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もう後悔はしない
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しおりを挟む—達也side
由美から仕事が終わったよとラインが来ると・・・俺は少ししてから家を出た。
そして由美の家の敷地内で車を止めて待っていると・・・
「たっちゃーーん・・・・」
窓の外からそんな声が聞こえ、車のドアを開けると・・・可愛いピンクのパジャマを着た明ちゃんが手を振って立っていた。
俺は直ぐに車を降り、明ちゃんを抱っこすると、
「あー・・・可愛いパジャマだなー?お風呂入ったのか?湯冷めしちゃうから家の中に入りな?」
そう言って家の方に連れて行った。
明ちゃんは、
「たっちゃん、今日明は置いてきぼり????」
「ごめんな~・・他のお友達も来るから、あ・・・でもさ、日曜日たっちゃんの友達と~その奥さんと~・・ママと婆ちゃんと明ちゃんとお出かけしようよ!何処に行く?」
明ちゃんは笑って俺の首にギュッとつかまって・・・。
「明ね~・・・お魚食べたいなー・・お寿司ー!!」
寿司かー・・・だったら、小樽寿司食いに行っちゃう?
あの辺お菓子の店いっぱいあったし・・・凛さんも喜びそう。
「じゃぁ~・・うまーーーいお寿司食べに~・・小樽行くか?」
「やったーーー!!たっちゃん大好き~ッ!!!!」
明ちゃんはそう言って、俺のほっぺにキス///////////
あーーーあ・・・俺、明に・・・パパって呼ばれたい・・・。
—由美side
支度を終え家を出ると、達也君が明を抱っこしてドアの前に立っていた。
「あ、・・・やだぁっ!!明ったら何してんのッ・・・・/////////」
私が言うと達也君は笑って、
「明ちゃんがお出迎えしてくれた」
そう言って笑ってきた。
明ったらー・・・何処行ったかって思っていたら、達也君と話してたのか・・・・。
・・・・・・/////////
「明~・・・お婆ちゃんがシチュー温めてるから、もう家に入りなさい・・・。」
そう言って達也君から明を引き取り、明の顔を見ると明はニッコリ笑って、
「ママ、・・・たっちゃんいつ家に来るの?」
そう言ったの。
え??たっちゃんが・・・いつ家に来るかって?
どういう意味??
「家??何言ってるの???」
私がそう言うと、明はまたニカッと笑って、
「いつから一緒に住むの?」
明は普通に不思議そうな顔をして・・・首を傾げた。
・・・・・・・///////////
明を玄関に下ろし、
「も~・・・何言ってるの!!///////良い子にしてご飯たべて早く寝るのよ?ママもそんな遅くはならないから・・・。」
頭を撫でて言うと、
「良い子にしてたらたっちゃん一緒に住む???」
んー・・・、相当達也君の事お気に入りね。
「もぉ~・・困らせないで!早くお婆ちゃんとこに・・・。」
私がそう言うと後ろから、
「良い子にしてたらいつかなー・・・・」
って・・・・・。
振り返ると・・達也君もニカッと笑って・・・そう言ったの・・・///////////
「もぉーーー!子供にあんな安易なこと言わないでよー・・・あの子マジで信じるんだから」
達也君の車に乗って・・・私は直ぐにそう言った。
明は達也君をすごく気に入ってるし、達也君があんな事を言ったら本気でその気になっちゃう。
もしも私達が上手くいかなかったら・・・・あの子を傷付けてしまう。
達也君は車を出しながら、笑って
「全然安易じゃないよ、俺はそのつもりでここに来てる!」
そう言ったの・・・・///////////
達也君と上手くいってた時、あの時・・・・お互いの家族に紹介をする約束をしてたよね。
私、あの時・・・本気で達也君との結婚を意識した。
でも、あんな事があって達也君と離れた時・・・現実を叩き付けられた気がした。
あの時は恋してたし、自分の感覚がズレていたというか・・・夢見てたのかなって。
年の差もあるし、達也君は・・・若くて格好良くて、私なんかじゃなくてもっと若い女の子と一緒になるべきだったんだって・・・それが自然だって思ったの。
なのに貴方はまた私を追ってここまで来てくれた。
達也君の顔を見ると、あの頃とはまた違う・・・・優しい顔でニッコリ笑ってアイコスを吸った。
前は・・・少し悪ガキっぽかったっていうか・・・ヤンチャな雰囲気が強かったのに、再会してからの達也君は・・・凄く落ち着いてて優しい。
なんか・・・少し緊張するな。
「凛・・・元気かな・・・。」
何て返したらいいか分からず、私もアイコスを吸いながらそう言った。
すると達也君はまた笑って、
「凄く元気!昼間に白い恋人ミュージアムとか行ったみたいだし、由美に凄く会いたがってた・・・・」
—凛side
私と淳は午前中に札幌にある白い恋人ミュージアムに行って、その後美瑛のソーセージが美味しいお店で達也君と待ち合わせをした。
達也君は、少しだけ肌の色が白くなった??って位の変化。
他は全く変わらず元気そうだった。
その後、3人で富良野に向かい達也君が今住んでいる家に行ったの。
すっごい広大な土地の中にポツンと立っている可愛い平屋。
中には暖炉があって、内装も可愛かった。
テラスはサンルームになっていて景色も最高!
少ししたら、由美さんからラインが来て達也君が迎えに向かった。
私たちは富良野駅近くにある達也君が予約をしてくれたお店に先に向かった。
そして今、その店の個室に居る。
淳はメニューを眺めながら、
「本当、北海道って美味しいものだらけだな!1週間居たら俺超太りそう・・・・」
そう言って笑った。
「お土産もいっぱい欲しいなー・・・ねね、今度さ明ちゃんと由美さんママと皆でどこ行くどこ行く??」
北海道見る所もいっぱいあるし、美味しいものだらけだし~・・・1週間じゃ全然足りないかも。
あ・・・そうだ、私・・・ちょっと心配な事があるの。
「あのさ・・・、由美さん・・・ハワイの結婚式・・・来てくれるかな?」
淳の太ももに手を置き言うと、淳は私の顔を見て・・・。
「そうだなー・・・俺も由美さんには絶対に来て欲しいし・・・明ちゃんやお母さんも一緒に来れたら嬉しいよな?・・・でもその辺は達也に任せよう!今日、由美さんに俺たちからお願いして・・・その後は達也にお願いする。そうしよう?」
そう・・・だよね・・・。
由美さんには、どうしても・・・ウェディングドレス姿を見て欲しい。
でもそれはこちらの勝手な希望。
淳は私の肩を抱き、髪を撫でながら、
「旅費はこっちで全部持つし、向こうでの金は達也が全部出すって言ってるし・・・せっかくならご家族みんなで楽しんでほしいしな・・・・大丈夫だよ・・・達也を信じよう」
「うん・・・・・」
淳は、相変わらず毎日優しいの。
たまに喧嘩もするけど、最終的には・・・すごく優しいし私の気持ちを汲み取ってくれる。
だから、私は変わらず・・・淳が大好き。
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