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第十一話 リザードマンに二穴を犯されたい
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「たいへんお待たせしました~! ルドヴィカ・アールノート様の依頼受領の手続き、確かに完了いたしました! こちら討伐対象に関する詳細です!」
「うむ、確かに受け取った」
幼い少女の姿を取ったモードはギルド竜の丘の受付嬢から諸々の資料を受け取ると、少し離れた場所に所在なさげに佇んでいるルドヴィカのもとへ向かう。
姿を隠しているスレミーと共にモードの様子を見ていたルドヴィカは、討伐依頼の受領手続きが問題なく済んだことを確認すると、ほっと胸を撫で下ろした。
「ありがとモード、おかげであの陽キャ受付嬢と会話せずに済んだわ…」
【ヨウキャ? 聞いたことのない言葉でし、どういう意味でしか?】
「どうせロクな意味ではあるまい、聞くだけ無駄よ。何にせよ儂の役割は終わった、あとは好きにするがよい」
「え、あんたも討伐に来るんじゃないの?」
「そのような格下の魔物、ぬしほどの魔導の才があれば儂の助太刀などいらぬだろう。儂はしばしこの街を散策してる故、討伐が済んだら戻ってまいれ」
モードはそう言い残すと、さっさとギルドの集会所から出て行ってしまい、さっそく街の散策に乗り出し始めた。
どうやらモードは古代竜というれっきとした魔物でありながら、転生を遂げるまでの千年の間に大きく変化した人間社会に興味があるらしい。
取り残されたルドヴィカはやれやれと思いつつも、モードの言う通り今回お目当ての魔物程度ならばひとりでも問題なく対処できる自信があったので、さっそくスレミーに依頼の詳細を伝えることにした。
「スレミー、これが今回の依頼よ。あんたも目を通しておきなさい」
【どれどれでし…ふむふむ、大量発生したリザードマンの群れの掃討でしね!】
「うふふふ、リザードマンにはずっと目を付けてたのよね…♡ モードの件で星がひとつ増えたおかげで、三つ星ランク級の魔物の討伐依頼も受けられるようになって万々歳だわ」
ルドヴィカが妖しく舌なめずりしながら、討伐対象について記載された資料の右上に刻まれた三つ星の印をなぞった。
これまでギルドでのルドヴィカの評価は二つ星ランクであったが、古代竜の討伐という最高ランク級の依頼を達成したことで、一気に三つ星ランクまで昇格することができたのである。
実際のところは討伐を達成したわけではないのだが、正直に報告したところで面倒なことになるのは目に見えていたので、モードの鱗の一枚を討伐の証拠としてギルドに提出することでお茶を濁したというのが真相だ。
だがそのおかげで三つ星ランクの冒険者でなければ紹介されないリザードマン討伐の依頼にありつけたのだから、時には必要な嘘をつくことも大切だと少々都合のいいことを思ったりもした。
【ご主人様ほどの魔導士なら、リザードマン1匹ごとき楽勝だと思うでしけど…。群れ相手にご主人様ひとりで、本当に大丈夫でしか?】
「わかってないわね、スレミー。むしろ群れ相手だからイイんでしょーが」
【ぴえっ? どういうことでし】
「リザードマンといえばトカゲ。トカゲといえばそう、ヘミペニス! リザードマンが1匹いたらちんぽが2本、10匹いたらちんぽが20本あるってことなのよ! お預け続きのおまんこを満足させるには絶好のちんぽ数じゃないの♡」
ヘミペニスとは蛇やトカゲといった生き物の一部が持ち合わせている、“半陰茎”とも呼ばれるもう一本のペニスのことである。
ルドヴィカが前世で愛好してきた異種姦ものでは、リザードマンのような爬虫類型の魔物は専らヘミペニスであることが多く、今回もきっとそうに違いないとルドヴィカは考えているのだ。
下手に前世の記憶を取り戻してしまったことが災いしてなのか、なんでもかんでも自分の都合のいいように思い込むのがルドヴィカの致命的な欠点と言えよう。
「リザードマンの群れがいるのは、ここから西にいったところにあるディノッサ河川の上流ね。うふふふふ、楽しみすぎておまんこがキュンキュンしてきたぁ♡」
【なんだかよくわからないでしけど、ご主人様が嬉しそうでよかったでし!】
今ここにモードがいればドン引き待ったなしであろうルドヴィカの変態発言を、無欲の境地にいるスライムのスレミーは平然と受け入れるのであった。
* * *
数時間後、ルドヴィカとスレミーはリザードマンの群れの住処であるディノッサ河川へとやってきた。
大量発生したというのは事実だったようで、河川に到着するなりいきなり数匹のリザードマンの姿が目に入り、ルドヴィカは驚き半分興奮半分で状況を確認した。
「ひい、ふう、みい…やだ、もう6匹もいるじゃん~♡ さっそくちんぽ12本ゲット!♡」
【ご主人様、近くに他の人間はいないみたいでし!】
「よしっ、それじゃあ引き続き見張り頼んだからね♡」
スレミーに見張りを命じ、ルドヴィカはさっそく魔力を練り始めた。
つい先日にモードにも施した、ルドヴィカ考案の催淫魔法をお見舞いするためである。
「汝、その身を焦がせ!」
ルドヴィカはその膨大な魔力をもってして、その場にいた6匹のリザードマン全員に一度で催淫魔法を施した。
「ギギャッ!?」
「ギャウ、ガウゥゥ…!?」
リザードマンが困惑したように、みるみるうちに勃ち上がる己の陰茎を覗き見る。
そこにはいきり勃った細長い2本の陰茎があり、どくどくと半透明の我慢汁を垂らしながら揺れていた。
「キャーーーッ♡ 本物のヘミペニス♡ さいっこう♡」
ルドヴィカはいてもたってもいられず、両手の指を口に含んでたっぷりと唾液を絡ませると、ひくひく♡と蠢いている秘部と肛門に自身の指を突き入れた。
本能のままに動く魔物に愛撫や慣らしといった行為は期待できないので、いきなり挿入されても問題ないように自分で2つの肉孔を慣らしているのだ。
最初は中指で中をぐるりと掻き回すように刺激し、続けて薬指、更に人差し指と挿入していく。
あっという間に3本の指を銜え込んでしまった柔い2つの孔は、愛液と腸液を垂れ流しにしながら中の異物を食いちぎらんばかりの力で締め付ける。
「あふっ…、ひぁんっ…♡ 自分の指でオナニーするの、きもちい…♡ でもやっぱり足りないよぉっ…♡」
切ない吐息を洩らしながら、ルドヴィカが3本の指を必死に動かす。
すると秘所から漏れ出た魔力の匂いに感づいたのか、リザードマンたちがそれぞれ完勃ちした肉茎をぶるんぶるんと揺らしながら、茂みに隠れていたルドヴィカを見つけた。
6匹のリザードマンに見下ろされ、12本の勃起ちんぽを目の前にしたルドヴィカは、「あっ…♡」と期待の入り混じった甘い声を洩らした。
「見つかっちゃったぁ…♡ おまんことお尻ほじくりまわしてるとこ、リザードマンに見られちゃったぁ…♡」
見つかる気しかなかったくせに、被虐心を満たすためにわざとそのような台詞を吐きながら、ルドヴィカが見せつけるように脚を開く。
ぽってりと腫れあがった真っ赤な2つの秘孔を指で広げ、いやらしく蠢く中の肉を見せつけてリザードマンらを誘惑にかかった。
「ほら♡ はやく犯して♡ その2本のおちんぽ、おまんことお尻に一緒にぶちこんでぇ♡」
ルドヴィカの誘惑に対し、リザードマンは魔法により極度の発情状態にありながら、いずれも二の足を踏んでいるようだった。
興奮以上に困惑が勝っているのか、それとも人間と番うという発想そのものが無いのか。
(…そういえばゴブリンに犯された時、わたしが手コキするまでゴブリンは勃起してなかったっけ。でも一度おまんこに挿入れたあとは、群れのリーダーなんかはわたしを犯す気マンマンだったし…。もしかすると同種同士で交尾して生殖するタイプの魔物に犯してもらうには、一度わたしを交尾の対象として認識させてあげる必要があるのかも)
これまでの経験からそのような仮説を組み立てたルドヴィカは、さっそく一番近くにいたリザードマンに擦り寄って2本の陰茎へと手を伸ばした。
「ギャウッ…!?」
「大丈夫、怯えないで…♡ きもちよくしてあげるだけだから…♡」
困惑するリザードマンをあやすように、ルドヴィカはリザードマンの睾丸をゆるゆると撫でた。
2本ある陰茎に対して睾丸は2つだけのようだが、リザードマンにとってもそこは性感帯であるらしく、愛撫を施せばさらさらと水っぽい我慢汁がみるみる溢れてくる。
ルドヴィカは片方の陰茎の先端をちろちろと舐めながら、もう片方をゆっくりと手で扱き上げはじめた。
「あふ…♡ リザードマンのガマン汁、すっごく生臭い…♡ でもこの匂い、なんかクセになっちゃう…♡」
「ギッ…♡ ギャッ…♡」
「それにしてもすっごく長いおちんぽ…♡ どこまで咥えられるかな…♡」
じゅぽっ♡♡♡
「ガァ~~~ッ♡ ギャウゥゥッ♡」
「おぐぉっ♡ ごぇっ♡(すごいっ♡ あっさり喉の奥まで入っちゃった♡ おちんぽの先っぽが喉ちんこゴリゴリしてるっ♡)」
長すぎるリザードマンの陰茎に喉奥を犯されながら、もう片方を扱き上げる手を止めることなく動かし続けるルドヴィカの痴態を、残りのリザードマンが息を呑んで見つめている。
どうやら人間であるルドヴィカのこの行為が、自身の快感に繋がるということを理解したらしい。
リザードマンたちは我先にとルドヴィカの2本の陰茎を突きつけて、自分のものにも奉仕しろと要求してきた。
「ぷはぁっ♡ まって♡ 順番だからっ♡」
12本の陰茎に囲まれたルドヴィカは幸福の境地にいるような満面の笑みを浮かべると、もう一度脚を開いて陰部を露わにする。
ぐちょぐちょに濡れそぼったそこへリザードマンの陰茎を導き、1本を膣、1本を肛門に宛がった。
すると全てを理解したリザードマンは、ルドヴィカを犯さんと一気に腰を突き入れる。
ずぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡♡♡
「あ゛ぁ~~~~~っ♡♡♡ ひさしぶりの二穴セックスぅぅぅぅぅっ♡♡♡」
はじめてローパーに犯された時以来の双方の肉孔への挿入に、ルドヴィカの肉が浅ましく喜んでしまう。
リザードマンは射精寸前のところを何とか堪え、激しく締め付けてくる孔を突き破るようにピストンし始めた。
早急にも子宮口と直腸に叩きつけられる暴力的な快感に、ルドヴィカが涙を流しながら悶える。
ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡
「おぐぅっ♡ おちんぽに串刺しにされてるぅっ♡ これしゅごいぃぃぃっ♡」
こつん♡こつん♡こつん♡
「んひぃぃぃっ♡♡♡ おまんことおしりのおく、ノックしないれぇっ♡ それいじょうはいらないっ、はいらないよぉぉぉぉっ♡」
ずぶぶぶぶぶぶっ♡
「あ゛ぁ~~~っ♡♡♡ またおくにきたぁぁぁぁっ♡♡♡ らめっていったのにぃぃぃっ♡♡♡」
僅かに緩んだ子宮口をこじ開けて、侵入を拒む直腸を突き破り、リザードマンの長ペニスが奥へ奥へと突き入れられる。
侵されてはならない領域を容赦なく荒らされてしまったという背徳感で、ルドヴィカは頭が沸騰しそうだった。
すると他のリザードマンたちが、ひとり夢中で快楽に溺れているルドヴィカを責め苛むように騒ぎ始め、内の1匹がルドヴィカの顔に跨って口内へ強引に2本の陰茎をねじ込んでくる。
「んぐぉっ!?♡♡♡(うえのおくち♡ ふたついっぺんになんて♡ やばいっ♡)」
ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡
「お゛ごぉ~~~っ♡♡♡(しゅごいよぉっ♡ みっつのあな、いっしょにおかされてるっ♡ こんなのうまれてはじめてっ♡)」
口、膣、肛門の3つの孔を4本のペニスで犯される快感に、ルドヴィカが足をばたつかせながら歓喜する。
残る4匹のリザードマンたちも我慢できないとでも言うかのように、ルドヴィカの身体の空いた場所へ自身のものを擦りつけていた。
少しでもリザードマンを気持ちよくさせてやりたいというマゾ心が働いたルドヴィカは、必死に手を伸ばして2匹のリザードマンへ手淫を施す。
ばちゅんっ♡ばちゅんっ♡ばちゅんっ♡
「ギャウゥゥッ…♡」
「ギギャッ♡ ギャアウ♡」
「ん゛むぅぅぅっ♡ お゛ぉおっ♡(リザードマン、イキそう♡ わたしももうイク♡ いっしょにイッちゃうっ♡)」
ばちゅんっ!♡ばちゅんっ!♡ばちゅんっ!♡
「ウギャァァッ♡」
「ギィーーーッ♡」
「ん゛お゛ぉぉぉ~~~~~っ♡♡♡♡♡(イクイクイクぅーーーっ♡♡♡♡♡)」
びゅうーっ…♡ ぷしゃあーっ…♡
口内と2穴を犯すリザードマンがそれぞれ射精すると同時に、ルドヴィカが全身をガクガクと震わせながら絶頂した。
暫く射精の余韻に浸っていたリザードマンたちが陰茎を抜くと、しゃばしゃばとした水っぽい精液が飲みきれなかったルドヴィカの口から零れ、膣穴と菊門から吹き出してくる。
ルドヴィカはハァハァと息を荒げながら、ふと上体を起こして周囲を見渡した。
「…あっ……♡」
ルドヴィカが気付かぬ間に、それまでの倍以上はいようかという大量のリザードマンが、それぞれ陰茎をいきり勃たせながらルドヴィカを囲んでいた。
恐らく離れた場所にいたリザードマンたちが、ルドヴィカの魔力を嗅ぎつけてやってきたのだろう。
何本、いや何十本というそれに今から犯されるのだと思うと、ルドヴィカの下腹が燃え盛るように熱く疼き始めた。
「もっと…♡ もっとおちんぽ、いっぱいちょうだい…♡」
* * *
ばちゅんっばちゅんっばちゅんっばちゅんっ♡♡♡
「ひあ゛ぁ~~~っ♡♡♡ おくまでずっぽりはいってるぅぅぅっ♡♡♡ おまんこもおしりも、トカゲちんぽのかたちになっちゃうぅぅぅっ♡♡♡」
びゅうーっ♡♡♡ ぴゅっ♡♡♡ ぴゅっ♡♡♡
「あ゛へぇぇぇっ♡♡♡ また中出しされちゃった♡♡♡ リザードマンのザーメンでボテ腹になっちゃったぁぁぁっ♡♡♡」
じゅぶぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡
「お゛ほぉぉぉ~~~♡♡♡ おまんこに2本挿しぃ~~~っ♡♡♡ おしりもぉっ♡♡♡ おしりにもヘミペニスぶちこんでぇっ♡♡♡」
ずぶぶぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡
「あ゛うぅぅぅぅっ♡♡♡ おしりはいってきたあぁぁぁっ♡♡♡ 細長おちんぽ4本挿ししゅごいぃぃぃぃぃっ♡♡♡」
リザードマンに輪姦されること約10時間。
結局、ルドヴィカを犯したリザードマンの数は計27匹、本数でいえば54本となった。
思う存分犯されたルドヴィカは少しの休憩を挟んでから、自身を犯したリザードマン27匹と別の場所にいた雌個体20匹を討伐し、スレミーの助けを借りながらモードの待つ街へと戻ったのであった。
「うむ、確かに受け取った」
幼い少女の姿を取ったモードはギルド竜の丘の受付嬢から諸々の資料を受け取ると、少し離れた場所に所在なさげに佇んでいるルドヴィカのもとへ向かう。
姿を隠しているスレミーと共にモードの様子を見ていたルドヴィカは、討伐依頼の受領手続きが問題なく済んだことを確認すると、ほっと胸を撫で下ろした。
「ありがとモード、おかげであの陽キャ受付嬢と会話せずに済んだわ…」
【ヨウキャ? 聞いたことのない言葉でし、どういう意味でしか?】
「どうせロクな意味ではあるまい、聞くだけ無駄よ。何にせよ儂の役割は終わった、あとは好きにするがよい」
「え、あんたも討伐に来るんじゃないの?」
「そのような格下の魔物、ぬしほどの魔導の才があれば儂の助太刀などいらぬだろう。儂はしばしこの街を散策してる故、討伐が済んだら戻ってまいれ」
モードはそう言い残すと、さっさとギルドの集会所から出て行ってしまい、さっそく街の散策に乗り出し始めた。
どうやらモードは古代竜というれっきとした魔物でありながら、転生を遂げるまでの千年の間に大きく変化した人間社会に興味があるらしい。
取り残されたルドヴィカはやれやれと思いつつも、モードの言う通り今回お目当ての魔物程度ならばひとりでも問題なく対処できる自信があったので、さっそくスレミーに依頼の詳細を伝えることにした。
「スレミー、これが今回の依頼よ。あんたも目を通しておきなさい」
【どれどれでし…ふむふむ、大量発生したリザードマンの群れの掃討でしね!】
「うふふふ、リザードマンにはずっと目を付けてたのよね…♡ モードの件で星がひとつ増えたおかげで、三つ星ランク級の魔物の討伐依頼も受けられるようになって万々歳だわ」
ルドヴィカが妖しく舌なめずりしながら、討伐対象について記載された資料の右上に刻まれた三つ星の印をなぞった。
これまでギルドでのルドヴィカの評価は二つ星ランクであったが、古代竜の討伐という最高ランク級の依頼を達成したことで、一気に三つ星ランクまで昇格することができたのである。
実際のところは討伐を達成したわけではないのだが、正直に報告したところで面倒なことになるのは目に見えていたので、モードの鱗の一枚を討伐の証拠としてギルドに提出することでお茶を濁したというのが真相だ。
だがそのおかげで三つ星ランクの冒険者でなければ紹介されないリザードマン討伐の依頼にありつけたのだから、時には必要な嘘をつくことも大切だと少々都合のいいことを思ったりもした。
【ご主人様ほどの魔導士なら、リザードマン1匹ごとき楽勝だと思うでしけど…。群れ相手にご主人様ひとりで、本当に大丈夫でしか?】
「わかってないわね、スレミー。むしろ群れ相手だからイイんでしょーが」
【ぴえっ? どういうことでし】
「リザードマンといえばトカゲ。トカゲといえばそう、ヘミペニス! リザードマンが1匹いたらちんぽが2本、10匹いたらちんぽが20本あるってことなのよ! お預け続きのおまんこを満足させるには絶好のちんぽ数じゃないの♡」
ヘミペニスとは蛇やトカゲといった生き物の一部が持ち合わせている、“半陰茎”とも呼ばれるもう一本のペニスのことである。
ルドヴィカが前世で愛好してきた異種姦ものでは、リザードマンのような爬虫類型の魔物は専らヘミペニスであることが多く、今回もきっとそうに違いないとルドヴィカは考えているのだ。
下手に前世の記憶を取り戻してしまったことが災いしてなのか、なんでもかんでも自分の都合のいいように思い込むのがルドヴィカの致命的な欠点と言えよう。
「リザードマンの群れがいるのは、ここから西にいったところにあるディノッサ河川の上流ね。うふふふふ、楽しみすぎておまんこがキュンキュンしてきたぁ♡」
【なんだかよくわからないでしけど、ご主人様が嬉しそうでよかったでし!】
今ここにモードがいればドン引き待ったなしであろうルドヴィカの変態発言を、無欲の境地にいるスライムのスレミーは平然と受け入れるのであった。
* * *
数時間後、ルドヴィカとスレミーはリザードマンの群れの住処であるディノッサ河川へとやってきた。
大量発生したというのは事実だったようで、河川に到着するなりいきなり数匹のリザードマンの姿が目に入り、ルドヴィカは驚き半分興奮半分で状況を確認した。
「ひい、ふう、みい…やだ、もう6匹もいるじゃん~♡ さっそくちんぽ12本ゲット!♡」
【ご主人様、近くに他の人間はいないみたいでし!】
「よしっ、それじゃあ引き続き見張り頼んだからね♡」
スレミーに見張りを命じ、ルドヴィカはさっそく魔力を練り始めた。
つい先日にモードにも施した、ルドヴィカ考案の催淫魔法をお見舞いするためである。
「汝、その身を焦がせ!」
ルドヴィカはその膨大な魔力をもってして、その場にいた6匹のリザードマン全員に一度で催淫魔法を施した。
「ギギャッ!?」
「ギャウ、ガウゥゥ…!?」
リザードマンが困惑したように、みるみるうちに勃ち上がる己の陰茎を覗き見る。
そこにはいきり勃った細長い2本の陰茎があり、どくどくと半透明の我慢汁を垂らしながら揺れていた。
「キャーーーッ♡ 本物のヘミペニス♡ さいっこう♡」
ルドヴィカはいてもたってもいられず、両手の指を口に含んでたっぷりと唾液を絡ませると、ひくひく♡と蠢いている秘部と肛門に自身の指を突き入れた。
本能のままに動く魔物に愛撫や慣らしといった行為は期待できないので、いきなり挿入されても問題ないように自分で2つの肉孔を慣らしているのだ。
最初は中指で中をぐるりと掻き回すように刺激し、続けて薬指、更に人差し指と挿入していく。
あっという間に3本の指を銜え込んでしまった柔い2つの孔は、愛液と腸液を垂れ流しにしながら中の異物を食いちぎらんばかりの力で締め付ける。
「あふっ…、ひぁんっ…♡ 自分の指でオナニーするの、きもちい…♡ でもやっぱり足りないよぉっ…♡」
切ない吐息を洩らしながら、ルドヴィカが3本の指を必死に動かす。
すると秘所から漏れ出た魔力の匂いに感づいたのか、リザードマンたちがそれぞれ完勃ちした肉茎をぶるんぶるんと揺らしながら、茂みに隠れていたルドヴィカを見つけた。
6匹のリザードマンに見下ろされ、12本の勃起ちんぽを目の前にしたルドヴィカは、「あっ…♡」と期待の入り混じった甘い声を洩らした。
「見つかっちゃったぁ…♡ おまんことお尻ほじくりまわしてるとこ、リザードマンに見られちゃったぁ…♡」
見つかる気しかなかったくせに、被虐心を満たすためにわざとそのような台詞を吐きながら、ルドヴィカが見せつけるように脚を開く。
ぽってりと腫れあがった真っ赤な2つの秘孔を指で広げ、いやらしく蠢く中の肉を見せつけてリザードマンらを誘惑にかかった。
「ほら♡ はやく犯して♡ その2本のおちんぽ、おまんことお尻に一緒にぶちこんでぇ♡」
ルドヴィカの誘惑に対し、リザードマンは魔法により極度の発情状態にありながら、いずれも二の足を踏んでいるようだった。
興奮以上に困惑が勝っているのか、それとも人間と番うという発想そのものが無いのか。
(…そういえばゴブリンに犯された時、わたしが手コキするまでゴブリンは勃起してなかったっけ。でも一度おまんこに挿入れたあとは、群れのリーダーなんかはわたしを犯す気マンマンだったし…。もしかすると同種同士で交尾して生殖するタイプの魔物に犯してもらうには、一度わたしを交尾の対象として認識させてあげる必要があるのかも)
これまでの経験からそのような仮説を組み立てたルドヴィカは、さっそく一番近くにいたリザードマンに擦り寄って2本の陰茎へと手を伸ばした。
「ギャウッ…!?」
「大丈夫、怯えないで…♡ きもちよくしてあげるだけだから…♡」
困惑するリザードマンをあやすように、ルドヴィカはリザードマンの睾丸をゆるゆると撫でた。
2本ある陰茎に対して睾丸は2つだけのようだが、リザードマンにとってもそこは性感帯であるらしく、愛撫を施せばさらさらと水っぽい我慢汁がみるみる溢れてくる。
ルドヴィカは片方の陰茎の先端をちろちろと舐めながら、もう片方をゆっくりと手で扱き上げはじめた。
「あふ…♡ リザードマンのガマン汁、すっごく生臭い…♡ でもこの匂い、なんかクセになっちゃう…♡」
「ギッ…♡ ギャッ…♡」
「それにしてもすっごく長いおちんぽ…♡ どこまで咥えられるかな…♡」
じゅぽっ♡♡♡
「ガァ~~~ッ♡ ギャウゥゥッ♡」
「おぐぉっ♡ ごぇっ♡(すごいっ♡ あっさり喉の奥まで入っちゃった♡ おちんぽの先っぽが喉ちんこゴリゴリしてるっ♡)」
長すぎるリザードマンの陰茎に喉奥を犯されながら、もう片方を扱き上げる手を止めることなく動かし続けるルドヴィカの痴態を、残りのリザードマンが息を呑んで見つめている。
どうやら人間であるルドヴィカのこの行為が、自身の快感に繋がるということを理解したらしい。
リザードマンたちは我先にとルドヴィカの2本の陰茎を突きつけて、自分のものにも奉仕しろと要求してきた。
「ぷはぁっ♡ まって♡ 順番だからっ♡」
12本の陰茎に囲まれたルドヴィカは幸福の境地にいるような満面の笑みを浮かべると、もう一度脚を開いて陰部を露わにする。
ぐちょぐちょに濡れそぼったそこへリザードマンの陰茎を導き、1本を膣、1本を肛門に宛がった。
すると全てを理解したリザードマンは、ルドヴィカを犯さんと一気に腰を突き入れる。
ずぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡♡♡
「あ゛ぁ~~~~~っ♡♡♡ ひさしぶりの二穴セックスぅぅぅぅぅっ♡♡♡」
はじめてローパーに犯された時以来の双方の肉孔への挿入に、ルドヴィカの肉が浅ましく喜んでしまう。
リザードマンは射精寸前のところを何とか堪え、激しく締め付けてくる孔を突き破るようにピストンし始めた。
早急にも子宮口と直腸に叩きつけられる暴力的な快感に、ルドヴィカが涙を流しながら悶える。
ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡
「おぐぅっ♡ おちんぽに串刺しにされてるぅっ♡ これしゅごいぃぃぃっ♡」
こつん♡こつん♡こつん♡
「んひぃぃぃっ♡♡♡ おまんことおしりのおく、ノックしないれぇっ♡ それいじょうはいらないっ、はいらないよぉぉぉぉっ♡」
ずぶぶぶぶぶぶっ♡
「あ゛ぁ~~~っ♡♡♡ またおくにきたぁぁぁぁっ♡♡♡ らめっていったのにぃぃぃっ♡♡♡」
僅かに緩んだ子宮口をこじ開けて、侵入を拒む直腸を突き破り、リザードマンの長ペニスが奥へ奥へと突き入れられる。
侵されてはならない領域を容赦なく荒らされてしまったという背徳感で、ルドヴィカは頭が沸騰しそうだった。
すると他のリザードマンたちが、ひとり夢中で快楽に溺れているルドヴィカを責め苛むように騒ぎ始め、内の1匹がルドヴィカの顔に跨って口内へ強引に2本の陰茎をねじ込んでくる。
「んぐぉっ!?♡♡♡(うえのおくち♡ ふたついっぺんになんて♡ やばいっ♡)」
ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡ぶちゅんっ♡
「お゛ごぉ~~~っ♡♡♡(しゅごいよぉっ♡ みっつのあな、いっしょにおかされてるっ♡ こんなのうまれてはじめてっ♡)」
口、膣、肛門の3つの孔を4本のペニスで犯される快感に、ルドヴィカが足をばたつかせながら歓喜する。
残る4匹のリザードマンたちも我慢できないとでも言うかのように、ルドヴィカの身体の空いた場所へ自身のものを擦りつけていた。
少しでもリザードマンを気持ちよくさせてやりたいというマゾ心が働いたルドヴィカは、必死に手を伸ばして2匹のリザードマンへ手淫を施す。
ばちゅんっ♡ばちゅんっ♡ばちゅんっ♡
「ギャウゥゥッ…♡」
「ギギャッ♡ ギャアウ♡」
「ん゛むぅぅぅっ♡ お゛ぉおっ♡(リザードマン、イキそう♡ わたしももうイク♡ いっしょにイッちゃうっ♡)」
ばちゅんっ!♡ばちゅんっ!♡ばちゅんっ!♡
「ウギャァァッ♡」
「ギィーーーッ♡」
「ん゛お゛ぉぉぉ~~~~~っ♡♡♡♡♡(イクイクイクぅーーーっ♡♡♡♡♡)」
びゅうーっ…♡ ぷしゃあーっ…♡
口内と2穴を犯すリザードマンがそれぞれ射精すると同時に、ルドヴィカが全身をガクガクと震わせながら絶頂した。
暫く射精の余韻に浸っていたリザードマンたちが陰茎を抜くと、しゃばしゃばとした水っぽい精液が飲みきれなかったルドヴィカの口から零れ、膣穴と菊門から吹き出してくる。
ルドヴィカはハァハァと息を荒げながら、ふと上体を起こして周囲を見渡した。
「…あっ……♡」
ルドヴィカが気付かぬ間に、それまでの倍以上はいようかという大量のリザードマンが、それぞれ陰茎をいきり勃たせながらルドヴィカを囲んでいた。
恐らく離れた場所にいたリザードマンたちが、ルドヴィカの魔力を嗅ぎつけてやってきたのだろう。
何本、いや何十本というそれに今から犯されるのだと思うと、ルドヴィカの下腹が燃え盛るように熱く疼き始めた。
「もっと…♡ もっとおちんぽ、いっぱいちょうだい…♡」
* * *
ばちゅんっばちゅんっばちゅんっばちゅんっ♡♡♡
「ひあ゛ぁ~~~っ♡♡♡ おくまでずっぽりはいってるぅぅぅっ♡♡♡ おまんこもおしりも、トカゲちんぽのかたちになっちゃうぅぅぅっ♡♡♡」
びゅうーっ♡♡♡ ぴゅっ♡♡♡ ぴゅっ♡♡♡
「あ゛へぇぇぇっ♡♡♡ また中出しされちゃった♡♡♡ リザードマンのザーメンでボテ腹になっちゃったぁぁぁっ♡♡♡」
じゅぶぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡
「お゛ほぉぉぉ~~~♡♡♡ おまんこに2本挿しぃ~~~っ♡♡♡ おしりもぉっ♡♡♡ おしりにもヘミペニスぶちこんでぇっ♡♡♡」
ずぶぶぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡
「あ゛うぅぅぅぅっ♡♡♡ おしりはいってきたあぁぁぁっ♡♡♡ 細長おちんぽ4本挿ししゅごいぃぃぃぃぃっ♡♡♡」
リザードマンに輪姦されること約10時間。
結局、ルドヴィカを犯したリザードマンの数は計27匹、本数でいえば54本となった。
思う存分犯されたルドヴィカは少しの休憩を挟んでから、自身を犯したリザードマン27匹と別の場所にいた雌個体20匹を討伐し、スレミーの助けを借りながらモードの待つ街へと戻ったのであった。
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高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
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