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龍国の王 ザナ
14
あの国から、この龍国まで娘を探して会いに来たのか。
夕方になり再度。東の宮の統括執事が、私の執務室に来た。
「東の番様は、母親と祖母に会い。とても喜んでおりました。お食事もよく召し上がりました。3人でお茶をしながら、楽しげにお話をしておりました。こちらに来てから、番様のあんな嬉しそうな姿を見るのは初めてです。」
「そうかぁ~。」
「番様から。出産まで母と祖母2人を、東の宮に滞在させてほしいので。王に伝え、許可をもらってきてほしいとお願いをされました。どういたしますか?主治医からも、心の安定の為にも滞在してもらった方がよいと言われました。」
「良いだろう。好きなだけ滞在許可を出す。必要な物があれば、準備させろ。番にあたえられている予算も、あまっているからな。だが。やり取りや生活などの様子を、偽りなく報告しろ。」
「ありがとうございます。喜ぶでしょう。」と頭を下げ戻って行った。
これで。東の番の事は、ひとまずほっといても良いだろう。
それより。北の番は、どこにいるんだ(怒)
早く見つけなければ。
安心できぬ(怒)
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