大人女子の恋愛方程式♡

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ハワイの恋

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8月お盆休み


—和也side




入国審査を受け、荷物を持って空港を出ると・・・・日本とは違う・・・南の島の心地が良い風。
ちょっと甘い香り。

ハワイッて、独特な感じがする。
もう何年ぶりだろう・・・・。

両手を広げ深呼吸をすると・・・・どこからともなくウクレレの演奏が聞こえてくる・・・・。


そう、1週間の休暇をもらった俺は夏樹に会いにハワイのオアフ島に来たんだ・・・。
空港でレンタカーの手続きをし、荷物を乗せて車に乗り込んだ。

久々のハワイの街、左ハンドルに慣れてるけどー・・・・道路とか間違えないようにしないとな。

空港からワイキキの街までは車で20分程・・・。
運転をしながら景色を眺めると、昔・・・涼や淳、一樹と仁、達也・・・かつての10フロアで何度か来たのを思い出す。
男10人くらいで結構楽しかったなー・・・・。

すると、ワイキキの街が見えて来て・・・街中もかなり変わっている。
あー・・・あんな所にスタバ出来てるじゃん!!あれ??あんなビルあったっけ??と、キョロキョロしながら運転。

一旦予約をしたホテルに荷物を預ける為ホテルに立ち寄った。


夏樹には、今日からこっちに来ると言ってある。
その反応は・・・喜んでいるのか、面倒がっているのか・・・ちょっと分からなかった。
でもいいや!俺は嬉しいから!!



—夏樹side



あーーーーーーーーッ!ヤバい――――!!!


私は焦っていた・・・。
和也君が今日来るって言うのに・・・・寝坊してしまったーーーー!

昨夜、色々考えていたら緊張してしまい・・・眠れなくって、結局朝方3時まで起きてた。
こりゃまずいと思い、お酒を飲んでそのままベッドに横になったらー・・・寝坊。

「あーー!!こっちじゃない!!こんなの来たらただの娼婦!」
いつもならちゃんと前の日に着る服を考えておくのに、昨日はそんな余裕なく・・・今になってクローゼットから服を引っ張り出し鏡の前で合わせては投げ・・・を繰り返す私。

10時くらいにホテルに着くと聞いていた。
私の理想では、和也君が到着する10分くらい前にそのホテルのラウンジでコーヒーでも飲み・・・和也君から電話が来たらー・・・爽やかに・・・『お疲れ様』くらい言って、余裕を持ちたかったのにー!!

決して『気合いを入れていません』、『全く気にしていません』という顔を作り上げるには・・・1時間は掛かるのにーーー!!
「あ~ッ!!!!!!!!もうイヤッ!!!」
やっとしっくりくるワンピースを見つけ、それをベッドに投げ部屋着を脱ぎ・・・ワンピースを頭からかぶった。

洗面所で慌てて化粧をして・・・・時計を見ると、10時半!!!
キャーーーーーーーッ!!!!!
時間よ止まってぇーーーーー!!!




—和也side


ホテルのラウンジでコーヒーを飲みながら夏樹に電話をかけた。
・・・・・・・・。

出ない。

出発前に夏樹と電話をした時、夏樹は『ホテルのラウンジで』と言った・・・が、夏樹らしき女性はおらず・・・・今に至る。

恐らく寝坊!

まぁいいや。夏樹もきっと色々疲れているだろうし・・・・。

ラウンジのテラスで海を眺めながらコーヒーを飲む。
沖縄とはまた違う雰囲気の・・・ワイキキの海。

エメラルドグリーンとスカイブルーが二層に見える・・・・スッゴイ綺麗だなー・・・。
コーヒーを飲み終え、携帯を見たがー・・・・んー・・・・夏樹大丈夫かな??

ちょっと心配になってきた。

確か、夏樹が住んでいるのはアラモアナに行く手前の高層マンション。
ちょっと行ってみるか・・・・。

ラウンジを出てまた車に乗って夏樹のマンションまで車を走らせた。
確かー・・・この通りの・・・あの高層マンションじゃないかな??夏樹のマンションらしき建物の前に車を止め、携帯を手に取ると・・・・ん???

スッゲェ慌てた夏樹がマンションから出てきた。

俺は窓を開け、
「夏樹!!」
手を振ると、夏樹は・・・今まで見た事が無い位ちょっと焦った顔をして、髪の毛を手で直しながらフラフラとマンションの階段を下りてきたんだ。

いつも、抜かりが無い夏樹・・・・の、気の抜けた顔はかなりレア。
そういう姿が見れると、ちょっと嬉しい。

俺はすぐに車を降り、夏樹の方まで歩いて行った。

すると、
「ホテルで待っててってー・・・言ったじゃないっ!///////////」
と、真っ赤な顔でそう言ってきた。

相変わらず・・・・可愛いね。
そういうすっごい・・・・ムキになる所!


その時、・・・・あっ!!!!
俺も慌てて夏樹の方に手を伸ばし走り寄った・・・・。

夏樹は、階段の最後の段を降りた時・・・落ちていた紙袋を踏んでしまい・・・・
「きゃぁっ・・・・・・」
と、・・・前に転んで・・・・。

ボスッ!!!
と、俺の腕の中に飛び込んできたんだ。

おー・・・・・ハワイに到着して直ぐに俺へのご褒美が飛び込んできた!!!




—夏樹side


きゃーーーーーーーーーー!!!!//////////
私何してるの!?何してるのーーーーー!!!

冷静を装っていた私。
もうその冷静というものがぶっ飛んで、
「わわわわわ!!//////////ごめんなさいごめんなさい!!!!」
離れようとすると、和也君は笑って
「危ない危ないー・・・・大丈夫??」
そう言って私の腰に手を回して笑ったの・・・・//////////



和也君は私の背中を優しく撫でて、
「寝坊?」
そう言って私を車の方にエスコートしてくれた。
「あ、・・・あのねっ・・・//////ちょっと昨夜・・・飲んじゃって・・・・」
私が言うと、
「俺に逢うから眠れなかった?」

・・・・・ッ//////////
素直になれ・・・私・・・////////

『そうなのー!逢えるのが楽しみ過ぎて緊張しちゃった』とか、言って・・・笑うのよ私!!
って、分っているのに
「ちっ・・・違うッ////////お酒は毎晩飲むの!!」
って・・・言っちゃうの・・・私・・・・。







—遊馬side



今日も人がスッゲェな~。
今、日本はお盆休みっていう休暇中だとか??
俺も親から連絡が来て、日本に帰らないかって言われたが・・・・今年は帰らないって言った。

今日は朝一でノースの方に行き、結構良い波に乗れてー・・・結構ご機嫌。
さっきこっちに戻ってきてー・・・買い物に出た俺。

すると、向こう側の歩道を夏樹が超かわいいワンピースを着て歩いているのを発見!!!!
なんだ?ご機嫌な顔しやがって・・・・・んっ?!

珍しくすっごく楽しそうにケタケタ笑う夏樹・・・の隣に誰かがいると思ったら、すらっとして・・・メチャクチャ清潔感がある・・・超ー・・・・・やばいレベルのイケメンだ。
なにあれ!!芸能人かっ?!

と、思わず足を止めた。

その男は夏樹に優しく笑いかけ、アイスを食う夏樹を・・・たまに腰に手を当てたり、髪の毛を直してあげたりして・・・夏樹は凄く嬉しそうにその男をジッと見つめて笑ってる。

あれが・・・っ?!あれが・・・あの電話の和也か?!
てか、なんであんなド級イケメンが夏樹みたいな面倒臭い女相手にするの?!


しかし、遠くから見る夏樹は・・・俺と居る時とは全く違う。
ずっとずっと笑ってて、夏樹もたまにそのイケメンの髪を直してあげたりして・・・とにかく・・・楽しそうだ!

俺には全く見せない・・・・女の顔。








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