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一樹♡美佳
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しおりを挟む―東京最終日前日
私と一樹と優樹が居るのは一樹の実家。
私が疲れないようにと、お昼ごはんを実家で頂いた。
優樹は久々のお爺ちゃんお婆ちゃんに会えたからなのか・・・・もうベッタリ。
「もしも美佳さん体調大丈夫だったら、二人でゆっくりデートしてきたら?チビが居ると中々出来ないでしょう?」
お母様がそう言ってくれると、一樹も笑って・・・・。
「美佳どうする?少しドライブでもする?」
・・・・・・・・。
最近薬を飲んでいないせいなのか、体調は安定してる。
「じゃ、・・・お言葉に甘えて、少しお出かけしようか」
私がそう言うと、お父様も
「いいよ、ゆっくりして来なさい!優樹今夜うちに泊まるか?」
そう言うと優樹はお爺ちゃんの膝に乗っかりながら、
「泊るー・・・・」
結局、優樹は久々一樹のご両親の所に泊まることになり私と一樹はご両親のマンションを出た。
一樹は堂本さんが貸してくれた車の扉を開けてくれながら、
「今夜・・・どこかのホテル取っちゃおうか?」
にっこり笑ってそう言うの。
「優樹にバレたら怒りそうー・・・」
私がそう言うと、一樹も笑って扉を閉めて自分も運転席に乗ってくる。
「明日、17時の飛行機だからー・・結構時間あるよ?どこか行きたいところある?」
あー・・・・そっか・・・。
もう沖縄に行ったらきっと・・・もうこっちに来ることないだろうし・・・・・。
あー・・・でも・・・。
今からじゃ絶対取れないかな。
あの宿・・・・。
私は一樹の顔を見て、
「ねぇ・・・・私ね・・・・前に結城と行きたくて予約しようと思ってたけど行けなかった宿があるの・・・・」
一回泊まってみたかった所。
一樹はにっこり笑って、
「何処?」
どうしようー・・・・。
ちょっと我が儘かな。
調子乗りすぎかな?
一樹の顔を見ると、一樹は・・・・
「何でも言って?・・・海外以外なら全部行けるよ。」
・・・・・・・。
「千葉のさ・・・・さざねって・・いう宿」
結構高くて、でも海の目の前で・・・いつか結城と行きたいってずっと言ってたけど、結局予約取れないままだった、素敵な宿。
一樹は、・・・・チュッ・・・・と軽くキスをすると、
「さざね知ってるよ、電話してみようか・・・・」
えっ・・・・//////////一樹行ったことあるのかな?
一樹は笑って、
「いつもお世話になってます、OHの内山です。・・・あー・・・はい、ご無沙汰してます・・・はい・・・・」
やっぱ、行ったことあるのかー・・・・・。
一樹は私の手を・・・少し・・・指を絡めるように、少し色っぽく触る・・・。
「はい、今夜なんですが・・・はい・・・あー・・構わないですよ。はい・・・空いてるなら・・はい・・・」
えっ・・・・///////////
まさか、取れたッ?
一樹は電話を切ると、
「取れたー!・・・・・・部屋一つ空いてたーーー!!!!」
そう言ってぎゅっと抱きしめてくれた・・・。
か・・・・神様ー・・・・//////////////
私このまま生きている間、自分の運使い切らないとって感じなのかなー・・・・・。
「一樹ありがとぉー・・・・・」
一樹は少し離れて私の顔を見ると、また私の頬を両手で撫でて
チュッチュ・・・・とキスをして、
「一昨年ね、和也と二人で行ったんだー・・・って、和也知らないか!」
和也っ?!
「あ・・・結城の引っ越しの時手伝ってくれた人?めちゃくちゃイケメンの・・・・」
私が言うと、
「そうそう!!和也とね一昨年の春にー・・休みの日たまたまマンションの下で会って、和也が良い宿あるんだけど一緒に行かないかって急に誘われて男二人で豪遊したー・・・・・・」
ぇえっ・・・・。
そんな、近所に行く感じで行く宿???
「綺麗だった?」
私が言うと、
「うん、・・・すっごくいい宿だよ。ご飯も美味しかったしね・・・・ゆっくり休みながら行こうか・・・・」
凄く嬉しい・・・・。
優樹ごめんね。
パパとママは・・・今日はコッソリデート♡
今日だけ、パパを独り占めさせて・・・・・。
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