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君と僕が出会った日
じーちゃん家
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福澤さんが裏に行ってすぐ...
「虎ちゃあーん!元気してた?って、すっかり背伸びたね。」
と、めっちゃ上機嫌に飛び出してきた。
「まあ、元気です。店長の背、抜かしましたねw」
これで僕はチビじゃ...周りがでかい。ううぅ...
「俺が一番ちっちゃいじゃーん!虎ちゃんのアホー!」
「なんで?w」
「なんでも!」
「こら、2人とも大人なんだから子供みたいなことするなって。」
と、たっくんに頭をポンってされる。はへぇ...
「たっつぁーん!これ見ろよ!白狼伝説の本新しいの出てんぜ!」
と本を上に掲げ横に振る。
「あー!まじか!早く買わねば。店長言ってくれればいいのに。」
「だって、連絡手段ないんだもん。LI〇E交換しよとか言ってもヤダって言ったじゃん。」
と、手をもじもじさせながら言う。
「あ、それは...すまん。」
あー、どっちも耳が垂れてる。僕が言うのもあれやけどかわいい。
という事で、白狼伝説を買ったたっくん。めちゃしっぽ揺れてますな。
「俺って黒いから白いの憧れんのよ。みつみたいな!」
とか言って抱きついてくる。ふふっ。
「ねぇ、俺バイト中なんだけどそんな楽しい話されたら混ざりたいんだけど。」
「こたちゃんごめんー!混ざっていいよ!」
店長、能天気すぎじゃない?
ていうか、レジ誰がやるの?まあいっか。
もうすぐお昼時になる時間。
「そろそろお昼なのでお暇しますね。」
「えー!もう帰っちゃうのー?」
「いろいろ寄りたいところあるんで!」
プルルル...プルルル、羽鳥先輩の電話がなる。
「あ、電話だ。もしもし羽鳥です~。えぇ、今から来いだって?きついよぉ~。え?ま?わかった。待ってて。」
「どうした?」
みんな疑問そうになる。
「会社の友達に呼ばれちゃって。ごめん!今日みんなと遊びたかったけど、またな!」
と言い、本屋を出て行ってしまった。
「では、僕達も行こっか。」
「そうだな。」
店長と福澤さんに手を振って本屋を出る。
「で、昼飯どうする?」
「んー、うどん食べに行かない?」
うどんが食べたい気分だから提案してみる。
「いいな!今から行こーぜー!」
本屋から歩いて約30分。『亀屋』と言う、うどん屋がある。
「懐かしー!昔よくここで飯食ってたな!」
「だねー!今もやってるなんて驚き!」
数分後
「いやー!沢山食った。」
「ほんとだよー!たっくん2000円もかかってるんだもんすごいよw」
昔からお金のかかる人だった。でも、それ以上に稼いでるからこの人、すごいよ。
「さぁーて、次はどこ行く?」
「んー、じーちゃん家行きたい。」
「ええよ~。お前の行くところならどこへでも。」
「ありがとう(≧ω≦)。今日あっちの団地お祭りやってるんだよ。」
「おお。懐かしいな!行こうぜ!」
電車で2時間。徒歩20分くらいのところにじーちゃん家がある。
「やっほー!じーちゃん来たよ~!」
「おいでんせぇ~。って大くんいるじゃないかー!」
「ど、どうも。ご無沙汰してます。」
「まあそんな固くならんと。入った入った~。」
「お邪魔します。」
居間に移動して座布団の上に座る。
「なにか飲みたいものあるかな?」
「お茶でお願いします。」
「じゃあ、僕もー!」
「ねぇ、喧嘩したあの日覚えてる?」
俯きながら肩をたっくんに寄せて聞く。
「あぁ、よく覚えてるよ。絶対に忘れない俺の過ち。」
「あの時、ほんとに僕悲しかった。でも、今はこうして隣にいてくれる。それだけでうれしい。」
たっくんが僕の体に手を回して抱きしめ、顔を向き合わせる...
「わしの家でBの展開は禁止って前に言うたじゃろ。やめんかい。」
「あっ」「あっ」
恥ずかしい...まさかこんなに早くじーちゃん帰ってくるとは思わんかった。
「べっ別にしようとしてないし。」
「ほう?まあいいか。ほれ、お茶だぞ。」
と、机にお茶を置く。
「にしても懐かしいのぉ。昔、虎光が落ち込んで家に来た時はびっくりしたわい。」
「その説は、俺が悪かったので...」
「別に気にしとらん。今こうして2人で肩を並べているのだから。」
「僕もなんでじーちゃん家に言ったんだろうって思う。まあ、丁度その日お祭りだったから良かったけどね。今日もだけどっ。」
「そうだな。また2人で一緒に見に行くか。」
「うん!」
━━━━━━━━━━━━━━
次回は過去から始まります。
「虎ちゃあーん!元気してた?って、すっかり背伸びたね。」
と、めっちゃ上機嫌に飛び出してきた。
「まあ、元気です。店長の背、抜かしましたねw」
これで僕はチビじゃ...周りがでかい。ううぅ...
「俺が一番ちっちゃいじゃーん!虎ちゃんのアホー!」
「なんで?w」
「なんでも!」
「こら、2人とも大人なんだから子供みたいなことするなって。」
と、たっくんに頭をポンってされる。はへぇ...
「たっつぁーん!これ見ろよ!白狼伝説の本新しいの出てんぜ!」
と本を上に掲げ横に振る。
「あー!まじか!早く買わねば。店長言ってくれればいいのに。」
「だって、連絡手段ないんだもん。LI〇E交換しよとか言ってもヤダって言ったじゃん。」
と、手をもじもじさせながら言う。
「あ、それは...すまん。」
あー、どっちも耳が垂れてる。僕が言うのもあれやけどかわいい。
という事で、白狼伝説を買ったたっくん。めちゃしっぽ揺れてますな。
「俺って黒いから白いの憧れんのよ。みつみたいな!」
とか言って抱きついてくる。ふふっ。
「ねぇ、俺バイト中なんだけどそんな楽しい話されたら混ざりたいんだけど。」
「こたちゃんごめんー!混ざっていいよ!」
店長、能天気すぎじゃない?
ていうか、レジ誰がやるの?まあいっか。
もうすぐお昼時になる時間。
「そろそろお昼なのでお暇しますね。」
「えー!もう帰っちゃうのー?」
「いろいろ寄りたいところあるんで!」
プルルル...プルルル、羽鳥先輩の電話がなる。
「あ、電話だ。もしもし羽鳥です~。えぇ、今から来いだって?きついよぉ~。え?ま?わかった。待ってて。」
「どうした?」
みんな疑問そうになる。
「会社の友達に呼ばれちゃって。ごめん!今日みんなと遊びたかったけど、またな!」
と言い、本屋を出て行ってしまった。
「では、僕達も行こっか。」
「そうだな。」
店長と福澤さんに手を振って本屋を出る。
「で、昼飯どうする?」
「んー、うどん食べに行かない?」
うどんが食べたい気分だから提案してみる。
「いいな!今から行こーぜー!」
本屋から歩いて約30分。『亀屋』と言う、うどん屋がある。
「懐かしー!昔よくここで飯食ってたな!」
「だねー!今もやってるなんて驚き!」
数分後
「いやー!沢山食った。」
「ほんとだよー!たっくん2000円もかかってるんだもんすごいよw」
昔からお金のかかる人だった。でも、それ以上に稼いでるからこの人、すごいよ。
「さぁーて、次はどこ行く?」
「んー、じーちゃん家行きたい。」
「ええよ~。お前の行くところならどこへでも。」
「ありがとう(≧ω≦)。今日あっちの団地お祭りやってるんだよ。」
「おお。懐かしいな!行こうぜ!」
電車で2時間。徒歩20分くらいのところにじーちゃん家がある。
「やっほー!じーちゃん来たよ~!」
「おいでんせぇ~。って大くんいるじゃないかー!」
「ど、どうも。ご無沙汰してます。」
「まあそんな固くならんと。入った入った~。」
「お邪魔します。」
居間に移動して座布団の上に座る。
「なにか飲みたいものあるかな?」
「お茶でお願いします。」
「じゃあ、僕もー!」
「ねぇ、喧嘩したあの日覚えてる?」
俯きながら肩をたっくんに寄せて聞く。
「あぁ、よく覚えてるよ。絶対に忘れない俺の過ち。」
「あの時、ほんとに僕悲しかった。でも、今はこうして隣にいてくれる。それだけでうれしい。」
たっくんが僕の体に手を回して抱きしめ、顔を向き合わせる...
「わしの家でBの展開は禁止って前に言うたじゃろ。やめんかい。」
「あっ」「あっ」
恥ずかしい...まさかこんなに早くじーちゃん帰ってくるとは思わんかった。
「べっ別にしようとしてないし。」
「ほう?まあいいか。ほれ、お茶だぞ。」
と、机にお茶を置く。
「にしても懐かしいのぉ。昔、虎光が落ち込んで家に来た時はびっくりしたわい。」
「その説は、俺が悪かったので...」
「別に気にしとらん。今こうして2人で肩を並べているのだから。」
「僕もなんでじーちゃん家に言ったんだろうって思う。まあ、丁度その日お祭りだったから良かったけどね。今日もだけどっ。」
「そうだな。また2人で一緒に見に行くか。」
「うん!」
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次回は過去から始まります。
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