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一樹♡美佳
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―一樹side
大和の親父さんの病院、
『琉球癌治療総合医療研究センター』
は沖縄市の海沿いにあった。
9階建ての真っ白な綺麗な建物で、外来受付は紹介のみで完全予約制の為受付も込み合ってはいなかった。
「国仲医院長のお客様ですね、先に血液検査をご案内いたします」
沖縄っぽいシャツを着たお姉さんがにっこり笑って言うと、直ぐに看護師さんが車いすを引いて来て、
「看護婦長の山中と申します。体調はいかがですか?」
「あ・・・今日は比較的良くて、お昼も車の中で食べれました・・・・」
美佳がそう言うと、山中看護婦長は・・・・。
「そうでしたか・・・よかったー・・。ではご主人様も一緒に検査行きましょうか・・・・」
病院内は、多少歴史と趣も感じられるが・・・とても綺麗だし明るくて・・・とにかくスタッフさんが皆感じ良かった。
沖縄だからなのかな?
血液検査を受け、美佳はそのまま車いすに乗って9階院長室へ・・・俺と、看護婦長と共に向かった。
各フロアーはとても広く、9階は右側が役員ルームで左側が特別室があるようだ・・・・。
「内山様は特別ルーム1をご用意する予定です。後で見学も出来ますので・・・・」
大部屋でもいいけど、なるべく美佳にはノンストレスで居て欲しいし個室なら優樹も来れる。
美佳は少し心配そうな顔で、
「高そうだよ・・・・・・」
「大丈夫大丈夫、そこは心配しないで・・・・」
今は何をしてやれるかって・・・・。
これくらい美佳に気にせず使って欲しい。
美佳は少し笑って俺の顔を見て
「優樹、・・・・・来れるね」
そう言って笑った。
院長室に行くと、眼鏡をかけたロマンスグレーの・・・メチャクチャ大和そっくりな院長が・・・・。
「はいさいー・・・・よく来てくれたねー・・・」
両手を広げて俺と美佳の方に歩いてきて・・・・。
美佳の前に屈むと、
「さっきね、君が行っていた順〇堂大学病院からカルテも頂いて、主治医だった村岡医師とも話したよ・・・。村岡君は僕の2年下で、一緒に大学病院で働いていたこともある人なんだ・・・。」
・・・・・・・・・・・。
「僕の方でね、改めてCTとMRI、後レントゲンと心電図、骨シンチの検査もしてみよう・・・食事は何時に取った?」
「あ・・・さっきサンドイッチを・・・30分前くらいかな?」
美佳が俺の顔を見て言うと、
先生はにっこり笑って、
「サンドイッチー?いいなぁ・・・あ、うちの病院のレストランのサンドイッチもね美味しいんだよ!おすすめー・・・・」
テンポよくそう話しながら、美佳の手を触って・・・・爪を見ると・・・・。
「今のお薬、・・・結構強かったよね・・・爪が荒れちゃってるね・・・」
確かに美佳の指先はガサガサに荒れてて爪もボロボロ。
自分でペットボトルのふたも回せない程だった。
「薬の副作用が出やすい体質みたいで・・・・」
美佳がそう言うと、先生はにっこり笑って看護婦長の顔を見て
・・・・・・・・・・。
「とりあえずー・・・先に、レントゲンと心電図検査・・・その後病室見せてあげて?・・・・直ぐには入院しない予定だけど、今後治療方針決まったら入院する事も視野に入れておくから部屋はキープしておこうと思ってね。」
「ありがとうございます」
「東京に一度戻るんだよね?」
「はい、明日の朝の便で・・・・」
美佳がそう言うと、先生は・・・・・。
「そっかそっか、東京は人も多いし・・・今免疫落ちてるから感染症には気を付けないとだめだよ?」
「はい・・・・・」
すると、院長先生は俺の方を見て・・・・、
「一樹君は元OHだよね?」
にっこり笑ってそう言った。
「あ・・・、はい・・・・今は役員として籍はありますが・・・・」
そう言うと、
「堂本さんと会う?社長社長!!!」
え・・・・・・。
まさかー・・・・。
俺が苦笑いをして首を横に振ると、院長はニカッと笑って・・・・・。
「そっかー・・・残念、堂本さんとはね釣り仲間でね!沖縄によくいらっしゃるでしょ?その時はね私が良く船出すんだよ!・・・この前さぁー・・・良いスポット見つけたんだけどね・・・」
あ・・・・・。
これはー・・・・堂本社長と同じ空気だぞ。
すると、婦長が・・・・。
「院長・・・釣りの話はそこまでで・・・・」
おーー・・・助かったぜ。
院長は、ハッとした顔をして俺と美佳を見て、
「あ、・・・そうだよねー、ごめんごめん!!・・そしたら・・・・食後2時間開けないと出来ない検査が何個かあるから、さっき言ったみたいにレントゲンと心電図先に行ってその後CTとMRと骨かなー・・・。終わったら直ぐに私に結果が来るようにしておくから・・・・」
なんか・・・・・。
まぁ、良い人っぽいけどー・・・・・。
めちゃ堂本臭が・・・・・・。
大和の親父さんの病院、
『琉球癌治療総合医療研究センター』
は沖縄市の海沿いにあった。
9階建ての真っ白な綺麗な建物で、外来受付は紹介のみで完全予約制の為受付も込み合ってはいなかった。
「国仲医院長のお客様ですね、先に血液検査をご案内いたします」
沖縄っぽいシャツを着たお姉さんがにっこり笑って言うと、直ぐに看護師さんが車いすを引いて来て、
「看護婦長の山中と申します。体調はいかがですか?」
「あ・・・今日は比較的良くて、お昼も車の中で食べれました・・・・」
美佳がそう言うと、山中看護婦長は・・・・。
「そうでしたか・・・よかったー・・。ではご主人様も一緒に検査行きましょうか・・・・」
病院内は、多少歴史と趣も感じられるが・・・とても綺麗だし明るくて・・・とにかくスタッフさんが皆感じ良かった。
沖縄だからなのかな?
血液検査を受け、美佳はそのまま車いすに乗って9階院長室へ・・・俺と、看護婦長と共に向かった。
各フロアーはとても広く、9階は右側が役員ルームで左側が特別室があるようだ・・・・。
「内山様は特別ルーム1をご用意する予定です。後で見学も出来ますので・・・・」
大部屋でもいいけど、なるべく美佳にはノンストレスで居て欲しいし個室なら優樹も来れる。
美佳は少し心配そうな顔で、
「高そうだよ・・・・・・」
「大丈夫大丈夫、そこは心配しないで・・・・」
今は何をしてやれるかって・・・・。
これくらい美佳に気にせず使って欲しい。
美佳は少し笑って俺の顔を見て
「優樹、・・・・・来れるね」
そう言って笑った。
院長室に行くと、眼鏡をかけたロマンスグレーの・・・メチャクチャ大和そっくりな院長が・・・・。
「はいさいー・・・・よく来てくれたねー・・・」
両手を広げて俺と美佳の方に歩いてきて・・・・。
美佳の前に屈むと、
「さっきね、君が行っていた順〇堂大学病院からカルテも頂いて、主治医だった村岡医師とも話したよ・・・。村岡君は僕の2年下で、一緒に大学病院で働いていたこともある人なんだ・・・。」
・・・・・・・・・・・。
「僕の方でね、改めてCTとMRI、後レントゲンと心電図、骨シンチの検査もしてみよう・・・食事は何時に取った?」
「あ・・・さっきサンドイッチを・・・30分前くらいかな?」
美佳が俺の顔を見て言うと、
先生はにっこり笑って、
「サンドイッチー?いいなぁ・・・あ、うちの病院のレストランのサンドイッチもね美味しいんだよ!おすすめー・・・・」
テンポよくそう話しながら、美佳の手を触って・・・・爪を見ると・・・・。
「今のお薬、・・・結構強かったよね・・・爪が荒れちゃってるね・・・」
確かに美佳の指先はガサガサに荒れてて爪もボロボロ。
自分でペットボトルのふたも回せない程だった。
「薬の副作用が出やすい体質みたいで・・・・」
美佳がそう言うと、先生はにっこり笑って看護婦長の顔を見て
・・・・・・・・・・。
「とりあえずー・・・先に、レントゲンと心電図検査・・・その後病室見せてあげて?・・・・直ぐには入院しない予定だけど、今後治療方針決まったら入院する事も視野に入れておくから部屋はキープしておこうと思ってね。」
「ありがとうございます」
「東京に一度戻るんだよね?」
「はい、明日の朝の便で・・・・」
美佳がそう言うと、先生は・・・・・。
「そっかそっか、東京は人も多いし・・・今免疫落ちてるから感染症には気を付けないとだめだよ?」
「はい・・・・・」
すると、院長先生は俺の方を見て・・・・、
「一樹君は元OHだよね?」
にっこり笑ってそう言った。
「あ・・・、はい・・・・今は役員として籍はありますが・・・・」
そう言うと、
「堂本さんと会う?社長社長!!!」
え・・・・・・。
まさかー・・・・。
俺が苦笑いをして首を横に振ると、院長はニカッと笑って・・・・・。
「そっかー・・・残念、堂本さんとはね釣り仲間でね!沖縄によくいらっしゃるでしょ?その時はね私が良く船出すんだよ!・・・この前さぁー・・・良いスポット見つけたんだけどね・・・」
あ・・・・・。
これはー・・・・堂本社長と同じ空気だぞ。
すると、婦長が・・・・。
「院長・・・釣りの話はそこまでで・・・・」
おーー・・・助かったぜ。
院長は、ハッとした顔をして俺と美佳を見て、
「あ、・・・そうだよねー、ごめんごめん!!・・そしたら・・・・食後2時間開けないと出来ない検査が何個かあるから、さっき言ったみたいにレントゲンと心電図先に行ってその後CTとMRと骨かなー・・・。終わったら直ぐに私に結果が来るようにしておくから・・・・」
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