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ルークの初恋 2-7

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まだ兆してもいないそこを、唇だけでついばむ様にキスを繰り返しながら、サイドのリボンを解いて豪華な下着を取り去り、目的の物を露わにした。
形は持ち始めて無いものの、先の出口にジワリとトロミの有る液体が滲んでいるのを確認して、ルークの喉がコクリと鳴った。
躊躇いもせず唇を寄せた。
羽毛を撫でる様に太ももを撫でながら、先を口に含んでそっと舌を這わせる。右手をそのままスルリと会陰まで滑り込ませると、親指で押し撫でた。
シャルレの体がピクリと一瞬痙攣けいれんした。
『はぁ』とシャルレが無意識に漏らした濡れた吐息に、ルークは内心ほくそ笑んだ。
太腿を撫でていた左手をシャレルの陰茎に添えて、もう少し奥まで咥えてゆっくりとストロークを繰り返すと、じきにシャルレの物も起ち上がって形を成した。
いつもよりも硬い、薬で無理やり立たせてるわけじゃ無いからだ。
誰かの相手をした後でも無いからだ。
それが馬鹿みたいに嬉しかった。
右手のマッサージを続けながら、これ見よがしにそそり立ったシャルレの陰茎を舐め上げて見せた。
「ぅんっ・・・」
シャルレの喉が色っぽい声をたてた。
チラリとルークが様子を伺うと、気持ち良さげな表情でルークを見下ろしていた。
小さなルークがやりやすい様に、シャルレが屈んでくれた。
ルークは目を細めると、更に奥までシャルレの物を咥え込んだ。
普段ドレスを着る時、一体どうやって隠しているのかと思う程シャルレの物は意外とサイズが有る。全部口内に収めるには喉まで使う必要があるけど、口で陰茎を愛撫する時喉をつかうのはかなり難しい、

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