SECRET 後編

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OH社長の誕生日パーティー

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淳と一緒に飲み物を飲んで会場を歩いていると、

「結城ちゃん」

後ろから私を呼ぶ声がして・・・・淳と一緒に振り返った。

・・・・・//////////////

すると、そこには祐ちゃんと堂本社長が立っていた。

「あっ・・・・お誕生日おめでとうございます・・・・」
私はおじ様の前に行きそう言った。

すると、おじさまはにっこり笑って・・・・。
「結城ちゃんからのプレゼント受け取ったよ、ありがとうーーー・・・・」

今日は、各フロアーで社長にプレゼントを用意している所も多く、強制ではないって聞いたが・・・私は個人的に・・・・。
よく眠れるという夜用のアロマとアイマスクをプレゼントした。

「いえ、少しでも役に立てれば・・・・・」

そう言うと、祐ちゃんが持っていた大きな紙袋をおじ様が受け取り、それを私に差し出した。
「これね、少しだけど・・・・明日で26歳だよね??ずっとお祝いできてなかったからね・・・・・」


ひぃっ・・・・。
これっ・・・・。

「ダメです、・・・こんな、受け取れません・・・」
私がそう言うと、おじ様は・・・・。
「受け取って・・・気持ちだから。今度ご飯行こうね・・・ね?」

おじ様・・・・///////////
「ありがとうございます・・・いただきます・・・////////」

おじ様はにっこり笑い、祐ちゃんと一緒に行ってしまった。

私が頂いた紙袋は・・・・・・。
エルメスの・・・・。

大きな袋。

「これ絶対ヤバいヤツだぜ」
淳は失笑して言った。
・・・・・・・。
エルメス・・・・・・。
まさか違うよね??
うんうん、流石にそんなー・・・・・・。

私は淳と一緒に会場の外に行きそのエルメスのショッパーを預けた。

「社長、この前仕事でパリ行ってたからなー・・・」
パリっ?!
行くの??
おじ様???

「不動産とかいろんな仕事やってるから海外はしょっちゅう行ってる。パリ行く時はいつもエルメスとか事前に連絡して、向こうのお偉いさんと一緒に行くって言ってたから向こうで買って来たんじゃん?」

ぇえええ・・・・。
そんな、私ごときに・・・そんな????

「私、アロマとアイピローしか上げてないのに・・・・」
超恐縮。
すると、淳はまた笑って・・・・・。
「お前は特別だよ、社長にとって・・・・・」

・・・・・・・。
???????
そ・・・、そうなのかな???

すると淳は一瞬口を抑え、
「あ・・・、もう行こうぜ・・・。涼が探してると思う・・・・・。」

そう言って私と淳はまた中に戻った。


すると、舞台の方から涼が歩いてきた。

「あー・・・涼だーーー・・・」
私が小走りをして涼の方に寄っていくと、涼はウーロン茶を飲みながら・・・・・。
「大丈夫だった??一人??」

少し心配そう。
すると、すぐに淳が来て・・・・。
「大丈夫、一人になってねーよ・・・・・」
そう言うと涼は笑って・・・・。

「良かった・・・飯食った?」
「あー・・・まだそんなに食べてないー・・・」

すると私は淳と涼に挟まれて、一緒に料理を物色。
2人は、まるでお兄ちゃんみたいに・・・・・。

「あ、これ美味い!!結城これも食えよ」
とか言われながら・・・立食を楽しんだ。





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