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6,(エロ)
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抗議の声を上げようとしたところで、ずるりとロングチュニックがたくし上げられて上からずるっと脱がされる。
袖を抜くときにやっと押さえ込まれていた腕が解放されて自由になった。
今だと思って両手で思いっきりのしかかってくる体を押しのける。
「こーら。逃げないって言っただろ。」
体格差もあって突き出した手は簡単にいなされてしまい、うつ伏せにひっくり返されて後ろから抱き込まれた。
こうなると手があまり役に立たない。
「ゆってない!!」
手足をバタつかせてみるけど、マットを叩くボスボスという音が増えるだけだ。
「それに下着一枚で逃げてどうするんだ?外の衛兵にその姿で俺に犯されそうになりましたって言うのか?」
「ぐぬぬぅ……」
そんな屈辱的なことできるかっ。
「大丈夫。いっぱい気持ちよくするから、任せて。」
後ろから耳に吹き込むように言われてゾワリとする。
「だから、貴様なんかに触られてもなんともっ……ひっ……」
後ろからペロっと耳を舐められて声が裏返る。
「あ、ここも弱い……」
首を伸ばして耳全体を舐め回し、舌先を穴の中にねじ込んできた。
ぴちゃぴちゃした音が直に聞こえる。
くちゅくちゅ、ちゅぅっ、じゅぷぷ……ぬるっ
「んぁあっ……ふくぅ……っぁああっ、あっ、やらぁ……なめっなぁっ……」
顔を横向きにして舐められていた耳をマットの下に隠し、舌先から耳を離す。
「こっちも?」
片方を下にしたせいで無防備に差し出すことになったもう一方の耳にも舌が伸びてくる。
「はぅっ……あンッ……ちがっ」
変になりそうだから耳を弄るのをやめて欲しいだけなのに。
堪らず両手で自分の耳を塞いで耳を舐められないようにガードした。
横を向いて後ろにいる男を横目で睨みつける。
「可愛い……」
耳を疑う呟きを吐きながら、今度はうなじをベロっと舐めてくる。
「んぅっ……ちょっと!止めろって」
弱い肌を舌が撫でる感触がぞわぞわする。
余が止めるのを全く無視して、何が面白いのかいつまでも人の首筋をしゃぶって吸い付いてくる。
肩甲骨にぢゅうっと痛いくらいにキスしてきたかと思うと、尖らせた舌が背中の中央に走る窪みを上から下につうっとなぞる。
全部の仕草にいちいちジワッとした感覚を覚えて、なんか体がおかしくなってるんじゃないかとさえ思えてくる。
「はンっ……くぅ……、や、止めろよぉ」
半べそかきながら恥を忍んで頼んでみても、背中への吸い付きが強くなるだけでその刺激にまたびくっと体が跳ねる。
奴は止めるどころか両手を余の体とマットの隙間にねじ込むように差し入れてきた。
自重でマットに押し付けている肌を指に強くなぞられて、その感触にざわざわする。
両手が胸の下に入り込み、指先が丁度乳首に触れた。
二本の指先で挟み込むようにして摘まれ、くにくにと指の動きに合わせて挟まれた乳首が捏ねられる。
くにゅくにゅ、こす……こす……
「ひゃぁ……っやめ……そこ触るなぁ……あっ……ああぁっ」
うつ伏せで腕は耳を塞ぐために使っているせいで体は自重でぴったりマットに押し付けている。
その間に指が割り込んでいるので、自分から乳首を指に強く押し当てる形になっていて刺激から逃げられない。
「はぁっ……あっ…あぁあ……ふぅ……」
指が蠢くたびに自分と思えないような声が漏れて屈辱的だ。
どうにか乳首の刺激を和らげようと耳を塞いだままマットに肘をつき、胸とマットの隙間を作るように上体を反らした。
けど、これは完全に逆効果だったとすぐに思い知らされる。
動きやすくなった手の動きが更に大胆になり、摘んだまま先端をカリカリ引っ掻いたり下から押し上げるように強く弾いたりしだした。
「んはぁっ……はなせぇ……んんっ、はなしぇってばぁ……あぁっ。」
堪らず耳から片手を離して胸を執拗に弄ってくる相手の手にしがみつく。
貴族の割にゴツゴツ筋張っていて硬い手の感触が伝わってきた。
「乳首感じ過ぎ。」
ガードがなくなった耳に熱い息と一緒に言葉を吹きかけられ、ぶわっと顔が熱くなるのがわかる。
掴んだ相手の手の甲がくるっと反転して余の掌と合わさった。
ぎゅっと指を絡めるように握られて、指の腹で手の甲を撫でられる。
そのまま腕を後ろに引かれてうつ伏せだった体を横向きの姿勢に引き起こされると、やつの肩に腕を回す格好にされる。
脇の下から頭を入れるように背後から体の横に回ってきた男は、そのまま余の胸に顔を寄せて乳首をぱっくり咥えてしまった。
「ちょ、何する……っぁああっ」
熱くてぬるりとしたものが胸の先端を擦り、尖らせた舌先が丸くなった粒を弾くように動く。
跳ね除けようとしても片腕はついた肘が体を支えていて動かせず、やつの肩に回した腕はその先の手をまだしっかり掴まれていて、引くことを許してくれない。
あっという間に唾液まみれにされた胸から、ぢゅぱぢゅぱじゅぷじゅぶと恥ずかしい音が響いていたたまれない気持ちになる。
たまに唇が粒から逸れて周りの皮膚をキツく吸い上げると、チリチリした痛みとその奥のゾワっとした感覚が背中に走った。
もう片方の乳首は、背中から前に回した指先がしつこくずっとくりゅくりゅと刺激しつづけていてそっちからもじんじんした気持ち良さが送り込まれてくる。
「っ……くふぅ……ふっ……っふぁ、っ……」
漏れそうになる声を何とか唇を噛んで耐えた。
体を支えている左腕が痺れてガクガクしてくる。
「大丈夫か?ほら、楽な姿勢になりなよ。」
袖を抜くときにやっと押さえ込まれていた腕が解放されて自由になった。
今だと思って両手で思いっきりのしかかってくる体を押しのける。
「こーら。逃げないって言っただろ。」
体格差もあって突き出した手は簡単にいなされてしまい、うつ伏せにひっくり返されて後ろから抱き込まれた。
こうなると手があまり役に立たない。
「ゆってない!!」
手足をバタつかせてみるけど、マットを叩くボスボスという音が増えるだけだ。
「それに下着一枚で逃げてどうするんだ?外の衛兵にその姿で俺に犯されそうになりましたって言うのか?」
「ぐぬぬぅ……」
そんな屈辱的なことできるかっ。
「大丈夫。いっぱい気持ちよくするから、任せて。」
後ろから耳に吹き込むように言われてゾワリとする。
「だから、貴様なんかに触られてもなんともっ……ひっ……」
後ろからペロっと耳を舐められて声が裏返る。
「あ、ここも弱い……」
首を伸ばして耳全体を舐め回し、舌先を穴の中にねじ込んできた。
ぴちゃぴちゃした音が直に聞こえる。
くちゅくちゅ、ちゅぅっ、じゅぷぷ……ぬるっ
「んぁあっ……ふくぅ……っぁああっ、あっ、やらぁ……なめっなぁっ……」
顔を横向きにして舐められていた耳をマットの下に隠し、舌先から耳を離す。
「こっちも?」
片方を下にしたせいで無防備に差し出すことになったもう一方の耳にも舌が伸びてくる。
「はぅっ……あンッ……ちがっ」
変になりそうだから耳を弄るのをやめて欲しいだけなのに。
堪らず両手で自分の耳を塞いで耳を舐められないようにガードした。
横を向いて後ろにいる男を横目で睨みつける。
「可愛い……」
耳を疑う呟きを吐きながら、今度はうなじをベロっと舐めてくる。
「んぅっ……ちょっと!止めろって」
弱い肌を舌が撫でる感触がぞわぞわする。
余が止めるのを全く無視して、何が面白いのかいつまでも人の首筋をしゃぶって吸い付いてくる。
肩甲骨にぢゅうっと痛いくらいにキスしてきたかと思うと、尖らせた舌が背中の中央に走る窪みを上から下につうっとなぞる。
全部の仕草にいちいちジワッとした感覚を覚えて、なんか体がおかしくなってるんじゃないかとさえ思えてくる。
「はンっ……くぅ……、や、止めろよぉ」
半べそかきながら恥を忍んで頼んでみても、背中への吸い付きが強くなるだけでその刺激にまたびくっと体が跳ねる。
奴は止めるどころか両手を余の体とマットの隙間にねじ込むように差し入れてきた。
自重でマットに押し付けている肌を指に強くなぞられて、その感触にざわざわする。
両手が胸の下に入り込み、指先が丁度乳首に触れた。
二本の指先で挟み込むようにして摘まれ、くにくにと指の動きに合わせて挟まれた乳首が捏ねられる。
くにゅくにゅ、こす……こす……
「ひゃぁ……っやめ……そこ触るなぁ……あっ……ああぁっ」
うつ伏せで腕は耳を塞ぐために使っているせいで体は自重でぴったりマットに押し付けている。
その間に指が割り込んでいるので、自分から乳首を指に強く押し当てる形になっていて刺激から逃げられない。
「はぁっ……あっ…あぁあ……ふぅ……」
指が蠢くたびに自分と思えないような声が漏れて屈辱的だ。
どうにか乳首の刺激を和らげようと耳を塞いだままマットに肘をつき、胸とマットの隙間を作るように上体を反らした。
けど、これは完全に逆効果だったとすぐに思い知らされる。
動きやすくなった手の動きが更に大胆になり、摘んだまま先端をカリカリ引っ掻いたり下から押し上げるように強く弾いたりしだした。
「んはぁっ……はなせぇ……んんっ、はなしぇってばぁ……あぁっ。」
堪らず耳から片手を離して胸を執拗に弄ってくる相手の手にしがみつく。
貴族の割にゴツゴツ筋張っていて硬い手の感触が伝わってきた。
「乳首感じ過ぎ。」
ガードがなくなった耳に熱い息と一緒に言葉を吹きかけられ、ぶわっと顔が熱くなるのがわかる。
掴んだ相手の手の甲がくるっと反転して余の掌と合わさった。
ぎゅっと指を絡めるように握られて、指の腹で手の甲を撫でられる。
そのまま腕を後ろに引かれてうつ伏せだった体を横向きの姿勢に引き起こされると、やつの肩に腕を回す格好にされる。
脇の下から頭を入れるように背後から体の横に回ってきた男は、そのまま余の胸に顔を寄せて乳首をぱっくり咥えてしまった。
「ちょ、何する……っぁああっ」
熱くてぬるりとしたものが胸の先端を擦り、尖らせた舌先が丸くなった粒を弾くように動く。
跳ね除けようとしても片腕はついた肘が体を支えていて動かせず、やつの肩に回した腕はその先の手をまだしっかり掴まれていて、引くことを許してくれない。
あっという間に唾液まみれにされた胸から、ぢゅぱぢゅぱじゅぷじゅぶと恥ずかしい音が響いていたたまれない気持ちになる。
たまに唇が粒から逸れて周りの皮膚をキツく吸い上げると、チリチリした痛みとその奥のゾワっとした感覚が背中に走った。
もう片方の乳首は、背中から前に回した指先がしつこくずっとくりゅくりゅと刺激しつづけていてそっちからもじんじんした気持ち良さが送り込まれてくる。
「っ……くふぅ……ふっ……っふぁ、っ……」
漏れそうになる声を何とか唇を噛んで耐えた。
体を支えている左腕が痺れてガクガクしてくる。
「大丈夫か?ほら、楽な姿勢になりなよ。」
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