転生したら王女だった!

みゆ

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8歳になった!

魔法!

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お兄ちゃんが寮に入ってから数週間経った。

勉強頑張ろう!と、思ったはいいものの。
私ってもう勉強することがないんだよねー。

これ以上勉強すると、国立学習機関で学ぶことがなくなっちゃうから。

だから、私がもっと勉強すると言ったら、もう、魔法しかないんだよねー。

まあ、魔法と言っても、火、水、風の魔法は上級魔法まで使えるんだけどね。
それに、無詠唱で。
闇はまだ全然出来ないけど。
そもそも闇属性を使える人が少ないから教えてくれる人もあまりいないんだよね。

だからといって私に教えてくれる人がいないってわけじゃないんだけどね。
闇の魔法はツバサさんは使えないから他の人に教えてもらってて、その人は国立学習機関の先生でもある。

今日はその人が教えてくれる日!
まだ私は初級魔法の半分しかできない。

まあ、そもそもその人が教えに来れる日が少なすぎるからなんだけど。
それ以外にも、闇の魔法が難しいって理由もあるんだよね。

火とか水とか風の魔法は先生が見本を見せてくれるからやりやすいけど、
闇の魔法はあまり見本を見せていいものばかりじゃないから、やりにくいんだよね。

なぜか見本はダメなのに、練習するのはいいっていう…………

なんでだろう?

ともかく!
闇だけ下手だとなんか嫌なんだよ!
なんかね!

トントン

「サラ様、先生がご到着致しました。」

「今行きます。」

今日こそは!初級魔法全部出来るようになるんだから!










練習場に着いた。

練習場に着くと、先生が待っていた。

「お!来たか。」

「やっほー!お待たせー!」

「時間かかりすぎじゃないか?」

「むっ!
立派な女の子には色々と事情があるのー! 」

「ふーん、女の子ねー。(ニヤニヤ)」

「なっ!私は正真正銘の立派な女の子ですー!」

「くくくっ。」

「何笑ってるの!
もう!そんなことより、魔法の練習!」

「はいはい。」

もう!
私は立派な女の子だぞー!

どこからどう見ても可愛らしい天使のような美しい女の子でしょ!

…………嘘です。ごめんなさい。自分で言ってて吐き気がしました。
私はナルシじゃないです。
冗談です。
だこらそんな目で見ないでー!(どんな目だよ!)

「ふむ。それじゃあ、前の続きからやるか?」

「うん!」

「それじゃあ、カオスダンスからか。
カオスダンスと聞いてイメージしたものをやってみてくれ。」

「はーい!」

うーん、カオスダンスかー。

何回聞いてもイメージがつかないなー。
魔法ってイメージが大事なんだよねー。
みんなは気づいてないけど。

みんなは詠唱が大事だと思ってて、無詠唱を使える人はあまりいないんだとか。
無詠唱を使える人もみんな詠唱が大事だと思ってるし。

それならなんで無詠唱なんだ!
って話だけどさ。
私にはさっぱり分からないし。

とまあ、話外れたけど、イメージが大事だから言葉が意味がわからないと魔法が使えないんだよね。
見本を見せてくれるとイメージが出来るから簡単なんだけど。
見本がなくて言葉の意味もあんまわかんないと全然出来ないんだよね。

で!
カオスダンスってなに!?
意味わかんない!

うーん。
カオスダンスって攻撃魔法らしいから、踊ってるような動きをする刃みたいのを何個が出してそれを対象に当てるような感じにしようかな?

カオスは意味わかんないし。
ダンスは踊ってる意味だろうし。
とりあえずダンスを取り入れればなんとかなると思うんだよね!(適当だな!おい!)

まあ、何事も当たって砕けろだよね!(ん?なんか違う気が………)

「カオスダンス!」

ズタタタタタッ!

おおー!
これは成功かな?

「ねえねえ!どうかな!」

「出来てるぞ!
やったな!サラ!」

「うん!」

あ、そう言えば先生の説明してなかったね。

この人は、マシュー・クレスト。

クレスト侯爵家の長男。
私とは7歳差で、本当なら国立学習機関高等部っていう、国立学習機関を卒業した後に認められた生徒だけが通うすごい所に通ってるはずなんだけど、国立学習機関を13歳で卒業した後に国立学習機関高等部を14歳で卒業したすごい人なんだ!
とにかくすごい人!

私に対して、王女ってゆうだけで畏まったりしないでいてくれるしね!

大人でも私に対して畏まったりする人ばっかりだから、畏まらずに接してくれるマシューは大好きなの!

まあ、たまに私をからかってきたりしてイラッときたりするけどね。
その時は、まあ、ね?(ニコッ)

「ん?ど、どうした?
な、なんか怖いぞ?」
 
「んー?なんでもないよー?ふふふ。」

「え!?なに!?
怖いんだけど!
マジで!」

「まあ、気にしないで?」

「いや、気になるんだが。」

「気・に・し・な・い・で・ね?」

「は、はい。」







それから、引き続き初級魔法の練習をして、
その日、サラは初級魔法の3分の2を使えるようになった。







その日の夜、

「今度は絶対に初級魔法全部使えるようになるんだからー!」

というサラの声が城に響きわたったという………………





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