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おまけの話【胸のうち】〜トルタヤ視点〜
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アティカは力尽きて寝てしまった。こんな言い方をするとなにをさせたんだ?!と誤解されそうだが、ただ単に全力で枕投げに興じた結果である。
『うりゃー、儂の枕を防いだら最上位魔術師の名をくれてやるぞ!』
『僕、頑張ります! お父さんとお揃いなれたら嬉しいです』
いやいや、最上位って勝手に譲れるもんじゃないよな? 爺様。
素直な子供に平然と嘘をつくのは良くない。……が、そんなことを言っても聞く耳を持たないのが、俺――トルタヤの曾祖父である。
『アティカ、負けないわよ。アリスミの大切な息子だということを今だけは忘れるわ。全力で潰しにかかるから覚悟しなさい。おっほほ、鬼婆? 良いわよ、そう呼んでも』
『お母さんがいつも言ってました。目上の人に対してはどんな時でも失礼なことを言ってはいけせんって』
『さすがはアリスミね。しっかりと教育しているわ。それにその教えを守るアティカは偉い!』
『はい、お母さんはちゃんとしています。で、えいっ!』
『えっ! きゃー』
掛け声と同時にアティカが両手で投げた枕が、ロザリーの顔に見事命中した。会話に夢中になっているところを突くなんて、なかなかアティカはやる。
こんな感じでアティカは大人気ない大人達―主に爺様とロザリーで俺は例外だ――の相手をしてくれた。
一時間ほど枕投げをしたあと、アティカは目をこすり始め『なんだか眠い……で……』と言いながら寝落ちしたのだ。
今夜はアティカがニーダルで過ごす最後の夜だ。
本当にいろんなことがあった。カロックの悲劇やロザリー・シルエットの生還や、母親であるアリスミとの再会、そして家族としての再出発。
たとえ最終的に母とまた一緒に暮らせるようになったとはいえ、六歳の子供には重すぎる経験だ。だから、最後の夜はなにも考えずにただ楽しいことだけをさせたいと、爺様が今晩のお泊りを計画した。
それは成功した。アティカは言葉遣いは兎も角として、六歳の子供らしく無邪気に楽しんでいたのだから。
――爺様にしては珍しく良いことをした。
アティカが寝た後、俺達は居間へと移動して酒を飲み始めたのだが、楽しく会話を弾ませ……とはならなかった。
「長老様、責任を取ってくださいよー。あの男の師匠なんですからっ。私の大切な親友に悪い虫がついたと思ったら、まさか駆除指定級の害虫だったなんて……」
「うっほほ。そなたの親友はイケメン害虫好きとは、趣味悪すぎじゃのう」
「そうなんですよー。あの子、男の趣味だけは最悪で……。今からでも遅くないわ、目を覚まして、アリスミー」
「うひゃひゃ、カロックの趣味の悪さに乾杯じゃー」
二人は最上位魔術師を酒の肴にして大いに盛り上がっている。
――完全に酔っ払いである。
俺は心の中で憐れな被害者であるザインに、曽祖父が申し訳ありませんと詫びておく。俺が若干引き気味で二人の暴言を聞き流していると、ロザリーが俺を指差して『トルタヤ・ルガン、あなた、間違ってるわよ!』と叫んだ。
……誰か助けてくれ。
と心の中で呟きながら周りを見たが、ここには俺を除き酔っ払いしかいなかった。
「あなた、ザイン・リシーヴァは無口だけど良い人と思っているんじゃない?」
「ええ、そうですね」
「気づいてないようだから教えてあげるわ。あなた、ザインに殺される一歩手前だったのよ!」
「えっ? いやいや、そんなことは――」
否定の言葉を続けようとしたが、饒舌な酔っぱらいによって遮られる。
「私が把握しているだけでも、あの男は五十回以上紙魔鳥を使ってアリスミを覗き見していたわ。でもね、これは私が外国に赴く前の僅かな期間での話よ。実際は……」
「うっほほ、ほぼ毎日じゃな。そこまでいくと、清々しいほど立派な変態じゃ」
「そうよ、あの男は変態、いいえ、危険人物よ!」
俺の中にある寡黙な最上位魔術師像が、ガラガラと音を立てて壊れていく。
……変態じゃん。
「もしトルタヤがアリスミに手を触れようものなら消されていたわ」
「……まじですか?」
「あの変態はそういう男よ」
ロザリーの目は真剣そのものだった。爺様も『儂は見た。そういう男じゃ~』と自信満々に断言している。
「爺様、なんで教えてくれなかったんだよっ!」
「だって、儂、知らんかったもーん。普通、紙魔鳥をそんなふうに使う奴はおらーん。誰だ、そんな変態を育てた奴は!」
「爺様だよ!」
「儂か? うっほほ、不肖の弟子め、儂を反面教師の逆バージョンにしおってー」
「……爺様、まずは反省してくれ」
爺様は酔っ払ってもいても自分を上げることは忘れない。
……いやいや、違うから。
きっとザインは、こうは絶対になるまいと爺様を普通に反面教師にした。そこまでは良い。だが、なぜか独自路線を開拓してしまったのだろう。それは膨大な魔力を持つ者の思考回路がそうなのか、はたまた妻への深い愛情によるものなのか。いろんな要素があるだろうが、たぶん一番の要因は。
…………うん、たぶん性格だな。
最上位魔術師ザイン・リシーヴァへの尊敬は少しだけ親近感に変わる。近寄り難い人だと思っていたが、案外分かりやすい人なのかもしれない。
もしかしたら、彼と友人になれる日が来るかもしれないと笑いながら、俺は心の底から自分が常識人で本当に良かったと思っていた。もしアリスミの気持ちを無視して行動に出ていたら、……俺はあの世に逝っていただろうから。
未練たらしく思うのは俺らしくないから、アリスミに対しての恋情はもうない。だが俺は彼女の幸せを心から願っている――頼りになる弟として。
大切な姉を頼みますよ、ザインさん。もう二度と離さないでください。もしまた手放したら、今度こそ俺が……。
俺は酒を煽って続く言葉を打ち消す。
未練たらしく思っているのとは違うけれど、人の心のうちは簡単に変わるものではない。……だが、永遠でもない。時間や努力やいろんなことで変わっていく。自分の心をどう導くかは、良くも悪くも自分次第だ。
たぶん、数年後の俺は新たな想いを見つけている気がする。
「儂の辞書に反省という文字はなーい」
「爺様の脳みそに、俺が付け加えておくよ!」
「うっほほ、無駄じゃ。明日には消えておる。前だけ見ればいいんじゃー」
――今日の爺様の言葉は、珍しく俺の心に染みてきた。
『うりゃー、儂の枕を防いだら最上位魔術師の名をくれてやるぞ!』
『僕、頑張ります! お父さんとお揃いなれたら嬉しいです』
いやいや、最上位って勝手に譲れるもんじゃないよな? 爺様。
素直な子供に平然と嘘をつくのは良くない。……が、そんなことを言っても聞く耳を持たないのが、俺――トルタヤの曾祖父である。
『アティカ、負けないわよ。アリスミの大切な息子だということを今だけは忘れるわ。全力で潰しにかかるから覚悟しなさい。おっほほ、鬼婆? 良いわよ、そう呼んでも』
『お母さんがいつも言ってました。目上の人に対してはどんな時でも失礼なことを言ってはいけせんって』
『さすがはアリスミね。しっかりと教育しているわ。それにその教えを守るアティカは偉い!』
『はい、お母さんはちゃんとしています。で、えいっ!』
『えっ! きゃー』
掛け声と同時にアティカが両手で投げた枕が、ロザリーの顔に見事命中した。会話に夢中になっているところを突くなんて、なかなかアティカはやる。
こんな感じでアティカは大人気ない大人達―主に爺様とロザリーで俺は例外だ――の相手をしてくれた。
一時間ほど枕投げをしたあと、アティカは目をこすり始め『なんだか眠い……で……』と言いながら寝落ちしたのだ。
今夜はアティカがニーダルで過ごす最後の夜だ。
本当にいろんなことがあった。カロックの悲劇やロザリー・シルエットの生還や、母親であるアリスミとの再会、そして家族としての再出発。
たとえ最終的に母とまた一緒に暮らせるようになったとはいえ、六歳の子供には重すぎる経験だ。だから、最後の夜はなにも考えずにただ楽しいことだけをさせたいと、爺様が今晩のお泊りを計画した。
それは成功した。アティカは言葉遣いは兎も角として、六歳の子供らしく無邪気に楽しんでいたのだから。
――爺様にしては珍しく良いことをした。
アティカが寝た後、俺達は居間へと移動して酒を飲み始めたのだが、楽しく会話を弾ませ……とはならなかった。
「長老様、責任を取ってくださいよー。あの男の師匠なんですからっ。私の大切な親友に悪い虫がついたと思ったら、まさか駆除指定級の害虫だったなんて……」
「うっほほ。そなたの親友はイケメン害虫好きとは、趣味悪すぎじゃのう」
「そうなんですよー。あの子、男の趣味だけは最悪で……。今からでも遅くないわ、目を覚まして、アリスミー」
「うひゃひゃ、カロックの趣味の悪さに乾杯じゃー」
二人は最上位魔術師を酒の肴にして大いに盛り上がっている。
――完全に酔っ払いである。
俺は心の中で憐れな被害者であるザインに、曽祖父が申し訳ありませんと詫びておく。俺が若干引き気味で二人の暴言を聞き流していると、ロザリーが俺を指差して『トルタヤ・ルガン、あなた、間違ってるわよ!』と叫んだ。
……誰か助けてくれ。
と心の中で呟きながら周りを見たが、ここには俺を除き酔っ払いしかいなかった。
「あなた、ザイン・リシーヴァは無口だけど良い人と思っているんじゃない?」
「ええ、そうですね」
「気づいてないようだから教えてあげるわ。あなた、ザインに殺される一歩手前だったのよ!」
「えっ? いやいや、そんなことは――」
否定の言葉を続けようとしたが、饒舌な酔っぱらいによって遮られる。
「私が把握しているだけでも、あの男は五十回以上紙魔鳥を使ってアリスミを覗き見していたわ。でもね、これは私が外国に赴く前の僅かな期間での話よ。実際は……」
「うっほほ、ほぼ毎日じゃな。そこまでいくと、清々しいほど立派な変態じゃ」
「そうよ、あの男は変態、いいえ、危険人物よ!」
俺の中にある寡黙な最上位魔術師像が、ガラガラと音を立てて壊れていく。
……変態じゃん。
「もしトルタヤがアリスミに手を触れようものなら消されていたわ」
「……まじですか?」
「あの変態はそういう男よ」
ロザリーの目は真剣そのものだった。爺様も『儂は見た。そういう男じゃ~』と自信満々に断言している。
「爺様、なんで教えてくれなかったんだよっ!」
「だって、儂、知らんかったもーん。普通、紙魔鳥をそんなふうに使う奴はおらーん。誰だ、そんな変態を育てた奴は!」
「爺様だよ!」
「儂か? うっほほ、不肖の弟子め、儂を反面教師の逆バージョンにしおってー」
「……爺様、まずは反省してくれ」
爺様は酔っ払ってもいても自分を上げることは忘れない。
……いやいや、違うから。
きっとザインは、こうは絶対になるまいと爺様を普通に反面教師にした。そこまでは良い。だが、なぜか独自路線を開拓してしまったのだろう。それは膨大な魔力を持つ者の思考回路がそうなのか、はたまた妻への深い愛情によるものなのか。いろんな要素があるだろうが、たぶん一番の要因は。
…………うん、たぶん性格だな。
最上位魔術師ザイン・リシーヴァへの尊敬は少しだけ親近感に変わる。近寄り難い人だと思っていたが、案外分かりやすい人なのかもしれない。
もしかしたら、彼と友人になれる日が来るかもしれないと笑いながら、俺は心の底から自分が常識人で本当に良かったと思っていた。もしアリスミの気持ちを無視して行動に出ていたら、……俺はあの世に逝っていただろうから。
未練たらしく思うのは俺らしくないから、アリスミに対しての恋情はもうない。だが俺は彼女の幸せを心から願っている――頼りになる弟として。
大切な姉を頼みますよ、ザインさん。もう二度と離さないでください。もしまた手放したら、今度こそ俺が……。
俺は酒を煽って続く言葉を打ち消す。
未練たらしく思っているのとは違うけれど、人の心のうちは簡単に変わるものではない。……だが、永遠でもない。時間や努力やいろんなことで変わっていく。自分の心をどう導くかは、良くも悪くも自分次第だ。
たぶん、数年後の俺は新たな想いを見つけている気がする。
「儂の辞書に反省という文字はなーい」
「爺様の脳みそに、俺が付け加えておくよ!」
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――今日の爺様の言葉は、珍しく俺の心に染みてきた。
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