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◇マヤ
教会48
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喪失、空腹、孤独。そこまで考えて、ガルフは、フッと、マヤの現状に思い至った。
マヤの赤ずきんの飾りを見るに、マヤに入れあげた者達は相当数いた筈だ。
今のガルフと同じ様にマヤに言い寄った人間達も居たに違いない。
しかし、マヤは今でも娼夫だ。
マヤはどんな思いで日々を過ごしているのだろうか。
不安や孤独に苛まれて過食に走る者は多い。
ひょっとして、マヤは不安や孤独を感じている時も『お腹が空いた』と表現しているのでは無いだろうか?
「マヤ」
ガルフは自分の腕に絡み着いたマヤの躰を解き、抱き寄せた。
子供をあやすみたいに額にキスをした。
「明日も、明後日も俺はお前を抱くよ。今日お前どんだけヤったと思ってるんだ。チンコは入れてやらねぇけど一晩中抱いててやるのは約束できる。むしろ逃がさねぇからな今夜こそは!だから、だから今夜はもう寝ろ」
言い聞かせる内容はただれていたが、マヤの心には響いた様だった。
「ほんと?マヤが眠ってる途中でいなくなったりしない?」
「しねぇよ、前回だって姿消したのはお前だろうが」
「そっか・・・えへへ。次ね、次の約束が有るって良いね!」
そう言って、マヤは無邪気に笑うとガルフに抱き着いた。
ガルフは、自分の体にへばりつくマヤを見て溜息を一つすると、抱きしめ直してもう一度マヤの額にキスをして灯りを暗くしようとした。
「あ、ちょっとまって」
マヤが一旦ガルフから腕を離し、ベッドサイドに置いてある自分の荷物の中に片手を突っ込んだ。
「オイ?」
一抹の不安を感じでガルフがマヤを見ると、
「あった」
ご機嫌な声を上げて振り向いたマヤが言った。
「じゃぁ、今夜はコレで我慢する!」
手には陰茎の根本を拘束し、会陰部を刺激しながら前立腺を刺激する事が出来る淫具が握られていた。
「――このド淫乱が」
ガルフは眩暈を覚えながらもソレをマヤから受け取りハメてやった。
マヤの赤ずきんの飾りを見るに、マヤに入れあげた者達は相当数いた筈だ。
今のガルフと同じ様にマヤに言い寄った人間達も居たに違いない。
しかし、マヤは今でも娼夫だ。
マヤはどんな思いで日々を過ごしているのだろうか。
不安や孤独に苛まれて過食に走る者は多い。
ひょっとして、マヤは不安や孤独を感じている時も『お腹が空いた』と表現しているのでは無いだろうか?
「マヤ」
ガルフは自分の腕に絡み着いたマヤの躰を解き、抱き寄せた。
子供をあやすみたいに額にキスをした。
「明日も、明後日も俺はお前を抱くよ。今日お前どんだけヤったと思ってるんだ。チンコは入れてやらねぇけど一晩中抱いててやるのは約束できる。むしろ逃がさねぇからな今夜こそは!だから、だから今夜はもう寝ろ」
言い聞かせる内容はただれていたが、マヤの心には響いた様だった。
「ほんと?マヤが眠ってる途中でいなくなったりしない?」
「しねぇよ、前回だって姿消したのはお前だろうが」
「そっか・・・えへへ。次ね、次の約束が有るって良いね!」
そう言って、マヤは無邪気に笑うとガルフに抱き着いた。
ガルフは、自分の体にへばりつくマヤを見て溜息を一つすると、抱きしめ直してもう一度マヤの額にキスをして灯りを暗くしようとした。
「あ、ちょっとまって」
マヤが一旦ガルフから腕を離し、ベッドサイドに置いてある自分の荷物の中に片手を突っ込んだ。
「オイ?」
一抹の不安を感じでガルフがマヤを見ると、
「あった」
ご機嫌な声を上げて振り向いたマヤが言った。
「じゃぁ、今夜はコレで我慢する!」
手には陰茎の根本を拘束し、会陰部を刺激しながら前立腺を刺激する事が出来る淫具が握られていた。
「――このド淫乱が」
ガルフは眩暈を覚えながらもソレをマヤから受け取りハメてやった。
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