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君と僕が出会った日
たっくんの友達
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結局4時間目までずっと、大神先輩がいた。同じ電気科とあるだけに先生にすごく笑われてた。なんか、僕の学校はテストが良ければそれでいいらしい。なーんだ。だから、大神先輩はサボってたのか。
まあ、なんやかんやで放課後となり。
「みつ~!ホームルーム終わったか?」
先輩だ!と、歓喜の振り向きをしようとした時、
「よぉ~!たっつぁんから話は聞いてるぜぇ。朝はすまんかったな。」
うおお...まさかの怖い先輩。ビクってして固まってると
「そーかたまんなって。まさか知り合いだったとは思わなかったんだよ~。」
...え?知り合い?全然話飲み込めない。
「あ、え...は、はぁ。」
「俺は羽鳥鷹飛。苗字お前と似てるな。羽鳥と羽島ってw」
なんだ、悪い人じゃなさそう。
「よ、よろしくお願いします...」
「おーう!よろしくなー!」
━━━━━━━━━━━━━━
「ねぇ!たっくん?もう9時半になるよ?」
「まぁだ寝る~。」
やれやれ、こうなったらベッドにダーイブ!
「グへェ...わかったから、起きるって。」
「ねぇコレ見て!懐かしくない?」
とさっきの写真を見せる。
「ん?あ!おいこれちょー懐かしいな。お前と2人で撮った初めての写真。あの頃は俺らやんちゃしてたなぁ。」
写真を見てすっかり眠気覚めたみたい。
「なぁなぁ、今日俺ら仕事休みだし、昔バイトしてた本屋行かね?電車で行けばすぐやろ?」
あんた今日がいつの日か知ってるのか...まあいいや。
「てんちょー。元気にしてるかな。」
と、着替えているとチャイムがなった。
「はいはーい。って!?羽鳥先輩じゃないですか!?」
「なにー!?タカが来てるって!?」
と、急いでインターホンに駆け寄る。
「ちーっす。元気してるか?久しぶりに遊びたくってよ。今日仕事休みだしー。」
「あ、今から本屋行こうとしてたんです。よかったら先輩もどうですか?」
「お?まじー?行く行く~。懐かしいなぁ。あそこだろ?じゃ、気短に待ってるで~。」
と、言われ急いで支度する。
「懐かしいね。いっつも、3人で学校でバカしてたっけw今日、本屋寄ったら狐太郎さんとかいるかな。」
「さぁ~。行ってみないとわからん。」
と、支度が終わり、家の扉を開ける前に、キスをする。マンションのエレベーターに乗り1階まで降りる。僕達が住んでる階は5階だからすぐ降りる。
ガチャ、と扉が開きエレベーターから出ると羽鳥先輩が抱きついてきた。
「待ってたぜぇー!ってお前、この前見たよりも背、縮んでね?w」
「縮んでませんー!」
「お前ら、遊んでないで早く行くぞ。」
「はいはーい!」
「そう言えば、僕を本屋のバイトに誘ったのってどっちでしたっけ?」
「俺だよー?忘れちゃったのかな?虎ちゃんは~。」
あ、そうだ。すっかり忘れてた。僕を誘ったのは羽鳥先輩だった。
「懐かしいなぁ。今もちょーてん元気にしてるかな?w」
「相変わらずやな。店長をちょーてんとか呼ぶの。」
そう。羽鳥先輩はいっつも店長をちょーてんと言ってた。
━━━━━━━━━━━━━━
「なぁなぁ!これから俺バイトあんだけど、虎ちゃん無所属?」
「えぇ、まあ、はい。」
「じゃあ、俺んとこ来ない?たっつぁんもいるから楽しいぜ?」
大神先輩いるのか、じゃあ行ってみようかな。
「はい。行きます。」
「うぇーい!お仲間出来たぜ。たっつぁんはこういうの苦手だから俺がいつもやってあげてんの。」
大神先輩、意外とコミュ症?w
「うるせぇ。俺は用がある時くらいしか話さねぇーの。」
「はいはいわかったよ~。そんじゃ、向かおう!」
と、言われるがままに羽鳥先輩に着いて行った。
まあ、なんやかんやで放課後となり。
「みつ~!ホームルーム終わったか?」
先輩だ!と、歓喜の振り向きをしようとした時、
「よぉ~!たっつぁんから話は聞いてるぜぇ。朝はすまんかったな。」
うおお...まさかの怖い先輩。ビクってして固まってると
「そーかたまんなって。まさか知り合いだったとは思わなかったんだよ~。」
...え?知り合い?全然話飲み込めない。
「あ、え...は、はぁ。」
「俺は羽鳥鷹飛。苗字お前と似てるな。羽鳥と羽島ってw」
なんだ、悪い人じゃなさそう。
「よ、よろしくお願いします...」
「おーう!よろしくなー!」
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「ねぇ!たっくん?もう9時半になるよ?」
「まぁだ寝る~。」
やれやれ、こうなったらベッドにダーイブ!
「グへェ...わかったから、起きるって。」
「ねぇコレ見て!懐かしくない?」
とさっきの写真を見せる。
「ん?あ!おいこれちょー懐かしいな。お前と2人で撮った初めての写真。あの頃は俺らやんちゃしてたなぁ。」
写真を見てすっかり眠気覚めたみたい。
「なぁなぁ、今日俺ら仕事休みだし、昔バイトしてた本屋行かね?電車で行けばすぐやろ?」
あんた今日がいつの日か知ってるのか...まあいいや。
「てんちょー。元気にしてるかな。」
と、着替えているとチャイムがなった。
「はいはーい。って!?羽鳥先輩じゃないですか!?」
「なにー!?タカが来てるって!?」
と、急いでインターホンに駆け寄る。
「ちーっす。元気してるか?久しぶりに遊びたくってよ。今日仕事休みだしー。」
「あ、今から本屋行こうとしてたんです。よかったら先輩もどうですか?」
「お?まじー?行く行く~。懐かしいなぁ。あそこだろ?じゃ、気短に待ってるで~。」
と、言われ急いで支度する。
「懐かしいね。いっつも、3人で学校でバカしてたっけw今日、本屋寄ったら狐太郎さんとかいるかな。」
「さぁ~。行ってみないとわからん。」
と、支度が終わり、家の扉を開ける前に、キスをする。マンションのエレベーターに乗り1階まで降りる。僕達が住んでる階は5階だからすぐ降りる。
ガチャ、と扉が開きエレベーターから出ると羽鳥先輩が抱きついてきた。
「待ってたぜぇー!ってお前、この前見たよりも背、縮んでね?w」
「縮んでませんー!」
「お前ら、遊んでないで早く行くぞ。」
「はいはーい!」
「そう言えば、僕を本屋のバイトに誘ったのってどっちでしたっけ?」
「俺だよー?忘れちゃったのかな?虎ちゃんは~。」
あ、そうだ。すっかり忘れてた。僕を誘ったのは羽鳥先輩だった。
「懐かしいなぁ。今もちょーてん元気にしてるかな?w」
「相変わらずやな。店長をちょーてんとか呼ぶの。」
そう。羽鳥先輩はいっつも店長をちょーてんと言ってた。
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「なぁなぁ!これから俺バイトあんだけど、虎ちゃん無所属?」
「えぇ、まあ、はい。」
「じゃあ、俺んとこ来ない?たっつぁんもいるから楽しいぜ?」
大神先輩いるのか、じゃあ行ってみようかな。
「はい。行きます。」
「うぇーい!お仲間出来たぜ。たっつぁんはこういうの苦手だから俺がいつもやってあげてんの。」
大神先輩、意外とコミュ症?w
「うるせぇ。俺は用がある時くらいしか話さねぇーの。」
「はいはいわかったよ~。そんじゃ、向かおう!」
と、言われるがままに羽鳥先輩に着いて行った。
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