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第2章 メイズ
最強の証
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宝剣が下半身を動かせない間、4人は攻撃し続けた。しかし、宝剣は片手でその攻撃を受け止め続けていた。
「あの~、来希くん…」
エメラルド色の髪と目をした女が言った。
「どうしたんだ?早く体を戻してくれ。」
「実はですね…来希くんは体はなんともないんです…ただ魂源の使いすぎで力が入らないだけなんです。」
「つまり、その魂源の使いすぎでの異常は治せないのか?」
「いいえ、可能なのですが…そのためには魂源を発生させている器官を治さないといけないんですが…直すときに強い激痛が体全体を襲うんです…それでもいいのであれば…」
「わかった治してくれ。痛くてもいい、俺にはまだやらなきゃ…いや、やりたいことがある。」この時俺の目的は宝剣に勝つことではなく宝剣にどれだけ自分の全力が通じるかを試すことに変わっていた…
「それに、必殺技を考えたんだ!」
そう言うと2人は笑い治療を始めた…
「ありがとう…えーと名前聞いてなかったよね?」
「優衣です。菊池優衣…それでは始めますよ。」と言い彼女は俺の左胸に両手を当てた…それから治療が終わるまではめっちゃ痛かったこと以外覚えていない。治療が始まって2分ぐらい経っただろうか、俺は全回した…菊池にお礼を言おうとしたが、彼女は眠っていた。治療に関しては知らないがそれでもわかった。彼女はとても上手だ。
宝剣と4人の戦いは消耗戦になっていた…しかし、消耗してるのは主に入団希望者の方だった。もう回復してはもらえないだろうと思い俺は4人を呼んだ。
「光寺‼︎あと、ビビリの3人こっちに来い。作戦がある。」
「なんだよ来希、きて欲しいなら引き寄せればいいじゃん。」
「力は少しでも温存しておきたくてな…」
「なんだよビビリって…」
青髪の青年が俺に言った。
「名前知らなかったからさごめんな。」
すると、3人は自己紹介を始めた俺は正直心の中でなんで今やねんとも思ったが戦いの中でコンタクトを取るためにも大事だろうと思ったからツッコムのはやめた。
「まずは俺からな、俺は矢水準太だ。スキルは見ての通り水の生成と少し操ることだ。」
見た目は少し俺よりも身長の高い青髪の青年だ。
「次は俺かな、俺の名前は明石素秋だ、スキルは準太の岩バージョンだと思ってくれていい。」見た目は体格のいい茶色い髪の青年だ。
「最後は僕ですね…僕は奇闇操樹…闇を纏ったり、出現させたり、そこから闇の手を出して引きずり込んだりできます。」
見た目は俺よりも身長はかなり低い小柄な男の子だ。
「それで作戦はなんだ来希。」光寺が聞いた。「わかった教えるから…」俺は作戦を教えた。そして、5人は宝剣の周りを囲んだ。「やっと会議は終わったか。」
そう言うと宝剣は岩の手を壊し、闇から出てきた。いつでも出てくることはできたのだろうが、試験官という立場もあってか、俺たちの全力を引き出そうとしてくれてたのだろう。そして俺は叫んだ…
「天地の縛り‼︎」地球が宝剣を引っ張る力と宝剣が宝剣の頭上の空気を引っ張る力を大幅に強化した技だ。その時この戦いで初めて宝剣は床に手をついた…
「今だ‼︎」光寺の合図で準太、素秋、操樹の3人が宝剣の真上から攻撃した。宝剣は身動きがとれず、その攻撃をただ受けるだけだった、そして作戦は次の段階に移った…光寺が宝剣の周りを走り輪ができた。
「光の輪‼︎」
たぶん俺が3人の必殺技をカッコいいと言ってた時から名前を考えてたのだろう。そんなことを思いながら俺は光寺にかかる重力を思いっきり走れるように少しだけ弱くし、宝剣が光寺を引っ張る力を少し強くした。そして光寺が宝剣にぶつかる瞬間に宝剣が光寺を引っ張る力を大幅に強化した。
「大天使の一撃‼︎」光寺の一撃は宝剣に直撃し、さっきまで頭を床につけないように四つん這いで耐えていた宝剣は頭を床につけて倒れた…
「俺たち勝ったんだ…」「よっしゃー‼︎」
「やったよ準太くん‼︎」3人が喜ぶ中俺と光寺は静かに黙っていた…メイズ最強の男に本当に勝ったのか…その瞬間喜んでた3人は吹き飛ばされた。その次に光寺が吹き飛ばされ、俺は異変に気づき天地の縛りをを自分に使った。そのため吹き飛ばされることはなかった。なにが起きたのかはわからなかったが誰がしたのかはわかった…宝剣だ…
「俺の攻撃で吹き飛ばないとはな、やっぱりすごい技だな来希。」俺は引力強化を解いた。
「さっきまでは手加減してたんですか宝剣さん。」
「少し違う…元々お前たちの戦っていたのは俺じゃなくて俺の幻影だ…」
「幻影…誰かのスキルですか。」
「そうだ、ここに来る時に借りてきた。幻影の場合は力などは本体の1%ほどになってしまうからな、そのかわり何体でも出せて本体は弱体化しないのがいいところだ。幻影で戦うことが今回の試験管になる条件だったからな。しかし、上からはもう一つ条件を出された。最後は幻影でなく本体で殴れってな。もし幻影すら倒せないなら全員不合格でもう一度メイズの学校に行くことになってた。お前たちはよくやった。周りの奴らは幻影だって気づいてたらしいが、さすがに勝つとは思ってなかっただろう…俺はメイズ最強の男と言われている。だからこそ新しい芽は時には優しく時には厳しく育てるんだ、今回の戦闘テストでの審査基準は勝つことではなく成長だ。お前たちはみんな大きく成長した。ビビリの3人は勇気を出して俺に立ち向かってきた。光寺はなんか変な必殺技を編み出した。優衣は自分にも大きな負荷がかかる治癒を連続でやってみせた。そしてお前は、この数分で、最弱から最強の後を終える程までに強くなった。全員合格だ‼︎医療部隊を呼んであるから治療が終わったら配属先の発表に移る。」
メイズ最強の男の強さは自分の思ってたよりもはるかに強かった。そして彼は誰よりも重い責任を背負いながら、俺たちをこの数分で育ててくれた。彼の強さに憧れを抱いた俺は彼の後ろ姿を見ていた。彼の歩く後ろ姿は最強の証そのものだった…
「あの~、来希くん…」
エメラルド色の髪と目をした女が言った。
「どうしたんだ?早く体を戻してくれ。」
「実はですね…来希くんは体はなんともないんです…ただ魂源の使いすぎで力が入らないだけなんです。」
「つまり、その魂源の使いすぎでの異常は治せないのか?」
「いいえ、可能なのですが…そのためには魂源を発生させている器官を治さないといけないんですが…直すときに強い激痛が体全体を襲うんです…それでもいいのであれば…」
「わかった治してくれ。痛くてもいい、俺にはまだやらなきゃ…いや、やりたいことがある。」この時俺の目的は宝剣に勝つことではなく宝剣にどれだけ自分の全力が通じるかを試すことに変わっていた…
「それに、必殺技を考えたんだ!」
そう言うと2人は笑い治療を始めた…
「ありがとう…えーと名前聞いてなかったよね?」
「優衣です。菊池優衣…それでは始めますよ。」と言い彼女は俺の左胸に両手を当てた…それから治療が終わるまではめっちゃ痛かったこと以外覚えていない。治療が始まって2分ぐらい経っただろうか、俺は全回した…菊池にお礼を言おうとしたが、彼女は眠っていた。治療に関しては知らないがそれでもわかった。彼女はとても上手だ。
宝剣と4人の戦いは消耗戦になっていた…しかし、消耗してるのは主に入団希望者の方だった。もう回復してはもらえないだろうと思い俺は4人を呼んだ。
「光寺‼︎あと、ビビリの3人こっちに来い。作戦がある。」
「なんだよ来希、きて欲しいなら引き寄せればいいじゃん。」
「力は少しでも温存しておきたくてな…」
「なんだよビビリって…」
青髪の青年が俺に言った。
「名前知らなかったからさごめんな。」
すると、3人は自己紹介を始めた俺は正直心の中でなんで今やねんとも思ったが戦いの中でコンタクトを取るためにも大事だろうと思ったからツッコムのはやめた。
「まずは俺からな、俺は矢水準太だ。スキルは見ての通り水の生成と少し操ることだ。」
見た目は少し俺よりも身長の高い青髪の青年だ。
「次は俺かな、俺の名前は明石素秋だ、スキルは準太の岩バージョンだと思ってくれていい。」見た目は体格のいい茶色い髪の青年だ。
「最後は僕ですね…僕は奇闇操樹…闇を纏ったり、出現させたり、そこから闇の手を出して引きずり込んだりできます。」
見た目は俺よりも身長はかなり低い小柄な男の子だ。
「それで作戦はなんだ来希。」光寺が聞いた。「わかった教えるから…」俺は作戦を教えた。そして、5人は宝剣の周りを囲んだ。「やっと会議は終わったか。」
そう言うと宝剣は岩の手を壊し、闇から出てきた。いつでも出てくることはできたのだろうが、試験官という立場もあってか、俺たちの全力を引き出そうとしてくれてたのだろう。そして俺は叫んだ…
「天地の縛り‼︎」地球が宝剣を引っ張る力と宝剣が宝剣の頭上の空気を引っ張る力を大幅に強化した技だ。その時この戦いで初めて宝剣は床に手をついた…
「今だ‼︎」光寺の合図で準太、素秋、操樹の3人が宝剣の真上から攻撃した。宝剣は身動きがとれず、その攻撃をただ受けるだけだった、そして作戦は次の段階に移った…光寺が宝剣の周りを走り輪ができた。
「光の輪‼︎」
たぶん俺が3人の必殺技をカッコいいと言ってた時から名前を考えてたのだろう。そんなことを思いながら俺は光寺にかかる重力を思いっきり走れるように少しだけ弱くし、宝剣が光寺を引っ張る力を少し強くした。そして光寺が宝剣にぶつかる瞬間に宝剣が光寺を引っ張る力を大幅に強化した。
「大天使の一撃‼︎」光寺の一撃は宝剣に直撃し、さっきまで頭を床につけないように四つん這いで耐えていた宝剣は頭を床につけて倒れた…
「俺たち勝ったんだ…」「よっしゃー‼︎」
「やったよ準太くん‼︎」3人が喜ぶ中俺と光寺は静かに黙っていた…メイズ最強の男に本当に勝ったのか…その瞬間喜んでた3人は吹き飛ばされた。その次に光寺が吹き飛ばされ、俺は異変に気づき天地の縛りをを自分に使った。そのため吹き飛ばされることはなかった。なにが起きたのかはわからなかったが誰がしたのかはわかった…宝剣だ…
「俺の攻撃で吹き飛ばないとはな、やっぱりすごい技だな来希。」俺は引力強化を解いた。
「さっきまでは手加減してたんですか宝剣さん。」
「少し違う…元々お前たちの戦っていたのは俺じゃなくて俺の幻影だ…」
「幻影…誰かのスキルですか。」
「そうだ、ここに来る時に借りてきた。幻影の場合は力などは本体の1%ほどになってしまうからな、そのかわり何体でも出せて本体は弱体化しないのがいいところだ。幻影で戦うことが今回の試験管になる条件だったからな。しかし、上からはもう一つ条件を出された。最後は幻影でなく本体で殴れってな。もし幻影すら倒せないなら全員不合格でもう一度メイズの学校に行くことになってた。お前たちはよくやった。周りの奴らは幻影だって気づいてたらしいが、さすがに勝つとは思ってなかっただろう…俺はメイズ最強の男と言われている。だからこそ新しい芽は時には優しく時には厳しく育てるんだ、今回の戦闘テストでの審査基準は勝つことではなく成長だ。お前たちはみんな大きく成長した。ビビリの3人は勇気を出して俺に立ち向かってきた。光寺はなんか変な必殺技を編み出した。優衣は自分にも大きな負荷がかかる治癒を連続でやってみせた。そしてお前は、この数分で、最弱から最強の後を終える程までに強くなった。全員合格だ‼︎医療部隊を呼んであるから治療が終わったら配属先の発表に移る。」
メイズ最強の男の強さは自分の思ってたよりもはるかに強かった。そして彼は誰よりも重い責任を背負いながら、俺たちをこの数分で育ててくれた。彼の強さに憧れを抱いた俺は彼の後ろ姿を見ていた。彼の歩く後ろ姿は最強の証そのものだった…
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