目覚めれば、自作小説の悪女になっておりました

結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売

文字の大きさ
155 / 258

フレア ③

しおりを挟む
1

「ノア・・・。大丈夫?」 

私は体調を崩して寝込んでいるノアに声を掛けた。

「うん・・・大丈夫だよ。」

ノアは熱に浮かされながらも弱々しく微笑んだ。
いつもこうだ。ノアはミレーヌ達を相手にした後は大抵体調を崩してしまう。
一体何故・・・。余程彼女達に酷い目に合わされているのだろうか?
だけど私は聞けない、と言うか聞きたくない。ただでさえ、自分の屋敷でノアが他の女を抱いている事自体、我慢の限界まできていると言うのに、中でどんな事が行われているのか話されようものなら正気を保ってなどいられない。だから私の出来るささやかな抵抗は女達を屋敷に上げるのは、私がいる間だけ、長時間滞在させない為にも時間もきっちり決め・・・ここで思わず苦笑いしてしまった。これでは本当にノアを男娼扱いしているよいなものでは無いか・・・。
ノアは今の自分が置かれている状況をどう感じているのだろうか・・・?

 やはり口には出さないが、ノアは何処かで私を恨んでいるのだろう。いつもいつも感じていた。私とノアの間には厚い壁があり、遮られていると・・・。私はこんなにもノアを愛しているのに、相変わらず彼の心は人間界にいるジェシカと言う女に囚われているように私は感じていた。


 そんなある日の事・・・私は気乗りのしない夜会に参加しなければならなかった。

「僕の事は構わずに、楽しんでおいでよ。」
 
ノアは上機嫌で私を送り出そうとしている。・・・何か怪しい。だから私はこの屋敷に魔法をかけた。ノアに怪しい動きがあれば、それを感知出来るように探査の魔法を・・・。


 パーティー会場のテラスで私は魔力を使ってノアの様子を観察していた。
もしかして私に内緒で逃走の準備を進めているのか、それとも何処かへ外出するつもりなのだろうか・・・。しかし、ノアの取った行動はいつものと変わりなかった。
彼は自分のベッドを暖炉に近付け・・・そのままベッドの中へ入ってしまったのだ。
え?一体どういう事だろうか?こんな早い時間いにもう眠りに就くとは・・・。

 その後も私は眠りに就いたノアを注意深く観察してみたが、ノアは深い眠りに就いたのか、一向に起きる気配が無い。
そうか・・・ノアの様子がおかしいと感じたのは私の単なる気のせいだったのかもしれない。ここで私は探査の魔術を遮断して、くだらないパーティー席へと参加する為に会場へと入って行った—。


 翌朝—
パーティー会場から帰宅すると、丁度ノアが暖炉に火をくべて、暖まっている所だった。その後ろ姿が何故か私には浮かれているように見えた。
何か・・・良い事でもあったのだろうか?

「ノ・・・。」
声を掛けようとした時、ノアの言った一言が私の心を深く抉った。

「ジェシカ・・・・。」

ノアはうっとりとした声で私が一番聞きたく無かった名前を口に出した。
え?何故?何故ノアは今その名前を口にしたの?私は動揺で震える身体を何とか抑え込むと背後から声をかけた。

「随分と楽しそうね、何か幸せな夢でも見ていたのかしら?」

ピクリ。
ノアの肩が少し跳ねるのを私は見逃さなかった。

「お帰り、フレア・・・。」

いつも通りの取り繕った笑顔・・・。

「ただいま、ノア。」

するとノアは私の背後に回り、コートを脱がせる。・・・駄目だ、今の私はどうしても疑心暗鬼に囚われている。何かを隠すために私のご機嫌を取ろうとしているのでは無いだろうかと勘繰ってしまう。
「ノア・・・別にいいのよ?毎回そんな真似をしなくても。別に貴方は使用人でも何でも無いんだから。」
つい、ため息をつきながら可愛げのない台詞を言ってしまう。

「そうかな?でも僕は君にお世話になっている身分だからね、これ位は当然のことだよ?」

・・・やはり様子がおかしい。いつも私とノアの間に生じる分厚い壁を・・・今は感じ取る事が出来ない。
「全く・・・魔界の男は・・皆つまらないわ。いくら付き合いでもあんなパーティーに参加するのはもうこりごりだわ。ノア・・・。やっぱり貴方が最高よ。」
言いながらノアの身体に自分の身体を預け、動揺を隠すためについどうでもよい愚痴をノアにこぼしてしまう。

ピクン。
ノアの身体が一瞬硬直する。まただ・・・。いつもこうだ。私がノアに触れる瞬間、彼の身体は強張る。そんなに緊張するのだろうか・・・?これが私がノアに感じる一番大きな壁の原因の一つなのだ。
でも・・・そんなの知った事か。
「ノア・・・。私を温めてくれるわよね・・・?」
私は熱を込めた瞳でノアを見つめる。

「・・・もちろんだよ。フレア。」

言いながら、ノアは私に口付けし・・・その瞬間、私はピンときた。
ノアから・・・何やら別の女性の香りがするのを感じた。それは・・・あの憎たらしいミレーヌ達との香りとは全く違う・・・。
まさか、ノアは・・・・。
私の心に暗い影がまた一つ落ちて行く—。


 それから時が経ち・・・・ノアの心と体に少しずつ変化が現れて来た。
今迄温かみのあった身体は、私達魔族のように冷たくなりはじめ、徐々に人間界にいた時の記憶がノアから薄れて行ったのだ。

 ついにこの時がやってきたのね・・・私は思わず口角が上がってしまった。
そう・・・魔界へ人間がやってくると、不思議な事に数か月でその身体は魔族へと生まれ変わるのだ。
私がノアをこの魔界へ無理やり連れて来た一番の理由は・・・ノアを魔族へ変える為である。
後少し・・後少しでノアは完璧な魔族へと変わる・・・。
ノアが完全な魔族になってしまえば、恐らくミレーヌ達はノアに対する興味を失うだろう。
だから私は彼女達に嘘をついた。
貴女達の相手をしてきたせいで、ノアの魔族化が進んでしまった。これ以上ノアに付き合わせれば、彼は完全に魔族へと姿を変えてしまうが、それでも良いのかと問い詰めると、彼女達はあっさりノアから身を引いたのである。どうやら彼女達がノアに抱かれたかったのは・・・彼の温かい身体が目的だったようだ。
だけど私は違う。ノアの外見に惹かれたのは確かだが、一番強く惹かれたのはノアの魂だ。私と同じ・・・闇を抱えた魂。だから共感を覚え・・・彼を愛し、愛されたいと思ったのだ。
ミレーヌ達を追い払うと同時に、徐々にノアの態度が軟化してくるのを感じ、徐々に私に心を開いてくれるようになり、私は幸せを感じ始めていた。
そして、それと同時に不安な気持ちが押し寄せて来る。

きっと・・・あの時、夢の世界でノアはジェシカという人間の女と会ったのだ。そして彼女を抱いている・・・。今にきっとノアを取り戻しにこの魔界へやってくるだろう。今からその為に準備をしなくてはならない。

私はマシューが花を奪った時に、彼には内緒で探査の魔力をかけていた。
彼が『ワールズ・エンド』に門番としてやってきた時には、私の探査の魔力が発動し、自室の鏡にマシューの動向が映像化されて送られてくる。
恐らくマシューはいずれ、あの女に頼まれてこの魔界へ連れて来る日がやってくるだろう。
・・・私はマシューには何の恨みも持っていないが・・・・。
「もし・・あの女を魔界へ連れて来ようものなら・・・ただじゃ置かないわよ・・・。」
私は1人、呟いた―。



「ヴォルフ、貴方に頼みがあるのよ。」

私はヴォルフの自宅を訪ねるとすぐに切り出した。

「え?俺に頼み?」

ヴォルフはいきなり尋ねて来た私を怪訝そうに見たが、部屋へ招き入れてくれた。

2で向き合って椅子に座ると何なんだ?」

「私の可愛がっていた魔界のペット『ワールズ・エンド』でいなくなってしまったのよ。
しかもどういう手段を使ってか分からないけれども、人間界へ行ってしまったようで・・。でもあの子は賢いから、必ずきっとここへ戻って来ると思うのよ。」

「へえ~・・・フレア、ペットなんか飼っていたのか?ちっとも知らなかったな。」

ヴォルフは腕組みをしながら言った。

「ええ、しかもこのペットは変幻自在、さらに言葉を話すとても賢い子なのよ。」

「何だ?それ?そんな生物がいたのか?驚きだな・・・。」

「そうよ、しかもその本来の姿も謎なのよ。兎に角貴重な珍しい生物で・・・そこでヴォルフ。彼方にお願いしたい事があるの。」


「俺に願い・・?」

「ええ、あの子を保護する手伝いをして欲しいの。取りあえずは・・・私をこれ程までに心配させたのだから、少し反省が必要ね。地下牢と第2階層を繫ぐ用意をしてくれる?」

私はにっこり微笑みながらヴォルフに命令を下した。
そう、もしあの女が門をくぐってこの魔界へやってくれば初めに訪れるのは第1階層。きっとか弱い人間ならば、その場で魔物達の餌食になってしまうだろう。

だから・・・ヴォルフにここまで連れて来てもらうのだ。
あの女だけは許せない、私が直接ジェシカ・リッジウェイにノアから手を引くように言わなければ。そして・・もし、断ってきた場合は一生あの地下牢に閉じ込めてやるのだ—。



2

私には分かる。きっともうすぐあの女はノアを連れ戻しにこの魔界へやって来るに違いない—。

 今日、私はヴォルフを家に連れて来た。ノアは初めて見る魔族の男を怪しんでいるようだったが私がこれから大事な打ち合わせがあるから部屋には近づかないように話すと、それに素直に応じる。

「ふ~ん・・・噂には聞いていたが、あの男が人間のノア・シンプソンか・・・。」

ヴォルフは自室へ招き入れた途端、ボソリと呟いた。

「え?!な・何故ヴォルフがその事を知ってるの?!」
余りの突然の言葉に私は驚き、気付けばヴォルフの襟首を掴んで詰め寄っていた。

「な・何だよ・・・。フレア、お前は知らなかったのか?今町ではその噂で持ち切りだぞ・・?ほら、俺は便利屋をやっているからそういう噂話は耳に入りやすいんだよ。」

ヴォルフが慌てたように言う。

「なら、なら・・・何故そのうわさ話がある事を私に言わないのよ!」
私はより一層襟首を締め上げながら怒鳴りつけた。

「そ、それは・・・お前が俺に何も話さないから・・内緒の話なんだろうと思って悪くて聞けなかったんだ・・・。」

こ、この男は・・・・本当になんて間抜けな男なのだろう。昔からそうだ、どこか単純で抜けている。せめてもう少し頭が切れれば、もっと使えるのに・・・。
どうせ噂の出所は分かり切っている。ミレーヌ達に間違いない。私がノアとの密会を禁じた腹いせにノアの話をばらまいたのだろう。
ただでさえ、あの女がここにやってくるかもしれないと言うのに厄介な・・・。
こうなれば魔術を使って一刻も早くノアの魔族化を早めてやろうか・・。

「おい?どうしたんだ?フレア。急に黙り込んで・・・・。」

襟首を掴まれたままのヴォルフが不思議そうな顔で尋ねて来た。そうだ、今はノアの事よりも、まずはあの女を何とかしなければ・・・。

「ヴォルフ、この間話した件は進めてくれたかしら?」

「あ、ああ・・。地下牢と第2階層を繋ぐって話だろう?一応手はずは整っているが・・・?」

「そう、それなら大丈夫ね。恐らくもうすぐ私の可愛いペットが第1階層へ現れると思うから、その時はヴォルフ。貴方がここまで連れて来て頂戴。後はそうね・・・。私が指示したらすぐに第一階層へ飛んで頂戴ね。そしてあの子を無事に地下牢まで連れて来るのよ。その際、絶対に私の事とノアの事は内緒にしておきなさい。その姿であの子の前に現れるのもよしなさい。警戒心が強い子だから・・いいわね?」

私はヴォルフの目をじっと見つめながら言い聞かせる。そう、これはヴォルフにかける催眠暗示。この男は単純だから暗示にかける事等造作も無い。嘘をつくのが下手な男なのでいっそ暗示にかけてしまったほうが確実にあの地下牢へ閉じ込める事が出来るだろう。

「わ・・・分かったよ・・・フレア・・・。」

虚ろな目のヴォルフが返事をした。更に私は仕上げの暗示をヴォルフにかける。

「いい?私は人間界へペットを連れて内緒で出かけた時に、そこでペットとはぐれてしまった。自力であの子は魔界まで戻って来るので、貴方は頼まれて迎えに来たと言いなさい。もしノア・シンプソンの名前を出されても知らないと答えるのよ。」

「ああ・・・。了解した・・・。なあ、所で・・・そのペットの名前は何て言うんだ?」

「ジェシカ・・・・よ。」

私は笑みを浮かべながら言った—。


ヴォルフに暗示をかけてから数日後・・・・。その日は突然やってきた。
たまたまこの時、私は非番で管理人はミレーヌの担当だった。
真夜中、自室にいると突然部屋の鏡が輝き出したのだ。

 ついにマシューが『ワールズ・エンド』へやってきた!!
私は緊張しながら鏡の前に立ち、マシューの様子を伺った。
・・・おかしい。てっきり女が一緒だと思っていたのに姿を現したのはマシュー1人きりだ。
何処かに隠れているのだろうか?
マシューは4人の聖剣士達と何やら会話をしている。・・・しまった。音まで聞こえる魔術をかけておくべきだった。これではどんな会話がなされているのか全く見当がつかない。

 私は音が聞こえない代わりに、じっと鏡から目を離さずにマシューの様子を観察し続けた。
 すると突然4人の聖剣士達が剣を抜くと、いきなりマシューに切りかかって来たのだ。
「マシューッ!」
思わず声を上げてしまった。
しかしマシューは咄嗟にその場を飛び退いて攻撃を交わし、4人を相手に戦いを開始した。
マシューの戦う姿を初めて見たが・・・確かに彼は魔族の血を引くだけあって強かった。
少しの間マシューの戦いぶりを見ていると、1人の若い男が剣を構えて飛び出してきてマシューに加勢し始めた。どうやらマシューの仲間が隠れていたようだ。と言う事は・・・間違いない。ジェシカ・リッジウェイは必ずここに来ている・・・。何処?一体何処にいるのだろう?!
その時・・・・。
私は見た。マシューが背後から剣で胸を貫かれるのを。剣はマシューの胸を貫通している。
「マシューッ?!」
私は思わず悲鳴を上げてしまった。マシューは一瞬何が起きたのか分からない様で自分の胸元を見て・・・振り返った。
その視線の先には・・・。
ついに・・・ついに私はあの女の姿を確認した。
長い栗毛色の髪を広げて、泣きながらマシューに向かって駆けよって来るジェシカの姿を・・・。
紫色の大きな瞳に涙を一杯に湛えて、倒れ込んだマシューに縋りつくジェシカ。
・・・美しい・・。不覚にもそう感じてしまった。
そう、ジェシカは本当に美しい女性だったのだ。これでは・・・ノアが、マシューが恋しても当然だろう。

 口から血を吐き、地面に倒れ込んだマシューに縋って泣き崩れているジェシカ。
その泣いている姿すら、彼女は美しかったのだ。
マシューは必死で何かをジェシカに話しかけているが、彼女はしきりに首を振ってマシューの側から離れようとしない。
私はその姿を見て、同じ女として確信した。
間違いない。この女・・・・ジェシカはマシューを愛しているのだと・・・。
その時、視線が切り替わり2人の聖剣士がマシュー達の元へ向かってやって来る映像が飛び込んできた。
それを見て怯えるジェシカ。・・・もうここから先は見ていられなかった。
今すぐ『ワールズ・エンド』へ向かわなければ、マシューが死んでしまう―!

 慌てて部屋から飛び出すとノアに遭遇してしまった。

「どうしたの?フレア。随分慌てているようだけど?何かあったの?」

「あ、ああ。ごめんなさい、ノア。ちょっと急を要する仕事が入ったから・・・すぐにこれから出かけて来るわ。」
何とか適当な言い訳をするも、私は生きた心地がしなかった。早く、早くマシューの元へ行かなくては・・・!

「フレア?」

ノアが心配そうに覗き込んでくる。

「ノア・・・わ、私・・・。何とかしなくちゃ・・。」
気付けば私はうわ言のように口走っていた。

「何?何とかしなくちゃって?どういう意味?」

ノアの瞳が不安げに揺れている・・・。だけど、彼には何も話せない。

「い、いえ。何でも無いわ。少し・・・仕事上でトラブルがあったから出掛けて来るわ。・・・今夜は戻れないかも・・・。」

「え?今までそんな事一度も無かったのに?それ程重大なトラブルがあったの?!」

「い、いえ。大丈夫よ、ノアは何も心配しないで。大人しくここで待っていてね。」
ノアが驚いた様に目を見開いたが、私は何とか冷静に言った。
まだ何か私に聞きたい事があるようだったが、ノアはそこで大人しく口を噤んでくれた。
私はその場で転移魔法を唱えると『ワールズ・エンド』へ飛んだ。

マシュー、どうか無事でいてと祈りながら—。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます

山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。 でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。 それを証明すれば断罪回避できるはず。 幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。 チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。 処刑5秒前だから、今すぐに!

《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。 そして夢をみた。 日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。 その顔を見て目が覚めた。 なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。 数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。 幼少期、最初はツラい状況が続きます。 作者都合のゆるふわご都合設定です。 日曜日以外、1日1話更新目指してます。 エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。 お楽しみ頂けたら幸いです。 *************** 2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます! 100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!! 2024年9月9日  お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます! 200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!! 2025年1月6日  お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております! ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします! 2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております! こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!! 2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?! なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!! こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。 どうしよう、欲が出て来た? …ショートショートとか書いてみようかな? 2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?! 欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい… 2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?! どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…

ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。 最強主人公はイケメンでハーレム。 脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。 落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。 =主人公は男でも女でも顔が良い。 そして、ハンパなく強い。 そんな常識いりませんっ。 私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。   【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~

みつまめ つぼみ
ファンタジー
 17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。  記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。  そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。 「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」  恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

処理中です...