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2章3〜4歳
ママへのプレゼント!
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-side アクシア-
「アクシアーアクシアー!」
むにゃむにゃ……はっ……!
昨日はご機嫌斜めになってしまって、部屋に引きこもって、光スライムのそれから……
「アクシア様ー朝ですよー!アクシア様のお菓子ありますよー!」
エリックが必死に俺のご機嫌を取ってくる。ふっ……だが、あいにくとお菓子に釣られる俺ではない。
「水飴がありますー!」
「行く!」
水飴!!!!滅多に食べれない甘味だ。行くしかない。
「やっとでててきた」
外に出ると心配そうな母上と父上と兄上達。
家族がみんな心配そうな顔をして勢揃いしていた。
「うーんと、うーんと……心配かけてごめんなさい」
「よかったよかった」
「でもでも、悪いのは俺じゃなくてみんなだと思うもん」
「そうだね、それに関してはエリックも青龍様も白虎さんもみんな申し訳なさそうにしてたよ」
そう言ってパパは後ろを振り返る。エリック達はみんな頭を下げていた。
「本当にすまなかった……心を読めたのを黙っていて……」
「私たちも悪気があったわけではなかったの……当たり前のようにできていたから。ただあなたがどう思うのかを深く考えてはいなかったわ」
「アクシア様、この度は大変申し訳ございませんでした。その……心を読めてしまい?」
みんな謝ってくれる。うん、謝ってくれるのはいいんだ。いいんだけど……
「みんな強キャラ感強いねー」
「ふふっ、そうねー」
「そうだな。この3人は無自覚なんだろうなー」
俺の意見にパパとママも同意してくれる。
当たり前のように心を読めてしまう3人。その……あの……なんかやっちゃったか?みたいな理由だけど、とりあえず、俺が拗ねているから謝らないと!みたいな感じがすごい。本当にすごい(語彙力)
なんだか、拗ねるのも馬鹿馬鹿しくなってきちゃった。
そもそも、一晩寝て気持ちもリセットされているから、もう怒ってないんだけどね。
そんなことを思っていると、ググーッっとお腹が鳴る。恥ずかしっ!
「ふふっ!私たちもお腹すいたわ!そろそろみんなでご飯にしましょう!」
「そうだな、今朝の食事は料理長が腕によりをかけて作ってくれたそうだ」
「「「わーい!」」」
俺は兄上達とハイタッチする。
「あっ!そうだ!」
昨日ママにプレゼントを作ったのを思い出した!
そう思った俺は昨日の成果物を見せる。
「うーんとね、光スライムのお花作ったー!ママにプレゼントー!」
どうせならLEDのライトアップ風に街を飾ってみようと思ったのだ。
その形を色々試行錯誤していたのだ。
「えっ!まあ!?綺麗……ありがとう!」
ママは嬉しそうにしてくれる。
「これは、ビジネスにもなるわね……社交界でも使えそう」
ギラギラ目を光らせながら、それはそれは嬉しそうだ。
うーん、なんか思ってたのと違うけど喜んでくれているならいいか!
大人って大変!
そんなことを思いながら、朝ごはんに向かうのだった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「アクシアーアクシアー!」
むにゃむにゃ……はっ……!
昨日はご機嫌斜めになってしまって、部屋に引きこもって、光スライムのそれから……
「アクシア様ー朝ですよー!アクシア様のお菓子ありますよー!」
エリックが必死に俺のご機嫌を取ってくる。ふっ……だが、あいにくとお菓子に釣られる俺ではない。
「水飴がありますー!」
「行く!」
水飴!!!!滅多に食べれない甘味だ。行くしかない。
「やっとでててきた」
外に出ると心配そうな母上と父上と兄上達。
家族がみんな心配そうな顔をして勢揃いしていた。
「うーんと、うーんと……心配かけてごめんなさい」
「よかったよかった」
「でもでも、悪いのは俺じゃなくてみんなだと思うもん」
「そうだね、それに関してはエリックも青龍様も白虎さんもみんな申し訳なさそうにしてたよ」
そう言ってパパは後ろを振り返る。エリック達はみんな頭を下げていた。
「本当にすまなかった……心を読めたのを黙っていて……」
「私たちも悪気があったわけではなかったの……当たり前のようにできていたから。ただあなたがどう思うのかを深く考えてはいなかったわ」
「アクシア様、この度は大変申し訳ございませんでした。その……心を読めてしまい?」
みんな謝ってくれる。うん、謝ってくれるのはいいんだ。いいんだけど……
「みんな強キャラ感強いねー」
「ふふっ、そうねー」
「そうだな。この3人は無自覚なんだろうなー」
俺の意見にパパとママも同意してくれる。
当たり前のように心を読めてしまう3人。その……あの……なんかやっちゃったか?みたいな理由だけど、とりあえず、俺が拗ねているから謝らないと!みたいな感じがすごい。本当にすごい(語彙力)
なんだか、拗ねるのも馬鹿馬鹿しくなってきちゃった。
そもそも、一晩寝て気持ちもリセットされているから、もう怒ってないんだけどね。
そんなことを思っていると、ググーッっとお腹が鳴る。恥ずかしっ!
「ふふっ!私たちもお腹すいたわ!そろそろみんなでご飯にしましょう!」
「そうだな、今朝の食事は料理長が腕によりをかけて作ってくれたそうだ」
「「「わーい!」」」
俺は兄上達とハイタッチする。
「あっ!そうだ!」
昨日ママにプレゼントを作ったのを思い出した!
そう思った俺は昨日の成果物を見せる。
「うーんとね、光スライムのお花作ったー!ママにプレゼントー!」
どうせならLEDのライトアップ風に街を飾ってみようと思ったのだ。
その形を色々試行錯誤していたのだ。
「えっ!まあ!?綺麗……ありがとう!」
ママは嬉しそうにしてくれる。
「これは、ビジネスにもなるわね……社交界でも使えそう」
ギラギラ目を光らせながら、それはそれは嬉しそうだ。
うーん、なんか思ってたのと違うけど喜んでくれているならいいか!
大人って大変!
そんなことを思いながら、朝ごはんに向かうのだった。
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