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第二章
第9話『勉強はわからず、しかし青春を謳歌する』
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5限目が終了し、休み時間。
秋兎は机に突っ伏していた。
「黒織くん、どうしたの?」
「お恥ずかしながら、全くと言っていいほど授業についていけなくて」
「だけどその点だったら、この学校は教師が生徒を指名して回答させないからいいよね」
「え、それって本当ですか」
「うんうん。なんだか、そういう方針みたいだよ」
「それ、物凄く助かる」
(ということは、3人も大丈夫そうだな。いや、絶対に俺よりヤバいよな。だって、日本語なんて俺が書いていた文字ぐらいしか見たことがないだろうし)
他人の心配をしたいが、そうもいかないのが脱力を促進させてしまう。
「じゃあさ、もしよかったらなんだけど。黒織くんさえよければ、放課後にどこかでお勉強会とかどうかな」
「え、いいの?」
「全然大丈夫だよ。でも、胸を張れるほど勉強が余裕ってわけでもないんだけど」
「いやー、本当に助かるよ。ちなみに、一番近いテストっていつ頃?」
「もうすぐ5月だからね。中間テストが5月の最終週にあるね」
「……約1ヵ月ってところか」
「範囲はそれほど広くないだろうし、一緒に頑張っていけば大丈夫だと思うよ」
「え? もしかして、ずっと付き合ってくれるっていうこと?」
「テスト間近になったらさすがに余裕がなくなっちゃうかもだけど、大丈夫だよ」
「ありがとうございます。本当に助かります」
秋兎は姿勢を正し、深々と目の前に座っている女神に頭を下げた。
「いいのいいの。何事もそうだけど、勉強した内容を口に出したり、誰かに教えたりするとすっごく記憶に残るんだって」
「なるほど。どちらにも得るものがあるということか」
「そうそう、大正解」
「あー……」
「どうしたの?」
「あの3人も一緒に来ることになるんだけど、大丈夫かな」
何がどう転ぼうとも変わることの未来について、桜へ相談する。
そして、セシルの反感を買うことも容易に想像ができてしまい、顔が歪んでしまいそうになるのを必死に抑えた。
「私は大丈夫だけど、それぞれのクラスの人から同じようにお誘いを受けてそうだけど」
「それは間違いなさそうではあるが、全員が断って同行すると思うんだ」
「そうなの? もしもそうなったら、それはそれで仕方がないことだからいいんじゃないかな」
「桜さん、できるだけ迷惑をかけないようにします」
「ふふっ、それじゃあまるで黒織くんが保護者みたいだね」
「あながち間違っていないから、複雑な心境です」
秋兎は盛大にため息を吐いて肩を落とすも、新鮮な気持ちも味わっている。
(中学生のときは、こんな交友関係はなかったな。勉強はそこそこできたし、男友達だけで遊ぶのがほとんどだった。なんていうかこう、今の俺――絵に描いたような青春を謳歌しているんじゃないか)
安心できる場所で、戦いとは無縁の日々を送り、円満な交友関係を築く。
それは、こちらの世界では普通であっても、あちらの世界では遠い世界だった。
だからこそ、秋兎は自分が心のどこかで求めていたことを敏感に察知している。
「じゃあまずは――」
「ねえねえ、黒織くんってスポーツが得意だったりするのかな」
「好きな教科ってなんなのかなっ」
桜と話をしている最中、数名の生徒が会話に参加してきた。
「おいおい、黒織の好きな食べ物の方が重要なことだろ」
「当然、好きな本とか動画も訊いた方がいいと思う」
女子生徒から始まり、男子生徒の質問が続く。
「ちょっと、私たちが先に質問しているんだから順番を守ってよ」
「いいだろ別に。なあなあ黒織、今度カラオケなんか行かねえか。男だけでよっ」
「そんなことより、黒織くんは前の学校で好きな人とかいたりしたの? もしかして、誰かと付き合った経験があるとか!」
「あ、あはは……」
これぞ転校生としての宿命、という質問攻めイベントが発生し、秋兎は対応に困ってしまう。
「ちょっとみんな、せっかくお出迎えムードなのに喧嘩してたら台無しになっちゃうよ」
「そ、そうだよね」
「ごめん、ちょっと熱くなりすぎた」
「わかってもらえたらそれでよーし。じゃあ、じゃんけんで順番を決めちゃって」
言い争いから、一瞬でじゃんけん大会に様変わり。
他生徒の目線が外れたのを確認し、桜は秋兎へとウインクを送る。
(おぉ、これがみんなをまとめ上げることができる委員長という立場なのか。凄い、冗談抜きに女神様みたいだ)
と、関心を寄せながら両手を合わせて拝むように軽く頭を下げた。
(それにしても、保護者かぁ。そうだよなぁ。だって、こうしている今、自分と同じように3人も質問攻めにされているって考えちゃってるし。セシルはそれとなくお淑やかに対応するだろうが、マリーは元気に「わかんないっ!」とか言ってそうだし、フォルに関しては口調が独特だから永遠に質問の嵐から抜けられそうにないだろうし。せめてもの言葉が通用するようになっているのだけが救いか)
悩みの種は尽きず。
そんなこんな苦悩していると、大盛り上がりのじゃんけん大会が無事に終わりを迎えた。
では――尋常にいざ、と質問が始まろうとしたら。
「あ」
授業開始のチャイムが鳴ってしまい、それぞれが一目散に自分の席へと戻っていってしまった。
「放課後とか明日から、大変そうだね」
「だね」
と、互いに穏やかな笑みを交わした。
秋兎は机に突っ伏していた。
「黒織くん、どうしたの?」
「お恥ずかしながら、全くと言っていいほど授業についていけなくて」
「だけどその点だったら、この学校は教師が生徒を指名して回答させないからいいよね」
「え、それって本当ですか」
「うんうん。なんだか、そういう方針みたいだよ」
「それ、物凄く助かる」
(ということは、3人も大丈夫そうだな。いや、絶対に俺よりヤバいよな。だって、日本語なんて俺が書いていた文字ぐらいしか見たことがないだろうし)
他人の心配をしたいが、そうもいかないのが脱力を促進させてしまう。
「じゃあさ、もしよかったらなんだけど。黒織くんさえよければ、放課後にどこかでお勉強会とかどうかな」
「え、いいの?」
「全然大丈夫だよ。でも、胸を張れるほど勉強が余裕ってわけでもないんだけど」
「いやー、本当に助かるよ。ちなみに、一番近いテストっていつ頃?」
「もうすぐ5月だからね。中間テストが5月の最終週にあるね」
「……約1ヵ月ってところか」
「範囲はそれほど広くないだろうし、一緒に頑張っていけば大丈夫だと思うよ」
「え? もしかして、ずっと付き合ってくれるっていうこと?」
「テスト間近になったらさすがに余裕がなくなっちゃうかもだけど、大丈夫だよ」
「ありがとうございます。本当に助かります」
秋兎は姿勢を正し、深々と目の前に座っている女神に頭を下げた。
「いいのいいの。何事もそうだけど、勉強した内容を口に出したり、誰かに教えたりするとすっごく記憶に残るんだって」
「なるほど。どちらにも得るものがあるということか」
「そうそう、大正解」
「あー……」
「どうしたの?」
「あの3人も一緒に来ることになるんだけど、大丈夫かな」
何がどう転ぼうとも変わることの未来について、桜へ相談する。
そして、セシルの反感を買うことも容易に想像ができてしまい、顔が歪んでしまいそうになるのを必死に抑えた。
「私は大丈夫だけど、それぞれのクラスの人から同じようにお誘いを受けてそうだけど」
「それは間違いなさそうではあるが、全員が断って同行すると思うんだ」
「そうなの? もしもそうなったら、それはそれで仕方がないことだからいいんじゃないかな」
「桜さん、できるだけ迷惑をかけないようにします」
「ふふっ、それじゃあまるで黒織くんが保護者みたいだね」
「あながち間違っていないから、複雑な心境です」
秋兎は盛大にため息を吐いて肩を落とすも、新鮮な気持ちも味わっている。
(中学生のときは、こんな交友関係はなかったな。勉強はそこそこできたし、男友達だけで遊ぶのがほとんどだった。なんていうかこう、今の俺――絵に描いたような青春を謳歌しているんじゃないか)
安心できる場所で、戦いとは無縁の日々を送り、円満な交友関係を築く。
それは、こちらの世界では普通であっても、あちらの世界では遠い世界だった。
だからこそ、秋兎は自分が心のどこかで求めていたことを敏感に察知している。
「じゃあまずは――」
「ねえねえ、黒織くんってスポーツが得意だったりするのかな」
「好きな教科ってなんなのかなっ」
桜と話をしている最中、数名の生徒が会話に参加してきた。
「おいおい、黒織の好きな食べ物の方が重要なことだろ」
「当然、好きな本とか動画も訊いた方がいいと思う」
女子生徒から始まり、男子生徒の質問が続く。
「ちょっと、私たちが先に質問しているんだから順番を守ってよ」
「いいだろ別に。なあなあ黒織、今度カラオケなんか行かねえか。男だけでよっ」
「そんなことより、黒織くんは前の学校で好きな人とかいたりしたの? もしかして、誰かと付き合った経験があるとか!」
「あ、あはは……」
これぞ転校生としての宿命、という質問攻めイベントが発生し、秋兎は対応に困ってしまう。
「ちょっとみんな、せっかくお出迎えムードなのに喧嘩してたら台無しになっちゃうよ」
「そ、そうだよね」
「ごめん、ちょっと熱くなりすぎた」
「わかってもらえたらそれでよーし。じゃあ、じゃんけんで順番を決めちゃって」
言い争いから、一瞬でじゃんけん大会に様変わり。
他生徒の目線が外れたのを確認し、桜は秋兎へとウインクを送る。
(おぉ、これがみんなをまとめ上げることができる委員長という立場なのか。凄い、冗談抜きに女神様みたいだ)
と、関心を寄せながら両手を合わせて拝むように軽く頭を下げた。
(それにしても、保護者かぁ。そうだよなぁ。だって、こうしている今、自分と同じように3人も質問攻めにされているって考えちゃってるし。セシルはそれとなくお淑やかに対応するだろうが、マリーは元気に「わかんないっ!」とか言ってそうだし、フォルに関しては口調が独特だから永遠に質問の嵐から抜けられそうにないだろうし。せめてもの言葉が通用するようになっているのだけが救いか)
悩みの種は尽きず。
そんなこんな苦悩していると、大盛り上がりのじゃんけん大会が無事に終わりを迎えた。
では――尋常にいざ、と質問が始まろうとしたら。
「あ」
授業開始のチャイムが鳴ってしまい、それぞれが一目散に自分の席へと戻っていってしまった。
「放課後とか明日から、大変そうだね」
「だね」
と、互いに穏やかな笑みを交わした。
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