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伝説の狼1-4
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体を癒してもらって何だが、ちょっと笑われたんじゃないかと思ったセイラは憎まれ口の一つでも叩こうとして口を開いたが、言葉を紡げるほどには声は出なかった。
「あぁ」
代わりに甘い喘ぎ声が漏れた。
狼が再度笑う。
「可愛いな。しかし、こんな肉の無い状態では、抱いたらせっかく治した所が又壊れてしまいそうで怖くて抱けん、今日はこれで我慢しろ」
そう言うな否や、セイラの少し芯を持ち始めた性器をベロベロと舐めて啜ってあっさり射精させた。
あげく飲んだ。
(うそ!)
狼はもの足りなさそうにベロリとした舐めずリをしている。セイラが呆然としていると、それでも何故か上機嫌の狼は
「せめてのり粥(この場合、小麦粉や米を糊みたいに原型が分からなくなるほど溶いて作った粥の事)位は食えるようになってくれ」
そう言って、今度は腹を舐めだした。
筋肉が無さすぎて、内臓が骨盤まで降りてきてしまった骨と皮みたいなのに腹だけポッコリと出ているセイラの、お世辞にも美しいと言い難い体を、狼はさも嬉しそうに舐め続けた。
半日もしない内にセイラは水を飲める様になって話せる様になり、半日経つ頃には腹が空いていた。
狼はふらりと洞窟を出て行くと、半時も空けずにのり粥が入った鍋を袋に入れて咥えて帰って来た。
「食え」
と言われて匙を持とうとして持つ事が出来ず、狼の舌で掬って口移しで食べさせてもらった。
一晩中くまなく体を舐められていた上に、水も口移しで飲ませて貰っていたセイラは何の躊躇もなく狼の舌に吸い付いたが、狼にとっては特別な事だったらしく、
「食ったな」
と、また嬉しそうに言った。
「あぁ」
代わりに甘い喘ぎ声が漏れた。
狼が再度笑う。
「可愛いな。しかし、こんな肉の無い状態では、抱いたらせっかく治した所が又壊れてしまいそうで怖くて抱けん、今日はこれで我慢しろ」
そう言うな否や、セイラの少し芯を持ち始めた性器をベロベロと舐めて啜ってあっさり射精させた。
あげく飲んだ。
(うそ!)
狼はもの足りなさそうにベロリとした舐めずリをしている。セイラが呆然としていると、それでも何故か上機嫌の狼は
「せめてのり粥(この場合、小麦粉や米を糊みたいに原型が分からなくなるほど溶いて作った粥の事)位は食えるようになってくれ」
そう言って、今度は腹を舐めだした。
筋肉が無さすぎて、内臓が骨盤まで降りてきてしまった骨と皮みたいなのに腹だけポッコリと出ているセイラの、お世辞にも美しいと言い難い体を、狼はさも嬉しそうに舐め続けた。
半日もしない内にセイラは水を飲める様になって話せる様になり、半日経つ頃には腹が空いていた。
狼はふらりと洞窟を出て行くと、半時も空けずにのり粥が入った鍋を袋に入れて咥えて帰って来た。
「食え」
と言われて匙を持とうとして持つ事が出来ず、狼の舌で掬って口移しで食べさせてもらった。
一晩中くまなく体を舐められていた上に、水も口移しで飲ませて貰っていたセイラは何の躊躇もなく狼の舌に吸い付いたが、狼にとっては特別な事だったらしく、
「食ったな」
と、また嬉しそうに言った。
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