レミニセンス 第三章

紫くらげ

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「なぁ、お前一体何度死んでるか知ってるか?最初に死んだのはいつか、バグは何度起こってるか」
「なんで、その村で目が覚めるのか」
「最初に”殺された”のは、いつだ?」

「死ね」


「っ…うわあぁぁ!!!…はぁ、…はぁ。」

まただ。またこの夢。

誰かが、俺に語り掛けてくる。
その後俺は銃で撃ち殺されるんだ。

「ったく。なんなんだよ…」

外を見ると、もう朝日が昇っていた。寝た気がしない。
今夜は良く眠れることを祈ろう。

「おい、メグリ。起きろ。朝だぞ」

いつもは俺より先に起きて、食事を作っている筈のメグリが起きていない。
偶にはこんなこともあるか、今日は俺が作るか

「っと、こんなもんかな。」

卵焼きにウインナー、サラダにパン。朝だから軽いもんで良いだろう。

「おい、メグリ。朝飯出来た。早く起きて食えよ。」

「…メグリ?」

―ナンバー01、起動します―

聞いたことのない機械音とともに、メグリが起き上がった。
メグリの瞳の奥がキラキラと点滅を繰り返している。

「おい、…メグリ?」

「………」

様子がおかしい。

「メグリ!!!!」

「メグリ、それが私の名前でよろしいでしょうか」

無機質な表情のまま、淡々と続けるメグリ。

「おい、どうしたんだよ!メグリ!!」

「メグリ、と私を見て連呼するという事は、私の名前はメグリでよろしいのですね。これからよろしくお願いします、マイマスター」

「マイ、マスター…って、おい、本当にどうしちまったんだよ…」

俺は先程作った朝食なんて忘れて、メグリの腕を引いてとある場所へと連れて行った。

そう、メグリのクローンが居た所だ。
あそこの管理しているメグリなら、何かが分かるはずだ。

「メグリ!居るか!!」

・・・・・・

俺の声が響くだけで、何も返事が返ってこない。
嫌な予感がする。

クローンたちの様子を見に行くと、そこはもぬけの殻だった。

「なん…だよこれ。」

俺は意味が分からずに、その場に座り込む

「おー、やっと来やがった。待ってたぜ。」

そんな俺を男が見下していた。
此奴のせいか、メグリがおかしくなったのは。

「てめぇか、メグリになにをした。」

俺は傍に有った鉄の棒を握りしめ、戦闘態勢に入る。

「ははっ、ただの機械を初期化しただけでこれか。お前、本気で機械に惚れてんのかぁ?」
「…阿保らしい」

初期化…やっぱり、メグリがおかしくなったのは此奴のせいだと分かった。

「許さねぇ、今すぐ戻せ!」

「あー?俺、初期化のやり方しか知らねぇから」

無責任なそいつの言葉に苛立ちが募る。
思わず振り上げた鉄の棒

「そんな力任せに振り下ろしたって、当たるもんも当たらねぇよ」

軽く避けられ、背後に回られた。後頭部に無機質な物が当たる。

「さぁて、お前を殺すのはこれで…何度目だろうなぁ?」

銃声と共に、血が噴き出す。

これは、初めてではない。

違う



それが何か分かったとき、俺の意識は無くなった。
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