百姓貴族はお呼びじゃないと言われ婚約破棄をされて追放されたので隣国で農業しながら幸せになります!

ユウ

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27原因

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原因は不明だが、不作の日が続き国内で作物が取れないようになった。
王家は苦肉の策として輸入品に頼ることにしたが、それがそもそもの問題となった。


輸入品には安全性が絶対とは言えない。
貿易側の国が絶対安全と言っても誤魔化す可能性はある。

とはいえ、輸入してもらう国からは文句を言えないので、受け入れたが。
当初、約束していた品は粗悪品が多かった。

だが、輸入した国は受け入れなかった。
輸送中に起きた出来事だと、問題はそちらにあると言い出したのだ。

嫌ならば輸入はしないと言われ、止む得なかった。
その輸入品には茶葉やキノコ、薬草などだったのだが、それらを使い始めてから体調を壊す者が増えだした。


けれど、その食品類が原因と決定する証拠が少なかった。
何より、今の状況で貿易を断つことは難しく、更に衣服の貿易も望まれる状況下だった。



当初、この国の王太子殿下が貿易に不信感を抱いたことから難色示していたのが、病で倒れてしまい交渉の場を設けることができなかった。

しかも王族が揃って病に倒れ、この国が信仰している女神様が眠りについたことで他国は悪い噂を流し、神に見放された国だと言いふらすようになったったとか。


「他国から出入りした商人はここぞとばかり粗悪品の薬を売りつけて来たんです」

「私達は当初断りはしたのですが…背に腹は代えられないと貴族達が」


いかにギルドといえど貴族達にどうすることもできない。
唯一、その悪徳商売に手を出さなかった貴族もいるが、言葉巧みな営業トークに騙されるものはおおいとか。



「人の弱みに付け込みやりたい放題しやがって」


「だが、このギルドではそんな商売は許していません…ですが」

何処かでまぎれた可能性がある。


「そもそも、干ばつの対策はちゃんとされているんでしょうか」

「それは…」


「あらゆる手段を試みました。木を伐採したり…」


「伐採…」


眩暈がした。
アレンドール王国でも根拠のない方法で干ばつの対策をしていた。


「いえ、そもそも無暗に木を伐採する行為は逆効果です。木を手入れするのは必要だし。後は井戸の神様にもちゃんとお祈りはしているんですよね?」

「先日穢れがあると井戸は埋めましたが…」


「埋めた!」


これ…
水の神様に対する冒とくじゃないか。


「そもそも井戸には古い神様が住んでいる聖域です。そこを汚したり勝手に壊せばたたりに合いますよ」


「「「え!」」」


何その初めて聞きましたって顔は。
アレンドール王国でも一部では汚い井戸は燃やしていたけど逆効果なんだけどな。



「処分するにしてもちゃんと儀式は行いまいましたか?」

「その必要はないと貴族が…その」

「それじゃあ水の神様が怒って当然です。いきなり自分の住まいを壊して追い出されたと思います」


冷や汗が流れる。
神様に対して何してくれてんの!

絶対に怒っているよ!



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