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昌也の接触
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しおりを挟む彼等は一斉にクラクションを鳴らし、窓を開けて大きな声で怒鳴ってきた。
「瑞江ちゃん・・・・・・」
怖くて、思わず瑞江ちゃんの腕を掴むと、瑞江ちゃんもチラっと外を見て
「これ、ただの煽りじゃないね・・・・結城ちゃん、警察電話出来る?」
信号が青になり、私はスマホを出した。
しかし、
「おいこらぁっ!通報したらぶっ殺すぞ!」
左から聞こえる罵声。
ヒィッ!
思わず耳を手で抑えると、瑞江ちゃんは私の肩を撫でて
「大丈夫、・・・・・・ね・・・涼さんにLINEできる?」
後ろを振り返ってみると・・・・サンルーフから体を出し手を振ってる男の姿が見えた。
これって、昌也って人は・・・関係ないよね・・・。
私は震える手を抑えながら涼に・・・・。
「オラァ!連絡すんなって言ってんだろ?」
男達は箱乗りして、バットのような物を振り回してきた。
「わわわわわ・・・・・どうしようどうしよう・・・・・これじゃぁ・・マンションにも入れないっ・・どこまで来る気だろうっ・・・」
マンション迄2.3キロ。
「・・どっか逃げられないかな・・・・」
私は通報しようとスマホを持っているが・・・手が震えて指が上手く動かない。
そして、車は虚しくもマンションには入れず、そのままマンションの前の道を通り過ぎた。
─涼side
俺は結城からラインを貰って、少ししてからマンションの下で帰りを待っていた。
淳と半次には過保護過ぎと笑われたけど、
それでもいい!!
心配なだけだし。
暫くマンションの前で瑞江ちゃんの車を待つと、那覇方面から異様な雰囲気を醸し出している車の集団。
パッパー・・・・・・。
と、凄いクラクションを鳴らしながら、併走する5台の車。
俺が通りに出てその車の集団を見ると、
真ん中を走るのは瑞江ちゃんのコンパクトカー。
両サイドと後は改造車がベタ付けし、クラクションを鳴らしながら煽ってる。
そして、俺の前を凄い勢いで通過した。
嫌な予感しかしない。
直ぐにマンションの部屋に戻ると、部屋には淳と半次がゴロゴロ横になっていた。
優樹と蒼太と達也はキッチンで夕飯の準備中。
「あーー???お前どうした???」
淳は寝っ転がりながらこっちを見て言った。
「あ・・・、淳と半次一緒に来て・・・・」
そう言って部屋を出ると、淳と半次は追いかけて来て・・・・。
「どうしたっ????」
「わかんねーけど・・・なんか嫌な予感がする・・・」
―結城side
ヤバい、あの・・・・年末のパーティーの時の事を思い出した。
あの時の人たち?
私が窓の外を見ると、隣を並走する車内の若者は窓を開けて凄い・・・体を乗り出して何かを言ってくる。
「どうしよう・・・・このまま北に向かったら・・・どんどん街から離れてっちゃう・・・・・」
私はまたスマホを握って、
「通報する・・・・・・」
指が震えて・・・うまく動かない・・・・・。
スマホのセキュリティを外し・・・110・・・・・
通話を押そうとした瞬間、
私のスマホに、
『涼』
涼から電話ッ・・・・・・//////////////////
直ぐにスピーカーにして、通話。
『あ、もしもし??・・・結城っ??』
涼ー・・・・・・・・・・。
すっごい・・・胸の奥が少しホッとした。
「涼ーーっ・・・」
『お前さ・・さっきマンションスルーしたろ??どうした??』
「なんか・・・何台かの車に囲まれてて・・・逃げれないの・・・」
私がそう言うと、
『瑞江ちゃん話せるかな???』
「今スピーカーにしてるよ、瑞江ちゃん隣にいる・・・・」
「涼さん???瑞江です!」
瑞江ちゃんがそう言うと、
『今どの辺走ってる?』
涼に・・・・また迷惑をかけちゃう。
ギュッとスカートを握って瑞枝ちゃんの顔を見ていた。
「えっとーー・・今国道で・・・えっと・・もう直ぐ嘉手納の基地です。」
『そっかそっか!そしたらさ~・・・なんとかうるま警察署行ける?』
不安で胸がいっぱいになった。
「あ・・・、あ~・・・・うるまなら行けるかな・・・・はいっ!!」
警察署?
『結城、琢磨が今日内勤でうるま警察署にいるから今連絡しといたから駐車場で待ってな!』
琢磨君・・・・・!
心強い。
「わ、わかったぁ・・・・・・」
『俺等も向かうからそれまでは窓開けないで無視してろよ。30分後に会おう!』
涼・・・・・//////////////
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