございます」
多吉に案内されて一番立派とされる部屋に通される。
「普段はお奉行様やお代官様がお泊りになられる部屋でございます」
「ふむ」
「急ぎ畳を入れ替えて、部屋を掃除し直してございます」
「はははっ、そこまでしてくれたか」
いつも善久が寝ているのと変わらない分厚い布団が敷かれていた。
「それではごゆっくりお休みくださいませ」
「うむ」
ふすまを閉めて多吉がいなくなると、善久は布団に大の字となる。
「ふーっ」
大きく息を吐いて昼間の光景を思い浮かべる。
「よかったなあ」
番竜側の治水工事の進み具合とともに、事故で死人が出なかったことを思い出した。
「ん?」
善久はふすまの向こうに人の気配を感じる。
「失礼いたします」
藤の声だった。
善久は体を起こす。
「何かあったのか?」
善久が声を返すと、ふすまを開けて藤が入ってきて、布団の傍らで土下座する
「どうぞお情けを賜りますようお願い申し上げます」
「…む」
善久は権兵衛の言葉を思い出した。
「これは全てでございます。手を付けないのは侮辱となるやも…」
善久は腕組みしつつ難しい顔をした。
「そう言うことか…」
思い悩む善久の前で、藤は頭を畳みにすり付けたまま指一本動かさなかった。
--------------------------------------------------
次回は、もちろん善久と藤のムニャムニャです。
この日、黒峰善久は番竜川の治水工事を検分に来ていた。
言うまでもなくお忍びであり、善久はもちろん、家老の岡岳権兵衛や近習も目立たない格好をしている。
番竜川とは、二筋の川が流れることから付いた名。
大雨が降ると二筋の流れがひとつに合わさって濁流が暴れ狂うことになり、黒峰藩を長年悩ませていた。
「何とかせねば…」
先々代の藩主である黒峰善治の号令の下、治水工事が始まる。
堤防を高くし、川底をさらい、遊水地を広げて洪水対策を重ねてきた。
「この水路ができれば、いざと言うときに、あふれた水を遊水地へ逃がすこともできます」
「うむ、しかし無理はいかんぞ」
「ははっ」
作業をしている領民の中で、ひときわ声の大きな男がいた。
「あれは?」
善久が視線を送る。
「あれは多作と申すもので、川向こうにある大松村の名主の息子です」
「ほう」
名主の息子と聞いて、善久(善吉)は父親を思い出す。
多作の歳は20代半ばに見えた。善吉が幼い頃に亡くなった父の年と近い。
父が生きていれば祖父の跡を継いで名主となったに違いない。
そして善吉も名主の息子となり、おそらくこの場にはいなかっただろう。
「禍福は糾える縄の如し、か」
善久がつぶやく。
「殿、どうかなされましたか?」
「いや、何でもない」
黒峰藩の藩主となれたのは幸運だった。
しかし父親や母親が生きている方が、個人的にはより幸せだったに違いない。
「それでは、殿、そろそろ…」
「うむ」
権兵衛に促されて善久が城へと戻ろうとした時…
ドゴーン!
大きな音がしたかと思うと、「うわーっ」「ぎゃーっ」などの叫び声が届く。
振り返った善久の目に見えたのは、先ほどまで積まれていた土石が崩れた場だった。
「人が埋まったぞ!」
「掘り出せ!」
「こっちに手を貸せ!」
とっさに善久は現場に向かって走り出していた。
「と、殿ー!」
権兵衛や近習もあわてて善久の後を追う。
「殿ー!」
「お待ち下されー!」
権兵衛らの声で振り返るのは領民達。
そんな中を駆け抜けた善久は、大きく土石が崩れた現場につくと人の頭ほどもある石を抱えた。
「何をしておる!急いで掘り出せ!」
いきなり飛び込んできた侍に言われて領民が戸惑う。
「誰だ?」
「殿…と?」
「お殿様?」
「すると、善久様か?」
「分からん」
当然のことながら、藩主の顔を知っている領民はほとんどいない。
多くの領民が呆然と立ちすくむ中、とっさに善久に向かって土下座する者もいた。
「何をしておる!早ようせぬか!」
善久が急かすと、一旦手が止まっていた領民らもあわてて土石を掘り返す。
「殿!」
「権兵衛、皆も手伝え!」
「…ははっ」
皆が力を合わせたことで、崩れ落ちた土石が見る間に取り除かれていく。
「見つかったぞ!」
「こっちもだ!」
埋まった人々が次々に救いだされる。
やがて崩れた土石に埋まっていた領民が全て見つかった。
けがをした領民はいたものの、幸い命を落としたものはいなかった。
「善久様でございますか?」
大汗をかきつつも、ひと息ついていた善久の前に初老の男が土下座した。
近習の1人が「どこの者だ?」と問いかける。
「ああ、これは大松村の庄屋で多吉と申す者です」
作事奉行が代って答えた。
「ほう」
「善久様におきましては、このようなところにお越しいただきまして…」
「番竜側の作事が進んでいると聞いてな。一度見ておこうと思ったのだ」
「ははーっ」
多吉は頭を擦り付ける。
「お越しいただいただけでなく、息子の多作まで助けていただきまして、お礼の申し上げようもございません」
「そうなのか?」
善久が大声を出していた男を思い出す。
「ははっ、多作ら10人ほどが崩れた土石の下敷きとなりましたが、皆、何とか無事で」
「ふむ、それはよかった」
顔だけを上げた多吉が言葉を続ける。
「本日は日も暮れかけております。ぜひ我が家にお泊り頂きたく、なにとぞ、なにとぞ…」
権兵衛が小さくうなずいたのを見て、善久は「分かった」と答えた。
庄屋の家に誘われた善久と権兵衛だったが、ひと息つく間もなく多吉が願い出る。
「お殿様、多作がお礼を申し上げたいとのこと。それでもまだ足腰が立ちませぬので、ぜひご足労いただければ」
「うむ、分かった」
善久が多作が寝ている部屋に入ると、布団に横たわっていた多作が善久に顔を向ける。
布団の側には女がひとり、そして子供が2人頭を下げている。
名主の多吉が「多作の妻の藤、子の松吉と杉作にございます」と紹介した。
「これはお殿様…」
寝床から懸命に起き上がろうとした多作だったが、善久は「そのまま」と制する。
「無理は行かん。まずは養生して体を治せ」
「ははっ、有難きことにございます」
多作は寝ながら何度もうなずいた。
「お殿様!ありがとうございましたっ!」
「あいがとうございあしたっ!」
可愛らしい声がした。
善久が見ると、2人の子供が頭を上げて善久を見ている。
「これっ!」
権兵衛が叱ろうとしたことろで、善久が「まあ、よい」となだめた。
「父上が無事で良かったな」
「はいっ!」
「あいっ!」
2人の子供が元気に返事をする。
「余も父を亡くしておるでな」
これは善吉にとっても、善久にとっても同じこと。
「多作、そなたも危うく父なし子を作るところであったぞ」
「面目ございません」
部屋の雰囲気が重くなりかけたところで、下女が入ってきて多吉に耳打ちする。
「善久様、湯の用意が整いました。まずはお体をきれいになさってください」
「そうだな」
「上がりましたら、お食事の用意をしておきます」
善久は湯殿へと向かった。
名主の家だけあって、湯殿はなかなかのもの。
着物やふんどしを脱いだところで、ひとりの女が入ってくる。
「お体をお流しいたします」
「うむ」
善久は女のするように任せる。
女はほとんど顔を伏せたままながら、善久は着物の色柄から多作の妻と気づく。
「藤か?」
「はい、夫の命を救っていただきありがとうございます」
「いや、余だけではない、皆が力を合わせたからだ」
「それでも、ありがとうございます」
「うむ」
藤は肩、背中、手足。
前に回って胸、腹、そして股間まで丁寧に洗っていく。
人妻ながらも若い女に股間を洗われた善久。
いくらか肉棒が固くなったものの、それ以上の反応は抑えた。
体に湯をかけられると、善久は立ち上がって湯船に入る。
その後も藤はそのままうつむいて立っている。
善久が「もうよいぞ」と告げると、頭を深く下げて湯殿を出て行った。
湯殿を上がったところでも藤は待っていた。
「頼む」
「はい」
立ったままでいる善久の体をすみずみまで拭いた後、真新しいふんどしを締めようとする。
「ははは、それは余がやろう」
「…はい」
それでも襦袢や着物を着せるところまで面倒を見た。
「こちらへどうぞ」
「うむ」
広間では食べ切れないほどの料理が善久を待っていた。
「殿」
権兵衛が耳打ちする。
「食べ切る必要はございませぬが、全ての皿や椀に箸をお付けください」
「うん?」
不思議増な顔をする善久に権兵衛は話しを続ける。
「この辺りの風習でございます。もてなす側は食べ切れないほどの料理を出す」
「ふむ」
「もてなされる側はひと通り口をつける」
「ほぅ、そうか」
善久(善吉)もそうした風習があると耳にしたことがある。
「これは全てでございます。手を付けないのは侮辱となるやも…」
「権兵衛、脅かすな」
「いえ、脅しではございませぬ」
「…分かった」
権兵衛に言われた通り、全ての皿や椀に箸をつける。
どれも口に運んだのは少量だったが、料理の数が多かっただけに、善久の腹は十二分に満たされた。
「そろそろ休むとするか」
「ははっ、こちらに部屋を用意してございます」
多吉に案内されて一番立派とされる部屋に通される。
「普段はお奉行様やお代官様がお泊りになられる部屋でございます」
「ふむ」
「急ぎ畳を入れ替えて、部屋を掃除し直してございます」
「はははっ、そこまでしてくれたか」
いつも善久が寝ているのと変わらない分厚い布団が敷かれていた。
「それではごゆっくりお休みくださいませ」
「うむ」
ふすまを閉めて多吉がいなくなると、善久は布団に大の字となる。
「ふーっ」
大きく息を吐いて昼間の光景を思い浮かべる。
「よかったなあ」
番竜側の治水工事の進み具合とともに、事故で死人が出なかったことを思い出した。
「ん?」
善久はふすまの向こうに人の気配を感じる。
「失礼いたします」
藤の声だった。
善久は体を起こす。
「何かあったのか?」
善久が声を返すと、ふすまを開けて藤が入ってきて、布団の傍らで土下座する
「どうぞお情けを賜りますようお願い申し上げます」
「…む」
善久は権兵衛の言葉を思い出した。
「これは全てでございます。手を付けないのは侮辱となるやも…」
善久は腕組みしつつ難しい顔をした。
「そう言うことか…」
思い悩む善久の前で、藤は頭を畳みにすり付けたまま指一本動かさなかった。
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次回は、もちろん善久と藤のムニャムニャです。
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