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文学賞に応募したら証明しました。
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「エミリーちゃん?あのね2ヶ月後に文学賞っていう学園開催のコンテストがあるんだけど応募してみない?」「コンテスト?」「ええ。優秀賞は学園発で小説家デビューできるのよ!」「お、応募します!」「応募用紙はこれだから、これに書いて出してね!」「はい!」勢いで返信したものの、どうしよう?アイデア帳を開いて思案する。私は突如アイデアを閃き原稿用紙に書き出していった。そして、結果発表の日。最優秀賞は私の作品だった。なのにその賞を受け取ったのはマリだった。「どういう事…?」「ん?どうしたの?エミリーちゃん?」「あの、作品、私の作品何ですけど…」「え?盗作ってこと?」「はい。あれは女将軍と王子の逆転ロマンスなんです。証拠もあります。あの作品は私が特別に魔法をかけてるんです。」「そうなの!言ったほうがいいわ。」「あの、それ私の作品ですよね!?」「え?レフカ君どういうことだね?」「その『花散る君に愛を捧げる』は私の作品です。証拠もあります。魔法かけてもいいですか?」「あぁ許可する。」「そんなっ…」「マリさん?でしたっけ?潔癖を証明したいなら黙ってもらえます?」「ぐっ…」「パフェクト・レフカイズカメラ!」私がそう魔法をかけると私が原稿を書いている様子が映し出された。「これが証拠です。」「これは!…」「マリくんどういうことだね?」「そ、そうよ!盗作したのよ!何が悪いの?何でも持ってるんだからいいじゃない!」「マリくん君には失望したよ。学園に籍を置くことも次こんなことをしたら考え直すよ。」「そんなっ」「そんなことより、私が最優秀賞ということで間違いないんですよね?」「あぁ。」
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