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91打ち合わせ
これは全てのシナリオが実行される前夜。
「これを服用する」
「これは強い毒だ。ただし脳を刺激させるものだ」
「つまり…」
「例の毒と同じ効果がある。麻薬に近い美香蘭だ」
小瓶に入ったそれは香水にされていた。
「招待客には効果がない様に挙式の後にウェルカムドリンクを用意する」
「解毒剤と言う事か」
「ああ、この毒は馬鹿家族だけ・・・悪役にする為に使う」
しかし惚れ薬に近しいその薬をどう使うと言うのか。
「この薬に自白剤を含めてある。後は興奮状態になると真面な考えができない」
「脳を刺激するとはそう言う事か」
「ああ、人間は理性がある。まぁあの馬鹿は理性よりも欲望が強いが、頭が丸だろう」
本当にな。
もっと別の事に使えばいい物を。
今言っても仕方のない事だが。
「ある程度刺激を与え、本音をさらけ出し踊らせる」
「しかし、三人か?」
「一人だけ効果を薄めて置く、効果は短時間にする」
「ディアッカ先生、ご質問をよろしいですか?」
リディア様…既にディアッカを師と仰いでいるな。
「何故短時間にするんですか?」
「理性を失った後に正常な精神状態に戻して現実を見せる」
「お前、えげつないな」
ようるすに興奮状態で理性を無くさせて刺激を与えやりたい放題させた後に他国にも見方を作れないようにする。
「アイツは餌だ。貴族派も叩いてやる」
「相手が高位貴族もいるだろう」
「穏健派と決別させれば身分が高くとも打撃を受ける」
成程。
穏健派の貴族派は敵ではない。
貴族派と名乗っているが、国の安泰を願い王家が行き過ぎないのを危惧している。
ならば彼等を完全な形で抱き込むことができればよい。
過激派がいかに愚かな行動をしている見せれば勝機はあるだろう。
「馬鹿達を餌にして、過激派の失脚を狙う。手始め手に他国との繋がりを完全に奪う。後に国外に逃げられたら面倒だ」
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