19 / 20
続編(全編エロ)
2-6, タツマ視点
しおりを挟むキスが終わってもじっと抱きしめていたら、イオリがちょっともたれかかってきた。身を預けると、ゆっくり後ろに倒され丁寧に寝かされる。
イオリの股間が俺の太腿に当たって、熱くて硬い感触に今更ドキっとした。
頬を包まれてイオリに真上から覗き込まれる。
「恋人同士のエッチ、する?」
とろけた顔と壮絶に色っぽい声で聞かれて頭がクラクラした。もう我慢しなくていいんだ。
「うんっするっ!シて、イオリ……好きだ。大好き……」
「あー堪らん……タツマ、絶対おちんこ奴隷にするっ」
変な単語を聞いたと思ったけど、直ぐに激しいキスが降ってきて聞く暇はなくなった。
ちゅくっ、ちゅうぅっ……ちゅぱちゅぱ、ちゅくちゅくちゅくぅっ
散々口の中を嬲り回された後、イオリは俺の乳首を咥えて執拗に吸い始めた。
かと思うと乳輪だけを焦らすように舌先で舐め、気まぐれに乳頭を甘噛みする。
くりくり、きゅきゅっ、きゅうぅぅっ……こすこす、こしゅっ
同時に舐めてない方を指でこねくり回す。
「あぁっ……はぁ、はぁ、んぁッ……」
与えられる刺激がいちいち感じて悶える。
右手はイオリの手に絡め取られてベッドに押さえつけられてるから、左手でイオリのうなじや肩甲骨を撫でてもっとイオリを感じた。
「気持ちよさそうだね。さっきは反応無かったのに。」
先っぽに吸い付く合間にイオリが恥ずかしいことを言ってくる。
「さっき……緊張しててっ」
「そっか。いつもと同じになってよかったぁ……」
「いつも?」
どういうことだ?
「うん。タツマのお味噌汁とかに寝る薬入れてね、たまにこうやって触ってたんだぁ。」
はぁ?
「何だそれっ……」
「だってタツマが好きだったんだもん。ごめんなさい。許して、ね?」
乳首を摘まれながら上目遣いで甘えるように見上げられて胸がきゅんとする。ダメだろそんな事、いくら好きな人でも許せるわけが
「うん……ゆるすっ」
いや何言ってんだ正気か俺。
イオリよ俺に何した。
「ありがと。タツマ大好きっ!あとね、こっちも触ってた。」
乳首を摘んでいた手が下に伸びて俺の勃ちあがって張り詰めたちんこを握る。
そのままこしゅこしゅ上下に扱き始めた。
「あっ、あっ……先っぽくちゅくちゅだめっ、それやらぁ…。」
「気持ちよさそ。ごめんねタツマっ勝手に触って。タツマのおちんぽが可愛過ぎたから……平気だった?」
流石にこんなまるきりプライベートゾーンを勝手に触られて平気なわけが
「へ、へいき……らぞ。」
駄目だ。今の俺完全にやっちゃってる。
何でも許す浮かれ頭になってる。
頼むからもう何も聞かないでくれ頼む。
「嬉しい。タツマ、本当に愛してる。あとね、こっちも指や舌で弄ったり僕のおちんこ挿れたりしたんだ。」
性器を刺激していた手が離れて俺の膝裏を持ち上げた。
片足だけ高く持ち上げられて、腰が斜めに浮く。その隙間にイオリが顔を突っ込んで、俺の尻の穴を舐め始めた。
ぴちゃぴちゃといういやらしい音とイオリの荒い息遣いに目の前が真っ赤になりそうだ。
縋るように絡めたイオリの手をぎゅっと握る。
舐められてる縁がずっとヒクヒクしちゃっているのが自分でも分かった。
「許可無しおまんこハメちゃってごめんね。大丈夫だった?」
イオリの吐息がヒクつく穴に拭きかかる。
発声のためにひゅっと息を吸った。
頼む、誰か俺を止めろ。
「ら、らいじょぶ……らからっ、もう挿れて、欲しっ……」
「うんっ、恋人おまんこいっぱいシちゃうねっ」
絡めた手がぎゅっと握られる。
自分で開いた股に熱い先端が触れたと思うと、ぬちぬちっと太い肉棒が入ってきた。
あ、熱いっおもちゃと全然違う……
体が強張ってるのに気付いて、ディルドを入れる時の要領で迎え入れるように力を抜く。
粘膜に擦れる熱がタツマだと思うだけでイきそうなくらい気持ちがいい。
「タツマ、ひょっとして僕のおちんこをあのクソディルドと同じ扱いしてる?」
は?と思う間も無くずちょっと絡みつく俺の中をこすり下ろしながら熱が抜けて、同じ勢いでどちゅっと突き入れられる。
その時に亀頭が前立腺を抉って目の前に星が飛びそうなくらいの快感が走った。
「あああぁああぁっ!」
ずっぐぢゅっ、ぐぶっ、ぐぶん
「あっ、あぁんっ……ひぅっ、おっ……」
前立腺ばかりを押しつぶすような重く容赦ない動きに翻弄されるしか出来ない。
「あんな安っぽちいプラスチックよりイいでしょ?ほら、ほら、味わって、他は忘れようね。」
「あ゛、なんれ、知っれ……」
「調べたんだ。お金で探偵とか、店のオーナー使って。」
まじか……結構融通が利くいいオーナーだと思ってたのに…。
「ごめんね。タツマの事好きだったから外での様子も全部知りたかったんだ。嫌いになった?」
ごりゅっ、ごりゅっと中を抉り上げながら聞いてくるイオリ。
「あっ、なっれな……けろぉ……お゛っ」
けども!
俺のプライバシーは!?
「これからもタツマの全部知りたいな♡」
「う、うん……あぁっ、はぁ……ぁ゛っ……」
イオリの抽送が更に苛烈になって言葉も出なくなる。
ダメだ。もう俺はイオリに狂ってしまった。前からかもしれないけど。
「っはぁ……もうヤバいっ、一回出すね。」
「あ゛っ、あ゛っ……激しっらめっ……イくっ、イっちゃ……あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っ、はあぁあ゛ぁ゛ンっ……」
絶頂で体がぎゅって強張ってキツくイオリの手を握った。
イオリの頭が胸に被さって来たのでもう片方の手でぐっと抱き込む。
イオリの程よく筋肉がついた腿に乗り上げた俺の腰がカクカク痙攣して、触ってもいないちんこから押し出されたようなトロトロと勢いの無い射精をしてしまった。
応援ありがとうございます!
10
お気に入りに追加
532
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる