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第4話 誘い
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第4話 誘い
深夜0時。
渋谷の喧騒が、ようやくひと呼吸ついたころだった。
人波が途切れ、交差点のライトが空虚に光を落としている。
紙吹雪が濡れたアスファルトに張りつき、街の熱気は少しずつ冷めていた。
類はヘッドホンを首にかけ、息をついた。
「……カズたち、もう帰ったのかな」
メッセージは既読にならない。
あれだけ騒いでいたグループLINEも、今は静まり返っている。
街の空気が、まるで“祭りの後”みたいに寂しかった。
風が吹く。
薄いシャツの下に冷たい空気が入り込み、思わず身震いした。
吐く息が白く滲む。
――誰かが、まだ見ている。
その感覚は、消えていなかった。
人混みから抜けたはずなのに、背中を撫でるような視線。
汗が乾いた肌に、ぞわりと冷たいものが走る。
「……君、迷っているのか?」
背後から声がした。
類は振り返った。
街灯の下に、黒い外套の男。
――ヴァン。
マントの裾が風に揺れ、影が足元まで伸びている。
その顔はどこか哀しげで、光の中に溶けるように静かだった。
「……また、会いましたね」
「会う運命だった」
「……そんな言い方、ずるいですよ」
「ずるい?」
「そうやって、意味深なことばかり言う」
「本当のことしか言わない」
ヴァンの声は低く、夜気よりも滑らかだった。
まるで、耳元に直接触れてくるような温度がある。
類の指先が震える。
「どこに行くんだ?」
「……帰ります」
「どこへ?」
「家に」
「本当に帰る場所は、そこにあるのか?」
その言葉が、胸の奥を打った。
家。
おばあちゃんのいる家。
でも今夜は、あの笑顔が、遠くの夢みたいに感じた。
「……君、迷っている」
「違います」
「嘘だ。瞳が揺れてる」
「……怖いんです」
「僕が?」
「わかんない。でも、あなたを見ると……息が詰まる」
「それは“怖れ”じゃない、“惹かれ”だ」
「……」
沈黙が落ちる。
車のエンジン音も、街のざわめきも遠のいていく。
その中で、ヴァンの瞳だけが紅く光った。
「行き場がないなら、僕と来るといい」
「……え?」
「夜風が冷たいだろう。少し温かいところを知ってる」
「いや、でも……」
「拒む理由は?」
「……」
「怖いのに、逃げない。それが答えだよ」
ヴァンが一歩、近づいた。
足音がしない。
空気が、彼の周囲だけ違う密度を持っている。
「君の名前、呼んでもいい?」
「……どうぞ」
「ルイ」
その名を呼ばれた瞬間、背中が震えた。
音が心臓の奥にまで染み込み、呼吸が浅くなる。
「やめてください……」
「どうして?」
「名前、呼ばれるだけで、苦しいんです」
「それは、魂が思い出しているから」
「思い出す?」
「僕たちが出会うのは初めてじゃない」
「……冗談ですよね」
「冗談を言うほど、僕は人間じゃない」
ヴァンの唇が、わずかに笑った。
それなのに、笑みの奥には哀しみが滲んでいた。
「……あなた、何者なんですか」
「僕は夜そのものだ。君が太陽に怯えるあいだ、
僕はずっと、君を見ていた」
「……意味がわかりません」
「わからなくていい。感じればいい」
ヴァンの手が、類の頬に触れた。
指先が冷たいのに、心臓が焼けるほど熱い。
夜風が二人の間を抜け、柑橘の香りが漂う。
その香りが、血の匂いのように濃くなっていった。
「君の瞳、すこし赤い」
「え?」
「僕の光を映してる。……綺麗だ」
「や、やめて……そんな、近い……」
「近いほうが、心が聴こえる」
息が触れる距離。
ヴァンの声が喉を滑り、胸の奥をくすぐる。
類は立ち尽くした。
逃げたいのに、動けない。
「……僕、帰らないと」
「帰ってどうする?」
「寝ます」
「夢を見る?」
「……え?」
「なら、僕がその夢になろう」
その瞬間、ヴァンの瞳が深く輝いた。
夜の底のような、紅。
光に吸い込まれるように、類の意識が傾く。
「行こう、ルイ」
「……どこへ」
「渋谷の奥。夜の本当の顔を見せてあげる」
「……」
「怖くないよ。僕が手を引くから」
差し出された手。
白く、細く、指輪が月明かりを弾いていた。
触れたら、戻れない。
そう思ったのに――気づけば、類はその手を取っていた。
ヴァンの指が絡む。
温度が、どんどん移ってくる。
冷たいはずなのに、妙に心地いい。
「そう、いい子だ」
「やめてください、子ども扱いしないで」
「十八歳はまだ夜の入り口だ。
知らないことの方が多い」
「あなたは、何でも知ってるみたいに言う」
「僕は何千年も夜を歩いてきたからね」
「……冗談でしょ」
「どうだろう。信じる?」
「……わからない」
「それでいい。信じられないものほど、惹かれるものだから」
街を離れると、音が急に消えた。
渋谷の中心から数分も歩いていないのに、まるで別世界。
古びた坂道、石畳の路地。
遠くのクラブの音が、夢の中の音みたいにかすかに聞こえる。
「ここ……どこですか」
「境界線」
「境界線?」
「人間と夜とが、混ざる場所」
「そんなもの、あるわけ――」
類は言葉を止めた。
目の前に、古い門があった。
鉄の柵に絡みつく蔦、朽ちた表札。
門の向こうには、洋館のような影。
明かりが、かすかに灯っている。
「ここは……」
「僕の家だよ」
「家……?」
「今夜だけ、君の避難所にもなる」
ヴァンが門を開ける。
錆びた蝶番が低く鳴る。
その音が、まるで扉を叩く心臓の音と重なった。
「さあ、入って」
「……いいんですか、僕が」
「君を招かないと、入れないんだ」
「招かないと?」
「吸血鬼のルールさ」
「冗談きついですよ」
「冗談じゃない」
ヴァンが笑った瞬間、風が止んだ。
その沈黙の中、類は一歩踏み出した。
足元の砂利が、ざくりと鳴る。
その瞬間、空気の密度が変わった。
温度も、匂いも、すべてが“こちら側”のものではなくなった。
背後の夜が遠ざかっていく。
「……これ、夢ですよね」
「夢でもあり、現でもある」
「どうして僕を……」
「君が呼んだから」
「呼んでない!」
「いいや。視線で。あの夜、交差点で僕を見たとき」
ヴァンの手が、類の胸に触れる。
鼓動が伝わる。
「ほら、覚えてる。この音。僕を呼んだ音だ」
「……」
「ルイ、君の鼓動は僕のものだ」
熱が、胸から喉へと上がっていく。
言葉が出ない。
目の前の男が、まるで闇そのものになって迫ってくる。
「さあ、来るんだ。
夜が明ける前に――僕の世界へ」
その声に逆らえなかった。
類の足は自然と動き、
古びた扉の向こうへと踏み込んだ。
重い扉が閉まる音が、
現実の最後の音に思えた。
(つづく)
深夜0時。
渋谷の喧騒が、ようやくひと呼吸ついたころだった。
人波が途切れ、交差点のライトが空虚に光を落としている。
紙吹雪が濡れたアスファルトに張りつき、街の熱気は少しずつ冷めていた。
類はヘッドホンを首にかけ、息をついた。
「……カズたち、もう帰ったのかな」
メッセージは既読にならない。
あれだけ騒いでいたグループLINEも、今は静まり返っている。
街の空気が、まるで“祭りの後”みたいに寂しかった。
風が吹く。
薄いシャツの下に冷たい空気が入り込み、思わず身震いした。
吐く息が白く滲む。
――誰かが、まだ見ている。
その感覚は、消えていなかった。
人混みから抜けたはずなのに、背中を撫でるような視線。
汗が乾いた肌に、ぞわりと冷たいものが走る。
「……君、迷っているのか?」
背後から声がした。
類は振り返った。
街灯の下に、黒い外套の男。
――ヴァン。
マントの裾が風に揺れ、影が足元まで伸びている。
その顔はどこか哀しげで、光の中に溶けるように静かだった。
「……また、会いましたね」
「会う運命だった」
「……そんな言い方、ずるいですよ」
「ずるい?」
「そうやって、意味深なことばかり言う」
「本当のことしか言わない」
ヴァンの声は低く、夜気よりも滑らかだった。
まるで、耳元に直接触れてくるような温度がある。
類の指先が震える。
「どこに行くんだ?」
「……帰ります」
「どこへ?」
「家に」
「本当に帰る場所は、そこにあるのか?」
その言葉が、胸の奥を打った。
家。
おばあちゃんのいる家。
でも今夜は、あの笑顔が、遠くの夢みたいに感じた。
「……君、迷っている」
「違います」
「嘘だ。瞳が揺れてる」
「……怖いんです」
「僕が?」
「わかんない。でも、あなたを見ると……息が詰まる」
「それは“怖れ”じゃない、“惹かれ”だ」
「……」
沈黙が落ちる。
車のエンジン音も、街のざわめきも遠のいていく。
その中で、ヴァンの瞳だけが紅く光った。
「行き場がないなら、僕と来るといい」
「……え?」
「夜風が冷たいだろう。少し温かいところを知ってる」
「いや、でも……」
「拒む理由は?」
「……」
「怖いのに、逃げない。それが答えだよ」
ヴァンが一歩、近づいた。
足音がしない。
空気が、彼の周囲だけ違う密度を持っている。
「君の名前、呼んでもいい?」
「……どうぞ」
「ルイ」
その名を呼ばれた瞬間、背中が震えた。
音が心臓の奥にまで染み込み、呼吸が浅くなる。
「やめてください……」
「どうして?」
「名前、呼ばれるだけで、苦しいんです」
「それは、魂が思い出しているから」
「思い出す?」
「僕たちが出会うのは初めてじゃない」
「……冗談ですよね」
「冗談を言うほど、僕は人間じゃない」
ヴァンの唇が、わずかに笑った。
それなのに、笑みの奥には哀しみが滲んでいた。
「……あなた、何者なんですか」
「僕は夜そのものだ。君が太陽に怯えるあいだ、
僕はずっと、君を見ていた」
「……意味がわかりません」
「わからなくていい。感じればいい」
ヴァンの手が、類の頬に触れた。
指先が冷たいのに、心臓が焼けるほど熱い。
夜風が二人の間を抜け、柑橘の香りが漂う。
その香りが、血の匂いのように濃くなっていった。
「君の瞳、すこし赤い」
「え?」
「僕の光を映してる。……綺麗だ」
「や、やめて……そんな、近い……」
「近いほうが、心が聴こえる」
息が触れる距離。
ヴァンの声が喉を滑り、胸の奥をくすぐる。
類は立ち尽くした。
逃げたいのに、動けない。
「……僕、帰らないと」
「帰ってどうする?」
「寝ます」
「夢を見る?」
「……え?」
「なら、僕がその夢になろう」
その瞬間、ヴァンの瞳が深く輝いた。
夜の底のような、紅。
光に吸い込まれるように、類の意識が傾く。
「行こう、ルイ」
「……どこへ」
「渋谷の奥。夜の本当の顔を見せてあげる」
「……」
「怖くないよ。僕が手を引くから」
差し出された手。
白く、細く、指輪が月明かりを弾いていた。
触れたら、戻れない。
そう思ったのに――気づけば、類はその手を取っていた。
ヴァンの指が絡む。
温度が、どんどん移ってくる。
冷たいはずなのに、妙に心地いい。
「そう、いい子だ」
「やめてください、子ども扱いしないで」
「十八歳はまだ夜の入り口だ。
知らないことの方が多い」
「あなたは、何でも知ってるみたいに言う」
「僕は何千年も夜を歩いてきたからね」
「……冗談でしょ」
「どうだろう。信じる?」
「……わからない」
「それでいい。信じられないものほど、惹かれるものだから」
街を離れると、音が急に消えた。
渋谷の中心から数分も歩いていないのに、まるで別世界。
古びた坂道、石畳の路地。
遠くのクラブの音が、夢の中の音みたいにかすかに聞こえる。
「ここ……どこですか」
「境界線」
「境界線?」
「人間と夜とが、混ざる場所」
「そんなもの、あるわけ――」
類は言葉を止めた。
目の前に、古い門があった。
鉄の柵に絡みつく蔦、朽ちた表札。
門の向こうには、洋館のような影。
明かりが、かすかに灯っている。
「ここは……」
「僕の家だよ」
「家……?」
「今夜だけ、君の避難所にもなる」
ヴァンが門を開ける。
錆びた蝶番が低く鳴る。
その音が、まるで扉を叩く心臓の音と重なった。
「さあ、入って」
「……いいんですか、僕が」
「君を招かないと、入れないんだ」
「招かないと?」
「吸血鬼のルールさ」
「冗談きついですよ」
「冗談じゃない」
ヴァンが笑った瞬間、風が止んだ。
その沈黙の中、類は一歩踏み出した。
足元の砂利が、ざくりと鳴る。
その瞬間、空気の密度が変わった。
温度も、匂いも、すべてが“こちら側”のものではなくなった。
背後の夜が遠ざかっていく。
「……これ、夢ですよね」
「夢でもあり、現でもある」
「どうして僕を……」
「君が呼んだから」
「呼んでない!」
「いいや。視線で。あの夜、交差点で僕を見たとき」
ヴァンの手が、類の胸に触れる。
鼓動が伝わる。
「ほら、覚えてる。この音。僕を呼んだ音だ」
「……」
「ルイ、君の鼓動は僕のものだ」
熱が、胸から喉へと上がっていく。
言葉が出ない。
目の前の男が、まるで闇そのものになって迫ってくる。
「さあ、来るんだ。
夜が明ける前に――僕の世界へ」
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