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最終章 僕が来る前に戻った……のか?
10 拒絶反応
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どうしよう……今までならアンジェと抱きついて楽しかったけど、人の裸を見たくない。硬くなったティモの……ブルッと身震いした。
「アンジェ……そのね」
「うん?行くぞ」
「いやあの……ひとりでお願いします」
なんでと小首を傾げた。そして、
「あ、ああそうか。そんなに怖いか。俺でもか?」
「ごめんなさい……」
ふんと鼻を鳴らし、ローベルトと扉に声を掛けた。するとおはようございま~すといつも通りローベルトが入って来た。アンジェは僕に聞こえないくらいの声でなにか話すと、ローベルトがこちらへと手招きする。
「え?」
「あなたのお部屋の方にどうぞ。私たちも手伝いませんから、おひとりですが」
「ああ、ありがとう」
「いいえ」
ローベルトと内扉を開けてカールに引き継いだ。
「ゆっくりと気持ちを立て直せばいいですよ」
「うん」
脱衣所のここにタオルや下着、ガウンがありますから……ひとりで着れますか?と。
「うん。それは平気だよ」
「ではごゆっくり」
カールが出てから服を脱いでお風呂場へ。そして体を流し浴槽に浸かった。はあ……あったかくて気持ちいい……静かだ。いつもアンジェと入ってたし、誰か手伝ってれてたからなあ。無言で入るなんて前世以来だ。
怖かった……ティモの興奮した目のギラつきに恐怖を感じたんだ。キスまではまあアンジェに悪いなあってくらいだったけど、首に唇が当たってからは恐怖しかなかった。先が想像出来て……
いやね?アンジェの言う通りアプリや店でヤッてたよ。こちらで言う娼館の人を買うようなものだと思う。でもそれは「しに行ってる」からね。この人はどんなふうに抱いてくれるんだろう?とかワクワクもあったよ。
でも同意のないセックスは……
これほど恐ろしく感じるとは思わなかった。ティモだから乱暴にとかはなかっただろうし、優しく抱いてくれたはずだ。ティモはキス上手かったから、たぶん気持ちよくなったりもしただろう。同意があれば、ね。
恋人同士や夫婦でもしたくない時は感じないどころか嫌だとなる人は女性も、当然ゲイだってある。気分が乗らない時は嫌なものなんだ。それが同意がないどころか嫌がってるのを……これは強姦未遂だろう。でもこちらでは咎めがないようだから、愛人が主に迫ることは日常かも。倫理観が違うんだろう。
「表面的に見えない部分、僕が知ってる昔の貴族社会に似ているかな。でも魔法のせいか戦闘も銃器もなく弓矢と剣が中心。ファンタジーって感じだけど、魔法なあ……これが全部を制してるような?」
それに夜の方はまあ淫らだこと。若い人が集まって絡み合うなど……僕ならちんこ勃たたなさそうだ。でも雰囲気とあの強烈な匂いがあれば……なのかな。
アンジェはそういった集まりは向かなかったと話していた。ベルント様と結婚するんだと決めてて、夜も満足させたかったからの研究のつもりだったんだろう。そう考えれば優しい人だね。でも欲もあったみたいなことは言ってたか。
僕がその年頃は……あはは。彼氏もいなくてでもしたくてねえ。スマホで色々調べて通販でバイブ買って、お尻の開発に余念がなかった。欲だらけだったな。でもそんなお年頃。文化の違いなだけで性欲は同じか。これに関しては責めるつもりもない。
「でもこのままはマズいな。キスだけで体に力が入って怖さがぶり返す。まあ時間がなんとかするかな」
つか弱っちぃな僕。この世界では愛人が主を誘惑するなんて当たり前なんだろうから、それに耐えられないとか……マズくね?これはノルン、アン関係ないんじゃないだろうか。アンに愛人がいてもおかしくないんだよね?アンジェはそんな口ぶりだったし。なら……貴族としてマズいな。
「たぶんあの瞬間、蓮の気持ちだけで怖かったんだな」
ブクブク……頭まですっぽり潜ってザパァと立ち上がった。体洗って出るか。いつもの椅子に座り自分で石けん泡立てて体を洗い、髪も……おお~長い髪は洗いにくい。あの頃短髪だったからなあ。お湯で流してオイルぅ~ニチニチと揉み込んで……
「クルト様またこんなにバサバサにして!僕がツヤツヤにしてたのに!」
そんな声がした気した。……ティモ。あんなことがあってもやっぱり寂しい。でも僕らはもうあんな関係には戻れない。お互いが近すぎたんだ。身分を超えた親友で兄弟で愛しい人で……番にならなくても思いやれるくらいの。
ザバッと頭を流した、何度か浴びるように。涙とティモへの僕の執着を、一緒に流すつもりで何度も。いつか笑い合えたらいいな。
居間に戻りカールに着替えを用意してもらって着替えた。そしてアンジェの部屋に入るとあれ?なんでおうち着なの?
「ああ、当分休む」
「へ?いやいやお城に行ってよ。僕大丈夫だよ」
いいからおいでって言われて隣に座る。やっぱり触れられるのは怖くて少し彼との間を空けた。
「俺がいない間に実家に帰られたら嫌だから」
「あ……ごめんなさい。でもいつでも言って!いらないならすぐ帰るか…ウグッ」
黙れと口を塞がれた。アンジェは少し怒ったような、悲しそうな目をしていた。
「こんなだから屋敷にいる。クヌートには執務をお願いした。あれは研究だけで何もしてなかったから、副大臣の補佐をやれとな」
「うぐぐ……っ」
「ごめん」
子どもたちにも母様のところには来るなと言ってある。お疲れだからって説明したそうだ。
「なにからなにまで……でもね」
「でもなんだ?なにを言われようが俺は番を解消する気はない。屋敷の者も嫌がってる」
「え?」
ローベルトがお茶を出しながら、我らはクルト様に旦那様の奥様でいて欲しいと思っている。今まで通り明るく元気で、別に奥様らしくなどしなくていい。ただ笑っててくれればって。
「あちこちで抱き合ってキスして、見せつけるように交わって下さっていい。我らの主でいて下さいませ」
丁寧に僕の前にカップを置いてくれる。
「いいの?僕なんにも出来ないし奥様らしいことはしてないよ?」
「いいんです。今回のことは事故みたいなもの。誰もふたりを責める気はありません」
「そう……」
あなたはティモとふたり、なにも分からずこの屋敷に来た。動きようもないのに旦那様が放置して、エルムントたちも放置。その寂しく心細い時期をふたりで頑張ったのです。強い絆が生まれてもおかしくはないですとローベルト。
朝食は?だめならお菓子?とニコニコしながら聞いてくれる。僕の目線に合わせて片膝ついてね。
「ありがとう」
「いいえ。私はあなたが好きですよ。ティモのような好きではありませんが、主としてお慕いしてます」
家臣みなそうですよ。この三日は目が覚めれば帰る、番を解消をと半狂乱か、朦朧として帰る、父様に手紙をと我らを呼んでました。本当に心配しましたって。え?
「三日寝てたんでは?」
「あー……もう終わったことだ」
「いえ……聞かせて?」
アンジェは嫌そうにしたけど、なら聞けと話し始めた。
「少し眠ると帰る、番を解消してしか言わない。目を離せば父様にこれを渡してって、焦点のあってない目で白紙の手紙を渡される。俺たちの声は届いてなかったんだ。会話のようだが帰ろうとする言葉にしか反応しなくて、他の言葉は受け付けなかった。だから寝かせてた」
ああ……そうか。これ以上嫌われたくなくて、早くアンジェの目の前から消えたくて……なんにも覚えてないけど、無意識にでも嫌われたくないって動いてたのか。
「ご迷惑をおかけしました」
「いいえ。前より楽でしたから。あ……」
失言したと気がついたのか、アンジェを恐る恐る上目遣いでローベルトは見上げた。アンジェは構わんよと、ローベルトに微笑む。
「クルトは失敗すらかわいい。迷惑も可哀想になるばかりだからな。そうだな、俺が精神的に辛かっただけだ」
「ゔっ……」
旦那様が好きだと全身で言ってるみたいでした。見てる我らが涙が出てしまって、辛い三日間だったそうだ。……ごめんなさい。
「急がなくていいんです。ゆっくり心を整理していきましょう」
「うん。ありがとう」
肩を抱いてもいいか?と聞かれたけど……にっこりしながら冷や汗しか出ねえ。うんと言えない。
「まあいい」
「ごめんなさい」
その日から屋敷のみんなは僕を監視し始めた。逃げないようにね。カールは絶対そばにいるし、アンジェは必ず僕と食事をしお茶も一緒。なにかの拍子に触られると、声にならない叫びで意識が飛んだ。その間はやはり前みたいに帰ると言い出すを繰り返していた。心の問題は簡単ではない。
「アンジェ……そのね」
「うん?行くぞ」
「いやあの……ひとりでお願いします」
なんでと小首を傾げた。そして、
「あ、ああそうか。そんなに怖いか。俺でもか?」
「ごめんなさい……」
ふんと鼻を鳴らし、ローベルトと扉に声を掛けた。するとおはようございま~すといつも通りローベルトが入って来た。アンジェは僕に聞こえないくらいの声でなにか話すと、ローベルトがこちらへと手招きする。
「え?」
「あなたのお部屋の方にどうぞ。私たちも手伝いませんから、おひとりですが」
「ああ、ありがとう」
「いいえ」
ローベルトと内扉を開けてカールに引き継いだ。
「ゆっくりと気持ちを立て直せばいいですよ」
「うん」
脱衣所のここにタオルや下着、ガウンがありますから……ひとりで着れますか?と。
「うん。それは平気だよ」
「ではごゆっくり」
カールが出てから服を脱いでお風呂場へ。そして体を流し浴槽に浸かった。はあ……あったかくて気持ちいい……静かだ。いつもアンジェと入ってたし、誰か手伝ってれてたからなあ。無言で入るなんて前世以来だ。
怖かった……ティモの興奮した目のギラつきに恐怖を感じたんだ。キスまではまあアンジェに悪いなあってくらいだったけど、首に唇が当たってからは恐怖しかなかった。先が想像出来て……
いやね?アンジェの言う通りアプリや店でヤッてたよ。こちらで言う娼館の人を買うようなものだと思う。でもそれは「しに行ってる」からね。この人はどんなふうに抱いてくれるんだろう?とかワクワクもあったよ。
でも同意のないセックスは……
これほど恐ろしく感じるとは思わなかった。ティモだから乱暴にとかはなかっただろうし、優しく抱いてくれたはずだ。ティモはキス上手かったから、たぶん気持ちよくなったりもしただろう。同意があれば、ね。
恋人同士や夫婦でもしたくない時は感じないどころか嫌だとなる人は女性も、当然ゲイだってある。気分が乗らない時は嫌なものなんだ。それが同意がないどころか嫌がってるのを……これは強姦未遂だろう。でもこちらでは咎めがないようだから、愛人が主に迫ることは日常かも。倫理観が違うんだろう。
「表面的に見えない部分、僕が知ってる昔の貴族社会に似ているかな。でも魔法のせいか戦闘も銃器もなく弓矢と剣が中心。ファンタジーって感じだけど、魔法なあ……これが全部を制してるような?」
それに夜の方はまあ淫らだこと。若い人が集まって絡み合うなど……僕ならちんこ勃たたなさそうだ。でも雰囲気とあの強烈な匂いがあれば……なのかな。
アンジェはそういった集まりは向かなかったと話していた。ベルント様と結婚するんだと決めてて、夜も満足させたかったからの研究のつもりだったんだろう。そう考えれば優しい人だね。でも欲もあったみたいなことは言ってたか。
僕がその年頃は……あはは。彼氏もいなくてでもしたくてねえ。スマホで色々調べて通販でバイブ買って、お尻の開発に余念がなかった。欲だらけだったな。でもそんなお年頃。文化の違いなだけで性欲は同じか。これに関しては責めるつもりもない。
「でもこのままはマズいな。キスだけで体に力が入って怖さがぶり返す。まあ時間がなんとかするかな」
つか弱っちぃな僕。この世界では愛人が主を誘惑するなんて当たり前なんだろうから、それに耐えられないとか……マズくね?これはノルン、アン関係ないんじゃないだろうか。アンに愛人がいてもおかしくないんだよね?アンジェはそんな口ぶりだったし。なら……貴族としてマズいな。
「たぶんあの瞬間、蓮の気持ちだけで怖かったんだな」
ブクブク……頭まですっぽり潜ってザパァと立ち上がった。体洗って出るか。いつもの椅子に座り自分で石けん泡立てて体を洗い、髪も……おお~長い髪は洗いにくい。あの頃短髪だったからなあ。お湯で流してオイルぅ~ニチニチと揉み込んで……
「クルト様またこんなにバサバサにして!僕がツヤツヤにしてたのに!」
そんな声がした気した。……ティモ。あんなことがあってもやっぱり寂しい。でも僕らはもうあんな関係には戻れない。お互いが近すぎたんだ。身分を超えた親友で兄弟で愛しい人で……番にならなくても思いやれるくらいの。
ザバッと頭を流した、何度か浴びるように。涙とティモへの僕の執着を、一緒に流すつもりで何度も。いつか笑い合えたらいいな。
居間に戻りカールに着替えを用意してもらって着替えた。そしてアンジェの部屋に入るとあれ?なんでおうち着なの?
「ああ、当分休む」
「へ?いやいやお城に行ってよ。僕大丈夫だよ」
いいからおいでって言われて隣に座る。やっぱり触れられるのは怖くて少し彼との間を空けた。
「俺がいない間に実家に帰られたら嫌だから」
「あ……ごめんなさい。でもいつでも言って!いらないならすぐ帰るか…ウグッ」
黙れと口を塞がれた。アンジェは少し怒ったような、悲しそうな目をしていた。
「こんなだから屋敷にいる。クヌートには執務をお願いした。あれは研究だけで何もしてなかったから、副大臣の補佐をやれとな」
「うぐぐ……っ」
「ごめん」
子どもたちにも母様のところには来るなと言ってある。お疲れだからって説明したそうだ。
「なにからなにまで……でもね」
「でもなんだ?なにを言われようが俺は番を解消する気はない。屋敷の者も嫌がってる」
「え?」
ローベルトがお茶を出しながら、我らはクルト様に旦那様の奥様でいて欲しいと思っている。今まで通り明るく元気で、別に奥様らしくなどしなくていい。ただ笑っててくれればって。
「あちこちで抱き合ってキスして、見せつけるように交わって下さっていい。我らの主でいて下さいませ」
丁寧に僕の前にカップを置いてくれる。
「いいの?僕なんにも出来ないし奥様らしいことはしてないよ?」
「いいんです。今回のことは事故みたいなもの。誰もふたりを責める気はありません」
「そう……」
あなたはティモとふたり、なにも分からずこの屋敷に来た。動きようもないのに旦那様が放置して、エルムントたちも放置。その寂しく心細い時期をふたりで頑張ったのです。強い絆が生まれてもおかしくはないですとローベルト。
朝食は?だめならお菓子?とニコニコしながら聞いてくれる。僕の目線に合わせて片膝ついてね。
「ありがとう」
「いいえ。私はあなたが好きですよ。ティモのような好きではありませんが、主としてお慕いしてます」
家臣みなそうですよ。この三日は目が覚めれば帰る、番を解消をと半狂乱か、朦朧として帰る、父様に手紙をと我らを呼んでました。本当に心配しましたって。え?
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「あー……もう終わったことだ」
「いえ……聞かせて?」
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「少し眠ると帰る、番を解消してしか言わない。目を離せば父様にこれを渡してって、焦点のあってない目で白紙の手紙を渡される。俺たちの声は届いてなかったんだ。会話のようだが帰ろうとする言葉にしか反応しなくて、他の言葉は受け付けなかった。だから寝かせてた」
ああ……そうか。これ以上嫌われたくなくて、早くアンジェの目の前から消えたくて……なんにも覚えてないけど、無意識にでも嫌われたくないって動いてたのか。
「ご迷惑をおかけしました」
「いいえ。前より楽でしたから。あ……」
失言したと気がついたのか、アンジェを恐る恐る上目遣いでローベルトは見上げた。アンジェは構わんよと、ローベルトに微笑む。
「クルトは失敗すらかわいい。迷惑も可哀想になるばかりだからな。そうだな、俺が精神的に辛かっただけだ」
「ゔっ……」
旦那様が好きだと全身で言ってるみたいでした。見てる我らが涙が出てしまって、辛い三日間だったそうだ。……ごめんなさい。
「急がなくていいんです。ゆっくり心を整理していきましょう」
「うん。ありがとう」
肩を抱いてもいいか?と聞かれたけど……にっこりしながら冷や汗しか出ねえ。うんと言えない。
「まあいい」
「ごめんなさい」
その日から屋敷のみんなは僕を監視し始めた。逃げないようにね。カールは絶対そばにいるし、アンジェは必ず僕と食事をしお茶も一緒。なにかの拍子に触られると、声にならない叫びで意識が飛んだ。その間はやはり前みたいに帰ると言い出すを繰り返していた。心の問題は簡単ではない。
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