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お正月 2
2
しおりを挟む―涼side
やっぱり結城が変。
朝、あの電話を拒否っても何度も鳴る電話。
さっきトイレに行った時ショートメールで電話には出れないと送ったがー・・・・。
まだ・・・俺のポケットの中で鳴り続ける電話。
「何処行きたいの??」
結城のスマホを持ち画面を見ると、そこに映っているのは体験工房の店。
「あ、ここねーーー・・・ここなら、優樹も楽しめるしいいんじゃんっ??なに作る???」
俺が言うと・・・結城は少しションボリして、
えっ・・・・・///////////
泣きそうな顔をした。
「結城??・・・・おーーーい・・・どうしたんだってー・・・・」
結城の肩を抱いて言った。
皆の前でお前泣くなよ~????
俺どうしたらいいか分かんなくなるぜ~・・・・。
すると、
「涼さん、ちょっとタバコ付き合って!!!!」
蒼太が俺のTシャツを掴み引っ張って言った。
「えっ・・・ちょっ・・・!!!」
ちょっと待てってーーー・・・・・。
―結城side
別にいじけてるわけじゃない。
でも、・・・いじけてるように見えるよね。
でも・・・いじけてるのかもな・・・・。
涼の女友達から電話が来て、明らかに涼はその電話の人を・・・隠そうとしてる。
何でもない人ならそこで言えると思うの。
でも言えないって事は、やっぱりやましい事があるのかな。
一人で悶々と考えていると、
「お前、何不機嫌な顔してんの???」
うっ・・・・。
隣に座ってきたのは淳・・・・。
「べっ・・・別に不機嫌じゃないよ・・・///////」
バレバレか・・・、私ダメだな・・・・・。
「すげぇ顔が強張ってますけど?何かあった?」
淳なら知ってるのかなぁ・・・。
仁美さんって誰なんだろう。
チラッと見るとニカッと笑う淳。
でも淳に聞いたら直ぐに涼に言われそう!
やっぱやめよう!!!
またスマホを見だすと、
「なんだよっ!!!今言おうとしたろ?言えよ・・・・」
「別になんでもないよ、睡眠不足なだけ・・・。」
そう言うと淳は、ジーーーーーーっと・・・・私を見てきた。
その、目止めてほしいな。
なんか全て、見透かされそうなんだよね・・・・・。
——涼side
蒼太がメチャ怖い顔で俺を喫煙所へ連行してきた。
「何々?・・・・何だよっ!!いってぇなー・・・・・・」
俺は、渋々煙草を出し口に咥えた。
「何だよじゃないわよ、涼さん結ちゃんに何かしたでしょ?!」
はっ?!
何??
何かしたってなんだよ!
「してねぇよっ!!!なにすんだよっ!!」
こえーーなーーー・・!!このオカマめー・・・・・。
蒼太もタバコを吸いながらため息をついて、
「結ちゃんが、向こう着いたら涼さんと別行動したがってるー・・・・」
え・・・・・・・。
「は??・・・・なんで?」
蒼太はギロッと俺を睨みつけ、俺に顔を近づけ・・・・・。
「知らないわよー・・・、涼さんが何かしたんでしょ?」
咥え煙草をして俺のTシャツを掴み言ってきた。
何かってなんだよ・・・。
俺何もしてないけどー・・・・・。
蒼太は俺のTシャツを更に引っ張って、
「女関係は?・・・・朝電話鳴ってたでしょ?」
え・・・・・・。
やっぱり、あれ?
「イヤイヤ、電話が鳴っただけで出てないし・・・結城が誤解してるだけだって」
「だったらちゃんと誤解を解きなさいよー!怪しいから誤解が生まれるんでしょ?頭使いなさいよ!」
ウゲッ・・・・・・・。
蒼太ってー・・・・、昔っからただのオカマじゃないんだよな・・・・・・。
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