【R18/完結】育てた義息子が勇者になっても中々旅立たない件

ナイトウ

文字の大きさ
14 / 17

3

しおりを挟む
リーベが鞄からふた回り小さいウェストポーチを取り出した。
いれ口を開けて少し中を探ったあと、明らかにポーチよりも大きい毛布を取り出す。

「アイテムポーチだ!そんなの持ってたの!?」

すごいレアな魔道具じゃないか。道具屋として知識はあるけど、実物は初めて見た。

「……まあ。」

「あれ?じゃあなんでまだその鞄使ってるの?」

「っ……こっちのやつダセェじゃん。」

「お父さんにはどっちも似たようなデザインに見えるけどな。」

超優良魔道具のアイテムポーチをダサい呼ばわりとは、さすがリーベは勇者だなぁ。

「うるせぇ。全然違うし。」

リーベは乱暴に言って綺麗な黄色の毛布を広げると、寝そべる僕の体の下に敷いた。
使っているのは安くて古い、粗末なマットなのに毛布越しだとまるで王宮の一流職人が作ったような心地よい寝床になる。

「えっ、何この毛布すごいっ!」

「ゴールデンシープの毛で出来てるから。」

今度は激レア素材の名が飛び出す。
さすがこの世界の勇者だなぁ。

「これだけのアイテムがあるのに何でリーベは毎日帰ってくるの?」

素朴な疑問を口にしてみる。
野宿でも十分快適に過ごせる気がするんだけど。

「ちっ……糞ムカつく。」

ジロリとこちらを見下ろして腹立たしそうにリーベが言った。

「ごっごめんリーベ、お父さん変なこと言ったなら謝るよ。」

「知らねぇ。そんなに不思議なら精々俺が帰ってくるまでに考えれば?そんな余裕あったらだけど。」

リーベが何かの呪文を呟くと、リーベの手のひらが緑色に淡く光った。
そこから枝や葉が出現してうねり、何かの形になっていく。

出来上がったものは、繊細な木目のあるゆるやかにカーブした棒だった。
リーベの手よりも少し長いくらいで、丁度握れるくらいの太さがある。
表面は丸みがあって滑らかだけど、所々に不自然な瘤が隆起していた。
ベッドサイドに置いてあった瓶から昨日も使った粘度のある液体を出来上がったばかりの物体に掛けて塗す。

「昨日見つけたジルのイイところ、全部当たるようにしてあるから。」

不穏な言葉と共にベッドに乗り上げ、毛布の上に投げ出された僕の膝裏を掴んで持ち上げる。
腰が浮いてリーベから見えやすくなった後ろの穴に棒があてがわれた。

「なっ、ちょ……リーベ!?」

反射的に足をバタつかせて抵抗すると、掴んだ手に力がこもる。

「暴れたらお仕置き追加すんぞ。」

昨晩抵抗する毎に絶頂出来なくなる術をかけられて苦しかったのを思い出し、体が固まった。
抵抗を諦めた体に、ぐっと硬さのあるものが押し込まれて圧迫感が襲う。

「っ……はぁ……んっ」

中にはすでにスライムが入っていて、粘体を押しのけるぷちゅりという音が耳に響いた。
入り込んできた体積の分押しやられたスライムが、奥に入り込んだり穴から溢れたりするのが感覚でわかる。
穴から溢れた部分は、意思を持ったように股間を伝って薄く伸び、僕の性器を包んでいった。
中の棒も同じように薄い膜になったスライムが包んでいるのか、動くはずのないただの木がうねうね動いて中をゆるく擦り上げ始める。
その間も、リーベがどんどん奥まで棒を押し込んでいく。

「あぁっ……あっ……ひぁぁンッ……ふぁ……」

棒が一番奥の入りづらいところを突き上げるように入り込んだ所で、やっと全部埋まったのか挿入は終わった。

「はっ……あ、……はぁ……これ、なんでっ……」

終わったけど……これ絶対ダメなやつだ。

棒についた瘤の一つが、ぴったり性器の裏側あたりの位置に押し当てられている。
昨日散々弄られて、ここがとんでもなく危険な場所なことを思い知った。
今ももう軽く押し上げられてズクズクし始めている。
他の瘤も、中の敏感なところ全体を押し込めるように色々な場所にあたっているのが分かった。
特に先端部分は、押し込まれると感じすぎて真っ白になる奥の箇所まで届いてそこを軽く押し上げている。

しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

溺愛前提のちょっといじわるなタイプの短編集

あかさたな!
BL
全話独立したお話です。 溺愛前提のラブラブ感と ちょっぴりいじわるをしちゃうスパイスを加えた短編集になっております。 いきなりオトナな内容に入るので、ご注意を! 【片思いしていた相手の数年越しに知った裏の顔】【モテ男に徐々に心を開いていく恋愛初心者】【久しぶりの夜は燃える】【伝説の狼男と恋に落ちる】【ヤンキーを喰う生徒会長】【犬の躾に抜かりがないご主人様】【取引先の年下に屈服するリーマン】【優秀な弟子に可愛がられる師匠】【ケンカの後の夜は甘い】【好きな子を守りたい故に】【マンネリを打ち明けると進み出す】【キスだけじゃあ我慢できない】【マッサージという名目だけど】【尿道攻めというやつ】【ミニスカといえば】【ステージで新人に喰われる】 ------------------ 【2021/10/29を持って、こちらの短編集を完結致します。 同シリーズの[完結済み・年上が溺愛される短編集] 等もあるので、詳しくはプロフィールをご覧いただけると幸いです。 ありがとうございました。 引き続き応援いただけると幸いです。】

愛憎の檻・義父の受難

でみず
BL
深夜1時過ぎ、静寂を破るように玄関の扉が開き、濡れそぼった姿の少年・瀬那が帰宅する。彼は義父である理仁に冷たく敵意を向け、反発を露わにする。新たな家族に馴染めない孤独や母の再婚への複雑な思いをぶつける瀬那に、理仁は静かに接しながらも強い意志で彼を抱きしめ、冷え切った心と体を温めようとする。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

かわいい王子の残像

芽吹鹿
BL
 王子の家庭教師を務めるアリア・マキュベリー男爵の思い出語り。天使のようにかわいい幼い王子が成長するにつれて立派な男になっていく。その育成に10年間を尽くして貢献した家庭教師が、最終的に主に押し倒されちゃう話。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。

かとらり。
BL
 セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。  オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。  それは……重度の被虐趣味だ。  虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。  だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?  そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。  ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…

嫌いなアイツと一緒に○○しないと出れない部屋に閉じ込められたのだが?!

海野(サブ)
BL
騎士の【ライアン】は指名手配されていた男が作り出した魔術にで作り出した○○しないと出れない部屋に自分が嫌っている【シリウス】と一緒に閉じ込められた。

給餌行為が求愛行動だってなんで誰も教えてくれなかったんだ!

永川さき
BL
 魔術教師で平民のマテウス・アージェルは、元教え子で現同僚のアイザック・ウェルズリー子爵と毎日食堂で昼食をともにしている。  ただ、その食事風景は特殊なもので……。  元教え子のスパダリ魔術教師×未亡人で成人した子持ちのおっさん魔術教師  まー様企画の「おっさん受けBL企画」参加作品です。  他サイトにも掲載しています。

処理中です...