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7.魅惑の当番表
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あの謁見からわずか3日しか経っていないのに、ギルアの机の上にはあの当番表が置いてある。
厚さ1cmにもなる立派なもので、タイトルは『魅惑の当番表』となっている。
宰相やギルアの側近から事前に一か月間の予定を入手し、側妃達からは排卵日や好きなシチュエーションや必要な夜の道具まで聞き取り調査を行っていたようだ…。
「勝手に国王の予定を漏らすなど、どういうことだ」
ギルアは額に青筋を立てて宰相と側近を怒鳴りつけた。
「謁見時にシルビア様が言っていたことに協力しただけです。あの場にギルア様もいましたが特に反対されてなかったので、了承していると判断しました」
宰相はケロッとした物言いで反論した。
確かにギルアは側妃達の勢いに負けて何も言えなかった…、でもそこは察して動くのが臣下のあるべき姿だろと言いたいが言えない。
なぜなら後宮問題は自分で解決しろと宰相からきつく言われていたから。
「兎に角、中身を確認してみましょう。せっかくシルビア様が作ってくれたのですからね」
宰相の一言にしぶしぶギルアも了承し、三人で『魅惑の当番表』なるものを確認し始めた。
シルビアの調査の集大成として作成された当番表は完璧であった。
まずギルアの休みはない、鬼スケジュールである。そして当番の側妃とどのようなプレイする日か詳細に説明されている、それもイラスト付きで。
(((おいおい!このイラストはいらないだろ!)))と顔を赤くする三人。いい歳して経験値は低めのようだ。
必要な道具は各側妃に渡し済みなので手ぶらで良いとある。まさに至れり尽くせりである。
そして備考欄には、道具を追加注文する際に必要な商会の名前・製品番号まで丁寧に明記してある…。
最後のページには作成者『シルビア・オーサン』とサインまで入っている。
……三人は無言で本を閉じた。
「本当に素晴らしい出来ですね。この短期間でこれほどのものを制作するとは驚きです。
是非ともその才能を活かし、オーサン国の文官を指導してもらいたいです」
宰相が大真面目な顔でシルビアを絶賛する、本の内容を丸っと無視しするつもりだ。
「どこがだ!この当番表通りにしたら俺は死ぬぞ いいのか?」
「イヤイヤ大丈夫でしょう。ギルア様の体力・精力なら乗り越えられます」
「そうじゃない!心が死んでしまうんだ!」
「アハハ!骨は拾ってあげます」
宰相は楽し気に告げてくる。
側近ガロンは言い争いをしている二人の横で『魅惑の当番表』を見直し、自分の単純なプレイを猛反省中である。そしてこっそり製品番号もメモしている。(ガロンよ、今やることではない…)
「まさかだが…、この当番表は側妃達には渡していないだろうな!」
「もうすでに配布済みです。後宮の専属侍女にも用意などの関係上配布しているようです」
「馬鹿な…。こんな恥ずかしい内容を侍女達も読んでいるのか」
ギルアは膝から崩れ落ちた。
「ギルア様、事前に侍女達も内容を把握してくれて良かったですよ。
この5ページの『無理矢理はイヤイヤ、大きいの』プレイには大声で叫ぶとあるじゃないですか、事前に把握してなっかたらみんなが夜伽の最中に乱入してしまいますよ。ワッハッハー」
空気を読まない側近ガロンがとどめを刺す。
(こんな側近は嫌だ‥)とギルアはガロンの降格を真剣に検討することを誓った。
その頃後宮では、側妃達は夜の道具を片手に『魅惑の当番表』にあるプレイの練習を開始していた。
当番表のスタートは明日からなので、みんな気合が入っている。
厚さ1cmにもなる立派なもので、タイトルは『魅惑の当番表』となっている。
宰相やギルアの側近から事前に一か月間の予定を入手し、側妃達からは排卵日や好きなシチュエーションや必要な夜の道具まで聞き取り調査を行っていたようだ…。
「勝手に国王の予定を漏らすなど、どういうことだ」
ギルアは額に青筋を立てて宰相と側近を怒鳴りつけた。
「謁見時にシルビア様が言っていたことに協力しただけです。あの場にギルア様もいましたが特に反対されてなかったので、了承していると判断しました」
宰相はケロッとした物言いで反論した。
確かにギルアは側妃達の勢いに負けて何も言えなかった…、でもそこは察して動くのが臣下のあるべき姿だろと言いたいが言えない。
なぜなら後宮問題は自分で解決しろと宰相からきつく言われていたから。
「兎に角、中身を確認してみましょう。せっかくシルビア様が作ってくれたのですからね」
宰相の一言にしぶしぶギルアも了承し、三人で『魅惑の当番表』なるものを確認し始めた。
シルビアの調査の集大成として作成された当番表は完璧であった。
まずギルアの休みはない、鬼スケジュールである。そして当番の側妃とどのようなプレイする日か詳細に説明されている、それもイラスト付きで。
(((おいおい!このイラストはいらないだろ!)))と顔を赤くする三人。いい歳して経験値は低めのようだ。
必要な道具は各側妃に渡し済みなので手ぶらで良いとある。まさに至れり尽くせりである。
そして備考欄には、道具を追加注文する際に必要な商会の名前・製品番号まで丁寧に明記してある…。
最後のページには作成者『シルビア・オーサン』とサインまで入っている。
……三人は無言で本を閉じた。
「本当に素晴らしい出来ですね。この短期間でこれほどのものを制作するとは驚きです。
是非ともその才能を活かし、オーサン国の文官を指導してもらいたいです」
宰相が大真面目な顔でシルビアを絶賛する、本の内容を丸っと無視しするつもりだ。
「どこがだ!この当番表通りにしたら俺は死ぬぞ いいのか?」
「イヤイヤ大丈夫でしょう。ギルア様の体力・精力なら乗り越えられます」
「そうじゃない!心が死んでしまうんだ!」
「アハハ!骨は拾ってあげます」
宰相は楽し気に告げてくる。
側近ガロンは言い争いをしている二人の横で『魅惑の当番表』を見直し、自分の単純なプレイを猛反省中である。そしてこっそり製品番号もメモしている。(ガロンよ、今やることではない…)
「まさかだが…、この当番表は側妃達には渡していないだろうな!」
「もうすでに配布済みです。後宮の専属侍女にも用意などの関係上配布しているようです」
「馬鹿な…。こんな恥ずかしい内容を侍女達も読んでいるのか」
ギルアは膝から崩れ落ちた。
「ギルア様、事前に侍女達も内容を把握してくれて良かったですよ。
この5ページの『無理矢理はイヤイヤ、大きいの』プレイには大声で叫ぶとあるじゃないですか、事前に把握してなっかたらみんなが夜伽の最中に乱入してしまいますよ。ワッハッハー」
空気を読まない側近ガロンがとどめを刺す。
(こんな側近は嫌だ‥)とギルアはガロンの降格を真剣に検討することを誓った。
その頃後宮では、側妃達は夜の道具を片手に『魅惑の当番表』にあるプレイの練習を開始していた。
当番表のスタートは明日からなので、みんな気合が入っている。
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