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第二章 小さな白竜との出会い
第32話 妖精の住処
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「皆様はじめまして。デュトロ・ホワイトの長女、ユキナール・ホワイトと申します。以後お見知りおきをお願いしますわ」
そこには、キレイなドレス姿でお辞儀するユキナの姿があった。
「・・・だれ?」
「な、な、な、なんて・・・キレ、キレ・・・」
目の前の美少女は一体誰なのだろうか?まるでどこぞのお姫様が突然現れてきたかのようだ。ウェンディも混乱しているようで「キレ、キレ」と理由の分からない事を呟いている。
「ユキナだよ。ワタルお兄ちゃん、ウェンディお姉ちゃん!人化の魔法で変身した」
「ええーー!!お姫様になれるのかユキナ」
「むぅ~私は元からお姫様だよ」
初めてあった時は、ボロボロの麻のワンピースにボサボサの髪だったユキナから想像がつかない。確かに整った顔立ちだったが、まるでお姫様が着るような衣装を纒っていると別人に見える。
「な、なんてキレイなのユキナ!!ステキよ!かわいいわ!さすが私の妹ね!キァー!!!どうしましょワタル!!!」
ウェンディのテンションは天元突破しており、ユキナの周りをブンブン飛んでいる。
「えっと・・・人化の魔法を使えば衣装も自由にできるのか?」
「今までで着たことがある服だったらできるよ。その馬車を見たら王族衣装が似合うかなって」
「ってことはユキナは普段そんな格好をしていたのか?すごいな」
「これは、式典で着るやつ。いつもはもっと地味」
「そ、そうか」
やはりユキナはお姫様だったようだ。そんなユキナと契約してしまった俺はどうなるのか。
ウェンディが頑張れと言った意味がわかったきがした。
「折角だから貴族馬車の中で話そうか」
「キァーキァー!!!」
ウェンディの興奮は止まらない。
・・・・・・・・・
さて、この空間をなんと表現すればいいのだろうか。
ホツレと汚れが目立つ礼服のズボンに、すでに茶色になりかけている元が白いシャツの俺。
その向かいに座っている王族衣装のユキナ。
その頭に乗ってうっとりとした顔をしているウェンディ。
執事と姫様・・・いや、奴隷に慈悲を与えてる姫様だな。なんともシュールな光景。
「えっと・・・それは人化の魔法ということは分かりましたけど、本当の姿はあの白竜でよろしいのでしょうか?」
「なぜ敬語なの」
「普通に話してお兄ちゃん」
自然と敬語になってしまった。お姫様と話した事ないんだから仕方ないだろ。
「ゴホン!ユキナを見てるとついな・・・でどうなんだ?」
「そうだよ。本当の姿は白竜。小さい白竜にもなれるよ」
「分かった。あのサイズだと目立つから小さくなれるのはありがたい。後で見せてくれ」
色々あったが、俺たちは馬車の強化をしていたのを思い出す。
「収納のLVが3になりました。空間が拡張されました。」
「収納のレベルが上がったことに伴い妖精の住処が解放されました」
変形機能の次は収納にカスタムポイントを割り振った。すると新しい機能が使えるようになったようだ。
「妖精の住処?・・・なんだそれ?」
「何かしら?私達のお家ができたってこと?」
「とりあえず説明見てみるか」
「妖精の住処・・・妖精が自由に出入りすることができる場所。精霊馬車の契約者の魔力が満たされており、まさに妖精の楽園・・・次へ」
「ワタル!ワタル!きっとすごい機能よこれ!」
「なにこれおもしろそう」
妖精の楽園ってなんだ?とりあえず次へを触る。
「まずは妖精が馬に手を触れてください」
「はぁ?どういう事?なんでバカ馬に触らないといけないのよ!!!」
「それじゃ触ってくる」
「あっユキナ。待ちなさい!」
説明を見た途端、貴族馬車を降りてトテトテ精霊馬に近寄って行ったユキナ。
迷わず手を腹の辺りに触れた。
スッ
「ユキナーー!!?どこいったーー!」
「キァーー!ユキナがバカ馬に吸収されたーー!!!」
精霊馬に手を触れた瞬間消えてしまったユキナに叫ぶ俺達。
「何?どうしたの?」
「ギャー!!!ユキナの生首!!」
「だ、だ、大丈夫なのか?首だけになっているぞ」
消えてからしばらく叫んでいた俺達の前に首だけで喋るユキナが現れた。
いや、これは馬から首が生えているのが正しいかな。
「平気・・・ここはとても良いとこ」
「中はどうなっているんだ?内臓がうごめいているのか?」
ゲームでよくある生物の体内にあるダンジョンを想像した。
「ううん。すごい所。ワタルお兄ちゃんの魔力がたくさんある。私はここに住む」
やばいユキナの説明では全然中の様子が分からない。
君はホワイトパレスに帰るんじゃなかったのか?
「よし!ウェンディ行って来い!」
「絶対にいや!!なんでバカ馬の中には入らないといけないのよ!!!」
「ほら、ユキナは楽園って言っているし、平気だよ」
「だって、あのバカ馬は変な歌で私をバカにしたのよ!」
「えっ?あの歌はウェンディの事なのか?」
正直、暴走モードの最中で歌の意味を考えている余裕はなかった。
「あっ・・・いやその・・・」
「どんな歌詞だっけな・・・確か私に人の恋を・・・」
「うるさーい!!!わかったわよ!入るわよ。バカワタル!!!」
「おう。行って来い!」
何故かプリプリしながら精霊馬に手を触れるウェンディであった。
そこには、キレイなドレス姿でお辞儀するユキナの姿があった。
「・・・だれ?」
「な、な、な、なんて・・・キレ、キレ・・・」
目の前の美少女は一体誰なのだろうか?まるでどこぞのお姫様が突然現れてきたかのようだ。ウェンディも混乱しているようで「キレ、キレ」と理由の分からない事を呟いている。
「ユキナだよ。ワタルお兄ちゃん、ウェンディお姉ちゃん!人化の魔法で変身した」
「ええーー!!お姫様になれるのかユキナ」
「むぅ~私は元からお姫様だよ」
初めてあった時は、ボロボロの麻のワンピースにボサボサの髪だったユキナから想像がつかない。確かに整った顔立ちだったが、まるでお姫様が着るような衣装を纒っていると別人に見える。
「な、なんてキレイなのユキナ!!ステキよ!かわいいわ!さすが私の妹ね!キァー!!!どうしましょワタル!!!」
ウェンディのテンションは天元突破しており、ユキナの周りをブンブン飛んでいる。
「えっと・・・人化の魔法を使えば衣装も自由にできるのか?」
「今までで着たことがある服だったらできるよ。その馬車を見たら王族衣装が似合うかなって」
「ってことはユキナは普段そんな格好をしていたのか?すごいな」
「これは、式典で着るやつ。いつもはもっと地味」
「そ、そうか」
やはりユキナはお姫様だったようだ。そんなユキナと契約してしまった俺はどうなるのか。
ウェンディが頑張れと言った意味がわかったきがした。
「折角だから貴族馬車の中で話そうか」
「キァーキァー!!!」
ウェンディの興奮は止まらない。
・・・・・・・・・
さて、この空間をなんと表現すればいいのだろうか。
ホツレと汚れが目立つ礼服のズボンに、すでに茶色になりかけている元が白いシャツの俺。
その向かいに座っている王族衣装のユキナ。
その頭に乗ってうっとりとした顔をしているウェンディ。
執事と姫様・・・いや、奴隷に慈悲を与えてる姫様だな。なんともシュールな光景。
「えっと・・・それは人化の魔法ということは分かりましたけど、本当の姿はあの白竜でよろしいのでしょうか?」
「なぜ敬語なの」
「普通に話してお兄ちゃん」
自然と敬語になってしまった。お姫様と話した事ないんだから仕方ないだろ。
「ゴホン!ユキナを見てるとついな・・・でどうなんだ?」
「そうだよ。本当の姿は白竜。小さい白竜にもなれるよ」
「分かった。あのサイズだと目立つから小さくなれるのはありがたい。後で見せてくれ」
色々あったが、俺たちは馬車の強化をしていたのを思い出す。
「収納のLVが3になりました。空間が拡張されました。」
「収納のレベルが上がったことに伴い妖精の住処が解放されました」
変形機能の次は収納にカスタムポイントを割り振った。すると新しい機能が使えるようになったようだ。
「妖精の住処?・・・なんだそれ?」
「何かしら?私達のお家ができたってこと?」
「とりあえず説明見てみるか」
「妖精の住処・・・妖精が自由に出入りすることができる場所。精霊馬車の契約者の魔力が満たされており、まさに妖精の楽園・・・次へ」
「ワタル!ワタル!きっとすごい機能よこれ!」
「なにこれおもしろそう」
妖精の楽園ってなんだ?とりあえず次へを触る。
「まずは妖精が馬に手を触れてください」
「はぁ?どういう事?なんでバカ馬に触らないといけないのよ!!!」
「それじゃ触ってくる」
「あっユキナ。待ちなさい!」
説明を見た途端、貴族馬車を降りてトテトテ精霊馬に近寄って行ったユキナ。
迷わず手を腹の辺りに触れた。
スッ
「ユキナーー!!?どこいったーー!」
「キァーー!ユキナがバカ馬に吸収されたーー!!!」
精霊馬に手を触れた瞬間消えてしまったユキナに叫ぶ俺達。
「何?どうしたの?」
「ギャー!!!ユキナの生首!!」
「だ、だ、大丈夫なのか?首だけになっているぞ」
消えてからしばらく叫んでいた俺達の前に首だけで喋るユキナが現れた。
いや、これは馬から首が生えているのが正しいかな。
「平気・・・ここはとても良いとこ」
「中はどうなっているんだ?内臓がうごめいているのか?」
ゲームでよくある生物の体内にあるダンジョンを想像した。
「ううん。すごい所。ワタルお兄ちゃんの魔力がたくさんある。私はここに住む」
やばいユキナの説明では全然中の様子が分からない。
君はホワイトパレスに帰るんじゃなかったのか?
「よし!ウェンディ行って来い!」
「絶対にいや!!なんでバカ馬の中には入らないといけないのよ!!!」
「ほら、ユキナは楽園って言っているし、平気だよ」
「だって、あのバカ馬は変な歌で私をバカにしたのよ!」
「えっ?あの歌はウェンディの事なのか?」
正直、暴走モードの最中で歌の意味を考えている余裕はなかった。
「あっ・・・いやその・・・」
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