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最終章 僕が来る前に戻った……のか?
8 もう取り返しが付かない
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ティモに襲われていると扉が開く音がして、
「クルトいるか?注文していたユリアンの指輪だが……なにをしている!」
「僕はクルト様の愛人にしてもらうんです。んふふっ」
ティモは振り返り、悪びれもなくアンジェに言い放つ。僕のところからはアンジェは見えないけど、ドカドカ音がしてティモを僕から降ろした。僕は怖くて動けない。
「どうしたんだティモ!」
「僕、クルト様をとても愛してるんです。情欲を持つほど。だから愛人に雇ってもらうんです」
「は?クルト!」
脱がされて半裸の僕に聞かれても……ジワッと涙が溢れ…まぶたが熱くなった。
「クルトにその気はないようだぞ!」
「いいえ。クルト様もきっと僕を愛してくれます」
騒ぎを聞きつけたカールが来たようで、アンジェがなにか指示して走り去る。
「ティモ。お前はよくやってくれた。だが主を襲うなど……」
「襲ってなんか。旦那様、僕は奉仕をしているだけ」
アンジェは眉間にシワで歯を食いしばった。確実に不味いって顔だ。僕もこんな状況だけど、ティモがおかしくなったのだけは分かる。でもこんなにも追い詰めたのは僕なんだ。
「ティモ来て」
「んふふっクルト様。は~い」
「クルトお前!」
僕は首を横に振り、見てろってアンジェに目配せをした。嬉しいって僕に抱きついたティモを、僕も抱いて正気になる術を発動。ポウッとティモを光に包んだ。
「なにしてるの?なんの術?僕はおかしくないんだ!あなたを愛してるだけなのに!いやあ!クルト様やめてぇ!」
暴れてたけど僕の精一杯で押さえつけた。
「ティモ。この術を掛けても、僕を家族ではない愛があるというなら愛人を考える」
「ホント?んふふっ……」
嬉しい……と力が抜けて、ティモは気を失った。ごめんねティモ。僕も大好きなんだ。でもあなたには家族の愛しかないんだ。素敵な兄様なんだよ。僕の胸でぐったりしているティモをアーノスが抱き上げた。カールが執務室に呼びに行ってくれたようだ。
「申し訳ございません。ここまで追い詰められているとは、私も思っていませんでした」
ティモを締め付けるように抱いて、アーノスは辛そうに震えていた。僕が悪かったんだ。きちんと話して納得した上で側にいてもらえばよかった。あんまりにも僕のことで不安になって、可哀想に感じてしまったんだ。アーノスの様子に僕は自責の念しかない。ごめんねティモ。
「これを」
「ありがとう」
カールが上半身裸のような僕にガウンを掛けてくれた。
「アーノスごめんなさい。僕の対応が悪かったんだ」
「いいえ。おかしくなろうとも嫌がる主を襲うなどあってはならないことです。私が甘く考えていたのです」
彼によると初めは寂しいと騒いでいたけど、一年が過ぎる頃には子どもと楽しそうに遊んでいた。私とも特に変わったこともなく過ごしていましたと言う。クルト様の話題を意識的に減らさず、普通にしてたのになんで……と目をギュッと閉じて、ティモを抱いていた。
「ティモを客間に寝かせて、お前も付いてろ」
「あの……客間?」
「ああ、ティモはもうこの屋敷の家臣ではないからな」
「はい。ありがとうございます」
アーノスはティモを抱えて、申し訳ございませんと頭を下げ、部屋を出て行った。辛そうな背中に僕は……
「カール、悪いんだが外してくれるか」
「かしこまりました」
カールが下がると僕とアンジェだけ。僕が隙だらけでこんなことに。未遂だけど許してくれるかな?僕はガウンを掴んで下を向いた。顔を上げることが出来ないんだ。アンジェを見れない。
「クルト」
「はい……ごめんなさい。僕が全部悪い。あんなに思い詰めるまで放置した僕が悪いんだ」
フンと鼻を鳴らし僕の隣に座る。
「クルト。顔を上げなさい」
「はい」
恐る恐る顔を上げると冷たい目のアンジェ。ああ、怒って当たり前だよね。申し訳なくて目頭が熱くなった。泣けばいいなどとは思ってないけど、勝手に……ぽろぽろ目から流れ落ちる。
「これはお前とティモの関係がおかしいからだぞ。幼い頃からお前が兄様と慕ったままティモを家臣とした。成人したにも関わらず、主と家臣の境が曖昧だから起きたんだ」
「はい……ごめんなさい」
その慕う気持ちにティモが応え、そしてティモの方が離れがたくなった。夫よりお前を選ぶほど愛してしまった。これはどちらも悪いが、よりお前が悪い。主であるお前が分別を付けなければならないんだよと。
「貴族は子供の頃は家臣や臣下になる者と、別け隔てなく共に王都の学園で学ぶ。その授業の中の社交には、上下の関係をきちんと別けなさいと習うはずだ」
「はい」
「本物の兄もいたのになぜだ」
それは……わがままを受け入れてくれるからかも。ティモは文句を言いなからも、いつも僕のことを無条件で受け入れてくれたんだ。
「家臣としてもそれは問題だ。主の間違いは正さねばならない。それをよしとしてここまで来たんだ。お前たちは」
「ごめんなさい」
真面目なというより叱ってる顔のアンジェ。優しい雰囲気などなく……ううっ…ごめんなさい…ごめんなさい。謝るしかないんだ。これは全部僕が楽に生きるために、見なかったことにしていた部分。「クルト」の記憶を引き継いでいるんだから、理解していなければならなかったんだ。
「アンジェ、申し訳ありませんでした。僕をもう側に置きたくないよね。支度が出来次第僕も実家に帰ります。今までありがとう」
アンジェは盛大なため息と、イラついた声を出した。
「なに短絡的な考えになってるんだよ」
「だって……アンジェ誰かに触られた僕嫌いでしょ?仕事で触れるのと違うんだよ?嫌でしょう?」
「ああ嫌だね。俺の物に触れるやつは嫌いだ」
ううっ……嫌なんじゃん。ティモが仕事で僕に触れたこととは違う。欲で僕を……逆ならやっぱり辛いもの。
「カールどこ?僕客間に行くからお願い!」
僕が立ち上がると座れと腕を掴まれた。
「カール風呂の支度してくれ!」
「え?」
遠くからはーいって聞こえた。なに言ってんのとアンジェを見下ろすと、両手がスッと僕に伸び、頬をパンッとかなり強く叩かれた。
「グッ……っ」
かなり痛くて違う涙が出るくらい痛くて、目を強く閉じた。グウッ抑えられてる分痛みが強い。
「これでおしまいだ。許してやる」
「へ?」
目を開けると、いつものアンジェが見えた。許す?アンジェ……どうしたの?こういったことには潔癖気味なのに。あり得ん言葉が聞こえたと僕は呆然と見つめた。
「なんだよ」
「許すと聞こえたけど?」
「そう言った」
そう……許してくれるのか。へえ……そうだ荷物はどうしようかな。ほとんどアンジェに買ってもらった物だなあ。なら着の身着のまま父様のところにお手紙書いて迎えに来てもらおう。うん、早いほうがいいよね。僕は目障りだろうし……
「カールお手紙書きたいから……ねえカール?」
「カールは風呂の支度だ」
「そう……なら自分で」
「おい……」
僕は立ち上がり机に向かった。えっと便箋と封筒は……それと封蝋がいるね。ごめんねもう少しここに置いてね。数日でいなくなるからとアンジェに話しかけてペンを取った。
「父様ごめんなさい……嫌われちゃった」
「おい!」
ペンを持つ腕を掴まれた。ごめんねアンジェ。
「アンジェ今ね、父様に迎えに来てもらうお手紙書くの」
「そんなのはいらない」
「んふふっいるよ。ごめんね」
「クルト!俺を見ろ!」
「見てるよ。嫌な思いさせてごめんなさい」
幸せだと思ってたのにね。壊れる時はあっという間に崩れるんだ。どこに落とし穴があるか分からないもんだね。でもこの落とし穴は自分で掘ってた物に自分がはまっただけ。
「クルト!」
「なに?これ書いたら出て行くから」
ふふっと微笑んだら引っ叩かられた。さっきから叩かれてばっか。仕方ないけどさ。
「俺を見ろ!」
「ごめんね。いい奥さんになれなかった」
「やめろもう……もういいんだ」
「よくないよ。ごめんね」
お風呂……ぎゃあ!クルト様手形が!頬が真っ赤です!とカールが叫んだ。
「僕が悪いからね」
「なにを……旦那様……こんなに叩かなくても」
なんか声が遠い。なんか人の声が聞きづらいなあ。哀しくて哀しくてなんにも考えられない。
「クルト!」
抱かれてキス?……やめて!
「やめてアンジェ!触らないで!キスしないで!」
「やめない」
「いやあ!ティモやめてぇ!」
僕は暴れた。ティモやめて!アンジェにもっと嫌われちゃう!お願いだからやめてぇうわーん!
「やだよぉアンジェに嫌われるのやだあぁ!うわーん」
僕は机に突っ伏して泣いた。これ以上アンジェの中の僕が汚れていくの嫌なんだよ。
「旦那様……」
「実家に帰るって。俺が見えていない」
「実家にですか。あなたはクルト様にとても愛されてますね。こんなことぐらいでそこまで」
「ああ。叱りすぎたかもな」
ふわっと眠気が?え……なにこれ。
「もういい。クルト少し寝ろ」
魔法かも……眠い……ダメだ眠くて……んっ
「クルトいるか?注文していたユリアンの指輪だが……なにをしている!」
「僕はクルト様の愛人にしてもらうんです。んふふっ」
ティモは振り返り、悪びれもなくアンジェに言い放つ。僕のところからはアンジェは見えないけど、ドカドカ音がしてティモを僕から降ろした。僕は怖くて動けない。
「どうしたんだティモ!」
「僕、クルト様をとても愛してるんです。情欲を持つほど。だから愛人に雇ってもらうんです」
「は?クルト!」
脱がされて半裸の僕に聞かれても……ジワッと涙が溢れ…まぶたが熱くなった。
「クルトにその気はないようだぞ!」
「いいえ。クルト様もきっと僕を愛してくれます」
騒ぎを聞きつけたカールが来たようで、アンジェがなにか指示して走り去る。
「ティモ。お前はよくやってくれた。だが主を襲うなど……」
「襲ってなんか。旦那様、僕は奉仕をしているだけ」
アンジェは眉間にシワで歯を食いしばった。確実に不味いって顔だ。僕もこんな状況だけど、ティモがおかしくなったのだけは分かる。でもこんなにも追い詰めたのは僕なんだ。
「ティモ来て」
「んふふっクルト様。は~い」
「クルトお前!」
僕は首を横に振り、見てろってアンジェに目配せをした。嬉しいって僕に抱きついたティモを、僕も抱いて正気になる術を発動。ポウッとティモを光に包んだ。
「なにしてるの?なんの術?僕はおかしくないんだ!あなたを愛してるだけなのに!いやあ!クルト様やめてぇ!」
暴れてたけど僕の精一杯で押さえつけた。
「ティモ。この術を掛けても、僕を家族ではない愛があるというなら愛人を考える」
「ホント?んふふっ……」
嬉しい……と力が抜けて、ティモは気を失った。ごめんねティモ。僕も大好きなんだ。でもあなたには家族の愛しかないんだ。素敵な兄様なんだよ。僕の胸でぐったりしているティモをアーノスが抱き上げた。カールが執務室に呼びに行ってくれたようだ。
「申し訳ございません。ここまで追い詰められているとは、私も思っていませんでした」
ティモを締め付けるように抱いて、アーノスは辛そうに震えていた。僕が悪かったんだ。きちんと話して納得した上で側にいてもらえばよかった。あんまりにも僕のことで不安になって、可哀想に感じてしまったんだ。アーノスの様子に僕は自責の念しかない。ごめんねティモ。
「これを」
「ありがとう」
カールが上半身裸のような僕にガウンを掛けてくれた。
「アーノスごめんなさい。僕の対応が悪かったんだ」
「いいえ。おかしくなろうとも嫌がる主を襲うなどあってはならないことです。私が甘く考えていたのです」
彼によると初めは寂しいと騒いでいたけど、一年が過ぎる頃には子どもと楽しそうに遊んでいた。私とも特に変わったこともなく過ごしていましたと言う。クルト様の話題を意識的に減らさず、普通にしてたのになんで……と目をギュッと閉じて、ティモを抱いていた。
「ティモを客間に寝かせて、お前も付いてろ」
「あの……客間?」
「ああ、ティモはもうこの屋敷の家臣ではないからな」
「はい。ありがとうございます」
アーノスはティモを抱えて、申し訳ございませんと頭を下げ、部屋を出て行った。辛そうな背中に僕は……
「カール、悪いんだが外してくれるか」
「かしこまりました」
カールが下がると僕とアンジェだけ。僕が隙だらけでこんなことに。未遂だけど許してくれるかな?僕はガウンを掴んで下を向いた。顔を上げることが出来ないんだ。アンジェを見れない。
「クルト」
「はい……ごめんなさい。僕が全部悪い。あんなに思い詰めるまで放置した僕が悪いんだ」
フンと鼻を鳴らし僕の隣に座る。
「クルト。顔を上げなさい」
「はい」
恐る恐る顔を上げると冷たい目のアンジェ。ああ、怒って当たり前だよね。申し訳なくて目頭が熱くなった。泣けばいいなどとは思ってないけど、勝手に……ぽろぽろ目から流れ落ちる。
「これはお前とティモの関係がおかしいからだぞ。幼い頃からお前が兄様と慕ったままティモを家臣とした。成人したにも関わらず、主と家臣の境が曖昧だから起きたんだ」
「はい……ごめんなさい」
その慕う気持ちにティモが応え、そしてティモの方が離れがたくなった。夫よりお前を選ぶほど愛してしまった。これはどちらも悪いが、よりお前が悪い。主であるお前が分別を付けなければならないんだよと。
「貴族は子供の頃は家臣や臣下になる者と、別け隔てなく共に王都の学園で学ぶ。その授業の中の社交には、上下の関係をきちんと別けなさいと習うはずだ」
「はい」
「本物の兄もいたのになぜだ」
それは……わがままを受け入れてくれるからかも。ティモは文句を言いなからも、いつも僕のことを無条件で受け入れてくれたんだ。
「家臣としてもそれは問題だ。主の間違いは正さねばならない。それをよしとしてここまで来たんだ。お前たちは」
「ごめんなさい」
真面目なというより叱ってる顔のアンジェ。優しい雰囲気などなく……ううっ…ごめんなさい…ごめんなさい。謝るしかないんだ。これは全部僕が楽に生きるために、見なかったことにしていた部分。「クルト」の記憶を引き継いでいるんだから、理解していなければならなかったんだ。
「アンジェ、申し訳ありませんでした。僕をもう側に置きたくないよね。支度が出来次第僕も実家に帰ります。今までありがとう」
アンジェは盛大なため息と、イラついた声を出した。
「なに短絡的な考えになってるんだよ」
「だって……アンジェ誰かに触られた僕嫌いでしょ?仕事で触れるのと違うんだよ?嫌でしょう?」
「ああ嫌だね。俺の物に触れるやつは嫌いだ」
ううっ……嫌なんじゃん。ティモが仕事で僕に触れたこととは違う。欲で僕を……逆ならやっぱり辛いもの。
「カールどこ?僕客間に行くからお願い!」
僕が立ち上がると座れと腕を掴まれた。
「カール風呂の支度してくれ!」
「え?」
遠くからはーいって聞こえた。なに言ってんのとアンジェを見下ろすと、両手がスッと僕に伸び、頬をパンッとかなり強く叩かれた。
「グッ……っ」
かなり痛くて違う涙が出るくらい痛くて、目を強く閉じた。グウッ抑えられてる分痛みが強い。
「これでおしまいだ。許してやる」
「へ?」
目を開けると、いつものアンジェが見えた。許す?アンジェ……どうしたの?こういったことには潔癖気味なのに。あり得ん言葉が聞こえたと僕は呆然と見つめた。
「なんだよ」
「許すと聞こえたけど?」
「そう言った」
そう……許してくれるのか。へえ……そうだ荷物はどうしようかな。ほとんどアンジェに買ってもらった物だなあ。なら着の身着のまま父様のところにお手紙書いて迎えに来てもらおう。うん、早いほうがいいよね。僕は目障りだろうし……
「カールお手紙書きたいから……ねえカール?」
「カールは風呂の支度だ」
「そう……なら自分で」
「おい……」
僕は立ち上がり机に向かった。えっと便箋と封筒は……それと封蝋がいるね。ごめんねもう少しここに置いてね。数日でいなくなるからとアンジェに話しかけてペンを取った。
「父様ごめんなさい……嫌われちゃった」
「おい!」
ペンを持つ腕を掴まれた。ごめんねアンジェ。
「アンジェ今ね、父様に迎えに来てもらうお手紙書くの」
「そんなのはいらない」
「んふふっいるよ。ごめんね」
「クルト!俺を見ろ!」
「見てるよ。嫌な思いさせてごめんなさい」
幸せだと思ってたのにね。壊れる時はあっという間に崩れるんだ。どこに落とし穴があるか分からないもんだね。でもこの落とし穴は自分で掘ってた物に自分がはまっただけ。
「クルト!」
「なに?これ書いたら出て行くから」
ふふっと微笑んだら引っ叩かられた。さっきから叩かれてばっか。仕方ないけどさ。
「俺を見ろ!」
「ごめんね。いい奥さんになれなかった」
「やめろもう……もういいんだ」
「よくないよ。ごめんね」
お風呂……ぎゃあ!クルト様手形が!頬が真っ赤です!とカールが叫んだ。
「僕が悪いからね」
「なにを……旦那様……こんなに叩かなくても」
なんか声が遠い。なんか人の声が聞きづらいなあ。哀しくて哀しくてなんにも考えられない。
「クルト!」
抱かれてキス?……やめて!
「やめてアンジェ!触らないで!キスしないで!」
「やめない」
「いやあ!ティモやめてぇ!」
僕は暴れた。ティモやめて!アンジェにもっと嫌われちゃう!お願いだからやめてぇうわーん!
「やだよぉアンジェに嫌われるのやだあぁ!うわーん」
僕は机に突っ伏して泣いた。これ以上アンジェの中の僕が汚れていくの嫌なんだよ。
「旦那様……」
「実家に帰るって。俺が見えていない」
「実家にですか。あなたはクルト様にとても愛されてますね。こんなことぐらいでそこまで」
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ふわっと眠気が?え……なにこれ。
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