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閑話~永遠の愛~
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両片想いから、晴れて両想いになれた二人。
まだ側妃の問題が解決していないので、口づけ以上の関係にはなっていない。
いわゆる健全カップルである。
今日も木陰にシートを広げ楽しくお茶をしている。ギルアは黒いフサフサの尻尾をシルビアに優しく撫でてもらって、天国だとばかりに、デレデレしまくりである。
「シルビア愛している。早く結婚したい!」
「フフフ、私達もう結婚していますよ」
「真の意味でしたいのだ!」
「後宮がなくなるまで待てです♪」
「……」
「ギルア様のことは愛していますが、私は一夫一婦制しか受け付けませんよ。
後宮での色々は私と恋人になる前なので不問ですが、これからは違います!浮気は許しません♪」
「も、もちろん、これからはシルビアだけだ。『番』も探さない!」
「信じますよ、ギルア様♪」
フフフと笑って、シルビアは足のベルトに挟んである小瓶を取り出す。中の液体はエメラルドグリーンでキラキラと光っている。
「なんだそれは?綺麗な色だな」
「トト爺とノマエ婆の合作で、昨日プレゼントしてくれました♪相手が浮気をしなくなる薬らしいです。その名も『浮気殺し』です!」
シルビアは嬉しそうに小瓶を振って無邪気に笑っている、本当に善意の贈り物だと信じているのだ。だが、ギルアは知っている、あの二人が絡んでいるなら100%危険だと…。
「そっそれは必要ないだろう!俺は浮気などせん、シルビアだけを愛している」
「浮気をした後に飲ませると浮気をしなくなるそうです。でもそれなら、事前に飲んでも効果は同じですよね?」
名案だとばかりに、シルビアが小瓶を差し出して見つめてくる。
(イヤイヤ事前に飲んでは絶対に駄目なやつだ!これは浮気者を不能にする薬で間違いない!)
「シルビアそれは捨てなさい。もっと効果のある方法を知っている、それを試してみよう」
さり気なく小瓶を取り上げ、中身を草の上に流しておく。(これで安心だ!)
「本当ですか♪試してみます!」
「シルビアの魅力を存分に俺に伝えてくれ、それが最善の方法だ!」
そう言うなり、ギルアはシルビアを抱き寄せて口づけを始める。シルビアが抵抗なくうっとりとした表情をしているのを確認し、次のステップに進めようと舌を入れようとすると、
ガン!ガン!ガン!とフライパンをお玉で叩きながら侍女サーサが猛ダッシュしてくる。
【白うさぎ獣人なのに、白髪の鬼婆のようである。byギルア】
「シルビア様、財務の会議のお時間です。さぁ、さぁ、行きましょう!」
「遅刻してしまうところだったわ。サーサ、教えてくれてありがとう」
シルビアは名残惜しそうに、またねとギルアの頬にチュッとキスをしてから、慌てて仕事に向かって行く。
主人の後を追う前に侍女サーサはギルアに近づき、誰に言うともなしに呟く。
「人族では男を去勢することもあるそうです。でもナニが無くても立派に働いていけるそうです、安心ですね」
狼獣人ギルアは宦官という存在を知らない…。
浮気する気など全くないが、シルビアには絶対に!絶対に!誤解されないようにしようと誓うのであった。
『シルビア、君だけに永遠の愛を誓うぞ!』
*******************************
---宰相に質問中---
「おい、ガーザ。人族は男を去勢するって本当か?」
「本で読んだ記憶はありますが、噓だと思っていました。…まさか真実でしたか」
「人族は獣人より過激なんだな…」
「過激な人族なうえ、超前向きな妻のお仕置きはどんなものなんでしょうね、きっとそれが去勢に繫がるのでしょうか…?」
「……」
「健闘を祈ります」
まだ側妃の問題が解決していないので、口づけ以上の関係にはなっていない。
いわゆる健全カップルである。
今日も木陰にシートを広げ楽しくお茶をしている。ギルアは黒いフサフサの尻尾をシルビアに優しく撫でてもらって、天国だとばかりに、デレデレしまくりである。
「シルビア愛している。早く結婚したい!」
「フフフ、私達もう結婚していますよ」
「真の意味でしたいのだ!」
「後宮がなくなるまで待てです♪」
「……」
「ギルア様のことは愛していますが、私は一夫一婦制しか受け付けませんよ。
後宮での色々は私と恋人になる前なので不問ですが、これからは違います!浮気は許しません♪」
「も、もちろん、これからはシルビアだけだ。『番』も探さない!」
「信じますよ、ギルア様♪」
フフフと笑って、シルビアは足のベルトに挟んである小瓶を取り出す。中の液体はエメラルドグリーンでキラキラと光っている。
「なんだそれは?綺麗な色だな」
「トト爺とノマエ婆の合作で、昨日プレゼントしてくれました♪相手が浮気をしなくなる薬らしいです。その名も『浮気殺し』です!」
シルビアは嬉しそうに小瓶を振って無邪気に笑っている、本当に善意の贈り物だと信じているのだ。だが、ギルアは知っている、あの二人が絡んでいるなら100%危険だと…。
「そっそれは必要ないだろう!俺は浮気などせん、シルビアだけを愛している」
「浮気をした後に飲ませると浮気をしなくなるそうです。でもそれなら、事前に飲んでも効果は同じですよね?」
名案だとばかりに、シルビアが小瓶を差し出して見つめてくる。
(イヤイヤ事前に飲んでは絶対に駄目なやつだ!これは浮気者を不能にする薬で間違いない!)
「シルビアそれは捨てなさい。もっと効果のある方法を知っている、それを試してみよう」
さり気なく小瓶を取り上げ、中身を草の上に流しておく。(これで安心だ!)
「本当ですか♪試してみます!」
「シルビアの魅力を存分に俺に伝えてくれ、それが最善の方法だ!」
そう言うなり、ギルアはシルビアを抱き寄せて口づけを始める。シルビアが抵抗なくうっとりとした表情をしているのを確認し、次のステップに進めようと舌を入れようとすると、
ガン!ガン!ガン!とフライパンをお玉で叩きながら侍女サーサが猛ダッシュしてくる。
【白うさぎ獣人なのに、白髪の鬼婆のようである。byギルア】
「シルビア様、財務の会議のお時間です。さぁ、さぁ、行きましょう!」
「遅刻してしまうところだったわ。サーサ、教えてくれてありがとう」
シルビアは名残惜しそうに、またねとギルアの頬にチュッとキスをしてから、慌てて仕事に向かって行く。
主人の後を追う前に侍女サーサはギルアに近づき、誰に言うともなしに呟く。
「人族では男を去勢することもあるそうです。でもナニが無くても立派に働いていけるそうです、安心ですね」
狼獣人ギルアは宦官という存在を知らない…。
浮気する気など全くないが、シルビアには絶対に!絶対に!誤解されないようにしようと誓うのであった。
『シルビア、君だけに永遠の愛を誓うぞ!』
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---宰相に質問中---
「おい、ガーザ。人族は男を去勢するって本当か?」
「本で読んだ記憶はありますが、噓だと思っていました。…まさか真実でしたか」
「人族は獣人より過激なんだな…」
「過激な人族なうえ、超前向きな妻のお仕置きはどんなものなんでしょうね、きっとそれが去勢に繫がるのでしょうか…?」
「……」
「健闘を祈ります」
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