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chocolate with sunrise 4ー30

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抱き締めてくれる琢美の呼吸は、興奮で大きく、深くなっていた。
耳の横で繰り返される、荒い呼吸に煽られて、俺の興奮も加速していく。
堪らなくなって俺を抱き締める琢美の横顔に額を擦り寄せた。
琢美が満足そうに喉で笑った。
「裕ちゃんは、私の物」
愉悦を隠さず琢美が呟いた。
「もう裕ちゃんは、全部、私のものっ」
「うん」
俺が返事をしたら、琢美はさらにきつく抱き締めてくれた。
何か思ってたのとは違ったけど、無くしたと思っていた物が戻ってきたって気がした。
子供の頃も、琢美は、よく抱き締めてくれたっけ。
琢美に抱き締められると、ほっとして、欠けていた物が補充されて、満たされた様なそんな気持ちになった。
俺は精一杯体を反らせて、琢美にキスをした。
唇をこじ開けて舌を絡ませ、吸い上げながら、体を揺らして腹の中の琢美のチンコを愛撫した。
「ぁっ。ふぅっ」
イキそうになったのを、一生懸命堪えてピストンしたら、琢美は俺のチンコをユルユルとしごいてくれた。
「っ。裕ちゃん、エロ!」
俺の腰の動きが弱くて物足りないのか、やっぱり琢美がマウント取るセックスの方が燃えるのか、俺が疲れて動けなくなる前に、琢美は直ぐに下から突き上げて来た。
「ふぁぁあっ。琢美、琢美ぃ。すき」
セックスの主導権はあっさり、琢美に戻った。
琢美のペースに持ち込まれたら、俺はもう、琢美のテクニックに翻弄されるだけだ。
セックスしている間も、琢美は次々に俺の体にキスマークを重ねづけして行った。
気が付くと、琢美がさっきの黒いケースを膝の上に持ってきてた。
「約束」
「うん?」
琢美が、パチンパチンと二ヶ所あった留め具を器用に片手で開けていく。
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