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175 街の案内です 5
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ここはアンナミラの村(旧スラム)です。
ジミー「実はアンナさんに相談があります」
アンナ「小麦粉と木材ですか?」
ジミー「はい。どうしてそれを?」
アンナ「昨日商業ギルドでも同じことを言われました。」
ジミー「それと、家畜の数を増やすことはできますか?」
アンナ「はい。大丈夫です」
おやつが食べ終わりました。
私たち「ごちそうさまでした」
ジミー「ごちそうさまでした」
わたしは食器を魔法で片付けました。
*
私たちは集会所を出て資材置き場にきました。資材の残りが少ないです。
わたしはアイテムボックスから、角材、板材、くぎ、セメントなどを出します。
煮炊きの使う薪も出しました。
ジミー「こんなに・・・」
*
次は食料庫に向かいました。
アイテムボックスから、小麦粉、豆類、根菜類、塩、香辛料などを出しました。
砂糖の生産で減っていた甜菜も出します。
大型の冷蔵箱には、肉類を補充しました。
ジミー「すごい量ですね」
*
次は畜舎に向かいました。
わたしは千里眼で動物の生息場所を確認します。
アンナ「転移・・・」
わたしは、オーロックス、イノシシ、野鶏、野生の羊、ヤギなどを転移させます。
畜舎に入りきらない家畜は牧場で放し飼いです。
家畜の数は3倍に増やしました。
ジミー「すごい。ありがとうございます」
アンナ「ジミーさん、他に何かありますか?」
ジミー「・・・・・・あとは、人ですね」
アンナ「人?」
ジミー「はい。家畜が増えましたし、農地も広げる必要があります。
建築の労働者も不足しています」
人を勝手に連れて来る訳には・・・・・・あ!
アンナ「人なら宛てがあります。
移住してもらえるか、聞いてみます」
ジミー「お願いします」
わたしは村の奥にある茂みを刈り取って、広い敷地を確保します。
刈り取った草は家畜の餌にしましょう。
そして敷地を土魔法で平らにしました。
村の敷地が広がりました。これだけあれば充分でしょう。
アンナ「ジミーさん、ちょっと行っていきます」
ジミー「いってらっしゃい」
ローラ「どこに行くの?」
アンナ「隣の街です・・・転移」
* * *
私たちは、隣街のスラムに転移しました。
前に見たときよりも、家の数が減っています。
わたしは住人に声をかけます。
アンナ「わたしはアンナと言います。代表者に会わせてください」
住人 「代表者? そんな人はいねえよ」
アンナ「そうですか」
アンナ「皆さんで仕事がある場所に移住しませんか?」
住人 「仕事? ただの噂だろ。
その噂を聞いて半分の人がここを出て行ったぜ」
そういうことでしたか。
アンナ「噂ではなく、本当の話です」
住人 「・・・・・・」
アンナ「移住する人には、支度金として一人につき、
大銀貨5枚差し上げます」
大銀貨5枚は5万円相当です。
住人 「カネがもらえるなら行くぜ」
わたしは大銀貨5枚を渡しました。
アンナ「皆さんにも声をかけてください」
*
スラムの住人約30名、全員が表に出て来ました。
アンナ「移住を希望する人は、ここに二列で並んでください」
わたしは陽子さんに大銀貨が袋を渡しました。
アンナ「一人に5枚渡してください」
陽子 「はい」
*
二人で全員におカネを渡しました。
また、スラムには怪我や病気で職を失った人がいます。
わたしは魔法で治療しました。
アンナ「これから魔法で移動します。
家も移動するので、荷物の心配は不要です」
アンナ「転移」
* * *
皆さん、呆然としています。
先住者「お前達も来たのか?」
新入り「お前、ここにいたのか?」
先住者「スラムの人を呼びに行こうって、話していたところだ」
再会を喜んでいる人がいます。
ジミーさんが来ました。
アンナ「ジミーさん、連れて来ましたよ」
ジミー「ありがとうございます」
アンナ「わたしは他の街に行って、移住者を連れて来ます。
後のことは、よろしくお願いします」
ジミー「わかりました」
アンナ「転移」
* * *
わたしは3カ所のスラムに行って、同様に移住者を連れて来ました。
あとはジミーさんにお任せします。
アンナ「私たちはこれで失礼します」
ジミー「また来てください」
アンナ「はい」
私たちはジミーさんに別れを告げて飛行島に帰ります。
アンナ「転移」
* * *
私たち三人は飛行島に転移しました。
ローラ「アンナはいろんなことをするわね。見ていて飽きないわ」
天界から覗き見をするのは、やめていただきたいです。
ローラ「そろそろ帰るわ」
わたしは預かっていたけん玉をアイテムボックスから出します。
ローラ「ありがとう。またね」
アンナ「はい。さようなら」
陽子 「ごきげんよう、ローラ様」
幼女ローラはけん玉を握りしめて、天界に帰りました。
わたしと陽子さんはコテージに入りました。
ジミー「実はアンナさんに相談があります」
アンナ「小麦粉と木材ですか?」
ジミー「はい。どうしてそれを?」
アンナ「昨日商業ギルドでも同じことを言われました。」
ジミー「それと、家畜の数を増やすことはできますか?」
アンナ「はい。大丈夫です」
おやつが食べ終わりました。
私たち「ごちそうさまでした」
ジミー「ごちそうさまでした」
わたしは食器を魔法で片付けました。
*
私たちは集会所を出て資材置き場にきました。資材の残りが少ないです。
わたしはアイテムボックスから、角材、板材、くぎ、セメントなどを出します。
煮炊きの使う薪も出しました。
ジミー「こんなに・・・」
*
次は食料庫に向かいました。
アイテムボックスから、小麦粉、豆類、根菜類、塩、香辛料などを出しました。
砂糖の生産で減っていた甜菜も出します。
大型の冷蔵箱には、肉類を補充しました。
ジミー「すごい量ですね」
*
次は畜舎に向かいました。
わたしは千里眼で動物の生息場所を確認します。
アンナ「転移・・・」
わたしは、オーロックス、イノシシ、野鶏、野生の羊、ヤギなどを転移させます。
畜舎に入りきらない家畜は牧場で放し飼いです。
家畜の数は3倍に増やしました。
ジミー「すごい。ありがとうございます」
アンナ「ジミーさん、他に何かありますか?」
ジミー「・・・・・・あとは、人ですね」
アンナ「人?」
ジミー「はい。家畜が増えましたし、農地も広げる必要があります。
建築の労働者も不足しています」
人を勝手に連れて来る訳には・・・・・・あ!
アンナ「人なら宛てがあります。
移住してもらえるか、聞いてみます」
ジミー「お願いします」
わたしは村の奥にある茂みを刈り取って、広い敷地を確保します。
刈り取った草は家畜の餌にしましょう。
そして敷地を土魔法で平らにしました。
村の敷地が広がりました。これだけあれば充分でしょう。
アンナ「ジミーさん、ちょっと行っていきます」
ジミー「いってらっしゃい」
ローラ「どこに行くの?」
アンナ「隣の街です・・・転移」
* * *
私たちは、隣街のスラムに転移しました。
前に見たときよりも、家の数が減っています。
わたしは住人に声をかけます。
アンナ「わたしはアンナと言います。代表者に会わせてください」
住人 「代表者? そんな人はいねえよ」
アンナ「そうですか」
アンナ「皆さんで仕事がある場所に移住しませんか?」
住人 「仕事? ただの噂だろ。
その噂を聞いて半分の人がここを出て行ったぜ」
そういうことでしたか。
アンナ「噂ではなく、本当の話です」
住人 「・・・・・・」
アンナ「移住する人には、支度金として一人につき、
大銀貨5枚差し上げます」
大銀貨5枚は5万円相当です。
住人 「カネがもらえるなら行くぜ」
わたしは大銀貨5枚を渡しました。
アンナ「皆さんにも声をかけてください」
*
スラムの住人約30名、全員が表に出て来ました。
アンナ「移住を希望する人は、ここに二列で並んでください」
わたしは陽子さんに大銀貨が袋を渡しました。
アンナ「一人に5枚渡してください」
陽子 「はい」
*
二人で全員におカネを渡しました。
また、スラムには怪我や病気で職を失った人がいます。
わたしは魔法で治療しました。
アンナ「これから魔法で移動します。
家も移動するので、荷物の心配は不要です」
アンナ「転移」
* * *
皆さん、呆然としています。
先住者「お前達も来たのか?」
新入り「お前、ここにいたのか?」
先住者「スラムの人を呼びに行こうって、話していたところだ」
再会を喜んでいる人がいます。
ジミーさんが来ました。
アンナ「ジミーさん、連れて来ましたよ」
ジミー「ありがとうございます」
アンナ「わたしは他の街に行って、移住者を連れて来ます。
後のことは、よろしくお願いします」
ジミー「わかりました」
アンナ「転移」
* * *
わたしは3カ所のスラムに行って、同様に移住者を連れて来ました。
あとはジミーさんにお任せします。
アンナ「私たちはこれで失礼します」
ジミー「また来てください」
アンナ「はい」
私たちはジミーさんに別れを告げて飛行島に帰ります。
アンナ「転移」
* * *
私たち三人は飛行島に転移しました。
ローラ「アンナはいろんなことをするわね。見ていて飽きないわ」
天界から覗き見をするのは、やめていただきたいです。
ローラ「そろそろ帰るわ」
わたしは預かっていたけん玉をアイテムボックスから出します。
ローラ「ありがとう。またね」
アンナ「はい。さようなら」
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