今日から悪役令嬢になります!~私が溺愛されてどうすんだ!

ユウ

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間章一奇跡の出会い

1.太陽の花~セレシアの支え

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辺境地、キャメロン辺境伯爵家の長女として生まれたセレシアは領地を領民を心から愛していた。
年中暖かい気候に恵まれるも、作物が育ちにくいと土地で中央との貿易をすべく、故郷から離れ王都にて社交デビューを果たす準備をしていたが、待っていたのは宮廷貴族から馬鹿にされ、侮辱され続ける日々だった。


地方出身の貴族は煌びやかな暮らしとは異なり、貧しい生活がほとんどだった。
優雅な暮らしをしているのは大貴族のほんの一握りだった。


守る領地が大きければ大きいほど、領民と領地を守らなくてはならない。
特に辺境地は厳しい土地なので自ら作物を作り財源を増やさなくては生活を成り立たない。


財源が茶葉のみだったキャメロン家はセレシアの社交界デビューと共に新たな事業拡大を狙うつもりで、セレシアに期待をかけていた。

とは言え現実は厳しく。

「あれが辺境伯爵令嬢?」

「まぁ、貧乏貴族の服装は、随分と風変わりですわ」

「クスクス、お似合いですわ」


お茶会に呼ばれても孤立し、仲良くしてくれる令嬢はない。
むしろ自分を蔑むことを目的に招待状を送る令嬢もいて居心地が悪かった。

それでも愛する領地と領民の為に外交を行うべく、幼いながらに苦労していた。



そんな時だった。


「ずっとお会いしたかったんです!」


マリーに出会ったのは。
同じく辺境地出身であるが、相手は公爵令嬢で雲の上の存在だった。


なのに気さくに接してくれて、セレシアにとっても思いれの強い茶葉を褒めてくれて嬉しかった。

他の貴族は茶葉でしか財源にすることができないと馬鹿にされているが、マリーは違っていた。

キャメロン産の茶葉を作るのにどれだけ開発に努力しているか。


その努力を認めてくれたような気がした。
セレシアは無くしていた自信を取り戻し、マリーの為にもっとお茶を作りたいと思う様になり、交流を深める中、甘いものが大好きなマリーから助言を得ることになった。



砂糖が作れないなら、キャメロン産の果物を使ったジャムはどうかと。
二人で試行錯誤をした結果、ジャムは爆発的に売れ、社交界で見下されていたセレシアは少しずつではあるが認められるようになり。


マリーへの感謝の気持ちが強くなり、二人の絆は強くなるのだった。



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