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大事な人
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しおりを挟む光一君は私のおでこにキスをしながら、
「智樹さんに、妊娠されてる事聞いてますので・・・奥の方はしないようにします。練習の相手の方にはアイマスクが必須なので・・・付けてもいいですか?」
アイマスク・・・・・。
「・・・はい・・・」
ギュッと胸の前で両手を握っていると、光一君はベット脇に置いてあったアイマスクを付けてくれて、私の視界は遮断。
「大丈夫?痛くない・・・?」
そう言って私の唇を指で撫でた・・・・。
「あ・・・はい・・・」
そう言うと、光一君は私の口に指を優しく入れて・・・・
「やばい・・・キスしていい?」
・・・・・・・。
キス????
キスって・・・練習の内に入ってるのかな・・・・。
どうしたら・・・。
「いいよね・・??ねぇ・・結城さん」
光一君が私の唇に・・・凄い近づいて、重なる・・・・
その時、部屋の電話が鳴った。
すると、光一君は私から離れて
「ごめんね、ちょっと待ってて・・・・」
光一君が耳元でそう言って、私から離れた。
すると・・・手の震えが少し強くなり、私は口元でギュッと手を握って光一君が来るのを待った。
大丈夫・・・きっと大丈夫。
「はい、・・・・えっ?・・・あー・・・分かりました。・・・はい・・・はい・・・・」
光一君が部屋入口脇の電話で話している声が聞こえる。
そして、ガチャッ・・・と電話を切った音?
それから・・・また数分。
え・・・・???
光一君どっか行っちゃった??
そんな訳ないよね?
私このままここに寝てていいのかな???
思わず体を起こすと、
「結城さん、お待たせしました」
ギシッと、ベットに乗ってきた光一君の気配を感じた。
―涼side
俺は那覇に着き、銀行で現金を引き出し速攻北谷のオフィスに向かった。
結城は夕方からとしか聞いてないが、間に合うかな。
運転しながら北谷の智樹に電話をすると、
『早く来ないと間に合わないぞ』
智樹にそう言われた。
慌てて車を飛ばし、オフィスの入口に車を止め・・・・北谷の8階に行くと・・・・
智樹がカウンターで俺を待ち受けていた。
「結城は?!」
俺がそう言うと、
智樹は笑って奥の扉を指さした。
「結城の罰は俺が買い取った。・・・俺の分と合わせて全部で2億」
俺は金が入ったバックををカウンターに置き、部屋に電話をしてもらった。
アイツーーーーーー!!!!!//////////////
腹に子供がいるのに何してんだ!!!////////
智樹が電話を終えると、
「同じフロアーの802に新人の光一といる」
そう言われた。
直ぐに扉を開け、接客フロアーへ・・・・。
802、802・・・・・・。
角を曲がって直ぐに見つけたその部屋は、小さそうだ。
部屋の扉をゆっくり開けると、新人の光一というスタッフがにっこり笑って奥を指さした。
・・・・・・・・////////////////
部屋の奥にあるベットには・・・・少し大きなお腹で・・・・・ベットに横になっている結城の姿が見えた。
胸が苦しかった・・・・・。
でも・・・久しぶりに逢えた・・・・そんな嬉しさも込み上げる。
光一は俺に指で、シーっと・・・仕草をして、俺を中に入れゆっくり扉を閉めた。
・・・・・・・・。
光一は、ベットの横に立って、俺をベットに座らせた。
―結城side
「結城さん、一応ルールを説明します。私はあなたと会話は出来ませんし、指示もしません。貴方も、問いかけはできません。喘ぎ声のみ・・発してください。されるがままにお願いします」
光一の淡々とする説明に悲しさが込み上げる。
少し・・・いや・・かなり後悔した。
こんなこと・・・止めればよかった。
やっぱり、お兄ちゃんにお金を借りればよかった・・・・・。
そう思うと、体が震えて涙が出た。
涼に逢いたい・・・涼に逢いたい。
私の涙が・・・アイマスクじゃ足りなくなって・・・目尻を流れた。
「結城さん・・・大丈夫ですか??」
「・・・・・大丈夫です・・・・。」
全然大丈夫じゃない・・・でももう遅い。
「わかりました・・・じゃぁ・・始めますね」
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