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五章 平穏から一転
2 ユリアン様の悪行と抜けない熱
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食事しながらアンジェは、自分がお休みしてた期間の仕事の話をしてくれた。城には魔石がすでに完成されて、どっさり用意されていたそうだ。ミンミーたち、弱い魔獣のやっすい魔石の物でね。
「ほほぅすげえな。付与をたくさん重ねると魔石が割れるってアンジェ言ってたよね」
「ああ、あの魔石じゃ小さい魔弾一個くらいの効果しか付与出来ないんだが、ヘルテルの大昔の王ド賢者が開発してたんだそうだ。貧乏ならではの努力だな」
そう言うと、たぶんうちでも出来るはずなんだがなあと黙り、苦い顔してお肉を口に運ぶ。ヘルテル側は、その魔石の作り方をこちらに開示しないと突っぱねた。んで、加工済みを納品してくれたそうだ。これに付与しろって。
「あれま」
「これはこの追撃魔法ばかりじゃなく、他のにも転用出来るんだ。必要なら買ってくれってさ、分かるがな」
まあね。あちらではそれを使って色々やってるそうで、だからお金なくても騎士が強い秘訣でもあるそうだ。
「なら無理だね」
「うん。サミュエル様が知らなかったのは、当たり前過ぎたから」
「ほほう」
軍事国家とは、農業国とは違う開発をするんだなあ。うちはどれだけ収穫が上げられるか、優良品が作れるかが勝負。そのための開発が多い。魔術の大半はそれに費やし、ちょびっと技術。
「それと元シュタルクは、国内の野盗狩りも始めたそうで、元の国から人も集めている。だが、飢えているのは変わらずだ。冬までにまた来るかな」
「うーん仕方なしか」
暗黒の森からお肉は手に入れられるか。だけど野菜とか小麦はなあ。森に食べられる野菜なんかないもんね。
「ああ、人は肉食じゃないから肉だけは辛いな」
白の賢者がいないと、広範囲の荒れた土地の活性は難しいし(ガイア神は一度アルテミス神が手を入れた所しか直せず、王が代わると効果なしになる)、当然野菜の促進も出来ない。聞く限り、初めからやり直さないと畑としてはダメかなってくらい荒れたそうだ。ならさ、普通に建国して野菜売ってと言えばいいのに。
「言えないのがアレス神の加護なんだ。人に頭は下げられない。下げると憤死するくらいの気持ちになるそうだ」
あはは。あの神は頭は下げねぇだろうな。それこそ憤死だろう。
「……僕、あの神様嫌いだな。困った時他国にお願いするってさ。それも王が頭を下げるって、国や民を思う心がないと出来ないと思うんだ。守りたいって強い心がないとね」
「俺もそう思う。強い神だがそういった部分はないんだろう」
だからあの神を好きなやつはどこかおかしいんだよって。だろうけどね。食事がすんで部屋に戻り、お風呂入ってからユリアン様の悪行を聞く。シードル美味いなあ。アンジェに肩を抱かれて、こうしてグラスを傾けてるのは、とても美味しく感じる。
「俺もだ」
「んふふっ」
ティモがこちらもどうぞとぶどうのお皿を出してくれた。
「クルト様、こちら、お兄様から差し入れのぶどうです。新しい品種で、果物としてのものだそうですよ。味見してって」
「へえ、なら食べる」
一粒取って口に入れる。巨峰のような濃厚な甘さと果汁たっぷりで感動モノのお味だけど、でっけえ種がゴリッと歯に当たった。
「あまっ!粒も大きいし……でも種が邪魔なくらいだね」
「ええ、これから改良って言ってました。食べるのに面倒臭いからって」
「そっか。アンジェもどうぞ」
僕はアンジェの口にほらって入れた。
「うん。甘いが、ンッ種噛んだ」
「大きすぎるよね」
「そうだな。だがクルト、ユリアンにこんなことするなよ。食われるから」
「しないよ」
リーヌス様と結婚する前はよくこんなことを相手にさせて、君もって口移しとかしてニヤニヤしてたんだそうだ。アレは見た目はいいから、相手はすぐ落ちる。クソだと言う。
「あはは!目に浮かぶ。コロコロよく笑い、人なつっこそうだもんね」
アンジェはふんと鼻を鳴らした。
「見た目で騙されるな。アレは演出だ。明るく話しやすい雰囲気を醸し出し、知らないうちに相手はベッドにいることになる。策士なんだよ」
ユリアン様は遊び人な雰囲気があるんだよね。でも見つめられたら「そうかな?」と思わせるなにかはあるんだ。あれはその気がない人には危険人物だ。
「リーヌス様は強いから夫婦がやれてるのかな」
「ああ。彼は強く聡明で優しいからなあ」
アンジェはぶどうの皮を剥いて口に咥え、ほらってうけ取れって。やんっ珍しいことしてくれる!嬉しいなあ、あーん。
「うふふっ美味しい」
「ほら見ろ。お前はすぐそんな顔する」
「そりゃあアンジェだからね」
アンジェは困ったやつだと、またふんと鼻を鳴らした。
「ユリアンは知らないうちにこうするのが当然で、なにもおかしくないんだって雰囲気を作る。気をつけろ」
「はーい」
僕も皮を剥いて口に咥えてどうぞって。アンジェは口で受けてくれて、そのまま唇が重なる……ンフッ…
「ほら。クルトは簡単だ」
「あなただからだよ。でも番がいれば落ちないんでしょ?」
「甘いな。あれは絆を超える」
マジか!あの人は天性の遊び人なのかも。リーヌス様大変だね。彼は妻の知らないうちになにかしてそう。
「仕事も出来るが…ンッ…悪い方にも頭が回る」
「アンジェさっきしたのに……んんっ…」
ンふぅ…ぶどうの味がするキスだ。甘い……んふふって楽しんでいると、ため息が聞こえた。目に毒だから寝室へと、ローベルトが嫌そうな顔で寝室のドアを開けた。好きなだけこちらでしろって。離れてた時間もあるから止めませんからとムスッとしている。そうだなってアンジェは僕を抱いてベッドへ。僕は両手を彼に回した。
「アンジェが欲しい。何度しても欲しくて堪らない」
「ふふっいいな。お前から求められるとゾクゾクする」
僕は自分で脱いでアンジェをベッドに寝かせ、彼のローブの紐を解いて脱がし跨る。そして下着から硬くなった股間を出して、ねろんと舌で舐めながら咥えた。アンジェは僕の頭を優しく撫でて、
「いい……求められるのはいいな」
「んくっ…欲しくて……」
たぶん開放された本能が、彼の魔力が足りないと言ってるように感じるんだ。もっと貰えって。彼の手は僕の体を丁寧に触り乳首を摘んで……
「ぐっ…」
僕の背中を彼の手が……エロく触るのが…いい……ッ
「アンジェ…中が…その」
「乗れよ」
僕は彼に跨り彼のを掴んで穴に先を押し当てた。そしてゆっくり腰を落とす。ぐぷぷって熱いアンジェのが……熱いんだ。硬くて熱くてあはっ…堪らん。
「ははっいいな、本当にいい。今までよりずっと気持ちいい。感じ方が違うよ」
「ハァハァ…よかった。アンジェの幸せは僕の幸せだ」
「ああ、今はその言葉の意味がよく分かる」
僕はアンジェの頭を抱えて唇を合わせる。求めに答えるようにアンジェもゆっくり腰を振る。
「心から愛している。これからも共にいよう」
「あんっンンッお側に置いて…ね…」
アンジェが僕の求めに応じてくれるのが嬉しくて、結局夜遅くまで求めていた。
翌朝、ヤリすぎて当然だるいんけど、体中に彼の魔力が溜まった気がしたんだ。幸せに包まれているような気分がして、あの変な欲は落ち着いた。あれはほぼ初夜の情欲で、どこか恥ずかしかったけど、アンジェと触れ合うのは大好きだから嬉しかった。
翌朝アンジェは疲れも見せず颯爽と出仕した。あの体力はどこからだろうと思うけど、図々しい僕は「僕の愛の力の賜物」と、自惚れた。そして僕は、ご招待されていた従兄弟のリーヌス様のお茶会に出かけるため、昼過ぎにティモと馬車に乗った。ここから近いんだ。
僕はユリアン様のお家には行ったことはなくてというか、他家に遊びにとか、お呼ばれとかがなかった。(アンジェが全て握り潰していたからね!)
王妃エルマー様のお茶会や城での晩餐会、舞踏会は当然あって、他家の奥様方ともそれなりに仲良くはなってたけど、あくまでそれなり。やはり、個人的なお呼ばれがないと仲良くなりにくいかなあって感じてはいる。
「クルト様。これからこういうお誘いは多くなります。味方になってくれる奥様が多い方が、なにかあった時有利です。頑張って下さいませ」
「はあ……そこまで気合い入れるものなの?」
クワッと目を見開き甘い!と叱られた。
「この国は一見貴族同士の仲はいいです。ですが、いつなん時それが崩れるやもしれません。先を見据え、対策を取るのも貴族の嗜みです」
「はい……」
「クルト」様もその辺は甘く考えていました。あなたがそれを引き継いでどうする!とネチネチ。ティモはこんな時は怖い。
「分かりました。頑張ります」
「分かればよろしい。感覚的に分からないかもしれませんが、縦の繋がりは白の賢者がありますから分かるでしょう。ですが、奥様たちとの横の繋がりは甘く考えてはいけません」
なにかあった時、奥様の言葉で旦那様を動かす場合ありなんですよ!ってティモが更に怖い。僕はいちいちビクッとして身をすくめた。
「はい……」
「心して参加して下さいね」
ユリアン様の領地まで一時間ちょっとの間、城以外のお茶会の心得をクドクド……いえ、丁寧に説明されながら、馬車は順調にガタゴト走っていた。
「ほほぅすげえな。付与をたくさん重ねると魔石が割れるってアンジェ言ってたよね」
「ああ、あの魔石じゃ小さい魔弾一個くらいの効果しか付与出来ないんだが、ヘルテルの大昔の王ド賢者が開発してたんだそうだ。貧乏ならではの努力だな」
そう言うと、たぶんうちでも出来るはずなんだがなあと黙り、苦い顔してお肉を口に運ぶ。ヘルテル側は、その魔石の作り方をこちらに開示しないと突っぱねた。んで、加工済みを納品してくれたそうだ。これに付与しろって。
「あれま」
「これはこの追撃魔法ばかりじゃなく、他のにも転用出来るんだ。必要なら買ってくれってさ、分かるがな」
まあね。あちらではそれを使って色々やってるそうで、だからお金なくても騎士が強い秘訣でもあるそうだ。
「なら無理だね」
「うん。サミュエル様が知らなかったのは、当たり前過ぎたから」
「ほほう」
軍事国家とは、農業国とは違う開発をするんだなあ。うちはどれだけ収穫が上げられるか、優良品が作れるかが勝負。そのための開発が多い。魔術の大半はそれに費やし、ちょびっと技術。
「それと元シュタルクは、国内の野盗狩りも始めたそうで、元の国から人も集めている。だが、飢えているのは変わらずだ。冬までにまた来るかな」
「うーん仕方なしか」
暗黒の森からお肉は手に入れられるか。だけど野菜とか小麦はなあ。森に食べられる野菜なんかないもんね。
「ああ、人は肉食じゃないから肉だけは辛いな」
白の賢者がいないと、広範囲の荒れた土地の活性は難しいし(ガイア神は一度アルテミス神が手を入れた所しか直せず、王が代わると効果なしになる)、当然野菜の促進も出来ない。聞く限り、初めからやり直さないと畑としてはダメかなってくらい荒れたそうだ。ならさ、普通に建国して野菜売ってと言えばいいのに。
「言えないのがアレス神の加護なんだ。人に頭は下げられない。下げると憤死するくらいの気持ちになるそうだ」
あはは。あの神は頭は下げねぇだろうな。それこそ憤死だろう。
「……僕、あの神様嫌いだな。困った時他国にお願いするってさ。それも王が頭を下げるって、国や民を思う心がないと出来ないと思うんだ。守りたいって強い心がないとね」
「俺もそう思う。強い神だがそういった部分はないんだろう」
だからあの神を好きなやつはどこかおかしいんだよって。だろうけどね。食事がすんで部屋に戻り、お風呂入ってからユリアン様の悪行を聞く。シードル美味いなあ。アンジェに肩を抱かれて、こうしてグラスを傾けてるのは、とても美味しく感じる。
「俺もだ」
「んふふっ」
ティモがこちらもどうぞとぶどうのお皿を出してくれた。
「クルト様、こちら、お兄様から差し入れのぶどうです。新しい品種で、果物としてのものだそうですよ。味見してって」
「へえ、なら食べる」
一粒取って口に入れる。巨峰のような濃厚な甘さと果汁たっぷりで感動モノのお味だけど、でっけえ種がゴリッと歯に当たった。
「あまっ!粒も大きいし……でも種が邪魔なくらいだね」
「ええ、これから改良って言ってました。食べるのに面倒臭いからって」
「そっか。アンジェもどうぞ」
僕はアンジェの口にほらって入れた。
「うん。甘いが、ンッ種噛んだ」
「大きすぎるよね」
「そうだな。だがクルト、ユリアンにこんなことするなよ。食われるから」
「しないよ」
リーヌス様と結婚する前はよくこんなことを相手にさせて、君もって口移しとかしてニヤニヤしてたんだそうだ。アレは見た目はいいから、相手はすぐ落ちる。クソだと言う。
「あはは!目に浮かぶ。コロコロよく笑い、人なつっこそうだもんね」
アンジェはふんと鼻を鳴らした。
「見た目で騙されるな。アレは演出だ。明るく話しやすい雰囲気を醸し出し、知らないうちに相手はベッドにいることになる。策士なんだよ」
ユリアン様は遊び人な雰囲気があるんだよね。でも見つめられたら「そうかな?」と思わせるなにかはあるんだ。あれはその気がない人には危険人物だ。
「リーヌス様は強いから夫婦がやれてるのかな」
「ああ。彼は強く聡明で優しいからなあ」
アンジェはぶどうの皮を剥いて口に咥え、ほらってうけ取れって。やんっ珍しいことしてくれる!嬉しいなあ、あーん。
「うふふっ美味しい」
「ほら見ろ。お前はすぐそんな顔する」
「そりゃあアンジェだからね」
アンジェは困ったやつだと、またふんと鼻を鳴らした。
「ユリアンは知らないうちにこうするのが当然で、なにもおかしくないんだって雰囲気を作る。気をつけろ」
「はーい」
僕も皮を剥いて口に咥えてどうぞって。アンジェは口で受けてくれて、そのまま唇が重なる……ンフッ…
「ほら。クルトは簡単だ」
「あなただからだよ。でも番がいれば落ちないんでしょ?」
「甘いな。あれは絆を超える」
マジか!あの人は天性の遊び人なのかも。リーヌス様大変だね。彼は妻の知らないうちになにかしてそう。
「仕事も出来るが…ンッ…悪い方にも頭が回る」
「アンジェさっきしたのに……んんっ…」
ンふぅ…ぶどうの味がするキスだ。甘い……んふふって楽しんでいると、ため息が聞こえた。目に毒だから寝室へと、ローベルトが嫌そうな顔で寝室のドアを開けた。好きなだけこちらでしろって。離れてた時間もあるから止めませんからとムスッとしている。そうだなってアンジェは僕を抱いてベッドへ。僕は両手を彼に回した。
「アンジェが欲しい。何度しても欲しくて堪らない」
「ふふっいいな。お前から求められるとゾクゾクする」
僕は自分で脱いでアンジェをベッドに寝かせ、彼のローブの紐を解いて脱がし跨る。そして下着から硬くなった股間を出して、ねろんと舌で舐めながら咥えた。アンジェは僕の頭を優しく撫でて、
「いい……求められるのはいいな」
「んくっ…欲しくて……」
たぶん開放された本能が、彼の魔力が足りないと言ってるように感じるんだ。もっと貰えって。彼の手は僕の体を丁寧に触り乳首を摘んで……
「ぐっ…」
僕の背中を彼の手が……エロく触るのが…いい……ッ
「アンジェ…中が…その」
「乗れよ」
僕は彼に跨り彼のを掴んで穴に先を押し当てた。そしてゆっくり腰を落とす。ぐぷぷって熱いアンジェのが……熱いんだ。硬くて熱くてあはっ…堪らん。
「ははっいいな、本当にいい。今までよりずっと気持ちいい。感じ方が違うよ」
「ハァハァ…よかった。アンジェの幸せは僕の幸せだ」
「ああ、今はその言葉の意味がよく分かる」
僕はアンジェの頭を抱えて唇を合わせる。求めに答えるようにアンジェもゆっくり腰を振る。
「心から愛している。これからも共にいよう」
「あんっンンッお側に置いて…ね…」
アンジェが僕の求めに応じてくれるのが嬉しくて、結局夜遅くまで求めていた。
翌朝、ヤリすぎて当然だるいんけど、体中に彼の魔力が溜まった気がしたんだ。幸せに包まれているような気分がして、あの変な欲は落ち着いた。あれはほぼ初夜の情欲で、どこか恥ずかしかったけど、アンジェと触れ合うのは大好きだから嬉しかった。
翌朝アンジェは疲れも見せず颯爽と出仕した。あの体力はどこからだろうと思うけど、図々しい僕は「僕の愛の力の賜物」と、自惚れた。そして僕は、ご招待されていた従兄弟のリーヌス様のお茶会に出かけるため、昼過ぎにティモと馬車に乗った。ここから近いんだ。
僕はユリアン様のお家には行ったことはなくてというか、他家に遊びにとか、お呼ばれとかがなかった。(アンジェが全て握り潰していたからね!)
王妃エルマー様のお茶会や城での晩餐会、舞踏会は当然あって、他家の奥様方ともそれなりに仲良くはなってたけど、あくまでそれなり。やはり、個人的なお呼ばれがないと仲良くなりにくいかなあって感じてはいる。
「クルト様。これからこういうお誘いは多くなります。味方になってくれる奥様が多い方が、なにかあった時有利です。頑張って下さいませ」
「はあ……そこまで気合い入れるものなの?」
クワッと目を見開き甘い!と叱られた。
「この国は一見貴族同士の仲はいいです。ですが、いつなん時それが崩れるやもしれません。先を見据え、対策を取るのも貴族の嗜みです」
「はい……」
「クルト」様もその辺は甘く考えていました。あなたがそれを引き継いでどうする!とネチネチ。ティモはこんな時は怖い。
「分かりました。頑張ります」
「分かればよろしい。感覚的に分からないかもしれませんが、縦の繋がりは白の賢者がありますから分かるでしょう。ですが、奥様たちとの横の繋がりは甘く考えてはいけません」
なにかあった時、奥様の言葉で旦那様を動かす場合ありなんですよ!ってティモが更に怖い。僕はいちいちビクッとして身をすくめた。
「はい……」
「心して参加して下さいね」
ユリアン様の領地まで一時間ちょっとの間、城以外のお茶会の心得をクドクド……いえ、丁寧に説明されながら、馬車は順調にガタゴト走っていた。
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