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第三章
57 東方からの使者
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合同競技会からひと月経ち、季節は夏を迎えていた。この世界の夏は暑すぎず過ごしやすい。
気持ちのよい晴れの日が続く中、三度目の祈りの儀も滞りなく終わり、浄化の効果が三ヶ月に延びたある日のこと。
居間でヒナリが賢者たちと共に美味しい茶と菓子とを楽しんでいると、執事のライズボローが現れた。
「皆様がた、モウシハヤ国の使節団の到着は、一週間後となるそうです」
そのフレーズには聞き覚えがあった。ラムラー国の使節団がやって来たときも、事前にこうして知らされたのだった。
この世界には国家というものはたった三か国しかないと言われている。ここスレクスィオ国、砂漠のラムラー国、そして遥か東方にあるという――。
「モウシハヤ国……」
以前、図書館で他国のことを調べようとした際、ラムラー国のカースィム王子が現れて中断させられてしまったが、その後改めて他国についての本を読み進めてみたところ、結局東の小国についてはほんの少ししか書かれていなかったのだった。
スレクスィオ国から遥か東にある島国であること。独自の文化を築いていること。
そして、空が輝き魔獣が弱まる現象を天恩と呼んでいたが、スレクスィオ国から命からがら辿り着いた探検家からその現象が『我が国に降臨した聖女がおこなう浄化の賜物である』と聞かされ、それ以降、浄化を確認次第ただちに国を出発し、スレクスィオ国に貢ぎ物を持ってくるようになったということ。
その国名――モウシハヤ――という名は、記憶を探る限りでは聞き覚えのない音の並びではあった。しかし、もしかしたらヒナリの知っている日本と何かしらの共通点があるかも知れないという期待をつい抱いてしまう。
御礼の儀では使者とは定型の挨拶しか交わすことができない。使節団の人からもっと話を聞くにはどうすれば――。
(あ、そうだ)
いつの間にかうつむいていた顔を上げ、賢者たちに問い掛ける。
「例えばなんだけど……使節の方をこの邸宅にお招きして、少しお話ししてみたいって言ったら来てもらえるのかな」
「それはもちろん」
隣に座るベルトランが即答してくれた。
「聖女様からの招待を断る使者なんて居るはずがないさ。だって君への感謝を伝えにはるばるやって来たわけだからね。御礼の儀以外で聖女様とさらに言葉を交わせるとなれば、使者の方もきっと喜ぶよ」
「そうなのかな」
「じゃ、正式に通達を出しておこう。御礼の儀の日は王城で歓迎会があるから、その次の日だね」
すぐさまベルトランが執事のライズボローを呼び付けて、モウシハヤ国の使者を聖女邸に招待したい旨を王家に伝えるよう言い付ける。
こうしてヒナリは東方の使節団を邸宅に招くことにしたのだった。
モウシハヤ国の使節団は予定通りにスレクスィオ国に到着し、神殿にやってきた。
御礼の儀も三度目となれば慣れたものだったが、先の二回とはまた違った緊張感をヒナリは感じていた。
「モウシハヤ国使節団御一行が到着されました」
案内役の声が聖女の間に響き渡り、続いて大勢の異国人が入場してくる。
ようやく目にすることのできた東方の人々の姿を、ヒナリはまじまじと観察した。
右前で合わせられた着物、袴、そして足袋と草履とをまとう姿を久しぶりに見て、ヒナリは目の奥が熱くなった。
何より、黒髪に茶色がかった瞳を持つその顔は、ヒナリにとっては馴染みのある組み合わせだった。
この世界にも、日本が存在したなんて――。
横一列に並んだ客人たちを代表して、中央に立つ青年が口上を述べる。
「聖女ヒナリ様。わたくしはモウシハヤ国第一王子、ヤクモ・フツギョウと申します。聖女ヒナリ様よりひとかたならぬご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます」
「貴国の安寧に貢献できたこと、幸甚に存じます。モウシハヤ国の更なる発展をお祈り致します」
モウシハヤ国の人々は訛りが強くて言葉が聞き取りづらいと事前に聞かされていたが、ヒナリの耳には特に違和感なく聞こえてきた。自分が転生者だからかも知れない。
ヒナリをまっすぐに見つめてくる王子が爽やかな笑みを浮かべる。その端整な顔は、前世の様々なメディアで見かけた俳優を思わせる美しさだった。つい目を奪われてしまう。
(変な顔をしたらまたみんなに怒られちゃう。顔を引き締めないと)
とはいえ表情を自然にかつ相手の印象に残りすぎない加減で歓迎の意を示すという器用さをヒナリはまだ身に付けておらず、ヒナリは自分なりの抑えた微笑みを王子に返したのだった。
◇◇◆◇◇
次の日の午後、客人は馬車に乗ってやって来た。装飾の控えめなその馬車は車体が艶やかで、漆塗りのようにも見えた。
応接室に行くと、モウシハヤ国の王子が従者をふたり従えてヒナリを待っていた。
ヒナリが部屋に入るなり立ち上がった青年は紋付羽織袴をまとっていて、その凛々しい姿に目を惹かれてしまう。
ヒナリの目の前に着席し直したモウシハヤ国第一王子ヤクモ・フツギョウが、深々と頭を下げる。
「聖女ヒナリ様。この度はお招きいただき誠にありがとうございます」
「ヤクモ・フツギョウ様。急なお呼び立てにもかかわらずお越しくださり感謝致します」
ヒナリもまたゆっくりと頭を下げた。
王子が従者に合図を送り、すぐに差し出された細長い壺を受け取る。
「こちらを聖女ヒナリ様へ献上させていただきます。我が国で広く楽しまれているお酒です」
(もしかして、日本酒?)
前世の最期の記憶が日本酒を一気飲みした瞬間であったため、酒を口にするのは怖さがあった。しかし本当に自分が知っている味かどうか、口に含むくらいはしてみたいなと思い、周りに目配せすると、ミュリエルがすぐさまワイングラスを用意してくれた。
壺から注がれた液体は、予想通り透き通った色をしていた。
緊張しながらグラスを持ち上げた瞬間、
「(ヒナリ。お待ちください)」
クレイグに、背後から小声で遮られた。
わずかに顔を振り向かせれば、視界の端に手が差し出される。
その手にグラスを持たせると、クレイグが先に口を付けた。毒味をしてくれたらしい。軽く頷き、すぐにグラスを返してくる。
「いただきます」
恐る恐る、透明な酒をひと口だけ含んでみる。
「……!」
(やっぱりこれ、日本酒だ……!)
前世でしょっちゅう飲んでいた酒の香りが鼻を抜けていき、思わず目を見張る。
直後、王子が抑えた声で問い掛けてきた。
「お口に合いませんでしたでしょうか」
「いえ! とても美味しいです……!」
もう二度と味わうことはないだろうと思っていた味を再び口にできた喜び。感激のあまり、ヒナリは目に浮かんだ涙も隠さぬまま王子に心からの笑みを浮かべて見せたのだった。
王子とその従者、そして背後から四人の賢者たち、と大勢に見守られる中、ヒナリは久しぶりに味わう日本酒を少しずつ飲み進めていき、グラスを空にした。
「美味しかったー。ごちそうさまでした」
ぺこりと頭を下げれば、ふわふわとした感覚が強くなる。
すっかり酔いが回ってしまい、客人の前だというのに気がゆるんでしまったことにヒナリは気付けなかった。
王子がにこやかにヒナリを見つめる一方で、背後からは溜め息が聞こえてくる。酒に酔ってしまったヒナリはその意味を察することすらできなくなってしまっていた。
酒の回った頭にふと思い付いたことを、吟味もせずに口に出す。
「あの、ヤクモ・フツギョウ様」
「はい、何でしょう」
異国の王子がその美麗な顔を微笑ませる。
「お庭に移動して、もう少しお話ししませんか?」
「ええ、是非。お供致します」
また背後から何やら呟く四人の声が聞こえてきた気がしたものの、ヒナリは気にせず立ち上がった。
気持ちのよい晴れの日が続く中、三度目の祈りの儀も滞りなく終わり、浄化の効果が三ヶ月に延びたある日のこと。
居間でヒナリが賢者たちと共に美味しい茶と菓子とを楽しんでいると、執事のライズボローが現れた。
「皆様がた、モウシハヤ国の使節団の到着は、一週間後となるそうです」
そのフレーズには聞き覚えがあった。ラムラー国の使節団がやって来たときも、事前にこうして知らされたのだった。
この世界には国家というものはたった三か国しかないと言われている。ここスレクスィオ国、砂漠のラムラー国、そして遥か東方にあるという――。
「モウシハヤ国……」
以前、図書館で他国のことを調べようとした際、ラムラー国のカースィム王子が現れて中断させられてしまったが、その後改めて他国についての本を読み進めてみたところ、結局東の小国についてはほんの少ししか書かれていなかったのだった。
スレクスィオ国から遥か東にある島国であること。独自の文化を築いていること。
そして、空が輝き魔獣が弱まる現象を天恩と呼んでいたが、スレクスィオ国から命からがら辿り着いた探検家からその現象が『我が国に降臨した聖女がおこなう浄化の賜物である』と聞かされ、それ以降、浄化を確認次第ただちに国を出発し、スレクスィオ国に貢ぎ物を持ってくるようになったということ。
その国名――モウシハヤ――という名は、記憶を探る限りでは聞き覚えのない音の並びではあった。しかし、もしかしたらヒナリの知っている日本と何かしらの共通点があるかも知れないという期待をつい抱いてしまう。
御礼の儀では使者とは定型の挨拶しか交わすことができない。使節団の人からもっと話を聞くにはどうすれば――。
(あ、そうだ)
いつの間にかうつむいていた顔を上げ、賢者たちに問い掛ける。
「例えばなんだけど……使節の方をこの邸宅にお招きして、少しお話ししてみたいって言ったら来てもらえるのかな」
「それはもちろん」
隣に座るベルトランが即答してくれた。
「聖女様からの招待を断る使者なんて居るはずがないさ。だって君への感謝を伝えにはるばるやって来たわけだからね。御礼の儀以外で聖女様とさらに言葉を交わせるとなれば、使者の方もきっと喜ぶよ」
「そうなのかな」
「じゃ、正式に通達を出しておこう。御礼の儀の日は王城で歓迎会があるから、その次の日だね」
すぐさまベルトランが執事のライズボローを呼び付けて、モウシハヤ国の使者を聖女邸に招待したい旨を王家に伝えるよう言い付ける。
こうしてヒナリは東方の使節団を邸宅に招くことにしたのだった。
モウシハヤ国の使節団は予定通りにスレクスィオ国に到着し、神殿にやってきた。
御礼の儀も三度目となれば慣れたものだったが、先の二回とはまた違った緊張感をヒナリは感じていた。
「モウシハヤ国使節団御一行が到着されました」
案内役の声が聖女の間に響き渡り、続いて大勢の異国人が入場してくる。
ようやく目にすることのできた東方の人々の姿を、ヒナリはまじまじと観察した。
右前で合わせられた着物、袴、そして足袋と草履とをまとう姿を久しぶりに見て、ヒナリは目の奥が熱くなった。
何より、黒髪に茶色がかった瞳を持つその顔は、ヒナリにとっては馴染みのある組み合わせだった。
この世界にも、日本が存在したなんて――。
横一列に並んだ客人たちを代表して、中央に立つ青年が口上を述べる。
「聖女ヒナリ様。わたくしはモウシハヤ国第一王子、ヤクモ・フツギョウと申します。聖女ヒナリ様よりひとかたならぬご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます」
「貴国の安寧に貢献できたこと、幸甚に存じます。モウシハヤ国の更なる発展をお祈り致します」
モウシハヤ国の人々は訛りが強くて言葉が聞き取りづらいと事前に聞かされていたが、ヒナリの耳には特に違和感なく聞こえてきた。自分が転生者だからかも知れない。
ヒナリをまっすぐに見つめてくる王子が爽やかな笑みを浮かべる。その端整な顔は、前世の様々なメディアで見かけた俳優を思わせる美しさだった。つい目を奪われてしまう。
(変な顔をしたらまたみんなに怒られちゃう。顔を引き締めないと)
とはいえ表情を自然にかつ相手の印象に残りすぎない加減で歓迎の意を示すという器用さをヒナリはまだ身に付けておらず、ヒナリは自分なりの抑えた微笑みを王子に返したのだった。
◇◇◆◇◇
次の日の午後、客人は馬車に乗ってやって来た。装飾の控えめなその馬車は車体が艶やかで、漆塗りのようにも見えた。
応接室に行くと、モウシハヤ国の王子が従者をふたり従えてヒナリを待っていた。
ヒナリが部屋に入るなり立ち上がった青年は紋付羽織袴をまとっていて、その凛々しい姿に目を惹かれてしまう。
ヒナリの目の前に着席し直したモウシハヤ国第一王子ヤクモ・フツギョウが、深々と頭を下げる。
「聖女ヒナリ様。この度はお招きいただき誠にありがとうございます」
「ヤクモ・フツギョウ様。急なお呼び立てにもかかわらずお越しくださり感謝致します」
ヒナリもまたゆっくりと頭を下げた。
王子が従者に合図を送り、すぐに差し出された細長い壺を受け取る。
「こちらを聖女ヒナリ様へ献上させていただきます。我が国で広く楽しまれているお酒です」
(もしかして、日本酒?)
前世の最期の記憶が日本酒を一気飲みした瞬間であったため、酒を口にするのは怖さがあった。しかし本当に自分が知っている味かどうか、口に含むくらいはしてみたいなと思い、周りに目配せすると、ミュリエルがすぐさまワイングラスを用意してくれた。
壺から注がれた液体は、予想通り透き通った色をしていた。
緊張しながらグラスを持ち上げた瞬間、
「(ヒナリ。お待ちください)」
クレイグに、背後から小声で遮られた。
わずかに顔を振り向かせれば、視界の端に手が差し出される。
その手にグラスを持たせると、クレイグが先に口を付けた。毒味をしてくれたらしい。軽く頷き、すぐにグラスを返してくる。
「いただきます」
恐る恐る、透明な酒をひと口だけ含んでみる。
「……!」
(やっぱりこれ、日本酒だ……!)
前世でしょっちゅう飲んでいた酒の香りが鼻を抜けていき、思わず目を見張る。
直後、王子が抑えた声で問い掛けてきた。
「お口に合いませんでしたでしょうか」
「いえ! とても美味しいです……!」
もう二度と味わうことはないだろうと思っていた味を再び口にできた喜び。感激のあまり、ヒナリは目に浮かんだ涙も隠さぬまま王子に心からの笑みを浮かべて見せたのだった。
王子とその従者、そして背後から四人の賢者たち、と大勢に見守られる中、ヒナリは久しぶりに味わう日本酒を少しずつ飲み進めていき、グラスを空にした。
「美味しかったー。ごちそうさまでした」
ぺこりと頭を下げれば、ふわふわとした感覚が強くなる。
すっかり酔いが回ってしまい、客人の前だというのに気がゆるんでしまったことにヒナリは気付けなかった。
王子がにこやかにヒナリを見つめる一方で、背後からは溜め息が聞こえてくる。酒に酔ってしまったヒナリはその意味を察することすらできなくなってしまっていた。
酒の回った頭にふと思い付いたことを、吟味もせずに口に出す。
「あの、ヤクモ・フツギョウ様」
「はい、何でしょう」
異国の王子がその美麗な顔を微笑ませる。
「お庭に移動して、もう少しお話ししませんか?」
「ええ、是非。お供致します」
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