月の破片を受け取って 〜夢の続きはあなたと共に〜

琴音

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五章 平穏から一転

9 未知の術、発動!

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 ラムジーの騎獣に跨り猛スピードで戦場に向かう。だけどなぜかいつものように息苦しくはならなかった。神の力のおかげかもね。体も自分の能力以上に動くんだ。

「クルト様。もうすぐ前線に到着です」
「はい!」

 猛スピードの中でも周りが視認出来る。動体視力も上がっているようだ。遠くの土けむりと領民が逃げ惑った麦畑の跡が確認出来る。
 牧場は柵が壊れあちこちに牛や羊、家畜が逃げて空っぽで、畑は魔弾だろうか、クレーター状の穴だらけ。畑は戦闘のせいで野菜が踏み荒らされてグチャグチャでもったいない。
 イェリネク様の領地がこんなになるなんて……以前ラムジーたちとこの上を通過した時、葉物野菜が青々と育ってて、美しい畑が広かってたんだ。それなのに!僕は怒りと悲しみで感情がグチャグチャだった。

「減速します!」
「はい!」

 目の前にはウォーッと雄叫びを上げ、見たことのないデザインの、薄い青っぽい甲冑の戦士と、うちの黄味がかった甲冑の戦士が交戦、相手の術師が派手な杖から魔法陣を空に展開して、そこから魔弾が地上に降り注いでいた。

「ラムジー、戦闘地の真上へ」
「ハッ!」

 全体が見渡せる高さまで駆け上がり停止。上空から見ると敵の動きはあまり良くない。寄せ集め感がものすごい。敵の甲冑は様々で、これじゃあ多国籍軍だよね。それに農民だろうか。胴着とすね当てだけの簡単な装備で、長槍の者も目立つ。きっと騎士でもなんでもない、普通の民なんだろう。槍を握り必死の形相でうちの騎士に向っている。
 うちの騎士も殺すなって言われているのか、致命傷にならないようにしてるっぽくて、装備の簡易な者は、剣の刃のない方でぶっ叩いてるように見える。そうそう、この世界なぜか片刃の剣なんだ。日本刀のようにね。もちろん両刃もあるけど、主流は片刃。

「ラムジー、アンジェ。術の間の守りをよろしく」
「ああ。心配するな」

 その声に僕は安堵し、スーハースーハー深呼吸。戦闘地域はまだあるから、ここを陥落させる程度の力を出せばいいはず。数は約五千と聞いている。ここから見える人の範囲に術を展開でいいはずなんだ。

「行きます!」

 僕は神に祈るように手を組み、眼下を確認しながら頂いた力を少しずつ開放。どのくらいのどんな術かは分からないが、たぶん僕を中心に円形に広がるはずだ。ならば、人の切れる場所まで拡大したら終わりだ。

「我が地に来たる他国の兵よ。アルテミス神のお力を受け取れ。そして自国に帰れ」

 僕の発動の声と共に、体からブワッと金色のうどん?くらいの光が下に向かって降り注いだ。術は丸く広がらず、そうそう、大きな三尺玉の花火が新潟の方にあるよね。あんな感じ。糸を引くように僕から流れ下に降って行く。その光の先が触れた戦士からビクッと静止し、顔の険しさがなくなっているように見えた。

「動きが止まりましたね」
「うん」

 様子を見ていると、無表情というか虚ろになった戦士は、体がフラフラってしてそのまま垂直倒れ。こちらの騎士には当たっても変化はなく、自国の戦士はその様子に、なにが起きたのだと剣を構えたままオロオロ。
 これはなんだ?うわっと自国の騎士らから声が上がり、不安からか剣の先で突いたりして意識がないのを確認したり、息してる?と足で揺すったり調べ始めたが、動かない。そのうちその体に、ユラユラとした煙のようなものが、甲冑の騎士から湧き上がり始めた。

「なんでしょうか。敵の戦士の体から赤いモヤが…」
「うん……なんだろうね」

 奴隷戦士以外の、たぶん暫定王の配下の戦士の体から、赤い煙が。なにかが抜けてるのかな?アレス神の加護かなにかの毒気か。王に忠誠を誓っている人たちには、多少アレス神の加護のようなものがあるのかな?

「いえ、たぶんあの地の者たちでしょうな。土地の加護が人にもあるのですよ。我らにも国の神の加護が体にあるのです。土地の色みたいなものでしょうかね」
「ほほう。この世界はそんなのもあるのか」

 いえ、今私が思っただけです。ヨルク様に聞かねばわかりませんねえって。でも、僕もそれっぽいと思った。簡易の装備の人からは出て来ないしね。

「とりあえず確認したいので、ラムジー、地上に降りてもらえますか」
「ハッ!」

 騎獣隊ごとに高台の崖にいて、その様子を伺っていたハンネス様も敵に近づいて調査している。

 この戦地はイェネリク領から敵戦士を後退させた、バルシュミーデとの国境の荒れ地なんだ。草木は少なく乾燥した岩場の多い山脈の手前で、川もなく雨も極端に少ない地域。アップダウンがあるだけの、現世で言うと、岩肌むき出しのグランド・キャニオンふうの岩砂漠ってところ。

「ハンネス様どうですか?」

 倒れている敵を剣で突いて調査していたハンネス様は、僕の声にビクッと飛び上がった。

「あ、ああ。クルト様でしたか」

 僕と分かりあははと笑う。不意に声を掛けるのは止めて下さいませと叱られた。こんな状況じゃ怖いだろって。そうね。

「これはなんの術ですか?それに……クルト様光ってますけど、なんで?」

 僕はにっこりして詳細は後でねと。はあと気の抜けた返事をハンネス様はしたけど、分かりましたとニッと笑った。相変わらず爽やか青年だよねこの人。

「敵は死んではいないので、全部捕まえておいて下さい。殺さないでよ?」
「あ、ああ、はいはい。しませんよ」

 たぶん暴れもしないはずたからとハンネス様に僕は言い残し、ラムジーに元シュタルク王国に向かってくれと頼んだ。ええ?行くんですか?なにをしに?敵は戦闘不能ですよ?とびっくりして僕に聞き返す。

「あの土地のアレス神の加護を無効にする。暫定王の加護の無効もね」
「へ?ええ!?行かないとダメなの?ここからじゃ遠いか。あー……その顔は言っても無駄ですね」
「です」

 でもラムジーはあそこに行くのかぁって、ものすごく嫌そうにした。戦闘に慣れていても、あそこは今すごい凄惨なことになってるから、あなたには刺激が強いんです。見せたくないなってブツブツ。

「行かないと終わらないよ?」
「はい……はぁ」

 敵に気が付かれないよう、城の上にお願いねと頼んだ。ラムジーは後ろで嫌だあってオーラを出しまくりで、騎獣の支度するのもダラダラで、やる気を感じないけど僕を乗せてくれ、自分も後ろに跨った。僕は後ろを振り返り、アンジェたちはついて来てとお願いして、何時間も暗黒の森の上を飛び森が切れた。すると、荒れた畑や破壊された民家が立ち並ぶ村が現れた。

「ラムジーこれは……」
「ええ。これは盗賊の仕業です。戦とは直接関係ないのですが、食べ物欲しさと……」
「欲しさと?」

 ラムジーは唸って続きを話さない。なに?

「……その、人を殺すのを楽しむためと、アンや子どもを、その……」
「理解した」

 クルト様が賢くてありがたいと、へへっとラムジーは笑う。彼は飛行隊の軍人の割に柔和な短髪赤毛の戦士で、雰囲気は少しチャラい。人懐っこそうな人だから、こんなふうにヘヘッと笑うとかわいい。
 そんな雰囲気を壊すような惨状が広がっていた。国の失政にも負けず頑張った人たちの……なんでこんなことになるんだ。そう思ったら視界がにじむ。もう、人影もなく、相当長い間放置されているのが分かる。草が石畳を押し上げ生えていて、崩れた家も草に埋もれていて獣道すらない。本気の廃墟となっていた。

「加速します」
「グスッはい!」

 王都までの間、こんな村や町をたくさん見かけた。時々ぽつんと村に残ってる農夫の方も見かけた。暮らしがきついのか、ヨレヨレの服で作業をしていたんだ。なんで真面目な方がこんな目に遭わないといけないんだよ!
 そんなことを考えながら王都を目指していたんだけど、近づくほどに凄惨さが目に余るように。心が苦しくなる景色を通り過ぎ、王都の外門手前の森に隠れた。一度打ち合せしようってね。

「この先の王都はここまで見ていたより凄惨です。気をたしかに」
「うん」

 王都にはすでに無法地帯。国の関係者は手を出してはいなくて、輩ばかり。貴族門を越えたところから敵は来ます。ですので、はるか上空から術の展開をしてくれと、ラムジーは言う。

「この人数では敵に対応できませんからね」
「分かった」

 みんなでコースを確認した。このまままっすぐ上空に上がり、視認できない高さから城の真上に行く。そして、そこで術の展開をし、効果の確認をする。いいですかって再度確認された。僕はうんと答え、作戦決行!かなり上空に舞い上がり移動を始めた。

 外門を通過したら、遠目でもわかるくらい破壊された街が見える。ボロ布を掛けただけの難民キャンプのような、元シュタルクの王都だった。

「ここはもう国でも街でもないでしょ……ここまで臭う、下水のようなすえた異臭となにかを燃やす臭い。それに建物はほとんど残骸だ」
「ええ。二年弱放置ですからね。スラムが王都中に広がってるんです」

 これでよく他国を攻めようなどと思ったもんだ。多少なりとも整えてからとかにすればいいのにと、僕は惨状を目に思った。白の賢者がいなくても、建築系の魔法の職人がいればある程度は出来るはず。二年もあれば、もう少しまともに生活出来る基盤くらいは造れそうな気がする。よく見えないけど、たぶん生きてはいないであろう、倒れている人も多く見えた。

 生きて動いている人たちはやせ細り、ギリギリで生きている感じだし、マッチョの…もうね「俺たち犯罪者でーす。よろしくね!」って感じのが徒党を組んで歩いてるし。
 なんでこんなになってるのに王は気にならないんだろう。人を大切にして土地を耕し街を造り、普通に建国すればいいだけだ。時間が掛かろうが出来ないはずはないんだ。
 僕の独り言みたいな呟きに、ラムジーはまあねえって。

「民も貴族もですが、白の賢者が数ヶ月で国を回って作り上げるのを見ていますからね。それを人の手だけでやろうなど、そんな手間を掛ける考えを持つ者はいませんよ。みんな白の賢者が現れるのを待っているのです。きっとね」
「怠け者め……」

 僕はこんなになったら人力だろって思うんだ。少しでも快適に過ごしたいもん。やったことはなくとも、あんなボロ切れで雨風しのごうとは思わない。暖かい家で眠り、美味しい食事を摂りたいと考える。

「加護がなくても、ある程度は出来るんだよね?」
「出来ますよ。土地が簡単には肥えませんから、初めの何年かは豆類を植えて土地を肥らせます。建物もゆっくりですが、魔法使いや職人が頑張れば建ちます。ですがね。強力な魔力で短期で出来ると知る者に、その選択は難しい」
「そっか……」

 だけど、城とその周辺だけは直してるんだよね。貴族街や城の庭は野菜が青々と育ち、城の後ろは麦も見える。多少の鶏や牛、豚とミンミーやラミットの牧場……ムカつく。自分たちだけは飢えてないのか。大きな城の庭や森だった部分は木を切り倒し畑にしたのか。いつもなら林や庭部分は、全部農作物に埋め尽くされていた。ものすごくムカつく景色に、クソ貴族が!と僕は頭の中で悪態をついていた。

「ラムジー行きます。これで全部の力を放出するので、僕は気を失うかもしれません。お願いします」
「分かりました。ご存分に」
「うん」

 先ほどと同じように祈り、ありったけの力を放出した。城をドーム状に囲むように金色の光が筋になり降り注ぐ。光の先が地面に全部触れると、星が砕けるように弾けた。先程はしなかった、シャランシャランと光は音を立てた。

「さっきと違うね?」
「ええ、それに光の筋が広がり始めましたね」
「うん」

 広大な城の敷地を光が覆う頃、上空に癒しの魔法陣に似たものが城の上空に現れた。それが大量のガラスを割るような音と共に大爆発し、国全体に広がるように、光は猛スピードで外側に走って行く。
 そして光が触れた人から、赤いモヤが体から抜けていき、土地からもむせ返るくらい立ち上がる。街全体が、赤いモヤで見えにくくなるほどだった。

「上手く行きましたね」
「うん。たぶんこれでいいんだよ」

 ……上手くいったじゃねえ!なんの権利があって俺の加護を無効にするんだ!……

「うるせえぞアレス様。人はおもちゃじゃないだ。必死に生きているんだよ!」

 ……おもちゃだろ!何度でも輪廻で再生するんだ。ハーデスの楽園がお前らの本当の住処だろ!ここは仮初めなんだよ!なら俺を楽しませろよ!……

「そんなものは一度死んでいる僕は知っている。だけどここに生きている間、人が不幸になるのは違うだろ!」

 ……はあ?お前何言ってるの?みんな自分で望んでこの生を楽しむために降りたんだろ?不幸を楽しんでんだろ!アルテミスに文句を言わなきゃ……

「それはどういう意味だ!」

 僕はなにを聞いた?この苦しみを楽しみに来た?はあ?頭が……はあ?声を大にしてアレス神に問い正した。

 ……お前は知ってるだろ。神殿で使徒にせつめ……あ、あわわっ口がすべっグアッ……

 ドカッとなにかで殴られる音がして、アルテミス様の怒鳴り声。

 ……バカですかあなたは!なにを口走っている!こっちに来なさい!……
 ……アルテミス痛い!離せよ!ついっ口が!ハーデスもゴメッ!グハッ悪気はなかったんだ!やめろよお前らぎゃあ!……
 ……ここまで考えなしとは!お前も一度死ね!……

 それっきり神の声はしなくなった。シーンとした静寂に包まれた城の上空。遠くに光が走るのが見えて、モヤも光の通過後から立ち昇る。

「自分で望んで?こんな苦労を自分で望んでこの世に来るの?こんな野垂れ死ぬ人生を味わいたいと望む?なんで……え?」

 混乱してブツブツ言っていると、ラムジーが僕の肩をポンポン。

「クルト様。あなたのお聞きになったものは、死後の世界の話しのようですね。これは他言しない方がよろしいかと存じます。私もハーデス様の元に行くまで口をつぐみますから」

 他の騎獣の者たちに聞こえないくらいの、囁くような声でラムジーは僕を諌める。確かに今生きている人には要らない情報だ。これを望んでとか意味分からんし、望んで来たんだからこうなって当然だろ……とは僕には思えない。
 だけど、脳裏には仏教思想のようなものが浮かんだ。カルマの解消だ。この世界の場合なら、神の使徒になるための試練かもと、どこか思ったが、確証はない。

「みんなの不安を煽っても、いいことはないか」
「はい。いいことはありません」

 僕は眼下を見下ろしていた。人はほとんど動いていない。動いている人もいるけど、なにが起きたか分からず、呆然と倒れている人や立ち昇るモヤを見ているだけ。ああ、ダメだ。視界が歪んで目の前が白く霞がかるし、思考が散らかるんだ。

「ラムジー……ごめんね。もう…視界がね…白いんだラムジーごめんね」
「いいえ、頑張りました。ゆっくりおやすみを。クルト様」

 僕は世界が真っ白になって、ラムジーのおやすみなさいって声が遠くなり、意識を失った。


 
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