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心の戦場
28.歓迎試合・罠2
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*
神奈が武流を起こしながら話しかける
「ほら、成功したでしょ?」
「ああ、そうだな」
第一チームによる速攻は成功する。
「奈央、逃げ切ったかい?」
「はい、時間切れになったときに速攻離脱しました」
「これで、3体3になったわね」
「だが状況的には、微妙だぞ。こっちも特殊装具はほぼないだろ」
「ええ、それに一人はどこにいるか、わからないしね」
「隼人の戦法だ。それで優勝してきたのも事実だ」
二人が話していると、
「来たわね」
神奈と武流に近づく走る音が聞こえる。敵が走りながら完全な決め打ちで神奈たちを撃つ。当然、神奈たちもそのタイミングに合わせ発泡をする。
敵は一瞬でダウンしたが、神奈がわずかに被弾する。そして、キルログには康太の文字が出る。
「隼人にしては、変な命令したわね」
「そうだな。いつものあいつなら合流を支持するはずなのに」
そう言いながら、神奈はダウンした康太にトドメをさす。
「煙が晴れてきた」
「そうだな。奈央、反応はあるか?」
「今のところないですけど、今隼人先輩にストーカーされてます」
「すぐ行く」
「先にこっちの目を潰そうってわけか」
「そのための康太ね」
神奈と武流は奈央のもとに急ぐが、その間にも何度か銃声が響き渡り、ついに
「ああっ!」
奈央の悲鳴とともに、ダウンログが流れる。
「ごめんなさい」
「謝らないくていいわよ。隼人に載せられて出遅れた私達が悪い」
それを最後にキルログが流れ、通信が切れる。
「奈央の近くにはいるんだろうが、正確な位置はこれでつかめなくなったな」
「そうね」
索敵兵がやられ、敵の位置をつかめなくなった。このあとの行動を悩んでいた。
*
「海、隼人先輩のほうが残ったみたいだけど、行こう」
「そうだね、できれば隼人先輩がやられてくれるのが理想だったけど」
茂と海は、さきに戦闘を始めた2つのグループで索敵兵がやられるのを待っていた。
「きっと無効は、隼人先輩が一気に叩きに行くはずだから俺たちはそこを狙う」
「了解」
茂と海は階段下で次の銃声が起こるのを待っていた。そして、上階から銃声がなる。
「ここを勝つぞ」
「いこう」
そして、階段を駆け上がり銃声が定期的になる階に移動する。そのまま銃声の近くまで行くと、突然銃声が止む。
「終わった?」
「でも、ログは流れてないよ」
少しの沈黙の後、茂と海は壁から銃声を受ける。
「騙された!」
すぐさま、走ってその場から離れる。
「空撃ちだったか」
神奈が武流を起こしながら話しかける
「ほら、成功したでしょ?」
「ああ、そうだな」
第一チームによる速攻は成功する。
「奈央、逃げ切ったかい?」
「はい、時間切れになったときに速攻離脱しました」
「これで、3体3になったわね」
「だが状況的には、微妙だぞ。こっちも特殊装具はほぼないだろ」
「ええ、それに一人はどこにいるか、わからないしね」
「隼人の戦法だ。それで優勝してきたのも事実だ」
二人が話していると、
「来たわね」
神奈と武流に近づく走る音が聞こえる。敵が走りながら完全な決め打ちで神奈たちを撃つ。当然、神奈たちもそのタイミングに合わせ発泡をする。
敵は一瞬でダウンしたが、神奈がわずかに被弾する。そして、キルログには康太の文字が出る。
「隼人にしては、変な命令したわね」
「そうだな。いつものあいつなら合流を支持するはずなのに」
そう言いながら、神奈はダウンした康太にトドメをさす。
「煙が晴れてきた」
「そうだな。奈央、反応はあるか?」
「今のところないですけど、今隼人先輩にストーカーされてます」
「すぐ行く」
「先にこっちの目を潰そうってわけか」
「そのための康太ね」
神奈と武流は奈央のもとに急ぐが、その間にも何度か銃声が響き渡り、ついに
「ああっ!」
奈央の悲鳴とともに、ダウンログが流れる。
「ごめんなさい」
「謝らないくていいわよ。隼人に載せられて出遅れた私達が悪い」
それを最後にキルログが流れ、通信が切れる。
「奈央の近くにはいるんだろうが、正確な位置はこれでつかめなくなったな」
「そうね」
索敵兵がやられ、敵の位置をつかめなくなった。このあとの行動を悩んでいた。
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「海、隼人先輩のほうが残ったみたいだけど、行こう」
「そうだね、できれば隼人先輩がやられてくれるのが理想だったけど」
茂と海は、さきに戦闘を始めた2つのグループで索敵兵がやられるのを待っていた。
「きっと無効は、隼人先輩が一気に叩きに行くはずだから俺たちはそこを狙う」
「了解」
茂と海は階段下で次の銃声が起こるのを待っていた。そして、上階から銃声がなる。
「ここを勝つぞ」
「いこう」
そして、階段を駆け上がり銃声が定期的になる階に移動する。そのまま銃声の近くまで行くと、突然銃声が止む。
「終わった?」
「でも、ログは流れてないよ」
少しの沈黙の後、茂と海は壁から銃声を受ける。
「騙された!」
すぐさま、走ってその場から離れる。
「空撃ちだったか」
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