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5-19 夢のような時間が過ぎて…
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夢のような時間が過ぎていった。
ボーン
ボーン
ボーン
夕方の5時になり、魔石探しの時間が終了した。
「終わったな‥…」
ベッドの中でユベールが私の髪を撫でながら言う。
「はい…」
ユベールの腕の中で返事をすると、名前を呼ばれた。
「シルビア…」
顔を上げると、ユベールに口づけられた。そしてユベールは私を抱きしめると言った。
「これから俺は近衛騎士団の元へ行って来る。そしてアンリ王子の護衛騎士になって貰うよう頼んでくる。ただ…そううまくはいかないと思うがな」
「え…?どういう事ですか?」
「アンリ王子と国王は対立してるんだ。近衛騎士団は国王直属の騎士。誰も自ら望んで王子の護衛騎士を務めたいという騎士はいないだろう。裏切り者になってしまうからな」
「そ、そんな…」
「だが、必ずアンリ王子を警護する護衛騎士を見つけて来る。そうしないと俺は再びアンリ王子の護衛騎士に戻されてしまう。だから何があっても俺は話を付けて来る。絶対にシルビア‥お前を1人にはさせないからな?」
ユベールの私を抱きしめる腕に力が入った。
「ありがとうございます…。ユベール様…」
ユベールの胸に顔をうずめ、私は言った。
「それじゃ…行くか。本当はもっとお前と愛し合いたかったけどな」
ユベールはベッドから起き上がると言い、私はその言葉に頬が熱くなるのを感じた。
****
騎士団の証である制服を着たユベールは私に言った。
「シルビア、それじゃ行って来る。」
「はい、お気をつけて…」
「…」
すると何故かユベールはじっと私を見つめ…突然腕が伸びて来たかと思うと、強く抱きしめられていた。
「ずっと…この部屋で一緒に暮らすか?」
耳元で甘い声で囁かれる。
「え?え?え?そ、それは…っ!」
「嘘だ…冗談だ。ここは男性専用の宿舎だから‥無理なんだ」
「そ、そうですよね?」
「なるべく早く護衛騎士を見つけて…アンリ王子の元へ連れて行く。だからお前は自分の部屋で、待っていろ」
ユベールが私の髪を撫でながら言う。
「分りました」
そして、再び私達は口付けを交わすとユベールは近衛騎士団の元へ向かった―。
****
20時―
あれから自室に戻った私は本を読みながらユベールが来るのを待っていた。しかし、既に3時間近く経過したのに未だにユベールは現れない。
「ユベール様…どうしたのかしら…」
とっくに夕食の時間は過ぎている。それなのにユベールは来ない。どうしよう…何かあったのだろうか?もし万一ユベールに何かあったら?もう部屋でじっとなんてしていられなかった。探しに行きたい…でもどこへ行けばいいのだろう?
そこで私はアンリ王子の部屋へと向かった―。
コンコン
アンリ王子の部屋に到着した私は部屋の扉をノックした。
「…」
いないのだろうか?いつもなら大抵、ジュリエッタが扉を開けてくれるのに。
コンコン
念の為にもう一度ノックしてみる。
「…」
やはり返事は無い。ため息をついて帰りかけると、背後で扉が開かれる音がした。
カチャ…
「え?」
やはり誰かいたのだろうか?
私はアンリ王子の部屋に近付き、中を覗き込んでみた―。
ボーン
ボーン
ボーン
夕方の5時になり、魔石探しの時間が終了した。
「終わったな‥…」
ベッドの中でユベールが私の髪を撫でながら言う。
「はい…」
ユベールの腕の中で返事をすると、名前を呼ばれた。
「シルビア…」
顔を上げると、ユベールに口づけられた。そしてユベールは私を抱きしめると言った。
「これから俺は近衛騎士団の元へ行って来る。そしてアンリ王子の護衛騎士になって貰うよう頼んでくる。ただ…そううまくはいかないと思うがな」
「え…?どういう事ですか?」
「アンリ王子と国王は対立してるんだ。近衛騎士団は国王直属の騎士。誰も自ら望んで王子の護衛騎士を務めたいという騎士はいないだろう。裏切り者になってしまうからな」
「そ、そんな…」
「だが、必ずアンリ王子を警護する護衛騎士を見つけて来る。そうしないと俺は再びアンリ王子の護衛騎士に戻されてしまう。だから何があっても俺は話を付けて来る。絶対にシルビア‥お前を1人にはさせないからな?」
ユベールの私を抱きしめる腕に力が入った。
「ありがとうございます…。ユベール様…」
ユベールの胸に顔をうずめ、私は言った。
「それじゃ…行くか。本当はもっとお前と愛し合いたかったけどな」
ユベールはベッドから起き上がると言い、私はその言葉に頬が熱くなるのを感じた。
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騎士団の証である制服を着たユベールは私に言った。
「シルビア、それじゃ行って来る。」
「はい、お気をつけて…」
「…」
すると何故かユベールはじっと私を見つめ…突然腕が伸びて来たかと思うと、強く抱きしめられていた。
「ずっと…この部屋で一緒に暮らすか?」
耳元で甘い声で囁かれる。
「え?え?え?そ、それは…っ!」
「嘘だ…冗談だ。ここは男性専用の宿舎だから‥無理なんだ」
「そ、そうですよね?」
「なるべく早く護衛騎士を見つけて…アンリ王子の元へ連れて行く。だからお前は自分の部屋で、待っていろ」
ユベールが私の髪を撫でながら言う。
「分りました」
そして、再び私達は口付けを交わすとユベールは近衛騎士団の元へ向かった―。
****
20時―
あれから自室に戻った私は本を読みながらユベールが来るのを待っていた。しかし、既に3時間近く経過したのに未だにユベールは現れない。
「ユベール様…どうしたのかしら…」
とっくに夕食の時間は過ぎている。それなのにユベールは来ない。どうしよう…何かあったのだろうか?もし万一ユベールに何かあったら?もう部屋でじっとなんてしていられなかった。探しに行きたい…でもどこへ行けばいいのだろう?
そこで私はアンリ王子の部屋へと向かった―。
コンコン
アンリ王子の部屋に到着した私は部屋の扉をノックした。
「…」
いないのだろうか?いつもなら大抵、ジュリエッタが扉を開けてくれるのに。
コンコン
念の為にもう一度ノックしてみる。
「…」
やはり返事は無い。ため息をついて帰りかけると、背後で扉が開かれる音がした。
カチャ…
「え?」
やはり誰かいたのだろうか?
私はアンリ王子の部屋に近付き、中を覗き込んでみた―。
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