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近いけど遠い
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そ・・・そうだよね・・・・。
「こ・・この前ね、凛に電話したの・・・。少しだけ話した・・・・」
そう、少し前に凛に電話をして・・・少しだけ話をしたの。
当たり障りもない話。
詳細は・・・話したくない。
達也君は私の手を両手で包み込むようにして撫で、
「そっか・・・凛さん喜んでたでしょ?」
って・・・・。
「私もね、すごく嬉しかった・・・凛とは本当に仲良かったし、淳君と幸せそうにしてるの・・・本当に良かったって思ってるの・・・・」
すると、浴室の方からバタバタと音が聞こえ・・・明と母がこっちに歩いてくるのが分かった。
直ぐに達也君の手から自分の手を離し・・・達也君を見ると、達也君はまた優しい目で・・・笑った。
結局その後も少しだけゲームをすると言ってきかない明。
30分だけ達也君とゲームをして、
「こらー・・・明!もう寝る時間でしょ?達也君も疲れたよね?ごめんね・・・。」
私はリビングにいる明にそう言い聞かせた。
すると、明は口を尖らせ
「えええー・・・・もう少しやりたかったのにー・・・」
って、もう達也君にベッタリで・・・そのまま達也君の太腿の上に座り込む。
すると、
「はーーい、明ちゃんはバーバと一緒におねんねしようねー・・・」
と、略強制的に抱っこして寝室に連行!
私はゲームを片付け、
「ごめんね、・・・疲れたでしょ???」
達也君に言った。
達也君もゲームの線を束ね、
「ううん、俺ね結構ゲーム好きだから楽しかった!!」
「そっかぁ・・・じゃ、またー・・・遊んであげて?明と・・・・」
そう言うと、達也君は私の手をまた撫でて
「由美とも遊ぶ!」
・・・・・・//////
ここ最近、達也君に良く逢うようになってね・・・・たまにあの時の事を思い出すけど・・・でもね、怖さは無くなった。
「明ちゃんとも遊ぶけど・・・・由美とも遊びたいなー・・・俺・・・・」
って・・・・/////////
指を私の指と指の間に絡め・・・・言ったの。
—達也side
「由美・・・」
俺が顔を覗き込むと、由美は少しうつむいて・・・明ちゃんとお母さんが向かった寝室の方を見て・・・。
「ん・・・今度どこか行く?」
って・・・そう言った。
由美の綺麗な手、久々こんなにじっくり触った。
指を一本一本撫でるようにして触ると、由美は俺の顔を見て
「その触り方ー・・・ダメだって・・・/////////」
って・・・、少し耳を赤くして言う。
「明日は?」
俺がそう言うと、由美は目を泳がせて、
「明日は・・・明と買い物に行く約束してるの・・・・札幌まで・・・・」
「俺運転するよー・・・俺明ちゃんに何か買ってあげようかなー・・・・お母さんは?」
指を・・・もっと絡めると・・・由美は更に顔を赤くして、
「あ・・・えっと・・・、お母さんは町内会の方とハイキングで・・・朝から出かけるから・・・///////」
そっか・・・・。
じゃ、明日は・・・
「じゃあ3人で出掛けよう??・・・迷惑?」
そう言って少し由美を引き寄せると、由美はジッと俺を見つめ
「一緒にー・・・行こうかな・・・///////」
—由美side
達也君の大きな手・・・大好きだったな。
達也君の顔を見ると、達也君は・・・・ゆっくり私に近付き・・・・手を自分の方に引き寄せたの・・・。
ポスッと、達也君の胸に抱き付くようにしてくっつくと・・・意外にも達也君の心臓が・・・凄い音。
ドクドクドクドクって・・・凄い早い。
顔を上げると、達也君も顔を赤くして少し笑って
「なんか緊張しちゃうねー・・・・・////////」
そう言って笑ったの。
優しく私の背中に手を回して、・・・・凄く優しく・・・背中を撫でてくれた・・・。
そして、
「こんな風に・・・由美を抱きしめられるなんて夢みたいだなー・・・・・」
そう言った。
前みたいな強引な感じも全くない。
人が変わったような優しいタッチに・・・私は目を閉じてそのまま達也君に寄り掛かった。
「私もだよ・・・」
ガッチリした胸板。
無駄がない引き締まったウエスト・・・・・。
上を見ると、顔は・・・結構可愛くて童顔なんだよね。
でもどこか悪戯っ子みたいなそんな顔で、全部許せちゃう・・・・・。
達也君はそんな顔で私をじっと見つめ、ゆっくりと顔を傾け・・・私に近づいた。
キスしたい・・・。
達也君と、キスしたいな・・・。
前は達也君とのキスが大好きで、送ってもらった時とか車で何度もして・・・中々車を降りられなかったね。
大丈夫って・・・思ったの。
このままキスしても大丈夫だって・・・・。
でも、達也君の唇がもう触れそうなくらい近づいて・・・息がかかった時、目を閉じると・・・あの・・・あの日の光景が頭によみがえった。
あの時の・・・・。
「ちょっ・・・ごめっ・・・・・」
身体が・・・勝手に達也君を拒んだ・・・・。
私は達也君から離れて、達也君の顔をじっと見つめ
「ごめんなさい・・・あの・・・私・・・・」
口を抑えた手が・・震えたの。
何で?
こんなに近くに居て、ものすごく・・・気持ちもそばに居るの。
一緒に居てホッとして、癒されて・・・大丈夫なのに・・・・。
凄く遠く感じた・・・・。
「こ・・この前ね、凛に電話したの・・・。少しだけ話した・・・・」
そう、少し前に凛に電話をして・・・少しだけ話をしたの。
当たり障りもない話。
詳細は・・・話したくない。
達也君は私の手を両手で包み込むようにして撫で、
「そっか・・・凛さん喜んでたでしょ?」
って・・・・。
「私もね、すごく嬉しかった・・・凛とは本当に仲良かったし、淳君と幸せそうにしてるの・・・本当に良かったって思ってるの・・・・」
すると、浴室の方からバタバタと音が聞こえ・・・明と母がこっちに歩いてくるのが分かった。
直ぐに達也君の手から自分の手を離し・・・達也君を見ると、達也君はまた優しい目で・・・笑った。
結局その後も少しだけゲームをすると言ってきかない明。
30分だけ達也君とゲームをして、
「こらー・・・明!もう寝る時間でしょ?達也君も疲れたよね?ごめんね・・・。」
私はリビングにいる明にそう言い聞かせた。
すると、明は口を尖らせ
「えええー・・・・もう少しやりたかったのにー・・・」
って、もう達也君にベッタリで・・・そのまま達也君の太腿の上に座り込む。
すると、
「はーーい、明ちゃんはバーバと一緒におねんねしようねー・・・」
と、略強制的に抱っこして寝室に連行!
私はゲームを片付け、
「ごめんね、・・・疲れたでしょ???」
達也君に言った。
達也君もゲームの線を束ね、
「ううん、俺ね結構ゲーム好きだから楽しかった!!」
「そっかぁ・・・じゃ、またー・・・遊んであげて?明と・・・・」
そう言うと、達也君は私の手をまた撫でて
「由美とも遊ぶ!」
・・・・・・//////
ここ最近、達也君に良く逢うようになってね・・・・たまにあの時の事を思い出すけど・・・でもね、怖さは無くなった。
「明ちゃんとも遊ぶけど・・・・由美とも遊びたいなー・・・俺・・・・」
って・・・・/////////
指を私の指と指の間に絡め・・・・言ったの。
—達也side
「由美・・・」
俺が顔を覗き込むと、由美は少しうつむいて・・・明ちゃんとお母さんが向かった寝室の方を見て・・・。
「ん・・・今度どこか行く?」
って・・・そう言った。
由美の綺麗な手、久々こんなにじっくり触った。
指を一本一本撫でるようにして触ると、由美は俺の顔を見て
「その触り方ー・・・ダメだって・・・/////////」
って・・・、少し耳を赤くして言う。
「明日は?」
俺がそう言うと、由美は目を泳がせて、
「明日は・・・明と買い物に行く約束してるの・・・・札幌まで・・・・」
「俺運転するよー・・・俺明ちゃんに何か買ってあげようかなー・・・・お母さんは?」
指を・・・もっと絡めると・・・由美は更に顔を赤くして、
「あ・・・えっと・・・、お母さんは町内会の方とハイキングで・・・朝から出かけるから・・・///////」
そっか・・・・。
じゃ、明日は・・・
「じゃあ3人で出掛けよう??・・・迷惑?」
そう言って少し由美を引き寄せると、由美はジッと俺を見つめ
「一緒にー・・・行こうかな・・・///////」
—由美side
達也君の大きな手・・・大好きだったな。
達也君の顔を見ると、達也君は・・・・ゆっくり私に近付き・・・・手を自分の方に引き寄せたの・・・。
ポスッと、達也君の胸に抱き付くようにしてくっつくと・・・意外にも達也君の心臓が・・・凄い音。
ドクドクドクドクって・・・凄い早い。
顔を上げると、達也君も顔を赤くして少し笑って
「なんか緊張しちゃうねー・・・・・////////」
そう言って笑ったの。
優しく私の背中に手を回して、・・・・凄く優しく・・・背中を撫でてくれた・・・。
そして、
「こんな風に・・・由美を抱きしめられるなんて夢みたいだなー・・・・・」
そう言った。
前みたいな強引な感じも全くない。
人が変わったような優しいタッチに・・・私は目を閉じてそのまま達也君に寄り掛かった。
「私もだよ・・・」
ガッチリした胸板。
無駄がない引き締まったウエスト・・・・・。
上を見ると、顔は・・・結構可愛くて童顔なんだよね。
でもどこか悪戯っ子みたいなそんな顔で、全部許せちゃう・・・・・。
達也君はそんな顔で私をじっと見つめ、ゆっくりと顔を傾け・・・私に近づいた。
キスしたい・・・。
達也君と、キスしたいな・・・。
前は達也君とのキスが大好きで、送ってもらった時とか車で何度もして・・・中々車を降りられなかったね。
大丈夫って・・・思ったの。
このままキスしても大丈夫だって・・・・。
でも、達也君の唇がもう触れそうなくらい近づいて・・・息がかかった時、目を閉じると・・・あの・・・あの日の光景が頭によみがえった。
あの時の・・・・。
「ちょっ・・・ごめっ・・・・・」
身体が・・・勝手に達也君を拒んだ・・・・。
私は達也君から離れて、達也君の顔をじっと見つめ
「ごめんなさい・・・あの・・・私・・・・」
口を抑えた手が・・震えたの。
何で?
こんなに近くに居て、ものすごく・・・気持ちもそばに居るの。
一緒に居てホッとして、癒されて・・・大丈夫なのに・・・・。
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