傲慢エルフと変態キメラ Vo1

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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◇マヤ

花町ヴィオモラ2

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「『快楽の町、花町ヴィオモラ』へようこそ。旅の人かな?ここへは何しに来たんだい?仕事?それとも客としてかい?」
一目で成人男性とわかるガルフに入出管理をしている国兵がにこやかに挨拶してきた。
「もちろん客さ、ここで金を稼げる体に見えるか?」
ぎゃははとガラ悪く笑ってガルフが答えると
「ここ、ヴィオモラで需要が無いのは未成年くらいさ、客の中には女だっているし、戦士の尻にしか欲情できない偏った嗜好の男だっている。」
あぁ、っと何年か前高級娼館で小銭を稼いでいた時の事を思い出した。
趣味と実益の為に働いていたため、断固断りタチ専門を貫き通したがこんなガタイの自分にすら一日一回はネコにしたいとの客が打診して来た。
「赤ずきんと遊びに来たんだ。場合によっては日銭を稼ぎながら暫く滞在するかも知れない。赤ずきん達はすみ分けとか有るのか?珍しいタイプの赤ずきんとかいないかな?」
「お兄さん、遊ぶ気マンマンだね!町の真ん中に大きな噴水が有る。その南側に国営の案内所が有るからそこで詳しい事は聞くと良いよ・・・でも小人系はいくら珍しくても止めてやってくれ。可哀そうすぎる。」
「俺は性欲旺盛なだけで小児愛好者みたいなイカレ変質者じゃねぇよ。」
ガルフは自分の股間をチラリと見て妙な心配をして来た兵士に、まぁ・・こんな所に来る外国人客には妙な嗜好の奴も多いのだろうと適当に推察して返事をしておいた。
変質者と勘違いされて変に兵隊に嗅ぎ回られては調査もやり辛くなってしまう。
嘘でもない、ガルフの好みはスラリとした美人だ。きれいな顔が快楽でとろけるのを見るのが好きなのだ。
チビ・童顔に性的な意味では用はない。
ガルフは自分の後ろにも続いている列を親指で指し示し、後ろがつかえているからもう行くわと言って上手く切り上げ町に入った。
塀を潜ればそこは一気に別世界となった。
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