愛弟日記4

けい兄たん

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4-222 茶道

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4-222 茶道

俺:    ション、茶道しないか?

愛弟:   兄さん、茶道知ってるの?

俺:   なんも知らんけど

愛弟:    ぷぷっ ケラケラ笑う愛弟ちゃん〕

俺:   へへへ 笑い

まず熱い緑茶を用意します

そう言って俺はキッチンへ行ってティーバッグの緑茶を2人分用意し始めた

しばらくしてふたりのマグにお湯を注ぎ、居間に持ってきて、テーブルに置いた

俺:   俺たちの住まいは宇宙船だと思うこと

外はなんでもいいけど宇宙か木星かアルタイル星か

好きなマンガの1ページでもいい

愛弟:   !!

俺:   目を閉じてイメージング……

ふたり:   目を閉じる

俺:   平和な世界、宇宙、星々、天の川、俺たちが主人公の果てしない映画……

感じて 宇宙を

京都の古寺のイメージでもいい

冷たい床、暗がりの室内

熱い緑茶、昔の茶道の著名人

争いのない宇宙空間

平和な世界に囲まれた俺たちの空間

愛弟:    ……………。

俺:    緑茶が飲み頃かなと思ったら飲んでごらん

宇宙への旅

銀河への旅

光の未来への旅

口の中が渋くなーる

おいしいお茶が飲みたくなーる

ふたり:   マグを手にして飲み始める

コクン

愛弟:   おいしい❤️

にこにこ笑顔〕

俺:   世界に平和が来ますように……(ぽつり)

愛弟:   天の川がきれい❤️

俺:   ションのたましいも…

愛弟:   兄さんのたましいも…

ふたり:   マグを飲み干す

愛弟:   おいしいお茶❤️でした

にこっと笑う愛弟ちゃん

俺:   お粗末さまでした 微笑

ふたり:   見つめ合う 

笑顔
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